6.原作は以前に読んだ事があり、結構パターナリズムというか身分差・差別的なテイストがあったような気がしていたが、作品中ではそういうテイストは消しているような印象を受けた。監督としてはラストシーンでぶち込んで、一応の説明は果たそうとしたのかもしれない。で、肝心の主人公だが、百恵は陰があってやや明るさというか天真爛漫さが足りないし、友和にはインテリ感がなくて各々ミスキャストに思えたが、そもそもの製作趣旨がそういう所にはないので仕方ないが。『天城越え』と同日に見たのだが、両作共に大正15年の設定ではあるが、テイストの違いが際立っていると感じた。どうやら松本清張は川端康成への対抗意識で書いたという解釈もあるようだが。 |
5.見たの子供の頃なのではっきり覚えてないのですが…爽やかな青春映画っぽかったですね。まぁいわゆるアイドル映画なのですが、原作なんて全然知らなかったのでなんとなく不思議な気持ちで見ていたような…。でも、百恵ちゃんは本当に正統派アイドルでしたね。今みたいにいっぱいいなかったもんなぁ…。 【あかりん☆】さん 5点(2004-01-21 13:29:08) |
4.学校の授業で観たんすが、一番多かった感想は「山口百恵が上戸彩に似ている!」。うーん、確かに。 【紅蓮天国】さん 5点(2003-12-03 20:14:34) |
3.この二人の主演だから何でも許せてしまうだけで、数ある伊豆の踊子の映像化作品の中では、駄作という気がする。原作の行間から染み出してくる人間模様があまり見えない。男たちが欲望を抱えて集まる温泉地で、客商売をする人々の底にある苦しみ悲しみ。歴然とある階級差。踊り子の人生の先にある転落。踊り子一座の現実が全然分かっていないお坊ちゃんの「私」に対する怨念。それをあからさまに表現しないところが良いのだろうか。 【ルクレツィアの娘】さん [DVD(邦画)] 5点(2003-11-19 14:06:06) (良:1票) |
2.世代的には百恵ちゃんはちょっとお姉さんで憧れ的な感じでした。が当時彼女はまだ十代だったと思うと大人びてましたねえ。聖子ちゃんの野菊のヅラには笑ったからねえ。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-10-27 22:37:10) |
1.なんか水戸黄門みたいだなぁと思って観てました。ラストの画もなんだろと思いました。オレ的には見所はピュアで太陽のような笑顔の百恵ちゃんです。ところで裸になってるぽいトコなんですけど一時停止とかしてもよくわからなかったね。。。 【バカ王子】さん 5点(2002-01-26 12:26:24) |