116.志村の演技がオーバー過ぎる気がするので、どうしても違和感を感じる。しかし、それを補って余りある展開と主張に2時間強の時間は短い。葬儀の席で酒の力を借りて盛り上がる同僚たちを尻目に一人合唱礼拝するヒラの公務員の姿を通して「貴様らは決してかわりゃしないよ…」と主張しているように思った。あと小田切さん、個人的には大好み!現代だったら速攻で求婚するのに…やっぱり悪趣味?(笑) 【クルイベル】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-21 09:04:08) |
115.とてもいい話です。タイトルどうり大切なことを教わりました。ドラマの『僕の生きる道』はこれの完全なリメイクですね。 |
114.これは小学校高学年の時に祖母と一緒に観ました。いじっぱりな私は、泣いているのを祖母に見られたくなくて、必死でこらえてた(笑)自分の生きた証なのかなあ。世のため人のためと言う人より、自分のために自分がこうしたい、こうするのが好きだからと無欲で動く人ほど、結果的に世のため人のためになったりするのかもしれない。公務員に限らず、仕事中にサボチャなどといってしょーもないサイトでしょーもないチャットをしてるヤツがけっこういる世の中、これを観て自分を見つめなおしなさいと言いたい。 【envy】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-25 16:31:36) |
113.これは・・・公務員の研修でみせるべき! あんなにすごい表情で演技出来る人をあまり知らない。 【ckeru】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-20 23:48:17) |
112.志村喬の演技は、本当に神がかり的といってもよいほどだと思います。、、、しかし、私には、この映画は、「家族の否定」に思えます。、、、、つまりこの映画は、家族というのは、人間が生きた証を提供してくれる場ではないという考え方に立っている。役所でルーティンをこなし、子どもを育てることに力を割いた、それまでの志村喬のことを、生きていない、死んでいる、と断定してしまう。そして、死を前にした志村は、家族との交流に安らぎを見いだしてはならず、生きた証を仕事を通じて残せ、そしてそれが「生きる」ことだと説いている。、、、、、、そこには、「男」は仕事を通じて人生を実現してゆくのだということが当然のこととされています。、、、、しかし、私は、もちろん仕事も大切な領域だけど、家族だって、同じように大事な領域ではないかと感じるのです。、、、、、、そして、どんな生き方をしていようと、その人生を生きている人には、かけがえのない時間であり、それを死んだも同然と断定する権利は他人にはないと私は考えます。、、、余命幾ばくと知らされたなら、そうした過去の一つ一つの時間がいとおしいものとして立ち現れるのであって、それまでの過去の一切を棄てて、最後の新しい輝きを求めるというふうになるのだろうか。 【王の七つの森】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-17 18:56:17) (良:1票) |
111.隣の誕生日会のハッピーバースデーの曲と共に新たに誕生した渡辺さんのシーンが良かった。でも、特に前半のあの歯切れが悪くて、はっきりしないしゃべり方が嫌いである。 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-28 21:08:59) |
110.素直にいい作品だと思います、公園ひとつを無事作り上げるという、まぁ言ってしまえばたいしたことではないけれども彼にとっては「やりきった」と胸を張って言い切れることなんだろうなぁ。しかし雪の中でブランコに乗っているときのあの切なそうな顔、本当にしんみりしました。 【AXL侍】さん 8点(2005-02-25 02:11:23) |
109.ネガティブな俺は人間何のために生まれてきたのかななんて考えちゃいました。 【ゆきむら】さん 7点(2005-01-10 20:07:03) |
【太郎】さん 10点(2004-12-08 01:01:52) |
107.多分、『ファウスト』が下敷きでしょうか。作中でも言及されてますし。それに後半部分、『十二人の怒れる男』を足したみたいな感じ。自分なりに人生を振り返り、たしかにいろいろと考えさせられますが、結局主人公にとって「公園を作る」が善行ではなく、自分の生を意義あるものとするための行為であったことを考え合わせると、「めでたしめでたし」とはいかないラストシーンもあれで正解のなのでしょう。残念ながら通夜以降が冗漫でしたので1点減点。 【虚学図書之介】さん 7点(2004-11-29 00:01:56) |
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106.言葉が出ない。構成も緻密。ただ、映画に娯楽性を求めている人間なので、感想としてはこの点数。(LD) 【mhiro】さん 7点(2004-10-27 15:19:18) |
105.20歳代で見た時には「駄作」だと思いました。40歳を過ぎてみると、引き込まれる部分がありました。悔しいが、年齢がモノの見方も変えるようです。 【みんな嫌い】さん [DVD(邦画)] 5点(2004-10-18 14:05:44) |
104.日本映画の中でとても心に残った作品の一つ。なんかもう言葉では言い表せません、この気持ちは。…かなり細かいことだけど、志村は「♪明日という日の ないものを」と歌った箇所、実際は「明日の月日は ないものを」で微妙に間違ってる。 【プミポン】さん 9点(2004-09-24 00:59:58) |
103.日本人を見事に描いております。 たらい回し、なぁなぁ、縄張り争い…50年後の現代も変わってないってのは情けない。 でもたかが公園かもしれないけど、 生きた証を残すことができた渡辺さんは幸せな方かもしれない。 息子に理解されないままってのは悲しいですけど。 【ふくちゃん】さん 9点(2004-08-29 19:32:16) (良:1票) |
102.物語としては淡々としていますが、とても深い意味のこもった作品です。生きているという事は必ず死が訪れる訳ですが、それまでの人生をどう過ごし最期をどう迎えるか?今現在、普通に呼吸し生活している私達には簡単に考えつかないもの。しかしこの映画は、それを少しだけ考えさせてくれます。映像自体は時代を感じますが、お役所勤めの人々が渡辺さんの葬儀で交している会話はいつの時代も同じだなと思いました。最期のブランコのシーンがとても印象的です。 |
101.特別なことなんて必要ない。退屈な日常でも、本人の気持ちしだいで輝かしい日々になるんだ。そう思わせてくれました。残念ながら、自分もまだ「生きて」ないですね。「たらい回し」のシーンが黒澤監督らしくテンポがよく小気味良かったです。 【デューク】さん 8点(2004-06-30 22:56:12) |
100.仕事中に映画のレビューを書き込むアホ公務員どもよ!!この映画を見て、渡辺さんを見習え!! 【こわだりのインテリア】さん 6点(2004-06-30 10:12:00) (良:1票)(笑:1票) |
99.志村喬の演技は上手いんだけど、やっぱりこういう役は合ってない気がするなぁ。 酔いどれ天使、七人の侍、野良犬とかの役のほうが個人的には好き。 【夏目】さん 6点(2004-06-12 11:48:54) |
98.今さら言うまでもないが、この映画の肝はラストにある。良くも悪くも人間は忘れていく生き物。「のど元過ぎたら熱さ忘れる」、これこそ監督が生きる者への警鐘として残したメッセージではなかろうか。人生の末期に全力で渡したバトンの行方がアレでは余りに悲しい。この上ない説得力がある。 【やすたろ】さん 7点(2004-06-11 22:12:29) |
97.鼻水出して泣く事になるとは思わなんだ。でも2回目観た時は志村さんの演技がコメディっぽくて笑ってばかり。三回目観たらまた泣けた。こりゃいいね。ところで志村さんモーガン・フリーマンに似てない? 【ぶらっくばぁど】さん 10点(2004-06-10 21:56:35) |