27.もしキャスティングが違っていたら… ストレートに言えばジョディ・フォスターでなかったならば… 評価がかなり違ってるかもという条件付ながら、結構楽しんでしまいました。あら捜しをすれば相当な宝の山かもしれませんけれど、単純に娯楽作品として見る限りは「面白い!」です。この手の作品に荒唐無稽さは付きもの。てか、そうじゃなければ面白くないですよ。あんまり練りこみすぎて複雑怪奇になっちゃったら、見ていて頭が痛いだけ。こういう単純な娯楽作品が見たい時だってあるじゃあないですか。な~んて開き直りの姿勢で7点献上です。ストーリーとしては斬新とは言えませんけどね。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-04 02:08:35) |
26.穴だらけの計画が見事に成功しかける犯人ですが、罠を仕掛けた本人に見破られているし。。。なんじゃそれって感じですが、見てる時はそれなりに楽しかったですよ。普通の作品です。 【february8】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-23 23:14:45) |
25.辻褄の疑問点の前に、良かった点。娘の存在が妄想かも知れないと思わせる中盤まで、 「精神的不安定な母親」を演じていたジョディの演技。娘の実在を確信してからの彼女は、 一転して頭のキレそうな「交渉人」のよう。その辺の演じ分けは流石。 それと、アラブ系に対する先入観ゆえの「乗客達の言い掛かり」を描いている点が良い。 「今、私達米国人は、こうなりがちですよ」と、いちおう米国自身の反省を含めての描写だろう。 例の謝罪の件は、深読みとは思うが、「自分の利益(娘・油田)を守れれば、それで物事は完結し、 犯人ではなかった(大量破壊兵器が無くても)アラブ系に対し、決して謝罪はしない」と言うのも、 米国的体質に関する「皮肉」を込めた描写なのか?と思った。いや、考え過ぎか。 さて、疑問点。一度、飛行機を降りようとしたカーソンが、戻って来る理由が分からない。 あのままスッチーと逃亡し、さっさと口座から金を得て、娘が発見された頃には、 行方知れず...で良いのでは?。あんな土地からは逃げ切れないか...?。 【じょるる】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-12 21:37:28) (良:1票) |
24.この作品ミスディレクションの連続ですが、 この作品に出演してしまったジョディが一番のミスディレクションです。 それと真っ先に疑惑の矛先を向けた人間がアラブ系の人種という事は 所謂、白人至上主義の典型的な作品である事は明白。 これだけでジョディの演技が見事にスポイルされました・・。 ・・それとジョディの産後の老け様にも萎えました。 という訳で頑張って4点献上。 |
23.ヒッチコック自身が「映画術」の中でも「穴だらけのシナリオ」と語っているにも拘らず『バルカン超特急』が映画として傑出している要因は、列車という舞台の活かし方であり、キャメラワークであり、サスペンスの醸成であり、という映画的手法の豊かさにある。この「映画術」は示唆に富んで非常に面白い。ストーリーを語る事を重視しつつも、ストーリーには<らしさ>や<首尾一貫性>など無くてもよいということ。辻褄合わせよりも人物の動作や画面連鎖のリズム感を大切にすること。ミステリー(謎解き)ではなくサスペンスこそ肝要であること。説明台詞への依存によって、視覚的表現を疎かにすべきでないこと。『フライトプラン』はプロットのみでなく、こういったヒッチコックの映画術自体を範としているのであり、必然的にこのフィクション映画の主眼は瑣末な犯人探しやトリックではなく、母親のドラマとしてエモーションをどう喚起するかにあることがわかる。例えば、暖色系に色調を変え半逆光の美しさを活かした最後の場面では安易に台詞を持ち込むことなく、無言の情感を演出する。仮にここで社会規範に縛られた余計な「謝罪」の台詞などが入ればそれは単なる一義的な和解でしかなくなり、両者の間にある賞賛や自尊や畏怖、その他諸々の複雑微妙な交感のニュアンスが打ち消され、何の余韻もない貧弱な場面になるはずだが、この映画はそのような愚を犯さない。絶品のラストである。そしてWASPの抱く妄想という、いわゆる9.11報道の虚構性・欺瞞性に対する鋭い批評性はもっと評価されても良い。それはジョディ・フォスター起用の意義の一つでもあるはずだ。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-06-05 00:13:48) |
22.密室である航空機の中で娘が行方不明に・・・。この設定に心惹かれ観たのですが、手に汗握ったのは犯人がわかるまで。この謎解きがこの映画の評価を決める鍵だったのですが、あまりに詰めが足りなかったと言わざるを得ません。後半は伏線もとっ散らかったまま単なるB級アクション映画へと堕してしまいました。映画は大きな嘘はついてもいいが、小さな嘘はついちゃいかんと倉本聰が言っていたそうですが、本当にそのとおりだと思いました。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 5点(2006-06-01 07:53:38) |
21.機内で愛娘が行方不明になるって設定が気に入って映画館で観たわけですが、記憶に残っているのはジョディの鬼気迫る演技と、窮屈そうな2-5-2シート。それとエンドロールのCG。もっとストーリーの余韻に浸りながらこのCGを観たかったよぉ。 【groundhog】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-26 13:58:45) |
20.確かにストーリーにはかなり無理がありまして、自分としては映画観てる間は全然気にならんかったんですけど、終わってからここを覗いて、言われてみれば、そーやわ、と後で気づいたんすけど、そーゆう無理が気になるお方にはオススメできませんが、それでも、久々のジョディ・フォスターの映画やし、ダメもとで観るわ~っとこれから、この映画を観られる方に少しでも楽しんで頂く為のプランをちょっと考えました。題してフライトプランを楽しむプラン。その1、まず、出来るだけ部屋を暗く、出来れば画面大きめで、5.1chなんかあれば最高、な映画館的環境で観ることをオススメします。そして自分は飛行機の中にいるんだとゆう気分を盛り上げてみてください。それだけでサスペンス映画よりパニック映画的な体感気分が味わえます。ジョディ・フォスターに感情移入できれば、一人パニックムービー。その2、どーか、ジョディ・フォスターのキャラを好きになって、あげてください。確かに彼女は娘がいなくなりウザイほどパニクりますが、そんな彼女を冷ややかな他の乗客目線で見るのではなく、彼女自身の目線で鑑賞出来れば、迫力あるジョディ・フォスターの演技と絡まって、ちょっと泣けたりします。自分の命より大事な人が突然いなくなったら、って想像するとパニクれます。その3、以上の観方で前半うまくテンションがあがれば、それを持続させたまま一挙に後半を乗り切ってください。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-05-24 23:05:50) (良:2票) |
19.素直に面白かった。ドキドキ、ワクワク、これこそサスペンス。犯人もおお~、共犯者もおお~、って感じで、僕は楽しめましたが、・・・・・なにか問題でも? 【こまわり】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-05-24 22:36:05) |
18.上映時間が98分だし退屈はしないんだけど薄っぺらすぎるヽ(`Д´)ノ。こういうパニック映画という物は最後に2転3転しなきゃ面白くない。まず第1に犯人がありえないし弱すぎるよ。しかも共犯の客室乗務員の方何もしないって・・・。何かしてくれなきゃ面白くないよ~。ショーン・ビーンが良い演技してたのが良かったかな(犯人かと思ったけど・・・いつも犯人役ばかりしてたので騙されちゃいましたよ)。でも今思い返せば所々犯人の目がいっちゃってたわw。で......あの最初に娘の部屋を覗いてたアラブ人は一体誰なんだ? |
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17.電車などに乗っていると、頭のイカレタ乗客に迷惑する場面が日常的にありますよね。 でも、本当にイカれているのは我々であって、正常なのは彼だけかもしれませんね~ とキューブリック風に考えたりして… ジョディ・フォスターがピンの作品は基本的に疲れます。 ジョディさん、あまり肩に力入れずに、気楽に出演作品・脚本・共演者を選んでくださ~い。 【つむじ風】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-04-24 01:51:01) |
16.途中まではドキドキして観ていたんですけど。。。子供に目はなしちゃだめですね 【civi】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-04-20 12:14:48) |
15.子供がいなくなる=宇宙人の仕業 という勝手な先入観のもとに鑑賞してしまったため、 犯人が解った時に”なーんだ”と思ってしまった。 【しま】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-03-23 23:49:02) (笑:1票) |
14.たしかにヒッチコックの『バルカン超特急』の設定を飛行機に変えて、さらに主人公をひたすら孤立させるというアイディアは面白い。大空での密室と孤立無援が主人公を不安に陥れるのではなく、娘を想う母の孤軍奮闘を加速させる。人がけして走ることのない空間(機内)を全速力で走る姿は密室の閉塞感よりもむしろアクション映画のスピード感を演出し、密室サスペンスではなく密室アクションとして昇華させている。乗客の迷惑を顧みない主人公に辟易している方もいらっしゃるようですが、娘を守る母はそれでいいんです(キッパリ!)。娘のためならなんでもあり! ただこの面白い設定を作り出すために生じたムリは、一応謎解きを前半で観客にしてしまっている以上は見逃せない。あの“見知らぬ乗客”も“間違えられた男”で終わっちゃってるのもなんかねぇ。9.11テロ後の一部の人種に対する偏見を警告しているというよりも、テロ後の航空機に対する不安を利用しただけのような気がする。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-03-20 19:49:16) |
13.なんだか、ふけましたねぇ、ジョディー。 パニックルームからまたさらに老けたのでは…? 映画としては、ふむふむ突込みどころは確かに満載だー! 犯人明かすタイミングが早いのか、映画の尺が短いのか。 楽しんで見れば、それなりに楽しめると思います。 ジョディーは罪に問われないのかしら… 【かりぶ】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-03-01 01:26:47) |
12.設定にはかなりの無理アリ。おそらく原作ではそのあたりの必然性を上手に立証しているのだろうが映画では無理だったか。が、主題であるところの、「大事な事に関しては人の情報や考えに惑わされず、自分で行動し考えなさい」という点に感動した。 【小鮒】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-02-19 17:24:59) |
【mimi】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-02-16 01:31:01) (笑:3票) |
10.・こんな落ちなら夢落ちにしてほしい(不思議の国のアリスを見習え!)・ガキが愛想ない(アイアムサムのガキを見習え!)・飛行機の塗装がされていない(グッドラック以下だぞ!、こんなことならキムタクだせ!)・FBIがショボイ(だから、青島だせって!)・爆発がショボイ(ショボイと見習えしかいえね~じゃね~か!) だけどね。前半40分は楽しかった♪ 【シネマパラダイス】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-02-09 05:05:01) |
9.断片的でミステリアスな雰囲気がある冒頭が良いです。しかもこれが後々の不確かさへと繋がっているから効果的です。飛行機に搭乗すればくもり窓にハートマークを書き、ヒッチコックの「バルカン超特急」をしてみせ何気なく概要をほのめかし、さらにはそれを単なるマネゴトではなくメロドラマティックに消化する上手さもあります。ただ、観客に不満を覚えさせるのはご都合主義的展開の不自然さにあるのでしょう。映画ですから当然ご都合主義はありですし、母の強さを強調する誇張表現は良いのですが、観ている最中からドンドンドンドン気になってしまうというレベルになれば素直さを失ってしまいがちになります(一気につきぬけてしまう緊張感の持続がないわけではないのですが)。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-07 15:53:11) |
8.ジョディ・フォスター老けたなぁ。予告編が上手く出来てましたね。疑われたアラブ人がめっちゃ可哀想でした。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-05 23:44:32) |