72.オリジナル版は既に鑑賞済みでどういう結末かは分かっていました。俺がこのリメイク版を鑑賞前に期待したのはスピルバーグがどこまでオリジナルを現代風に昇華させることが出来たかと言うことです。まず前半は正にパニック映画の最高峰と言うぐらい迫力があり、圧倒されました。街が果てしなく破壊され、その中を一気に逃げる主人公たち。オリジナル版よりも強く引き込まれました。後半は前半には及ばないものの登場人物の心情の描写を中心に物語が展開され、オリジナルでもあったシーンがチラホラ。全体的にスピルバーグらしくテンポ良い形で良かったと思います。マイナス点を挙げるとすればちょっとグロ描写を取り入れすぎたと言うことですね(食事中に観るんじゃなかった)。本作でのトムはいつもの強くひたすらかっこいいトムとは違い、宇宙人から必死で逃げまくるといった今までにないような姿が殆どだったものの家族を命がけで守ろうとする姿にはやはり従来のトムも垣間見えた気もします。ちょっと都合の良すぎる点も多くありますが、オリジナルに新たな要素や迫力を多く加えた本作はなかなかなものだと思うので7点です。 【エージェント スミス】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-12-27 22:19:13) (良:2票) |
71.なぜ、トムがティムロビンスを殺す(?)必要があるのか判らなかった。ティムがパニクってて巻き添えになりそうだから?電子機器全部だめなのにビデオ動いてるじゃん。本当に100万年前からポッドは埋まっていたの?相当深く埋まっていてもあれだけいたら一個ぐらい掘り当てても・・・・。後カミナリに乗ってやってきたらしいけど地面にそんなに大きな穴空いてなかったよーな気がするが・・・。なんて粗探ししちゃいけないんでしょうね。映像はさすがでした。 【楽人】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-27 19:15:11) (笑:1票) |
【バイオレット】さん [DVD(吹替)] 2点(2005-12-25 02:11:41) |
69.ストーリーはともかく、映像には満足しました。しかし、おそらくコンセプトの一つであろう「家族の絆」の見せ場の弱いところや、あまりにもあっけないラストに不満は残りました。 【H.S】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-18 22:51:26) |
68.人々が宇宙人になすすべもなく侵略され、その中をスッタモンダしながら逃げる一つの家族、それを最近の技術を駆使した迫力ある映像で見たければ、この映画をおいて他にはございません。逃げる家族とパニックの映画です。しかも人間の汚い部分もきっちり見せてくれます。主人公からして家族を守るために犯罪を色々犯します。登場人物が現実どおり我が我がばっかなんで感情移入しにくいのが難点かも。でもパニックなったらこんなもんちゃう?他の事なんてかまってられないし。そーゆう意味じゃリアルかも。昔のショボい宇宙戦争を観た後だからか、おもろかったです。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-12 20:19:08) (良:1票) |
67.自国への攻撃を全て理不尽なものだと片付けるアメリカ人的発想。 【k】さん [DVD(字幕)] 2点(2005-12-10 21:05:46) (良:1票) |
66.エェーってところはいっぱいあったけど、なんか引き込まれました。オチはおいおいって感じでしたが、まあどうでもいいです。とにかく人類は勝った?わけですね。おめでとうございます。 【りょう】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-10 05:48:19) |
65.さすがはスピルバーグ監督、期待を裏切らないダメっぷり全開の映画でした。とにかくどっかで見たよな~ってシーンが多いのと、結末のオチがあれじゃいくらなんでもというパターンで呆れてしまいました。でもまぁ・・・日本びいきなセリフが相変わらずあって、なんとなく痛し痒しな気持ちになってしまったのは私だけでしょうか?スピルバーグさん、日本びいきなのはありがとうございます。でも、もうちょっと面白い作品を提供して頂けるともっと嬉しいです。以上。 【はむじん】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-12-08 02:16:56) |
64.廃屋で宇宙船の「ノズル」に追い回されるシーン、なんか見たことあるぞと思ったらジュラシックパークでヴェロキラプトルに追い詰められたシーンとクリソツだった。大昔の地味小説を大作にするのはそれはもう大変。何か別のテーマを与えなければ。スピルバーグ、コープ、パニック映画……そう、親子愛。パニック映画に親子愛を絡めたらスピルバーグを批判したくて仕方が無い「プロ批評家」の餌食になるのは分かりきってるのにもうムシ、ムシ。もはやスピルバーグは制作費を取るためのピエロになってしまったのだろうか。そろそろ脚本に積極的に参加するようにしないと、制作費をかけた映像とお決まりの盛り上げパターンで脚本を必死で補う「それなりに面白い」映画の連鎖は続くだろう。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-06 02:20:20) (良:1票) |
63.映画館で見たからまだ迫力があって良いようなものの、DVDで見ていたら、点数もっと下げてたでしょうね。内容は皆無でした。TV予告見る限りではとても面白そうだったのに・・・。エイリアンも頭悪すぎですね。これならケーシー・ライバックを相手にする方がよっぽど怖いわ。5点はスピルバーグではなくて、CG担当者にです。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-12-05 00:35:55) |
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62.もう宇宙戦争見た?DVD見た?とかいう会話をよく周りで耳にしてしまっている昨今なんですが、大体のところは「別に大した事なかったなー」とか「なにあのしょぼ終わり方」「いちいち見て損しちまったぜ」っとかって大体そんなところなのですが、聞いてて恐ろしくなってくるのがそのあとで、大体、大体のやつが「なんやまだ見てないんか?ならおまえも早く買って見れって、コンビニ行ったら確か2、3千円出したら売っとるぜ」 っとかって、自分が見てつまらんかったって思ってるものをすかさず仲間にお奨めしていらっしゃるその光景で、ましてやレンタルしろって言ってるわけでもなく“買え”って言ってる始末で そしてまた今しがたつまらんかったとあっさり聞かされ教えてもらったのにも関わらず、肝心なところが耳に入っているのかいないのか、「う~ん、じゃあ帰りにコンビニ寄って買って帰ろっかな~」 っとかってまるで上手いマルチ商法にでも引っ掛かってしまったカモを目撃してしまったかのような 私にとってはそんなふうにしか見て取れないその光景。うーん、ほんとにそんなことでよろしいのでしょうか、そしてこやつもまた後に同じ手で次のカモへとまんまと引き継いでいくのでしょうな~ そういった意味ではこの宇宙戦争、間違いなく巷に感染→増殖していってるという点でまさに末恐ろしい作品となったのではないでしょうか。そんなこんなで私的には中盤辺りからかなり雲行き怪しくなってしまって最終的にはガッカリだったんですが。やはり全世代をターゲットに狙った作品というのは性に合わない。お子チャマ映画なのか大人映画なのかはっきりして頂きたかったというのが正直な感想なのでありました。 【3737】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-04 20:17:57) (笑:3票) |
61.トライポッドのシーンだけは迫力あってエエなあ。しかし、それ以外はどうしようもない。何より納得できないのは、お父さんが殺人を犯したってこと。 【毒林檎】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-12-01 22:26:22) |
60.最初に町が襲われるところの映像としては技術は大したものだと思った(普段こういう映画はあまり見ないこともあって)。でも内容はがっかり。原作に忠実なのかどうかは知らないが、おちも含めてつじつまが合ってないような気がする。 【HK】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-30 18:57:22) |
59.有りがちな駄目オヤジとバカ息子と神経質な女の子の設定には辟易。しかし、圧倒的な破壊力のトライポッドなど映像的には凄い物あり。音響効果もなかなか良い。ラストはまあまあ。 【クロ】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-11-30 10:33:59) |
58.思ったとおり、物凄くワタクシ好みの作品でした。スピルバーグ監督、私ひとりの楽しみの為にこんな強引な映画つくってくれて有難うございます。皆さんもおっしゃるとおり、真面目に見れば「なんでだオイ!」な突っ込みどころは満載ですが、いいんです、これはただ怖いだけの白昼夢なんですから。白昼夢につじつまも理屈も要りません。あっていいのは圧倒的な映像力と理不尽な恐怖感だけです。そういう意味では「激突!」の延長線上にあるといえるかも? 何しろこの映画には俯瞰した視点が出てこない。このままでは世界はどうなるかとか、大統領は何してるとか、彼らの目的は?他の国は?とか。あくまで駄目父ちゃんの身の回り何メートルかの範囲で、駄目父ちゃんの五感を通した恐怖として描かれます。頭上で鳴り響く機械音、止まれば襲う恐怖、地下室に伸びる触手、子どもの大好きなかくれんぼのメガバージョン。実は大人も、理不尽なバケモノに追い詰められて命がけでするかくれんぼは好きなんです。その悪夢の中で逃げ道を探すゲームがだい好きなんです。現代人は刺激を求める精神的マゾなんです。その要望にこたえて、恐怖感を逆なでするだけの映像をこれだけ凝った技術で提供してくれたスピルバーグ監督に、いやいや贅沢なものをゴチでした!と心からお礼をいいたいワタクシなのでした。ああ、劇場で見りゃあよかったなあ。 【あにさきすR】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-29 11:16:41) (良:1票)(笑:1票) |
57.面白くない中にも、スピルバーグっぽい家族愛が見える作品ですね。 |
56.見事としか言いようがありません。 宇宙戦争は「絶望」という名の、壮大なメタファーでした。 私は、宇宙戦争は実際には、起こっていなかったと思います。 つまり、駄目パパを自覚しているトムにとって、子供たちを預かった日が、宇宙戦争の始まりだったわけです。分かりますか? もう修復不可能な家族とのコミニケーションは、トムパパにとっては、「絶望」を意味していたのです。 始まりは、ダメパパに心を閉ざした子供とのコミニケーションでした。 一縷の望みをかけて、なんとか息子との関係を修復しようとするトムパパが、強引に息子とチャッチボールを断行しますが、予想以上に親子の亀裂が深いことが分かりました。 トムパパにとって、それは、あたかも、地底から宇宙人が突然現れることに等しかった。 だからそれを表現するために、トムパパの目の前で、宇宙人を地底から突然出現させるという演出を行ったのでしょう。 そして宇宙人に攻撃されているような絶望感で、トムパパは、子供たちとの関係を、どうやって修復すれば考えました。 しかし、その直後に彼のとった行動は、母親のいるボストンに子供たちを送り届けるということ。 それが何になる?いや、どうでも良いのです。 とにかく父親はそれをしなければいけなかったのです! それが子供から愛されない父親が、必死で考え出した最後の希望でした。 いや希望などなく、無償の愛と言ったほうが良いのかもしれません。 ダメパパと思われようが、父親とはこういう人種なのです。 ラストは、誰かも仰っていましたが、トムパパが、ボストンにたどり着いたから、宇宙人はその存在意義がなくなりました。 もともと、宇宙人は、トムパパが生んだ幻だったと考えるならば、彼が目的を達成すれば消えるのは必然でしょう。 どうです?これでみなさんの、この映画に対する疑問は解決したでしょうか。 ちなみに、トライボットというのは、 かつて火の七日間と呼ばれる戦争で、世界を焼き尽くした巨神兵に似ていましたね。 恐さは1級品。それにスピルバーグ風味が絶妙にスパイスされていました。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-27 13:31:19) (良:1票) |
55.怖かった…、こんなに怖い映画だとは思わなかった。原作を知らずに見たせいか、予想外の内容で楽しめました。突っ込みどころは皆さんにお任せしますが、SF映画なんだから、へ理屈は抜きに鑑賞させてもらいました。スピルバーグらしい超リアル映像は素晴らしかったです。A.I.やマイノリティリポートなんかもそうだけど、近未来映像に対するこだわりが良いと思います。見応えがありますね。映画館でやってたアンケートに答えたら1ヶ月後にTシャツが送られてきたのも素晴らしかった。 【shirasu】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-26 21:26:00) (笑:2票) |
54.ストーリーはガックリだった。しかし、ダコタの演技力で4点。ティム・ロビンスをあんな使い方したらアカン! 【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-23 13:21:59) |
53.観に行ったのは、公開最初の週末で、きっと混んでるだろうなあと恐る恐る劇場に足を運んでみたら、意外にも空席だらけ、心配しておったのですが、結局はなかなかのヒットだったようで、一安心。さて、映画界において常に不可能に挑戦し続けるスピルバーグ、今回は「ウェルズの小説を『なるべく忠実に』映画化する」という、とびきりの不可能に挑戦してくれました。変に原作に拘ると大惨事となることは、『D.N.A.』という前例が。『タイムマシン』もまた同様か。果たしてスピルバーグの運命やいかに!? で、蓋を開けてみれば、これがもう圧倒的迫力の映像、たっぷり堪能いたしました。まあ原作の方は、ワタシも学生時代に読みましたが、いささか説教臭い骨組みが透けて見えており、例えば『透明人間』のサスペンスあふれる肉付けなんかに比較してしまうと、どうもギクシャクした感じを受けます。今回の映画化では、この辺のストーリー的な無理矢理感は、どっちかっつーと、さらに上乗せされた感じで、これは言わば一種のファンタジー宣言、「おいオマエ、そんな無茶してなんで無事やねん」とかいう野暮は抜きで、とりあえずこの非現実の圧倒的世界を楽しんでチョ、という作品になっております。いやあ、ほんとに映像はリアルで怖いんだ。中でも怖かったのが、廃墟内に触手がニョロニョロ入ってくるシーン。実はこの日、映画館に行く前、鼻の調子が悪かったので耳鼻科に行ったのね、そしたら、ファイバースコープみたいなのを鼻の奥まで突っ込まれて。それ思い出しちゃったね。おそろしや。それは映画と関係ないか。ま、それはともかく、例の赤い植物などの原作に忠実な点に加え、終盤にも戦闘シーンを軽く付け加えるサービス、はたまた、トライポッドから異星人の手がニョッキリ伸びてくるのは、1953年版を引用してみせてくれるサービスですかね? あるいは前半で、倒壊する高速道路からトレーラーが転落するのは『大地震』からの引用サービス?(←これはさすがにパクリっぽいけど。とほほ)。というわけで、なかなか楽しかったですよ。しかしさらにミョーに印象に残ったのが実は、冒頭とラストシーンの光がにじむように満ち溢れた、いわばなんでもない光景でした。異星人の襲来シーンにおける、トライポッドの人工的な光のもつ強烈な現実感に比較し、「日常的光景」の方が幻想的に描かれ、奇妙に現実感を喪失しているのが、印象的でした。 【鱗歌】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-21 22:43:03) (良:2票) |