《改行表示》139.何度みているか分からない。最近みて思ったのは、マイケルマンが撮る アルパチーノとデニーロの良さはまるでクロサワが撮るミフネのようということ。 騎手でいえば、クロサワとマイケルマンは少し能力の足りない馬を按上のテクニックで 補うタイプではなく、強い馬を実力どおりに王道競馬で勝たせられるタイプではないか。 単純に馬が強いから、役者が上手いからという話ではない。誰もが最高の素材を 最高な形で調理できるわけではないように。 クロサワが撮るミフネは抜き身の刀のように、常に張りつめ、 決して鞘に納まった役を撮らなかった。それが正しかったのはクロサワとのコンビを 解消した以降のミフネの作品を(たとえば上意討ち)みれば分かる。 髭がなくモノの分かった侍役にはハマらない。 アルパチーノの魅力は少し短気で何かしらと孤軍、奮闘の姿であり、 デニーロといえば笑うときも怒るときも黙っているときも眉のひそめ具合が絶妙な 唯一無二のデニーロ的表情をしていればどんな役でもハマる。 『ヒート』はまるでミフネがふたりいて贅沢だ。 アルパチーノもデニーロもミフネと同一に語られても悪い気はしないだろう。 【michell】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-05-11 23:26:48) |
《改行表示》138.強盗は男のロマン。 ニールのような渋いおやじになりたいと、おもった。 【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-14 21:25:02) |
137.現代クライムムービーの2大スターが共演。デニーロファンやアルパチーノファンが多く見る映画に中途半端なラブストーリー併走させちゃいかんと思う。いちいちそういうシーンが入ると緊張感も途切れる。もっとデニーロなら「ヤマ」に関する行動、パチーノなら職務的な行動で埋めてもらいたかった。ラストも決着とかじゃなくもっと気の利いた終わり方は無かったものかね。こんな決着じゃただの勧善懲悪映画だ。ガンアクションの魅せ方もあまり上手くない。デパルマ辺りに撮ってもらいたかった。デニーロとアルパチーノじゃない期待薄の映画だったら7点はつけるけどね。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-01 12:42:19) |
【たま】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-15 22:14:34) |
《改行表示》135.マイケル・マンの映画は観たことがなかったのだが最近、コラテラルだのアビエイターだの注目作品を撮っているのでこれらも観たくなった。 やはり最大のウリはアル・パチーノとロバート・デ・ニーロの競演ということだがクライマックス、市街での銃撃戦ではヴァル・キルマーの乱射ッぷりが秀でていた。 余談だがヴァル・キルマーの奥さん役がてっきりシャーリーズ・セロンだと思っていたら全然違う人だった。 長い映画なので途中間延びしたり、時間を掛けた割にはラストが「あらま、おしまい?」って感じだったが久々に男臭い映画で良かった。 【おさむ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-13 23:01:46) |
134.デニーロもかわいいし、アルもいいんだけど、なによりいいのがヴァルキルマー!かっこよすぎです。 【ギニュー隊長★】さん 7点(2005-03-22 21:07:49) |
133.長いです。何度も眠くなってその都度チャプターを戻すことを3回以上もやってしまった。でもこの映画だけはいつもと違って絶対に最後まで見たいと惹きつける何かがあった。それはやはり名優2人の魅力であり、見せつけられる男の生き様であり、男ってやっぱりこういうの好きですよね。それと特筆したいのが、美しい夜景と海を絵画の額縁のように切り取るために作り付けられた現代建築によるシンプルな窓の構成。ただでさえ美しい自然をさらに引き立ててる。一人暮らしを始めたばかりで窓が一つしかない自分にとっては憧れであり目標です。映像の撮り方も好きですね。たまに「なんだ、浮いてるみたいだぞ?なんだこの構成は?」と思わせる、3次元の枠を超えたカットが散りばめられている。ひょっとしたらこの映画は10点に値するものであったかもれない。モノラルスピーカーを2つつけて無理やりステレオに見せかけてるこの小さなTVではどんな名作も-1になってしまう!! 【ちーた】さん 8点(2005-02-27 23:46:49) |
132.パチーノとデ・ニーロの渋さだけで満足できる映画でしたが、ストーリーもおもしろく、銃撃戦は見応えがありました。デ・ニーロは渋すぎて、あの独特の笑い方は1度だけしか見れませんでした。 【アキラ】さん 8点(2005-01-14 01:38:55) |
131.ヴィンセントのキャラが見えだしてからは、非常におもしろかったです。「仕事」と「家庭」の間で揺れる系は好きな部類ではないんですけど、アメリカンはこういうの好きね。前半はデニーロ、後半はパチーノなんだけど、後半のデニーロはちょっと軽んじられてるかな。いや、それをいうと前半のパチーノもそうか。2人が会うシーンはいらないと思う。7点に、ヴィンセントが好きだからプラス1点で8点。 【ようすけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-11-23 18:08:23) |
130.パチーノとデ・ニーロを十二分に堪能させてもらいました。名シーンに次ぐ名シーンの中でパチーノが娘を惨殺された母親を抱きしめる姿はパチーノ名場面集の一つです。弱者を慈しむ温かさと「罪を憎んで人も憎む」刑事としての信念の熱さにシビレました。対するデ・ニーロのストイックな仕事振りにもシビレました。この二人が雌雄を決したのは、背負った者を背負い続けようとした者と降ろしてしまった者の差なのだと思います。ラストのパチーノの姿は「罪を憎んで人を憎まず」思いだったのでしょう。もう、感電死状態です。 |
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129.結構面白かったです.男はこういう映画好きなんじゃないかな.ツーショットのシーンが少ないという声があるようですが,私はそうは思いませんでした.ファミレスでコーヒーを飲むシーンなど結構好きです. 【マー君】さん 6点(2004-10-23 18:02:55) |
《改行表示》128.GOOD。 '09.8/25 2回目鑑賞。何と云ってもこの豪華出演者、2大スターと名脇役人。また今回気が付いた「24 -TWENTY FOUR」のデニス・ヘイスバート、「スター・ウォーズ エピソード」のナタリー・ポートマン、「プリズン・ブレイク」のウィリアム・フィクトナー、皆若い。二人の濃い濃い演技に+1。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-10-21 00:12:14) |
127.夢の競演つーのは一緒に写ってなきゃなんの価値もない。つーかほぼ「競演」してないじゃーん。こういう形式をとることを決めたのは監督?プロデューサー?演者?大道具さん?いずれにせよパチーノとデニーロを擁してこの展開はなんともかんとももったいないというかなんというか。映画自体がまあまあおもしろいのでどうでもいいっちゃあどうでもいいが。そしてバルキルマーのなんとも人間臭い演技がよいね。 【ドレミダーン】さん 5点(2004-09-26 01:42:55) |
126.全体的に重く暗い雰囲気は、マイケル・マンの空気?コレはコレで決して悪くないが、この作品が好きな一人としてあえて言う。名作に今一歩届かなかったのは、監督の責任じゃない?個人的な意見だが、あの二人を使うんだったら彼らを知り尽くしている監督、デ・パルマか昔のコッポラあたりで見てみたかったな~。 【小僧】さん 7点(2004-09-25 17:00:12) |
125.一対一の対決というと、自分の頭の中の参照標準は、潜水艦対駆逐艦か、殺し屋対刑事の映画ということになる。それら二作品は、対決する二人の狐と狸の化かしあいに妙味があり、二人が実際に顔を合わせたら終わりとなる。この作品は、化かしあいの面白さはさることながら、対決する二人が顔を合わせても終わりにならないところが最大の魅力である。特にデ・ニーロ演じる犯人役が、ここまでだったらまだ警察は手を出してこないはず、と間合いを見切っていて全然びくびくしたところがない不敵なところが素晴らしい。アル・パチーノが海の近くで「奴らが何を見ていたのか」わかったという場面では、観ている自分もまんまと騙されたのが快感だった。 |
124.最後追い詰められた犯人が空港に逃げ込むところで「新幹線大爆破」を思い出してしまって・・・。あっちは高倉健と丹波哲郎ですが。 |
123.ストーリーがつまらなかった。3時間と長くダレてしまうとこが多かった。でもキャストがみなそれぞれの味をだしていて、独特の雰囲気がでていてよかった。特にアル・パチーノとデ・ニーロが二人でコーヒーを飲んでいるとこが印象的だった。 【Syuhei】さん 3点(2004-09-23 03:10:45) |
【winger】さん 8点(2004-09-23 02:24:17) |
121.これは見ごたえありました。ストーリーもしっかりしていて、パチーノ、デニーロ、それぞれのキャラクターもよく練られていて、感情移入できる。3時間は確かに長いが、デニーロの心の襞を描ききろうと思ったら、もっと時間が欲しかったんじゃないだろうか、監督は。「コラテラル」も期待しちゃいますよ。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2004-09-23 00:00:26) |
【リーム555】さん 8点(2004-09-21 22:42:29) |