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映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 はばたけ 天使たち

[エイガドラエモンシンノビタトテツジンヘイダンハバタケテンシタチ]
2011年上映時間:108分
平均点:7.48 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-03-05)
SFコメディアドベンチャーアニメシリーズものファミリーリメイクTVの映画化漫画の映画化
新規登録(2011-01-06)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2021-10-17)【イニシャルK】さん
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監督寺本幸代
演出やすみ哲夫(オープニング)
水田わさびドラえもん
大原めぐみのび太
かかずゆみしずか
木村昴ジャイアン
関智一スネ夫
千秋ドラミ
沢城みゆきリルル
小林由美子ピッポ
加藤浩次総司令官
福山雅治福山雅秋
三石琴乃ママ
松本保典パパ
中村正[声優]博士
龍田直樹副司令官
楠見尚己貴族ロボット
菅原淳一貴族ロボット
渡辺宜嗣マンティス
高木渉先生
原作藤子・F・不二雄
脚本清水東
音楽沢田完
作詞藤原基央「友達の唄」
黒須克彦「夢をかなえてドラえもん」
寺本幸代「アムとイムのうた」
マイクスギヤマ「メカトピアのテーマ」「きみがいてくれるなら」「羽根をつけたら」「ニャバダ・ワンダフル」ほか
作曲藤原基央「友達の唄」
黒須克彦「夢をかなえてドラえもん」
沢田完「メカトピアのテーマ」「アムとイムのうた」「きみがいてくれるなら」「羽根をつけたら」ほか
編曲BUMP OF CHICKEN「友達の唄」
大久保薫(音楽)「夢をかなえてドラえもん」
主題歌BUMP OF CHICKEN「友達の唄」
mao(歌手)「夢をかなえてドラえもん」
挿入曲沢城みゆき「アムとイムのうた」
小林由美子「アムとイムのうた」「羽根をつけたら」
千秋「ニャバダ・ワンダフル」
木村昴「おれジャイアン!」
撮影東京アニメーションフィルム
プロデューサー川北桃子
杉山登(チーフプロデューサー)
増子相二郎(チーフプロデューサー)
制作小学館
テレビ朝日
シンエイ動画
小学館集英社プロダクション
アサツー ディ・ケイ
藤子プロ
配給東宝
作画寺本幸代(絵コンテ)
金子志津枝(キャラクターデザイン)
大杉宜弘(原画)
大塚正実(原画)
森田宏幸(原画)
山口晋(原画)
橋本敬史(原画)
矢嶋哲生(原画)
編集小島俊彦
録音田中章喜(録音監督)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
その他楠葉宏三(おまけ映像)
東京現像所(現像)
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1.「じゃあ見たことのある回路に直しちゃえば?」
と、のび太に促され、ドラえもんは敵対するロボットの電子頭脳を無理やりに改造する。
“ジュド”という名前だったその電子頭脳は、その後うんともすんとも言わなくなり、ドラえもんたちの“従順な味方”となる。
 
これは、今作のオリジナルである1986年公開の映画「ドラえもん のび太と鉄人兵団」の1シーンだ。
当時5、6歳だった僕は、この作品を何度観たか分からない。他のドラえもん映画と同様に、VHSにダビングされたものを繰り返し観ていた。「のび太と鉄人兵団」は、数あるドラえもん映画の中でも、屈指の傑作だと今でも思っている。
 
ただ、今改めて前述のシーンを振り返ってみると、なんて“残酷”なシーンだったのだろうと気づく。
地球人を奴隷化しようと画策する侵略者だとはいえ、文字通り“手も足も出ない”相手に対して、有無も言わさず脳改造を施すくだりは、あまりに非人道的もとい“非ロボ道的”だ。
子どもだったとはいえ、その展開を当たり前の様に看過し、今現在に至るまで、無邪気に「正義」と疑わなかった自分自身の浅はかさを今更ながら感じる。
 
その“気づき”を与えてくれたのもまた「のび太と鉄人兵団」だったわけだ。
リメイクである今作でも同様のシーンが展開される。
しかし、「改造しちゃえ」と言うスネ夫に対し、のび太が「それは残酷だ」と明確に否定するシーンに“改変”されている。
そのシーンを目の当たりにして、僕は初めて30年前の映画作品の確固たる「弱点」に気がつくことができた。
この点一つを取っても、このリメイク作の意義と価値はあまりに大きいと思える。
 
自分自身の子どもたちがドラえもん映画を観始めるようになったのをきっかけに、長年スルーしていた新世代のドラえもん映画を観るようになった。
重度の“F先生”信者なので、自身が子どもの頃に慣れ親しんだ“大長編シリーズ”のリメイク作に対しては特に敬遠気味だったのだが、昨年「のび太の恐竜2006」を鑑賞して、その“食わず嫌い”は一気に吹き飛んだ。
「のび太の恐竜2006」、「のび太の新魔界大冒険」、そしてこの「新・のび太と鉄人兵団」と観てきたが、どれもF先生の原作をリスペクトした上で、現在の価値観を踏まえた弱点を見極め、真摯に改変に挑戦する姿勢が素晴らしいと思う。
 
無論、藤子・F・不二雄を信奉する者として、リメイク作に全く不満が無いわけではない。
今作にしても、スネ夫所有の“ミクロス”の露出が、新しいキャラクター設定に伴い大幅に減少してしまっていることなどは決して小さくないマイナス要素ではある。
それに“改変”されているとはいえ、突き詰めれば倫理的にスルーできないストーリー展開上の強引な要素も残っている。
 
だがしかし、前述の“気づき”を筆頭に、オールドファンをも認めざるを得ないリメイクの意義をしっかりと示し、今の子どもたちに向けて新しい「鉄人兵団」を公開する価値は、とても大きいと思う。それはいくつかのマイナス要素など補ってあまりあるものだ。
 
リルルとの別れに号泣し、スーパーコアラッコのパズルをするドラえもんに萌える。ドラえもんファンとしても、このリメイク作の仕上がりは申し分ない。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-01-14 17:43:54)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 7.48点
000.00%
100.00%
200.00%
314.35%
414.35%
528.70%
614.35%
7626.09%
8521.74%
9313.04%
10417.39%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review4人
4 音楽評価 4.75点 Review4人
5 感泣評価 6.50点 Review4人
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