11.面白かったです!まさに女性版アメリカンシネマ。ラストの二人の会話のシーンは映画史に残る名シーンだと思います。テルマの夫デニスやブラピ、マイケル・マドセンの脇役陣も良い味を出していますね。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2021-11-20 12:33:51) |
10.俺も37歳になる前に、花のパリくらいは見に行っとこうと、思わされる映画です。できればコンバーチブルを飛ばして。 【伯抄】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-02-08 20:40:43) |
9.爽快な気分になりました。最期は捕まって惨めに生きるくらいなら崖か飛んで死ぬという野生のムスタングそのままですね。頼りなかったテルマも旅の中で自立して、一人でやろうとしていたルイーズもテルマに頼れるようになる。殺人事件がきっかけだったけど成長し尊厳を守ろうとしている所に共感できました。アメリカ大陸の景色も手伝って夢いっぱいでした。 【Sleepingビリ-】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-07 00:41:32) (良:1票) |
8.かなり面白かった。すかっとする映画。すごい古い映画みたいに見えるが、そんなに古い映画ではなくてちょっとびっくりした。簡単に言えば主役の二人の珍道中。でも二人の人間関係がうまく描かれていてとても良かった。エンディングは好き嫌い分かれそうだけど、個人的には好きでした。 【かりぶ】さん 9点(2003-11-14 12:54:06) |
7.レンタル屋では目立たない所にあるし、あんま期待しないで見たら大当たりでした。主役の二人が若手ではないので、悩み事などの設定も無理なく現実的で良かった。ハッピーエンドじゃないのに見た後はとても爽やかな気持ちになれる。脇役ブラピが細くてかっこいい! 【いざ、ベガス】さん 9点(2003-10-12 00:36:08) |
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6.最後のシーンは泣けるどころか、何か嬉しさのようなものを感じた。女性2人をずっと応援してたので、最後まで逃げ切ったのが良かったのかもしれない。 【キリィ】さん 9点(2003-06-29 00:59:10) (良:1票) |
5.うむむ、あの終わり方を見ると、現代のアメリカの女性の抑圧って結構深いのだなーと思ってしまう。テルマの旦那みたいな、「お前は黙って俺についてくりゃいいんだよオラオラ」タイプの男や、あのトレーラーの運転手みたいな「女はみんなアレを欲しがってるのさうへへへへ」タイプの男(トラック大爆発のところは僕も胸がスッとした)って、結構アメリカに多いのかもしれませんね。もちろんまともな人だってたくさんいるだろうし、日本でもああいうタイプの男って結構いそうですけど。個人的にはハーラン(テルマをレイプしようとして殺されちゃうやつ)みたいな奴は殺すより、去勢手術を施して差し上げるのがよろしいかと思いますが。僕はあのハル刑事(ハーヴェイ・ケイセル)はよかったと思いますけどねえ(実際にあんなに良心的な刑事がいるかどうかは別として)。最後はあれでよかったんじゃないかな。二人の演技・表情は最高だったし、ハッピーエンドじゃないけど希望を感じさせるラストでした(確かにニューシネマっぽいですね)。ちなみにリドリー・スコット監督は二人があの後奇跡的に助かったというラストシーンも撮ってたそうですが(DVD版に入ってます)、僕は今のバージョンの方が潔くて好きです。 【ぐるぐる】さん 9点(2003-05-26 19:35:53) |
4.リドリースコットて言えば暗闇に煙、雨て感じの映画多いけど、この映画は荒野にサンダーバード(車)女二人で男勝りの逃亡劇。ちょっと意外でした。作品的にはいいです。唯一この映画で彼女らを守ろうとする男ハーベイ・カイテルをバックに崖ぷちに疾走するところはついつい泣いてしまった。男なのに。それほど心打たれた。 【四次元大介】さん 9点(2001-10-05 10:06:58) (良:1票) |
3.「明日に向かって撃て!」を意識してるんでしょうか? 女版ってとこやね。ラストのストップモーションもそれを彷彿とさせます。 【イマジン】さん 9点(2001-08-21 12:28:29) |
2.太陽と空、まっすぐな道を飛ばすサンダーバード、二人の解き放たれた喜び、ジョーク、うまそうなタバコ、カーステレオから流れてくる音楽、西部の自然、トラックの兄ちゃんとの駆け引き、すべてが爽快!!最悪のヴァカンスが最高のものと思えるようになってゆく。ふたりは本当に素敵だった。雨のシーンもあるが降らせる必要性があってのことで完璧な演出だった。ノミネートされた各部門いい仕事してる。「カリフォルニア」と近い時期に鑑賞したけど正反対。それぞれいいが・・・。ただ、もう少し日常を描写してたほうが良いかも。 【たもつ】さん 9点(2001-03-01 04:49:00) |
1.限りなく犯罪に近い反社会的行為を重ねながら逃避行を続ける二人のヒロインが、自らの運命を自らの手で操ることによってのみ得られる快感を味わっていく事により、まるで周囲の風景が変わっていくように彼女たち自身も変貌していく。そしてやがてこれこそが私たちの本当の人生だと実感する。その何かが吹っ切れた二人の顔のなんと素敵なことか。悲惨な結末であるのにも拘わらずむしろ何か爽やかな余韻すら残す。リドリー・スコット監督としてはむしろ異色作といってもいいが、個人的には彼の作品群の中で最も好きな作品として挙げられる。 【ドラえもん】さん 9点(2001-02-24 22:43:55) |