27.凄く面白いが、キャスティングが玉石混交なのが少し残念です。 【レッドデヴィル】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2017-02-18 01:09:55) |
《改行表示》26.見事なマンガを、見事にアニメーション化。何度見ても最高です。笑えます、感動します。 とにかくキャラクターが活き活きしている点、アニメに限定せずともこれを超えるものはなかなかないんじゃないですかね。キャラの設定が秀逸なら、細かい動き、表情や仕草の描き方も見事。複数のキャラクターのセリフと表情の変化が同時並行的に描かれるうまさ、いや、単にうまいんじゃなくって、そこにひとヒネリもふたヒネリも加えてきて、絶妙の可笑しさを醸し出します。 声優陣は映画版とテレビ版で一部(いや大半か)違っていて、芸人さんが大量動員されてます。テレビ版の方がしっくりくる半面、この映画版での芸人さんの起用の仕方が、すべて「なるほど」と思わせる配役で、これもちょっとした楽しさ。いやホント、このメンツでそのまんま舞台化できたんじゃないかと思わせるくらい。 『ゴジラの息子』が実写のまま挿入されるシーンなど、テレビ版との違いは声優以外にもありますが、背景画も映画版の方が凝っているようですね。チエちゃんのホルモン屋に、バクチ屋時代の「お好み焼き屋のオッチャン」が子分を連れてやってくる直前の場面で、テツの噂話をする客の一言にチエちゃんがズッコケると、そこで映し出されるカウンター下の背景画、テレビ版では特にこれと言ったものは描かれていなかったように思うのですが、映画版では遠近感をもった深みのある背景になっていて、こういう部分にもしっかり手をかけているんだな、と。 母と会う場面、天王寺の風景は今では変わった部分もありますが、やはりこれはまぎれもなく天王寺公園。 もう一度言いますが、最高です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2016-10-28 15:20:37) (良:1票) |
《改行表示》25.原作とテレビ版を楽しんだ。この映画版はテレビ放送で観た。 どれも面白いが映画版は声優に違和感がある。チエとテツはテレビ版と同じで最高だけど。 この映画版(1981年4月公開)があるから、テレビ版(1981年10月から)がある。 大塚氏の著作を五冊読んだ。会って話したこともある(名刺もらった)。 テレコムの原画マンを確認する私にとって、この映画は「良いもの」。 この感覚は私のような、アニメ技術が好きな者にしか分らないだろう。 ところで私はビールが好きでワインは飲まない。千円と十万円のワインの違いが全く分らないだろう。 だからワインの悪口は言わないというか、言えないし、言いたくない。 アメリカのテレビには『ザ・シンプソンズ』があるが、日本のテレビには『じゃりン子チエ』がある。 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 8点(2016-02-25 11:09:55) (良:2票) |
《改行表示》24.また観たくなるんだろうなあ。何とも言えない味わいのあるアニメ。 大人でも子供でも楽しめるいい作品。 |
23.このアニメが面白いのは原作の手柄であってアニメ化の手柄ではない。アニメ作画技術は一般的なTVアニメの域を出ない(まあ、この作品に高度な技術はいらないかも)し、ストーリは原作にかなり忠実。しいてアニメ化の手柄を上げるのなら声優の妙ですかね、チエ役の中山千夏はハマリ役と感じました。ということで5点(原作漫画には10点あげます)。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-03-24 00:52:58) |
22.つい幼き日の郷愁に誘われて観賞。劇場版という事でテレビ版の総集編なのかと思ってたら、こちらの公開の方が先みたいなのでプロトタイプ的な作品なのね。ガキの頃は何の気なしに再放送を観てたもんだが、今見返してみるとまず関西弁のクオリティの高さに驚かされる。声優のほとんどがネイティブ上方芸人なので当然っちゃ当然なのだが、いちいち気の利いたガラの悪い台詞回しにはニヤニヤさせられっぱなしだった。チエの飲酒やヤクザの描写(や猫のキ○タマ)など今なら問題視されそうなシーンも結構多いが、破天荒さと哀愁とが入り混じったこの空気感はなかなか今のアニメには出せない“匂い”があると思う。どんな環境であっても子は育つし、人々(や猫)はしたたかに生きていく。巷で言われているほど人間は弱くないという事を気付かせてくれる良いアニメだなぁと改めて思った。監督は高畑勲氏。どうしても「ジブリの二番手」という印象が拭えない人だが新作も公開される事だし、パヤオ亡きジブリの暗黒面を担う存在としてぜひ再びの暗躍を望みたい所だ。あと、本作では流れないがテレビ版のオープニングテーマ『バケツのおひさんつかまえた』は後世に残すべき名曲だと思う。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-10-16 17:05:38) |
【くまさん】さん [インターネット(字幕)] 9点(2010-09-29 16:21:00) |
20.昔、日曜の夕方によくやってたなぁ。やっぱり哀の表現と、おっさんの涙と鼻水がたっぷり入ったお好み焼きが最高。 【モチキチ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-30 05:51:57) |
19.子どもの頃TV放映されていたときは正直あまり面白く感じなかったけれど、こうやって大人になって観てみると、下町情緒とか、独特のホノボノ感やくだらなさがすごく良い具合に絡み合っている。チエ達家族3人で電車に乗るシーンが大好き。チエがたまらず歌を歌い出すところで胸が詰まっちゃいます。何ともいえない子供心を上手いこと表現したなあ、と感心しました。原作が良くできていることもあるのでしょうが、ドタバタに陥らない人情アニメなんて貴重だと思うし、親子揃って楽しめる良質なお話だと思います。 【のはら】さん 8点(2005-01-09 21:34:32) (良:1票) |
18.大塚康生さんがもっともおもしろいアニメーションの1つというだけある。DVD買って良かった! 最初8点だったけど何度も見てしまうすごさ、飽きなさ、10点だなこりゃ! |
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《改行表示》17.当時から高畑の傑作として名作の誉れ高い映画だったんですが、僕は全然だめです。 この世界感を全然受け付けないんですよね。いや世界感たってただの大阪の下町人情ドラマなんですけど.. この映画の後にテレビアニメも放送されてましたが、それも全然.. 【あばれて万歳】さん 4点(2004-04-14 10:25:07) (良:1票) |
《改行表示》16.この作品にしても、TVシリーズにしても、何回テレビで放送されたことか・・・。 あんなにも繰り返し放送されるとさすがに飽きると思うのだが、 ついついチャンネルを合わせて見てしまってた。 つくづく大阪の血が流れてるんだなぁって思い知らされる。 とにかくキャラが魅力的で、痛快に笑わせてくれる。 しかも、ちょっとした人情話も展開されて、ほろっとさせてくれる。 いや、さすがに見過ぎてて泣くまではいかないんだけどね。 【もとや】さん 8点(2004-03-12 14:45:42) |
15.昔は年末に必ずこの映画、テレビでやってた記憶がある。総集編みたいな感じで好きだったよ。 【guijiu】さん 10点(2003-11-28 01:08:52) |
14.原作に忠実過ぎる、っていうのは意外に退屈なモンなんだなぁ、というのを思い知った映画です。これが小説の映画化ならば、そのイメージの相違を楽しめたりもするのですが、マンガをかなりきっちり忠実に表現したキャラクターデザイン、画面構成となると、あとは「いやもう物語的には判ってるから、なんか他の事してくんない?」って思ってしまって。『ゴジラの息子』あたりが数少ないお楽しみポイント、みたいな。声に関しては、テツは最高、チエやおばあはんもいい、でも他はどうしても芸人さんの顔が見えてきてしまうなぁ、って感じでツラいものがありました。思うに高畑演出って毎回どうも関西の浪花節的なノリで、関東な私には鼻に付いてしまって馴染めなかったりするのでしょうかねぇ。原作の方は10巻くらいまでは好きだったんですけどね。あ、初日プレゼントのセル、併映の『フリテンくん』を貰って思いっきり萎えた記憶が・・・ 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2003-11-22 22:39:45) |
13.短い時間にいろんなエピソードをうまくまとめていたと思う。声優に吉本の芸人を大量に起用した点はかなり疑問だが、テツを演れる人は西川のりおをおいて他にいない。でも実は、吉本オールスターのアニメとしてみるとそれはそれで違った楽しみ方ができたりもする。(やっさ~ん成仏してや~。アントニオだったっけ?きよっさんは小鉄?) 【じゃん++】さん 6点(2003-07-31 01:44:22) |
12.実家にいたころテレビで繰り返し再放送されていて、この前ふとレンタル屋で見かけたので、懐かしくなり借りてしまいました。小さなエピソードがイヤミなく積み重ねられて、いつも観ているうちに自然とノスタルジックな気分に浸れます。そしてそれがまた心地よい。本作をはじめ、クレヨンしんちゃんのいくつかやオネアミスの翼、風が吹くときなど、秀作アニメには心に残るものが多いです。まぁ、本作は一個の作品というよりは原作コミックの前半部総集編に近い形なのですが。久しぶりに古本で集めた原作を無性に読みたくなりました。 【ロバちゃん】さん 8点(2003-07-08 19:14:53) |
11.当事の吉本芸人に詳しい人ならこのキャスティングはわくわくしますね。テレビ版だとチエとテツ以外は変更されていてちょっとガッカリしたりして。西川のりおの貴重さを再認識するにはいい題材であります。しかし高畑勲、何故に敢えて斜陽へ向かう? |
10.高畑監督作品としては、『火垂るの墓』と並ぶ大傑作。原作を忠実に、しかし、アニメならではの演出(あんなに美味そうな?お好み焼きを君は見た事があるか!)を決して忘れることなく描ききった手腕には、ただ拍手を贈るのみ。何度も「実写による映画化」も企画されていたが(菅原文太や赤井英和の名前が、テツ役にあがっていた)、企画したやつは、きっとこの映画を観たことがないにちがいない。 【ジョーボブ】さん 9点(2003-03-04 23:49:24) (良:1票) |
9.劇場版はTV版の”ええとこどり”ではなく、劇場版が先にありTVはそれを元にして作られました。TVでは絵も一部劇場版を再使用しています。劇場版は作画の質は高いですが、内容はまとまりを欠いていて、中途半端な出来と言わざるを得ません。声の出演もネームバリュー優先でミスキャストが多く、TV版のキャスティングの妙に、はるかに及びません。劇場版の見るべきところは作画の質のみでしょう。 【don】さん 4点(2003-02-25 21:54:52) |
【ジッポ】さん 9点(2003-02-22 19:36:19) |