38.原作未読な者としては、かなり楽しめたのだが、皆の評価を見る限り、それはラッキーだったということなのだろうか?原作を読まない方が映画は楽しめる、という典型的な例なのだろうか?そのことを確認するべく、原作を読むことにしよう。 【センブリーヌ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-22 08:35:30) |
37.日航機墜落事故を軽く扱っている気がして好きになれないです。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 3点(2009-08-17 23:38:45) |
36.これだけ数多い登場人物を、すべて活きた人間として描ききる手腕は、まったくもって見事というほかありません。また、映像のテンポ、台詞、絵の色合いなど、細部にまで神経が行き届いていて、一切穴のない、とてもよくできた映画です。最初から最後まで息もつかせぬ展開。一瞬たりとも飽きさせません。ずっと前のめりになって見てしまいました。おもしろかったー!!! 【コウモリ】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-08-16 23:35:31) |
35.新聞社内部の世界に浸れる映画。大事件を前にした社内の雰囲気は圧巻です。どの俳優も演技が達者なのがまた良いです。 【クレイバード】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-08-13 13:13:59) |
34.ダメダメな映画だな。ガッカリ。今、このサイト開いて皆さんの評価が高いのにビックリ。もう少しおもしろく作れると思うんだけどな。 【フラミンゴ】さん [地上波(邦画)] 2点(2009-08-13 12:04:04) |
33.見づらくてヘタクソな編集。カット割り過ぎでどこを見せたいのかわかりゃしない。それがそのままテーマのぼやけたこの映画全体の姿と重なる。 【とと】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2009-08-10 00:33:23) |
32.事故そのものはただの舞台設定で,地方新聞社内でのやりとりに関する映画だったのですね.堺さんは最近乗りに乗っているだけあってさすがでしたが,話としては散漫な印象でした.新聞社が絡んだ社会派サスペンスとしては,高村薫「レディー・ジョーカー」の映画化があまりにも端折り過ぎでショボくなってしまったことから推測すると,この原作自体は結構読み応えがあるのかもしれませんが・・・ 【マー君】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-08-09 17:45:15) |
31.原作未読。よって、映画だけの感想を言うと、詰まるところ何が言いたいのか全く解からない映画。登山云々、息子とのよく分からない確執、傲慢で横暴なワンマン社長とそのセクハラ事件にまつわる友人の死、などなどのサイドストーリーが邪魔すぎる。テンポは悪くなるし、話はぶった斬られるし、過去と現在の時間の交錯も鬱陶しい。 しかも、前半、飛行機が墜ちて色めき立つ編集部はいいんだが、その後のドタバタは説明不足が過ぎて、誰が何で何をしているのやらさっぱり。ただ騒がしいだけ。 挙句に、トップ記事を抜く段に来て、結局確信が無いので躊躇してしまいました……では、大騒ぎしてドラマ(映画)として見せるほどのコトか? と。まあ、事実半分、フィクション半分の物語としては、トップで抜いた『毎日新聞』を落とすことは出来ないのは分かるが、なら端っからそんな話はやめときゃ良い訳で。 原作が横山秀夫ということで期待が大きかっただけに、非常に残念な映画。 【TERRA】さん [地上波(邦画)] 3点(2009-08-09 14:14:03) (良:1票) |
30.実話を元にしているとばかり思っていたものですから、おかしな社長や漫画チックな社内のいがみ合いなども我慢して見ていたのですが、フィクションだったのですね。それを知ってみれば、それぞれのエピソードもチープすぎて、白けます。冒頭、子供を飛行機に一人で乗せる場面が出てきたので、てっきりこの子は事故機に乗ったのだと思ったら、違うのですね。この子と父親の関係も説明が無いので、混乱させるだけのエピソードでした。 本来の評価は3点ですが、主人公の力のこもった声が気に入ったのでプラス1点。 【駆けてゆく雲】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-08-09 13:48:07) |
29.後半になって少しドキドキする展開になってきて楽しめた。全体的に観ていて少し疲れる映画でした。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-05 22:35:16) |
|
28.【原作未読】勢いがよく、流れに任せて観ていると面白かったけど、結局息子と何があったんですかね?引っ張っていたけど、最後までわかりませんでした。・・・気になる。それと、最後の海外ロケ。最近、邦画で似通ったあのような場面を見ることが多くなりましたが、邦画には合いませんから辞めましょうよ。無理に場面挿入しているので、ムズ痒くなります。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-16 16:58:21) |
27.NHK製作のTVドラマ(佐藤浩市主演)の出来が良かっただけに、「何で今更…」という感は拭えないが、映画版ならではのスケールと臨場感に満ちた好編に仕上がっている。堤真一や堺雅人の熱演は、まさに「クライマーズ・ハイ」。一気に頂点まで登りつめる。しかし、映画化に際して行なったストーリーの変更は、納得できない部分も多く、好き嫌いの分かれるところだろう。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-16 09:00:04) |
26.この世界最大の飛行機事故はその規模の大きさもさることながら後に報道されたボイスレコーダーに録音された機長と副操縦士の懸命な操縦の状況や数十分間の想像を絶する揺れの中で書いた数々の遺書のニュース、死体がバラバラのうえ地中深くにめりこんでいる惨状、その中で奇跡的に生還した人、そしてその生還した少女が近所のホテルに一時的に秘密裏(?)に搬送されてきたのをたまたま間近に見たこともあって、ものすごーく印象に残ってるんだけど、映画はこの事故を材料にしているだけに過ぎない。原作(未読です)がそうなんだろうからそれでいいんだけど、新聞社内の人間関係のゴタゴタとか地方紙の意地だとか販売部との因縁とかという面白い部分にどうものっていけない。気持ち的に。だだっ広いオフィスの全景はお見事で、多くの記者と多種多様な記者の仕事を存分に見せきった大筋は素晴らしい。とは思うんだけど、面白い新聞社の話、そこに繋がる主人公自らのルーツの話、そこから派生する息子との話が結局やっぱり実際にあった大事故に負けちゃう。負けちゃうのは当たり前なのに負けないように作ってるからダメなんだと思う。嫌悪感にも似た違和感を感じる。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-06-12 15:42:14) |
25.職場における人間同士の競争が強烈に描き出されています。読者に対象を伝えようとする原理で行動する人間と、単に常日頃嫌っている相手をたたきのめそうとする原理で行動する人間、その他、同じ職場でもそこに潜む意思は個人個人でばらばらです。「突入せよ浅間山荘事件」なんかも同様の現場を描いていました。クライマーズ・ハイという題名からも分かるように、主人公はクライマーです。ところどころで挿入される谷川岳の一ノ倉沢(一ノ倉沢と称してときどきマチガ沢なんかも出てきますが)の風景が心をいやしてくれます。衝立岩登攀中の高度感もよく出ていて、美しい映像にうっとりしました。 【きのう来た人】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-05-03 15:51:44) |
24.日航機墜落事故をベースにした物語だが、テーマはむしろマスコミ内部の物語と別にある。『突入せよ!あさま山荘事件』はあさま山荘事件をベースにしながら、メインテーマとして警察内部の抗争のシニカルさが愉しい作品であったが、こちらはどちらかというとハードボイルド寄りの『大統領の陰謀』を思わせる内容で、どっちつかずの内容となってしまっていて、プロットは悪くないが中途半端な作品に終わっているのが残念。ノンフィクションを謳っているわけではないのだから、原作に拘らず「日航機事故とマスコミ」というテーマを生かす方向に持っていけばもっと良くなったんじゃないかと思う。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-10 11:23:13) |
23.報道における「正義」というものにどうもぴんと来ず消化不良になった。事故の時には自分は小学生だったし、地元でもなかったから実際どのように報道されていたかなんてほとんど覚えていないのだが、連日一面に載せて伝えたいと思うその必死さがどうにも理解できない。インターネットで情報がなんとなくたくさん手に入る現代には通じるところが少ないのかもしれない。 【HK】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-04-04 21:26:47) |
22. 『金融腐蝕列島・呪縛』 (1999年)、『突入せよ!あさま山荘事件』 (2002年)、『魍魎の匣 』(2007年)、とこの監督の作品を観たけれども、あいかわらずの上すべりな描き方には、いいかげんうんざりしてしまう。結局、この監督は致命的にセンスが悪いのだ、という結論に達した。この監督には、もう一度人間の根本から出直してみることをおすすめしたい。 【goro】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-03-24 09:45:21) |
21.「日航機墜落事故」を題材に扱ってはいるが、本筋は新聞社内でのある種血なまぐさい抗争と権力争い。誰もが良い記事を作成しようとしているし、誰もが人々に事故の悲惨さを伝えようとしている。それが故に巻き起こる男たちの闘争を、各俳優陣の名演技で最後まで勢いよく見せる展開は非常に楽しめた。一見すれば社会派サスペンスとして製作された作品ではあるが、全体の構成は「仁義なき戦い」に始まるヤクザ映画に近いような気がする。またそんなヤクザ映画にも通じるのが役者の良さだが、本作も負けず劣らず役者が良い。熱く、手に汗握る男の映画というのはこういうものを言うのだろう。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-19 22:55:50) |
20.良かった!ここまでしっかり社会派してて、それでいて仕事や人生について語っている映画ってアメリカの映画とか見渡してみても、そうないんじゃないかなあ。舞台が新聞社としたら思いつくだけでも「ザ・ペーパー」「大統領の陰謀」等。この映画は負けてない。上映時間の長さも全然感じなかった。日本にこういう作品が出来たことを皆、誇りに思わないかんと思う。堤真一の演技も素晴らしかった。何より、志の高い原田眞人監督に拍手。色んな映画がありますが、こういう映画は私にはたまらない。10点! 【トント】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-03-11 22:44:33) (良:1票) |
19.原作を読んでいるから、人間関係だとか背景(大久保・連赤事件など)が頭に入っているからすんなり観ることができたけど、読んでいない人はよくわからないんじゃないのかなぁ? 原作を忠実に描く(3時間とか)か、映画用に不要な部分は大胆に切り捨てても良かったのではないか? 堤真一の悠木全権デスク、尾野真千子が演じる若手社員の玉置千鶴子などキャスティングはとても良いと思う。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-03-09 18:05:57) |