167.長いけど退屈じゃなかったです。悲しい映画でした。色んな人がかわいそうでした。この映画で当時小学生だった私はユダヤ人のことを知りました。なんか妙にリアルで怖かったです。今時モノクロなのもいいですね 【あかねぇ】さん 5点(2004-01-08 13:58:42) |
【ペンギン王】さん 9点(2004-01-08 13:49:36) |
165.スピルバーグが長年温めていた作品だけに、その意気込みは十分にスクリーンに現れている。淡々の相手を銃殺するシーンや、モノクロの中の赤い少女の終焉を見たときに戦争の重みを感じられずにいられなかった。戦争はあってはなrない事だ。それにしても、重く辛い作品だけに、いつものようにオチをつけられない。なんてことだ。 |
164.ホロコーストのドキュメント映像が2時間続けば,多分ほとんどの方は逃げ出すだろう。ユダヤ人の悲劇を題材にした「娯楽」映画に感動する自分が見えないのなら,それはやっぱり偽善だと私は思う。この映画がなんらかのキッカケになるのならいいが,「この映画で悲惨さを知った!でもドキュメントは気持ち悪いから嫌」みたいな意見を読むと,心の底からゲンナリする。 |
163.誰がなんと言おうとこれだけの作品を作ってしまうスピルバーグ監督は天才だ。この撮影当時は「ジュラシックパーク」の撮影と同時進行して撮っていたというから信じられない。あえてモノクロにして、この当時のナチの言葉にできぬほどの非道行為をドキュメンタリーのように描いて見せる。戦争地域以外で誰もこんな現場を知ることはできないが、映画を見ることで多くの人がこの狂気を目の当たりにして嫌悪し、おぞましく思い、二度と繰り返してはならないとの思いを強くするだろう。シンドラーという一人の人間を通して奇跡的に救われたユダヤ人、救われなかったその何千倍ものユダヤ人、監督自身がユダヤ人であることでこの時代を記憶にとどめるべく渾身の思いを込めた映像に心から感動した。あの印象的な赤いコートの女の子は実在の人物で実話、他にも登場する子供の話は実話で、当人が撮影風景を見てそのままだと言ったそうだからエピソードの数々は限りなく真実に近いものがあるのだろう。最後に生き残った人たちがシンドラーの墓に俳優と共に石を置いていくシーンに涙が止まらなかった。今頃レビューを書いたので「戦場のピアニスト」を見るまでは、戦後ではこれが最高のナチ・ユダヤものだった。ポランスキー監督の作品は一人のユダヤ人の視点から見たもので、これも本作以上に監督の執念が伝わって圧巻だった。 【キリコ】さん 10点(2003-12-21 17:14:00) (良:2票) |
162.小学生の時に父親と見たんですが、映像一つ一つが物凄くショックでした。 【流月】さん 6点(2003-12-18 13:36:48) |
161.この作品は、スピルバーグが撮るべきではなかったと思う。 内容自体は悪くないが、とにかく全ての映像が「作り物」っぽかった。安っぽい偽善臭が・・・。 【もえたん】さん 3点(2003-12-17 11:18:59) |
【虎尾】さん 6点(2003-12-13 01:21:34) |
159.史実との兼ね合いでいろいろ賛否がありますがね。物語としてみればよく出来てると思います。スピルバーグは画で物語を語るのが天才的にうまいですね。映画の何たるかを本能的にわかってる感じがします。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2003-12-12 12:37:18) |
158.いい話なのはわかるし面白かったんだけど、例によって長い映画の為、疲れてしまいました。長い映画にも耐性をつけないとなぁ、と思った映画でもある。 【ディーゼル】さん 7点(2003-12-08 00:46:09) |
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157.スピルバーグは天才でした。そして子供のように人を驚かせたりするのが好きでした。ある意味趣味の悪いホラーがかったものもあります。そして今度は、色気が出てきたのか、人を泣かせる作品も作った。それがE.T。あまりに売れ、このまま行くとジェームズ・キャメロンになってたかも。ところが観客は喜んでくれ泣いてくれたのに、アカデミーの世界では(子供だまし)と、大不評。この人、時代と離れすぎてたんですね。キューブリックのような、わかる人を特定とした芸術的なジャンルではなく、興行で成功してしまい専門家には受け入れられない。このシンドラーのリストはそんなアカデミーに叩きつけた挑戦状。自身の生い立ちを鏡に映すような、ドキュメンタリータッチの長く暗い、しかも実話を元にした時代に逆らうモノクロ映画で認められたのです。後半、パートカラーで、色がつくあたり、黒沢監督の影響ですが、エンディングで(偽善だ)と言われる方もいます。でもこの映画からその娯楽を取ったら映画ではなくなります。そして、この映画を作る勇気は称えられていいと思います。 【アルメイダ】さん 10点(2003-12-07 11:24:54) |
【コダマ】さん 7点(2003-12-04 21:37:58) |
【BAMBI】さん 7点(2003-11-26 15:56:32) |
154.少し重たい映画ですけど、見て後悔はしない映画。一度は見たほうがいいと思います。 |
【STYX21】さん 6点(2003-11-23 22:50:08) |
152.ナチスの教育は小さな女の子にさえユダヤ人迫害を平気でさせるほどに浸透していたんですね。収容所の所長が狩りのつもりでユダヤ人を射殺するのには呆れました。ひとりユダヤ人を救うために手を尽くすリーアム・ニーソンの演技に感動します。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-20 10:52:32) |
151.淀川長治は「よく聞いた話を劇映画で見せられる。映画は心。心の映画をそろばんで見せられ、私はへとへとになってしまった。」って言ってました。私もその意見に賛成なんです。まぁよくある話ですよ。作りが巧いだけで。感動って与えられるものじゃない気がします。赤い少女ってそれほど感動的でしたか?日本人にも同じことした人がいたじゃないですか。シンドラー自身はそれほどいい人には描かれてないですね。最後破産するしね。カラーパープルにしても、シンドラーにしても、史実を金儲けの手段にするのは好かんです。 【たかちゃん】さん 7点(2003-11-19 23:41:42) |
150.「アカデミー狙いで作った」というように批難されてますね。本当に映画が好きな人は、まず「作品」を純粋に見ると思う。作品を見る前から、憶測や噂や偏見で「気に食わない映画」として考えを固執してしまうと、偏った印象しか持てなくなるのではないか。 「偽善」という言葉にも重みがあります。 例えば、駅前で募金を嘆願している人たちは偽善者なのか? それにお金を入れる人たちは偽善者なのか? 自分も偽善的なのだろうか? 結局、募金をするのは個人にとってほんの一部のお金です。「自分は良いことをした」という自己満足でしかなのか。 「正真正銘の善人」というのは自分の比較的豊かな生活を飢餓に苦しむ人たちと同じような生活水準まで下げて、残りの貯金を全額寄付する人のことをいうのだろうか。 人を助けるということの本質は一体どういうものなのだろうか。考えさせられます。 映画の印象は赤い服を着た少女。色がそこだけ使われてますね。すごく強いメッセージが込められているように思いました。 |
149.描写が足りないとか、賞ねらいで内容があざといとか、いろいろ言われているけれども、なかなか丁寧で良質な作品である。一つ一つの事件・場面・人物のエピソードが、スピルバーグ監督にしては抑制のきいた描写で重ね合わされて、ストーリーを完成させている。シンドラーの描写に不満は残るが、この時代にこういう人物がいたのだ、という話なのだから、これ以上難解にしても仕方ないと思う。ただ、ドイツ人将校のエピソードなど、盛り込みすぎで長くなっている気もする。個々の役者の演技にはあまり見るべきところがないのだが、実際にシンドラーに救われた人々の子孫が出演しているとか。あと、ラストが西部劇チックで変だった。 |
148.なかなか面白かった。・・ただショートフィルムの『ビザと徳』(ユダヤ人6000人を救った日本人の話)を先に見てしまったので、比べるべき物語ではないんだけど、少々冗長に感じてしまった。 【ウメキチ】さん 6点(2003-11-14 11:29:39) |