打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017)

[ウチアゲハナビシタカラミルカヨコカラミルカ]
2017年上映時間:90分
平均点:3.93 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-08-18)
ドラマSFラブストーリーアニメ青春ものリメイクTVの映画化
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タイトル情報更新(2023-03-14)【イニシャルK】さん
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監督新房昭之(総監督)
広瀬すず及川なずな
菅田将暉島田典道
宮野真守安曇祐介
花澤香菜三浦先生
梶裕貴
松たか子なずなの母
三木眞一郎なずなの母の再婚相手
櫻井孝宏光石先生
根谷美智子典道の母
飛田展男典道の父
宮本充祐介の父
立木文彦花火師
斎藤千和看護師
豊永利行
小原好美生徒
嶋村侑看護師
原作岩井俊二
脚本大根仁
音楽神前暁
作詞米津玄師「打上花火」
REMEDIOS「Forever Friends」
松本隆「瑠璃色の地球」
作曲米津玄師「打上花火」
REMEDIOS「Forever Friends」
編曲米津玄師「打上花火」
神前暁「Forever Friends」/「瑠璃色の地球」
主題歌米津玄師(名義「DAOKO×米津玄師」)「打上花火」
挿入曲広瀬すず(名義「及川なずな」)「瑠璃色の地球」
製作市川南〔製作〕
東宝(「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」製作委員会)
アニプレックス(「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」製作委員会)
シャフト(「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」製作委員会)
KADOKAWA(「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」製作委員会)
企画川村元気
プロデューサー川村元気(プロデュース)
制作シャフト(アニメーション制作)
配給東宝
作画梅津泰臣(原画)
橋本敬史(原画)
録音鶴岡陽太(音響監督)
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4.オリジナルのドラマが印象的でしたし、私もビッグネームに期待して観たクチです。
映像はキレイ。でもね、、、

キャラクター描写の中途半端な萌え(死語?)具合に吐き気。
そしてストーリー展開が80年代のアイドル映画のような感じ。
視聴者はおいてけぼり。そういった面ではアート作品に近いのかな。

『時をかける少女』は個人的にオリジナルよりもアニメの方が好みだったので
同じ様な期待していたのか、ただただ残念。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 2点(2020-08-11 18:10:42)
3.ふだんアニメは滅多に見ないのですが、それなりに名の通った〝業界人〟がゴロゴロ連なっていたので、試してみました。で、他の方が指摘されているとおリ、「くだらない」の一語に付きます。日本の映画界は大丈夫なんだろうか。
アニメのことはよくわかりませんが、背景は実写に迫るほどリアルできれい。しかし人物の絵は、これでいいんですかね。やたら目だけが大きくて、表情が乏しくて、そのへんの漫画好きの子なら誰でも描けそう、と言ったら失礼でしょうか。
そして何より、ストーリーに魅力がありません。別にSFでもオカルトでもいいのですが、例えば「スターウォーズ」にしろ「エクソシスト」にしろ、「そんなアホな」と思わせる反面、もしかしたら遠い将来や遠い過去、あるいは悪魔の棲む世界ならあり得るかも、と思わせるところがミソだと思います。つまりは、ギリギリ人間社会を舞台にしているわけです。
ところが本作の場合、変なボールを投げるだけで何度でも人生をやり直せるという、おそらく今後アインシュタインやホーキンスが100人くらい登場してもあり得ない世界を描いています。その時点で地に足がついていないわけで、もはや人間社会とは言えません。だから観客が興味を失うのは必然かなと。エラそうなことを言えば、アニメやSFやオカルトという表現の自由さを、「何をしてもいい」と履き違えているんじゃないかと気になりました。
しかし今後も性懲りなく、同じような〝ビッグネーム〟が名を連ねて同じような〝大作〟が作られ、大々的に宣伝されて、結果として観客を映画館から遠のかせることでしょう。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2019-08-17 05:48:18)(良:1票)
2.小学生の物語を手直しせずにそのまま中学生に変更していたので違和感が凄かった。
妙にうんこネタが多いし、最初は小学生の設定で作っていたのが大人の事情で中学生に変更させられたのかもしれないけど。
絵柄もノスタルジックな作品には合うとは思えない。
原作ファンへのサービスであろう「Forever Friends」もこんなアニメで使われても白けるだけで、
森山直太朗の「うんこ」でも流してろよ…と思ってしまった。
田中一夫さん [ブルーレイ(邦画)] 2点(2018-06-11 02:49:05)
1.冒頭から精細なアニメーションが映し出される。
空と海に囲まれた風景が、キャラクターたちの表情が、眩いばかりにキラキラして、美しい。
だがしかし、なんだかとっても、“嘘くさい”。
その漂ってくる“臭い”が、まさしく鼻について、本来あるはずのエモーションの圧倒的物足りなさに直結していることは明らかだった。

20年来、岩井俊二のファンである。その崇拝する映画監督の“出発点”とも言える伝説的なテレビ映画の傑作が、二十数年の年月を経て、美しいアニメーションで甦る。
贔屓目だろうがなんだろうが、エモーショナルに浸る準備は万端だった。

しかし、そうはならなかった。そして、映画を観終わる頃には、“嘘くさい臭い”の正体は明らかだった。
端的に言ってしまえば、「商業主義」の一言に尽きる。
過剰なまでに明確であざとい“ビジネス臭”に、この映画を象るすべての要素が包み込まれている。

一概に「商業主義」を否定するつもりは毛頭ない。
映画はビジネスであり、巨額の製作費を投じて作品を作り上げる以上、観客を集めることが出来なければ意味はない。
嘘くさいビジネス臭に覆い尽くされていようが、集客に成功したならば、それは一つの勝利なのだろう、とも思う。

ただ、「打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか」という、あのタイトルデザインを目にしただけで、鼻の付け根がツンときてしまう者としては、このリメイク作が放つ臭いの正体があまりに悲しくて、愚かしくて、腹立たしかった。
それっぽい舞台設定、オリジナルからの台詞の引用や、それ以外の岩井俊二作品からの安易なオマージュ的なあれやこれ……。
「こういうの散りばめとけば岩井俊二ファンなんてものはカンタンに喜ぶんでしょ(ニヤニヤ)」
という狡猾で安直な思惑が溢れ出ている。まったくもって馬鹿にしている。


9月1日のレイトショーでこの映画を観た。
夏が終わった翌日の冷ややかな空気が、体と心にしみた。
あの二十数年前の、奥菜恵が忍び込んだプールの消えた水平線の光が、遠く懐かしくて仕方なかった。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 2点(2017-09-02 07:32:22)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 3.93点
000.00%
113.45%
2620.69%
3724.14%
4310.34%
5620.69%
6413.79%
726.90%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 1.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人
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