14.家族を持っている人にはたまらない映画かもしれない。自分は独り者なので自らの人生に重ね合わせることが出来ないのが残念だ。巨大なNYの片隅で家族が運命に翻弄されながらも強く生きていく。これぞ人生。きっとこういうドラマは大都会のあちこちで繰りひげられているんだろうなと思う。しかしマテオの役回りがちょっと都合よすぎるようで気になった。最初は荒くれ者で、一筋縄では行かない男だと思っていたのに、子供達に随分簡単に心を許してしまうところに違和感が残った。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2004-07-06 12:28:18) |
13.なんか、上手くは説明できないけど、最後の場面、ブロンクスの貧しい街角からみえるマンハッタンの夜景と満月をみながら、「アメリカっていい国だな」ってしみじみ思いました。ストーリは、ほんと、アメリカならではの映画(日本にはまず無い話し)。マテオのエイズの話にしてもアメリカの社会問題だけど、必死に生きていこうとする姿が印象的だった。そうした人間模様を社会問題や病気の話し(エイズ、Rh不適合妊娠、小児脳腫瘍)をおりまぜながら展開していっているところがなかなかよかった。もちろん子供達の笑顔は忘れられない。3万ドルのお金の支払い方法についていろいろ議論あるようだけど、マテオがたとえ持っていたとしても天国にはもっていけないからね。お金じゃないところに価値を見出していることを強く印象付ける良いエピソードだと思う。(たとえ、彼らが払えなくっても、実際には病院側が自腹を切ることになるというのがよくある話。)それにしても、長女がRh(-)で、次女はどうやらRh(+)、で、Frankieのときは大丈夫だったのか?FrankieはRh(-)?で、今回がRh(+)か???それにしても、はじめのTimes Sqのシーンでながれていた曲、"Do you believe in magic?"が最後まで頭に流れてました。ミラクル!マジック!信じよう!! 追伸:日本語副題「三つの小さな願いごと」は蛇足。それが主題ではないから。 【あまね】さん 7点(2004-07-03 13:53:16) (良:1票) |
12.予告編で見た想像の粋を超えない作品ではありましたが、とりあえず子役の愛らしさに完敗です。最後の入院費の件は多少ご都合主義かと思いますが、でもそのおかげで、後味の良い映画になったような気がするので私には良かったかな。見終わって心が温かくなる映画でした。 【HIDUKI】さん 7点(2004-07-02 11:43:06) |
11.お祭りのシーン、流行りのETのぬいぐるみを、子供たちの手前意地でも取ってやるっていう親父の気持ちよくわかる。引くに引けない状況だと男ってわかってても馬鹿な行動取ってしまうんですよね。それがちっぽけだけど譲れないプライドっていうか。取れて良かったね、父ちゃん。ラストが出来過ぎだとは思ったけど、後味良い映画でした。でも自分も、マテオがエイズだったんだって観終わってもわからなかったけどなあ。 |
10.アイルランドからの不法移民一家が過去と決別し、ニューヨークという大都会の底辺で未来に希望を見出していくようになるまでを描いた、長女の一人称の視点で語られていく物語。私の心が荒みきっている所為か、珍しくもないエピソードを繋ぎ合わせただけの話を延々と観せられた所為か、ちっとも感動できなかった。(また書きますけど)大体、今が生きるか死ぬかという時に、全然地に足を着けようとせず、おまけに過去に縛られてばかりいるこの夫婦には全っ然共感できない。娘にしても愛らしさの前に、この歳で独善性を匂わせてしまっては魅力も半減。という訳で、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2004-05-05 00:05:01) (良:1票) |
9.完全には理解できていないと思いますが、自分は単純なのでしょうか、素直に良かったです、この映画。もう一度見て、ちゃんと把握するつもりです。メンタルな傷を持っている家族と、フィジカルな傷を持った隣人との心温まる映画という感じでした。 |
8.素晴らしい映画。確かにファンタジーに救いを求めすぎているかもしれない。家族の欠損を強調しすぎているかもしれない。しかし、僕はこの作品に素直に感動した。「私が一家を支えてきたの!」少女クリスティが父親に言った言葉は、僕らの心に素直に響く。この一言はジョニーを救ったのと同時に確実に僕らの心を捉えるのだ。クリスティは傍観者であり、記録者であるように演出されているが、実は家族を支える、アリエルを守る、マテオを導く、そして僕らをも支えるイノセンスのキャッチャー(The Catcher)だったのではないか。彼女の歌う「Desperado」がデジタルカメラを通して僕らに問いかける。Why don't you come to your senses? 僕らは誰しも埋められない欠損を抱えて生きていく。そこにもし信じられるものが何もないとしても、「信じること」そのものを守るクリスティのような存在にこそ、僕らは癒され、救われるのだ。 |
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7.出産費用もろもろで3万ドル!アメリカの病院はボッタクリか?不正入国だと生活保護申請できないのかね。 【mimi】さん 6点(2004-02-21 14:50:34) |
6.両親にはあまり共感持てなかったけれど、姉妹の子役が可愛くて好感持てました。本当の姉妹ということもあってか、二人のやりとりがとても自然で演技という感じがしなかった。マテオ役の人もまあまあ良かったです。ストーリーは納得いかない箇所もあったけど、全体でみれば合格点をつけられるかな。三つ目の願い事にちょっと涙目になりました。 【はっぴ~】さん 7点(2004-02-11 21:44:39) |
5.後味も悪くないし、爽やかな感動という感じ。何か神秘的な雰囲気のする映画だった。 【いざ、ベガス】さん 6点(2004-01-30 23:23:42) |
4.ほのぼの系泣かせドラマを期待して見たら、全然違って、コンセプト先行の難解な話だった。主演2人の演技があまりうまくないのが致命傷。子供2人に何とか救われている。 【Olias】さん 5点(2004-01-12 22:17:43) |
3.ボルジャー姉妹(クリスティ・アリエル)の愛らしい演技と、母親(サラ)役サマンサ・モートンのセリフはなくとも表情で感情を言う表現がたまらないと思います。物語途中から登場する叫ぶ男ことマテオの存在感、その神秘性がこの物語を一種ファンタジーめいた物にしていますが、彼の言葉には自暴自棄になっていた父ジョニーの目を醒まさせる力があったのでしょう。もちろん、学校で行われた歌の披露でクリスティが熱唱した「デスペラード」も。非常に心落ち着いた、幸せな感じで劇場をあとにできました。お勧めできます。 【もっちー】さん 9点(2004-01-12 03:06:39) |
2.母親が中性的、マテオがマッチョ過ぎる。キャスティングが変わればまた印象度も変わったかもしれない。ただ、それを補って余りあるほど姉妹のいじらしさと父親のダメ亭主ぶりは素晴らしい。ハンディムービーやスローモーションを巧みに使った映像も魅力的。縁日でのボール投げのスローや長女の「デスペラード」の独唱は鳥肌ものだった。アイルランド移民?の一家族ががマンハッタンという大都会で小さな幸せを掴んでいく姿が微笑ましく描かれている。 【つむじ風】さん 6点(2004-01-11 04:13:12) |
1. とても良い映画でした。姉妹の演技がとても良い。妹の方がかわいいという声があがりそうだけどお姉さんの方の大人びた表情が出色の出来。泣かせる。 【GO】さん 8点(2004-01-05 22:56:36) |