39.まず、映画の雰囲気が好き。突っ込みたくなる場面はいくつかあるが、それを差し引いても良かった。最初の女性検司とのやり取りは特に好きなシーン。ジェイミー・フォックスは今作とRAYで評価されたが、納得する演技だった。トム・クルーズも頑張っていたが、どうしてもイメージがあるので・・・。 【ポンクー】さん 8点(2005-03-21 01:59:19) |
38.あまりにも脚本の穴が多すぎて、全然のめり込むことができなかった。穴をあげつらっているときりがない。そもそもタクシー運転手連れまわす意味があまりないし(ごく普通のタクシーの運転手に、明らかに組織犯罪に関わる連続殺人の罪を被せて誤魔化せるはずがない。しかも一度ならず同じパターンの犯行を繰り返している。それ以前に人質にとった運転手に引っ掻き回される危険があまりにも大きい。利点とリスクが釣り合っていない)、殺し屋に対する警察の対応も頭悪過ぎる(殺し屋がいるとわかっているタクシーを包囲せずにターゲットがいる場所まで尾行してどうする? 一般人もいる場所で銃撃戦が起きているじゃないか)。 派手なアクションがない分、抑制された渋いサスペンスが観られるかと期待していたのに、リアリティは皆無。ご都合主義にも程がある。プロの殺し屋の孤独を描いたつもりなのか知らないが、だったら素人以下のバカでしかも超タフ、というスーパーヒーロー的なキャラクターにしないでほしい。プロの犯罪者が実際どんな手口を使うのかとかも全然調べてないんだろうな。もう少し取材を重ねて、リアルで重みのある話にしなきゃ、ヴィンセントという人物になんの凄みも深さも感じることができない。穴を気にせずにすむようなタイプの作品ではなく、むしろ重厚な世界観を構築しなければいけない内容だと思うが、これではあまりにも……。 あと、音楽も個人的にはうるさく感じた。曲がいい悪い以前に流しすぎでは。 【no one】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-03-17 05:06:58) |
【ケンジ】さん 7点(2005-03-11 18:37:22) |
36.あまり評判よくないですね。ビンセントが殺し屋として隙がありすぎるというのは確かにそうですが、僕は犯罪アクションというより、マックスに訪れた人生のターニングポイントの一夜の物語として観ました。夢を見ながらも踏み出せずになんとなく自分を誤魔化しながら生きている、マックス。俺もそうだよと思いながら・・・ 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-03-03 14:09:16) |
35.トム様クールだね。殺し屋らしからぬかっこよさ。まあトム様が演じるんだから仕方ないか。でも、そこだけかな。盛り上がりに欠けるんだよね。 【tantan】さん 6点(2005-02-07 23:11:14) |
34.見応え無いなー・・・。まずトムクルーズがどう見ても殺し屋という雰囲気じゃない、普通のリーマンと言った感じです。その時点でもうこれは終わったようなもんです。冷酷な殺し屋という役柄だというのに狡猾さ残忍さはもちろんのこと、緊張感ですら微塵も見えないんだよなぁ。加えて、所々マヌケな面が目立って一体何がしたいのか分かりません。中盤以降は、タクシー運ちゃんの単なるゲイストーカーなんではねえか?という疑問にまで駆られてしまうほどのキャラで。と、トムクルーズ否定ばかりですが、ストーリーもチャチなもんです。見せ場無し、ストーリー展開謎、ラスト破綻という感動すら覚えるような三拍子。劇場で本気で眠くなったのは自分としてはなかなか珍しいことだけど、これだけ長所が見当たらない作品も珍しい。まぁこれはトム肯定の人だけ楽しむ作品といったところでしょうか・・・こういう類の作品は一生観たくないな 【ホーラン℃】さん 1点(2004-12-14 19:41:50) |
33.「とある国の」「とある都市」に走るタクシーの、客とドライバーの一夜の物語… この必ずしも大きいとは言えないスケールをここまでの作品に仕上げたのはさすが!! ただ二つほど気になる点が。『ヒート』で完璧にキマッていた、音楽と映像美のマッチングが今回は感じられなかった。もちろんフィーバーのシーンで使われた「Ready Steady Go」(さすがオーキー!最高です!)と銃撃シーンのマッチングなんか最高だったが、頻度では「ヒート」には及ばない。 もう一つはラスト。マックスはヴィンセントに対してもう少し理解があっていいと思う。確かにヴィンセントは殺し屋で、冷酷無比だが、自分がタクシードライバーとして働いている都市が、必要としている人間であり、またその都市が「そういう」人間をも抱えてゆく事で成り立っているのである。 その大都市からすれば、都市の動脈とも言える「道路」を深夜に徘徊し続けるタクシードライバーと、同じく静脈とも言っていい「地下鉄」をよそ者の殺し屋の死体が誰にも発見される事なく周り続ける、この類似性と対比を使った大都市が持つ孤独感の演出はマイケル・マンしかできないと思う。 【ナイトホークス】さん 8点(2004-12-07 11:56:18) |
32.マイケル・マンという監督は、常に“反社会的な者たち(アウトサイダー)”を描く。そして、その生きざま(や、死にざま)を、ひたすら〈崇高〉なものとして描き出すのだ。彼らはみな、社会に、運命に立ち向かい、反逆し続ける。その姿(というか、魂)は、英国の思想家エドモンド・バーグが言う〈崇高さ〉そのものだ。 「我々が崇高を感得するのは暗い森林や寂しき荒野、ライオンや虎や豹や犀などの姿においてである、(中略)それが解き放たれていて人間を無視していることの強調によって、少なからぬ崇高な姿に盛り立てられているが、そうでなければこの種の動物の描写は何一つ高貴な要素をそなえぬであろう」(中野好之訳) …しかし、トム・クルーズ扮する殺し屋を主人公のひとりとする本作は、いかにもマイケル・マンらしいようで、これまでの作品とはどこか異質な印象を与える。それは、常に脚本にもクレジットされていた彼の名前がここにはないことからくるのか。あるいは、120分という彼の映画では(『ザ・キープ』を除いて)最も短い上映時間によるのか。デジタル・カメラによる奇妙なほど奥行きと陰影を欠いた映像によるものなのか。 …そう、まるでスコセッシの『アフターアワーズ』や『ヒッチャー』にも似たこの悪夢めく「不条理劇」は、むしろ製作者のひとり『エルム街の悪夢3/惨劇の館』の監督チャック・ラッセル(同じく製作に名を連ねるフランク・ダラボンも、あの映画の脚本家だった…。このご両人、どんな仲?)あたりこそがふさわしい。その意味において、マンは単なる「御用監督」でしかないのだろうか? … しかし映画の中で、ロス市内の道路を2頭の野性のコヨーテが悠然と横切った瞬間、ぼくたちは確信するのだ。あのコヨーテたちこそ「解き放たれて人間を無視している」ことで孤高を生きる、マイケル・マン的存在に他ならないことを。そして、殺し屋とタクシー運転手もまた、その瞬間から夜のLAという「荒野」を生き、死んでいく者たちとして「解き放たれ」る。まさしく「ライオンや虎や豹や犀」のように生き始めるのだ。だからこそラストの、よく生き、よく死んだ両者の姿は、かくも〈崇高〉で、ただただ美しい。 【やましんの巻】さん 10点(2004-12-03 14:39:04) (良:5票) |
31.「仕事に対しプライドを持っている」と判断した殺し屋は、タクシーの運転手をパートナーに選ぶ。しかし運転手はただの夢想家であり、殺し屋は「人間としての何かが根本的に欠けている」。この二人が単なる善悪におさまらない倒錯的な関係を結んでいく。支配する者、される者の関係が微妙に崩れ、互いが互いを教育しあい、時には支配される者が支配する者を演じることとなる。そして、運転席と後部座席に離れていた二人は、「これが仕事だ」と叫びながら、まるで鏡を挟んだかのように対峙する。■シリアルキラーと刑事、ギャングのボスと刑事、そして殺し屋とタクシーの運転手。対立する人間同士が鏡を挟んで向き合うこと。■プロの殺し屋のくせにミスが多い、というシナリオの弱点などどうでもよい。そのスリリングな関係だけを見つめていればいいのだ、と思う。■それよりなにより、運転手の生活を冒頭数分で描ききる演出や、女検事との車中での会話や、赤外線をチェックする刑事の小さな芝居や、ぼろアパートの一室から見える室内の風情や、どちらの地下鉄に乗ったのかを迷う数分の間や、停車駅での見事なカッティングや、「裏窓」的サスペンスや、銃の安全装置をはずす芝居やらなんやらを見つめ、魅了されれば、シナリオのミスや(ていうか、プロの殺し屋ならレンタカーを使わないか?んなことハリウッドの百戦錬磨たちがとうに気づいてるだろ)、つまらない現実との齟齬なんぞ、どーでもいい。だってこれはファンタジーなんだもん。■タクシーの運転手は、都会に住むコヨーテの姿にはじめて気づいたのだ、きっと。 【まぶぜたろう】さん 10点(2004-12-02 00:51:06) (良:4票) |
30.映画館で見てギリギリセーフな作品。ホームビデオはアウト。 なぜなら、迫力だけで内容は無し。 あと、トムクルーズに悪役はできない。ミスキャストでしょう。 【ジョン・コナー】さん 4点(2004-11-29 02:03:56) |
|
29.いい意味でも悪い意味でも隙の多い映画という印象、、と隙の多いコメントをしてみました。 【馬飼庄蔵】さん 7点(2004-11-25 13:43:36) |
28.カバンを盗まれ全力疾走するトムクル、「ドーン・オブ・ザ・デッド」のゾンビとダブった。 【ダージン】さん 6点(2004-11-24 22:19:48) |
27.ロスの夜、満喫!驚くほど美しく大人なロスの夜。おとなしいマックスの生き方を激変させた、殺し屋ヴィンセント。またヴィンセントにとっても人間的な感情を揺さぶったマックスの存在。(ホントだったら、マックスはさっさと殺してしまってもいいはず)二人の心理的な関わりが、非常に面白い。 それにしてもトムのクールな色気がいい!今回一気にファンになった。 |
26.最初から最後まで飽きずに見れた。ヤマ場はあんまりないけどみんなの抑えた感じがよかった。きっと彼は会社を作るよな!あんな経験したらこわいものはもうなにもないでしょう~。 【きょんきょん】さん 9点(2004-11-16 22:33:56) |
25.ヒロインの女優、きれいだなあと思ってたのに、稀代の勘違い役者ウィル・スミスのカミさんかよっ! ちょっとへこみます。トム・クルーズ出演作にはずれなし。結局ご都合主義でも、あまり気にはならない。お約束めいた地下鉄チェイスもちゃんとドキドキさせてくれる。 |
24.トム・クルーズは良かったけど、脚本がいまいちでしたね。 【たま】さん 5点(2004-11-13 21:02:02) (良:1票) |
23.結構評価が低い・・・。私としてはマイケル・マン監督独特のクールでスタイリッシュな映像は評価できると思う。確かに話の展開はちょっと無理があったような気はするけど。ただ、私の知っている限りでは、トム・クルーズは今までで一番良かったと思うけどなぁ。 【Andy17】さん 8点(2004-11-13 15:26:40) |
22.トムクルーズは、どうも私に合わないらしい。なんでかなぁ。殺し屋としては不完全だったように思いました。もっとも危険っぽいけど、マグノリアのトムクルーズのほうが危険に感じましたとさ。 【海賊】さん 5点(2004-11-12 20:55:28) |
21.マックスに会ったことが原因とはいえ、6年間もプロとしてやってたわりには手こずりすぎな気が。 【kasumi】さん 5点(2004-11-11 00:48:25) |
20.クールな殺し屋でも椅子にはケッつまづくのね。 【mimi】さん 6点(2004-11-10 18:49:27) |