60.伊丹作品で一番の傑作だと思う。当時ブームとなったグルメ、食に対する執着の浅ましさを、色々な形で皮肉っているのだが、それで終わりにせずに、食べるという行為がいかに人生を豊なものにしているのか、という部分も表現しているところが好き。なんだかんだ言っても、最高の食事はお母さんの母乳だ、という終り方も最高。 【なおてぃー】さん [地上波(字幕)] 8点(2004-03-09 23:45:36) |
59.牡蠣のシーンになにか得体の知れないものを覚えました。ヰタセクスアリス。 |
58.やはり黒田福美でしょう。小さい頃に家族で見てたので、あのシーンには驚きましたよ。ホントにやらしかった。 不味いラーメン屋を助けるために、ゴローを初めとするラーメン通の人々が奮闘して最後は見事に大繁盛店になるというアッサリ目のストーリーですが、その他のいろんなエピソードをオムニバスのような形で織り交ぜることにより作品に広がりが出来て面白味のある作品となっている。 最後にゴローが去っていくシーンはベタで少し笑ってしまいそうですが、なかなか味わいが有ったと思います。 |
57.伊丹監督の、エンタテイメント指向と悪趣味さが爆発した作品で、他の作品と異質な仕上がりになってはいるものの、オムニバス形式という全体の組み立てなど、「見世物」風なテイストが成功して、一般人の拒絶反応を薄めることに成功している。映画監督という高慢なシェフは、ややもすると自分の主張をふりかざし、身勝手なテーマで「究極の料理をどうぞ」と見せたがるものだが、この作品は、さながら二流ホテルで開かれたパーティーのバイキング料理のようにも見える。冒頭で役所広司が、映画館の観客に語りかけるシーンがあるが、この手の語りかけは伊丹映画では鼻につくものだが、ことこの映画に関して言えば、「ご自由に料理をお楽しみください」というさりげない導入として奏功していると思う。だからこそ、何度見ても飽きが来ない。噛めば噛むほど味が出る。最後のシーンは、赤ん坊がおっぱいを飲むシーンで終わるが、人間は「食」というものを、さも高尚なことのごとく、それに対する理解や知識をもまた品格の序列に用いたりてしているが、何を言っても最初は母親のおっぱいを飲むんだよ、というメッセージが伝わってくるかのようだ。この映画は世界でヒットしたらしいが、役所広司、渡辺謙という、世界で評価を受けた俳優も登場する。やはり俳優のオーラも少なからずヒットに貢献しているだろう。 【神谷玄次郎】さん 8点(2004-01-31 20:14:45) (良:3票) |
【コナンが一番】さん 5点(2004-01-29 12:34:33) |
55.よく分からん映画だったなぁ・・・。妙にちっちゃく見える力也さんに5点捧げます。 |
54.「ラーメンはスープから飲め」ハイ、今でも忠実に守ってます。 【やすたろ】さん 6点(2004-01-23 21:53:31) |
53.初めて観た伊丹十三監督作品。邦画って面白いのもあるんだぁと思ったのも今は昔。この映画を観るとラーメンが食べたくなります。ある意味当たり前のコメントですいません。 【あかりん☆】さん 7点(2004-01-21 12:45:19) |
52.漫画『美味しんぼ』のヒット等で、これから日本にグルメブームがくるかも...という時代に作られたグルメ娯楽映画の傑作。 この映画については作られた時代背景を知らずに今の感覚で観ると評価を間違える可能性があります。 この映画が作られた頃は今のようにラーメン情報が巷に氾濫しているような時代では決してなく、 まだ荻窪ラーメンあたりが世に知れはじめたばかりで、例えば愛川欽也がテレビ「探検レストラン」でつぶれかけた荻窪のラーメン店を支援してたりしてた頃。 (その番組から誕生して今も残ってるものというと駅弁の「元気甲斐」とキリンビールの「ハートランド」くらいだなぁ、って閑話休題) その頃のグルメというのは「小金持ちが金にあかせて高いものを食う」みたいなイメージに留まっている時代で、 この映画はそういう「グルメって高けりゃいいんだろう信仰」みたいなものを正統派グルメとして批判した映画。 間違ってもグルメブーム批判映画なんかではなく、「グルメ礼賛おいしいもの万歳」映画なのでそこはお間違えないように。 映画中に出てくる食べ物がこれほどうまそうな映画は他にないのでは? 【あばれて万歳】さん 8点(2004-01-08 15:21:26) (良:1票) |
51.渡辺謙の役はなくしてしまって、山崎務オンリーで展開した方がもっと作品が締まったと思う。 |
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50.ブタの頭にはちょっとビックリだけれど、それなりに楽しめるかな。山崎・宮本コンビは息が合っているし、荒唐無稽なストーリーもまずまず楽しめます。個人的には役所・黒田の雨の中のシーンがいいですねえ。あんなの日常生活じゃまずありえないので、妙に色っぽくて好いです。 そういえば、AVでも”食い物モノ”ってありますねえ(笑)。伊丹十三はそういう人間の本能の部分を葬式だったりラーメンづくりだったりで描きたかったのだろうか? 【オオカミ】さん 7点(2003-11-25 17:31:03) |
49.昔家族で見ていて、結構楽しそうな映画なんだろな、終わったらラーメン食べようとかウキウキしながら見てたんだけど、役所さんと黒田福美さんの絡みとかのシーンが出てきて、妙な雰囲気になり、気まずい思いをした覚えがある。 【fujico】さん 6点(2003-10-30 19:57:43) |
48.うちの父親が好きで良く観てました。これ見るとラーメン食べたくなる。。 【civi】さん 6点(2003-10-28 16:59:38) |
47.話に引き込まれたけど、エロイシーンはいらないなぁ。 【ロカホリ】さん 7点(2003-10-18 20:28:01) |
46.私が今までに伊丹映画を何本か見た中では最高。ただし、製作者が少し悪乗りしてるように見える部分もあるので、これを悪趣味と感じる人がいてもおかしくはない。いちばん笑えたのはフランス料理のメニュー選びのシーン。 |
45.とくに何にも感じられませんでした。山崎努さんは大好きです。 【もちもちば】さん 5点(2003-09-26 02:21:38) |
44.僕的にはラーメン屋の話だけでよかったんじゃないかと。とはいえ、それほどうまそうでもなかったが・・。 【代打、八木!!】さん 6点(2003-09-24 19:49:26) |
43.伊丹作品のベスト1。ドラマ仕立てが西部劇風なのだが、そこが面白い。「シェーン」を思い起こさせる風情あり。見るべし。 【くるみぱぱ】さん 7点(2003-09-19 23:50:15) |
42.ウェスタンを下敷きにラーメンに本気で取り組む面々。バブリーなグルメをB級でありながら国民食のラーメンで対比させ、現在のラーメンブームを予測したかのようで改めて感心します。お葬式のブランコに続き、この映画もHシーンの小道具が凝ってます。※追記:久しぶりに見たけれどやっぱり面白い、私のラーメン食べ歩きの原点ですね。何気にSAYURIのワールドコンビ、謙さんと役所が共演してたのね。 【亜流派 十五郎】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-09-14 23:54:46) |
41.宮本信子のお着替えはかなりつらいけど、その他に文句のつけようが無い。伊丹十三の手柄か前田米造の手柄かは判らないが何であんなに食べ物が美味そうに、セックスが猥褻に見えるのか。平均点もうちょっと上げたくて投稿しました。頼むからDVD出してくれ。 【ネコマネドリ】さん 10点(2003-09-07 22:46:12) |