6.ダイアナ・ロス率いる女性グループ、「シュープリームス」の実話を元に、
栄光と挫折を描いたミュージカル映画。とにかく歌が凄まじい。ビヨンセはもちろんのこと、
ジェニファー・ハドソンの暑苦しいほどのド迫力ボイスにはたまげてしまう。
エディ・マーフィ、ジェイミー・フォックスと、また一流どころが脇を固めているのだが、
エディの芸達者ぶりにも驚かされた。ストーリーは恋と友情を絡めており、全体的にちと重い。
ジェニファーのわがままぶりには、またかとつい鬱陶しさを覚えてしまう。
個人的にはミュージカル映画は楽しいほうがいいのだが、
出演者たちの魅力たっぷりのパフォーマンスは、見るだけでも価値はある。