2.正直期待ハズレでした…
あの「北京原人」の佐藤純彌監督のご子息で当サイトのワーストランキング上位のクソ映画と期待しておりましたが、一年ぐらい日曜の朝に子供向けとしてやった後であればそれなりにヒットしたと思われるできでした。
お父さんは大作を多数撮っており良く言えば強引とは纏めて撮り、悪く言えば大雑把な演出の人でしたが、息子は日テレのディレクターか何かの人というだけあり良くも悪くもTV的な演出の人だと思っています。
本作の評価は点数程は悪くないと思いますが、当時事務所のゴリ押しと言われていた綾野剛と剛力彩芽が出演していた影響も大きいかと思います。
無名のキャストでも一年ぐらい子供向けとして日曜の朝に頑張って、それから映画していればもっとヒットしていたとのではと思いますが、中途半端に「ダークナイト」に影響されダークヒーロー的な路線でそれなりの若手俳優を揃えれば若者に支持されるであろうといった浅はかさのせいで結果として本来ターゲットすべきお子様もその親世代はもちろん若者も取り込めず、挙句元々のファン層である中高年は見たけれどこれは「ガッチャマン」ではないとなってしまったと思います。極めつけは最後の続編の匂わせるラストは薄ら寒いと言わざるを得ません。
冒頭にも言いましたがクソ映画としては期待ハズレですが、子供向けとしては4点あげていいと思いましたが、マーケティング的観点から本来対象とすべきターゲットとすべき層に明後日の方向を向いてしまっている為、3点とさせて頂きます。
最後に余談ですが、レビューを今まで何件か書かせて頂いておりますが、酒を飲みながらとはいえ、「思います」って使い過ぎで自分の表現力のなさを恥ずかしく思います(笑)