7.大好きな作品です。ストーリーは特に可もなく不可もなく盛り上がりに欠けるものだけど、いいんです。若者がそれぞれ自分の夢を追い、時に挫折し時に意地を張り、何が正しく何をすべきかも定かでない、周りに感化されながらももがく姿がただ眩しくて。その単純なストーリーを台詞の代わりに語ってくれるカメラワークも無駄が無くて良い。朝日が昇ると同時に自転車で職場に向かう主人公。最初のオーディション会場、足元を順に写すと皆トーシューズ、続いて頭を写せば皆お上品な色白ひっつめ髪。受験者たちの属性が分かる。教会の懺悔室の光と影。ストリートダンサーたちの生き生きした自由なダンス。これらの映像も美しい。いよいよオーディションシーン、審査員たちの見る目がみるみる変わってく感じ、結果なんてどうでもいい、やり切ったぞって終わるラストシーンも素敵。途中のエピソードで、バーの先輩ダンサーが語る「昔は衣装をたくさん買ったけど、急に買わなくなった、理由は分からないけど。その衣装もみんな古くなってしまったわ。」みたいなセリフ、深いです。外見をいくら取り繕ってもそれはいつしか古くなる。中身を充実させればそれは不変的なものになる、という事なのかな。可もなく不可もない物語だけど、読み取ろうと思えば実はそんなメッセージもさり気なく込められているようにも思う。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-02-20 18:22:13) (良:1票) |
6.ジャスト世代には青春映画としてのバイブル的要素が大きいですね。音楽も良いし。個人的にはキム・カーンの曲が好きです。挑戦もしていないものへの結果に怯える主人公の気持ちが、そういう時期の人には胸にくる映画で、それ以上もそれ以下も僕は望んでいないのでこの評価です。 |
5.「もう1回やらせて下さい」と言ってレコードをかけなおす。失敗したらやり直せばいい。すべてを出し切ろうとする最後のオーディションシーンは何度見てもよいですね。ストーリーの陳腐さは最後のシーンが帳消しにしてくれます。 「スチュワーデス物語」も思い出すなあ。 |
4.ストーリはどうでもよいです。バレエ学校の廊下のシーンとか、ピッツバーグでしたっけ、ダンスしてる町を楽しく撮ってます。エイドリアン監督のこういうところが好きですね。やっぱ、ダンスが好きな人は見ましょう。 【オドリー南の島】さん 8点(2003-12-02 22:47:07) |
【civi】さん 8点(2003-10-29 02:40:07) |
2.タラコさん、それ本当なんですか!?今知ってびっくり。うそ、もう一回見て確認せねば。男ですかぁ・・。やられた(><)でもサントラを手に入れたほど好きだったんです。あのダンスバーみたいなところでマッチョに練習するシーンもいやらしいっぽい踊りも。レストランの食事のシーン、テーブルの下で足を伸ばして男に触るところではドキドキするほどエロスを感じたし。最後には見ていて熱くなるくらいがんばれ!なんて思っていたのに。でもそうなのかぁ・・・男だったんだぁ・・それはそれで好きだから8点献上! 【いかみみ】さん 8点(2003-02-28 16:27:17) |
1.主題歌をきくだけで価値あり。運動会で流れてたなー。 【かるび】さん 8点(2002-02-24 03:00:00) |