404.「たった1人の兵士を救い出す為に9人もの兵士の命を懸ける必要があるのか?」という戦時中での理不尽な任務、戦闘中にほんの数秒間で自分の周りにいた仲間が次々と銃弾を浴び、爆風を浴び、虫けらのように殺されていく戦場の地獄絵図、登場人物たちの友情や勇気。そういうあらゆる面から戦争を否定できるのはやはりスピルバーグだけだと断言したい。他の監督だったら(特にエメリッヒやベイ)一歩間違えて戦争を娯楽にしたりアメリカ万歳映画にしてしまいがちなのにスピルバーグは何一つ違和感無く完璧な反戦映画を作り上げた。この映画は今まで戦争を甘く見ていた俺にとって、深く強い衝撃を与えてくれた。 |
403.揚陸艦のハッチが開いたとたんに待ってましたと言わんばかり機銃を撃ちまくられて倒れていく兵士達。このシーンこそが戦争の無意味さを物語っているしここだけは10点以上の価値があります。かと言ってその他のシーンが評価にならないということではなく、私は「バンド・オブ・ブラザース」という作品を観てしまったが為に同系列としてどうしても比べてしまうんですよ。大体”評価”なんてものは自分の中にある程度基準といものが決まっていて0から評価を下すことなんてのは無理に決まっている。ここシネマレビューも同系列の作品だったら必然的に高評価の作品と比べて「こちらのほうが上とか下」等みたいなことで決めていますし、人の心理には必ず記憶として残っているものを消すことはありえないので私としてもよそよそしい”客観性のある意見”や他人に迎合しての評価なんてのは下したくも無いし下す気も無いです。自分で観て自分で感じて10点なら10点以外の何者でもないんです。もともと会話形式ではないシネマレビューに客観性を持ち込んでも私個人の意見としてはあまり意味を為さないと思ってますのでそういうものは捨てました。ここはある程度の社会的常識とシネマレビューのルールさえ守れば自分という存在をどれだけでも表現出来る”自己アピールの場”と思いたいしこれからもそう進んでいくつもりです。それに自己アピールをしないということはまず無理。だってそこに書いた時点で全てが始まってるし人に見られたくないなら自分でデータベースを作ったり日記で記録しとけばいいものあってわざわざ人様が見ている場に書き込む必要は無い。一体何を伝えたいのか自分でもよく分からんので全然作品からはずれましたけどぜひ「バンド・オブ・ブラザース」も観て頂きたい。例えて言うなら「ライベートライアン」が試験問題集なら「バンド・オブ・ブラザース」は詳しく丁寧に作られた参考書みたいなものです。観た感想として「とても有意義な時間をありがとう」もしくは「10時間という無駄にした時間を返せ!」どちらでも結構ですのでよろしくお願いします。でもまあ嫌いなジャンルを2~3時間ならまだしも10時間も観るような奇特な方はいないと思いますけど。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-20 02:05:25) |
402.戦闘シーンは映画館で見るとさすがに圧倒的な迫力ですね。肉片がカメラに飛び散るとか、凄まじいねぇ。映像と音響が見るものに与える衝撃力は相当のもの。でもねぇ、他が物足りない。登場人物のエピソードが中途半端にばら撒かれていて、人間が魅力的じゃない。器に中身が伴っていないというか… 【はざま職人】さん 6点(2004-06-17 02:22:08) |
401.一人を助けるためだけに何人もの男がこの世をさっていく。よかったです。最後の戦車のキャタピラにくっつける爆弾が妙に印象に残ってます。あとライフルを打つ前に必ずお祈りをしてて、かなり活躍する兵士がかっこよかった。 【LYLY】さん 6点(2004-06-16 17:54:30) |
400.非常にリアルな冒頭の上陸作戦シーン!!ドイツ軍の機銃に倒れていく連合軍兵士!!しかし、その機銃を撃ってくるドイツ兵が影しか映ってないってどういうことよ!?彼らだっていきなり数千人もの連合軍兵が上陸してきて、びびってるはずなのに、まるで感情を持ってないかの様な描かれ方。興行収入を考えると、どうしても敵側の描き方に限界が出てくるもの、これくらいがアメリカ戦争映画の限界なんですかね。ただ、なんとかそうならないようにする為の努力は滲み出ていたので悔やまれるところ。 しかし、一番言いたいのはこんなにリアルさにこだわりながら、なぜ敵兵は相変わらず、間抜け行動とりまくりなのかと…… 表向きは母親の為に、その息子を戦場まで助けに行くというヒューマニズム溢れるものだが、実際には救出に向かう兵士達にも、当然家族はいるわけで、そういう矛盾が面白い。しかも最終的にはライアンは最後まで戦い、祖国へ帰ることを拒んだ…つまり救出へ向かった兵士達はまさしく無駄死にだったというのもやるせない気持ちにさせる。しかし、そもそもストーリー自体が非現実的なのが今一のめり込めない原因になってしまった。 【ういろう】さん [DVD(字幕)] 5点(2004-06-15 16:51:49) |
399.OPの戦闘凄かった。 自分の周りを銃弾が飛び交う臨場感!!これがこの映画の全てではないでしょうか? 【weber】さん 10点(2004-06-13 13:20:43) |
398.生々しい…“鷺とり”の世界(一人助かって…) 【栗頭豆蔵】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-06-13 12:30:24) |
397.たった一人の男を救出するための感動のドラマ。トムハンクスかっこいいね。統率力、判断力、正義感などまさに軍人の鑑。ここまで読むと万人受けしそうな映画のようですが、実際には飛び散る肉片、流れ続ける血など強烈な描写が戦争の悲惨さを描いています。悲惨な状況だからこそ、よけいに心を揺さぶられました。 【tantan】さん 8点(2004-06-13 00:13:15) |
396.最初の戦闘シーンでおしっこ漏らしそうになった。あれだけで10点の価値あり。 【映画界の貴公子】さん 10点(2004-06-12 19:51:34) |
395.冒頭の戦闘シーンにはかなり驚かされた!ここまでリアルな銃撃戦は今まで観てきた戦争映画の中で一番すごいかも。まあ最初がすごいだけに後はどうでもよくなってしまった感はあるが。一人の兵士のために何人もの犠牲をだしてまで救出するっていうストーリーが好きになれなかった。でも戦闘シーンに7点の価値ありかな。 【rainbow】さん 7点(2004-06-12 12:25:38) |
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394.最初の15分、凄すぎて息をすることすら忘れてました。 【しまうまん】さん 8点(2004-06-12 12:16:28) |
393.上陸シーンは圧巻。映画館で見たかったなあ。 【Piece】さん 7点(2004-06-11 22:35:48) |
392.凄い映画でした。もしかすると本物の戦争よりも凄いのではと思わせるシーンが満載でした。ただ、どんな事情があるにせよ、ひとりの二等兵救出のために何人もの優秀な軍人が命を危険にさらし、さらに命を落とすという点には納得がいきません。 【クロ】さん 9点(2004-06-11 15:31:19) |
391.2回目を観るときは、あまり深く考えないで受け狙いを楽しむって、手もありますね。 【オドリー南の島】さん 8点(2004-06-10 18:12:27) |
【ゲソ】さん 9点(2004-06-10 03:31:36) |
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388.私の評価はたいていのところ、自分がいかにその映画に共感できたか、どれほど楽しめたか、また観たいかという点にしかないのでこの映画の評価は、はっきりいって下すことが出来ない。なので、皆さんの評価の平均である7点献上。中身は素晴らしいとしかいいようがないけれど、また積極的に観たい映画ではない。(特に最初の30分は)実際の戦争よりもリアルな映像だと思った。 【mhiro】さん 7点(2004-06-07 10:26:16) |
387.冒頭のドロドログチョグチョシーン(内臓出てるしこーゆーの嫌いな私にはそうとしか思えなかった)でギブアップ・・・肝心の内容を思い出せない。確かに劇場で見たんだけど・・・あのドロドログチョグチョの洗礼を受けなければならないと思うと、ビデオやDVDで再鑑賞する気にもなれません。リアリティもほどほどにね。まーこういうヤツもいるってことで。内容を評価できないので、一応5点としておきます。 |
386.冒頭の残虐な戦闘シーンよりも私がもっと怖かったのは、米兵とドイツ兵がナイフで争うシーン。ゆっくりと胸にナイフが刺さっていくところが、ものすごく恐ろしい。未だに忘れられない。 【らも】さん 7点(2004-06-03 23:53:06) |
385.最後の戦闘シーンは、「7人の侍」のパクリか? 戦争アクション活劇を描きたかったのか? 反戦映画じゃないのか? それにしても、本当の戦争ではあんなにばかばか人が死ぬのか? あれじゃあ全員自ら的になってるみたいなもの。無駄死にが多すぎる。生き残ったライアンが老人になって過去を回想するのだが、感情移入できない。ただ映像はとてもきれい。冒頭の戦闘シーンが印象強すぎて、後半盛り下がる。 【エンボ】さん 6点(2004-06-03 00:26:36) |