255.私はサリエリの足元にも及ばないので、ある意味感情移入できませんでした。でも、良作には間違いないと思いました。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-17 21:05:40) |
254.サリエリさんの気持ちは十分に伝わりました。と現代の皆が申していますので、天国では安らかにお過ごしくださいませ。 【BOW】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-22 15:06:48) |
253.モーツァルト、サリエリ、二人を介して進む物語からは本当にいろんなことが学べますね。 ただモーツァルトを天才としてかたずけてしまっているのにはちょっと不満です。「天才は100%のひらめきと100%の努力」、凡人が持っていないもの+壮絶なる努力の上に成り立っているというのが自論でありますので、、、 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-08 03:21:44) |
252.美術と音楽に脱帽。サリエリの表現に合わせ、既存のモーツァルトの楽曲が映画を盛り上げているところがすばらしい。もともとのモーツァルトの楽曲がすばらしすぎるのはもちろんですが、効果的に使いこなせているのは監督の手腕ですね。また、それだけサリエリがそのすばらしさを表現できたというのは、それだけ彼の音楽を理解していたというわけで… 【まにまに】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-02 02:57:14) |
251.アマデウスが音楽に命を注いでいく感じがして悲しく思えました。 サントラをレンタルしたところ、良かったです。 サントラもお勧めです。ちなみに、見ているときに、アマデウス役の俳優が、どうしても99の岡村に見えたときがあったのは私だけ・・・? 【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-28 00:37:49) |
250.モーツアルトもクラシックも全然判らないけれど、かなり楽しめました。とにかく最初から最後まで退屈しない映画でした、見る前はアクビの出そうな感じだったのですが。 モーツアルトについてもっと知りたくなりましたね。 【KINKIN】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-17 19:42:14) |
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248.モーツァルトとサリエリ、方や天才、そして、もう一人は努力家、この二人の音楽家の苦悩を素晴らしい音楽と力強くスケール感たっぷりに描いた傑作!天才に対し、嫉妬するサリエリ、二人の人間性、人間関係はどこか神と人の様なものを感じせずにはいられない。この映画最大の功績はその見事なまでの構成にあるのではないでしょうか! 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-01 21:54:42) |
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246.天才モーツァルトとなかなかの才能が、ありながらも天才の前にうだつの上がらないサリエリとの残酷ながらもどこか耽美な対比がすばらしく、あげくの果てには、モーツァルトのカミさんの巨乳にまで目を奪われてしまいました。一つ一つの場面が一枚の絵画の様に芸術的で、それに極上のモーツァルトの調が絶妙なタイミングで流れてくる。あらゆる総合芸術の頂点の様な作品。満点!! 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-12-15 22:45:08) |
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245.大傑作。音楽も美術もロケーションも衣装も、何もかも満点。こんな面白い映画が存在してていいのだろうか? 最高の一言です。モーツァルト天晴れ。サリエリ天晴れ。コンスタンツェ母天晴れ。 【DeVante】さん 10点(2004-11-25 00:46:12) |
244.コンスタンツェがもっと魅力的な配役だったら、どんな映画になってただろう。王様が上手です。 【みんな嫌い】さん 7点(2004-10-24 17:51:33) |
243.「自ら天才だとは自覚していない天才、である神=モーツァルト」「自ら天才ではないことを自覚している天才、である人間=サリエリ」、この図式が全編を支配しており、この両者の溝をきわやかに描くために、モーツァルトの甲高い笑い声やサリエリの神経質そうなしかめっ面が画面にのせられます。ながれるモーツァルトの天衣無縫な楽曲がその溝をさらに深め、サリエリのアンビバレントな感覚を浮かび上がられていきます。カメラは、壮美な美術、衣装、舞台セットの質感を損ねないように、でしゃばらないことに気をつかっているような印象を受けました。モーツァルトとサリエリの二人がデフォルメされ、少し分かりやすすぎるきらいを感じるのがどうもなー、といったところであります。 【彦馬】さん 7点(2004-09-17 11:28:11) (良:1票) |
242.そりゃー200年たった今も愛され、世界中の音楽家の手本で、子供でも知ってる天才・モーツァルト。変人で当然!もっとメチャクチャな事…例えば「主食に靴の底を食べていた」とか言われても納得しちゃうかも。小学校の授業でビデオを観た、と仰ってる方が多いですが20年も前の映画なんですね。全然古くないじゃん! 【Bebe】さん 7点(2004-09-11 18:03:23) |
241.モーツァルトに嫉妬していく場面が非常にうまく描けてた。自分もいま他人に嫉妬している状況なのでよりおもしろかった。なんと言ってもあのモーツァルトの笑い声が心に残ります。 【すごろく】さん 7点(2004-09-11 11:09:00) |
240.だめんず好きの私がこの時代に生きてたら、よちよちごろにゃ~んしてサリエリを守ってあげたのに。 【マミゴスチン】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-09-03 04:40:17) |
239.「1番欲しいもの」を他人の中に見つけてしまったら、プライドの高い人間は その他人をこの世から消してしまいたくなるかもしれない。 サリエリはいっそ皇帝みたいに真贋の分からない人間だったら幸せに過ごせたのに。 傑作を作り出せないのに傑作を聞き分ける耳と心を持っているのは悲劇的だ・・・(ビデオ) 【なみこ】さん 10点(2004-08-31 23:57:27) |
238.私が普通の人間だから楽しんで見ることができたのかな。 【キュウリと蜂蜜】さん 9点(2004-08-19 23:20:05) |
237.モーツアルトは<神の子>である。神の子として、その天賦の才をもってしても人間である限りにおいて生きるという現実は単純ではなく、彼が苦悩と怖れを抱えて人生を生き、死んだことはよく知られている。モーツアルトを一人の人間として捉えるドラマというのもひとつの観点として興味深いものであるが、実際、その試みはイエス・キリストを主人公とするのと同じように難しいだろう。とはいえ、この映画を天才モーツアルトに対峙する凡庸の人サリエリの物語と考えるのはちょっと違う。サリエリがモーツアルトの音楽についての真の理解者であり、この映画をサリエリという自意識の鏡を通したひとつのモーツアルト像として捉えるのがやはり一番しっくりくるのである。やはり、主役はモーツアルトであり、モーツアルトの神性、人間性をサリエリという自意識を通して語ることによって、僕らは僕らの中の無限のかけがえのなさを語りえるのではないか、というのが僕の<文学的な>捉え方である。 モーツアルトの音楽を語る時、アポロン的な伝統音楽の高度な模倣の上にディオニュソス的な情熱、官能のエッセンスを見出すことが重要である。さらに生と死を行き交う精霊の如く、まさにデモーニッシュな一面により生み落された名作「レクイエム」に至っては、彼が神の子の苦悩を人間的な深みによって表現し得たことを示している。それをモーツアルトのモノローグによって語ることは不可能である。この映画では、サリエリという媒介を通じて、僕らはモーツアルトの心性を知るのである。 サリエリのモーツアルトに対する歓喜、恍惚、忘我、嫉妬、憎悪、愛情を僕らは理解する。芸術とは、神の言葉、御業かもしれないが、それはあくまで人間によって生み落されるものだ。人間という理性の森を通してしか、それは具現化されない。それがモーツアルトの作品であり、サリエリという自意識を通した時、それは僕らに人間的なドラマ<現代的な神話>を提供するのである。 【onomichi】さん 10点(2004-08-15 23:15:59) (良:1票) |
236.モーツアルトのヘロヘロ遊び人キャラにも意外で驚いたけど、サリエリという人が、あんなに多くの曲を作っているのにほとんど無名ということも意外で不思議に思えた(自分ももちろん知らなかった。)劇中に出てきた彼のピアノの曲、何となく硬くて規則正しくて、ピアノを始めて最初に習うバイエルの曲みたいだと思ったけど、それもそれで悪くないと思えるが、モーツアルトの曲と比べてしまうとどうしても打ちのめされた気分になるのかな。努力を積み重ねて真面目に生きてきた人間が凡人で、ひょっこり現れてきてたいした努力も苦労もしていないように見える人が天才というのは複雑だな~。サリエリの嫉妬や虚しさは自分も分かる気がする。生まれる環境や与えられる才能など、運命はみな平等なんかじゃないし、神様は不公平だと思うことってある(^^;その嫉妬から相手を陥れてしまう人間の愚かさ、哀しさは見ていて痛々しかった…。手塚治虫「火の鳥 鳳凰編」の我王と茜丸の二人の仏師の話も思い出します。 |