91.大好きな作品です。ストーリーは特に可もなく不可もなく盛り上がりに欠けるものだけど、いいんです。若者がそれぞれ自分の夢を追い、時に挫折し時に意地を張り、何が正しく何をすべきかも定かでない、周りに感化されながらももがく姿がただ眩しくて。その単純なストーリーを台詞の代わりに語ってくれるカメラワークも無駄が無くて良い。朝日が昇ると同時に自転車で職場に向かう主人公。最初のオーディション会場、足元を順に写すと皆トーシューズ、続いて頭を写せば皆お上品な色白ひっつめ髪。受験者たちの属性が分かる。教会の懺悔室の光と影。ストリートダンサーたちの生き生きした自由なダンス。これらの映像も美しい。いよいよオーディションシーン、審査員たちの見る目がみるみる変わってく感じ、結果なんてどうでもいい、やり切ったぞって終わるラストシーンも素敵。途中のエピソードで、バーの先輩ダンサーが語る「昔は衣装をたくさん買ったけど、急に買わなくなった、理由は分からないけど。その衣装もみんな古くなってしまったわ。」みたいなセリフ、深いです。外見をいくら取り繕ってもそれはいつしか古くなる。中身を充実させればそれは不変的なものになる、という事なのかな。可もなく不可もない物語だけど、読み取ろうと思えば実はそんなメッセージもさり気なく込められているようにも思う。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-02-20 18:22:13) (良:1票) |
《改行表示》90.4KのTV放送でやっていたので久々に鑑賞しました。フラッシュダンスとクイックシルバー(1985)を見ると当時”倉庫暮らし”に真剣に憧れたな~!という青春の思い出が蘇ります。その後社会人になってから、大真面目に代々木の事務所ビルのワンフロア(副都心が見える)を住居として借りようとしたことがありましたが、事務所=風呂が無くて結局断念しました。 映画としては大して面白くないです。当時もそんなに面白いとは思っていませんでしたが、なぜか巷では大流行りで”アノ音楽”が社会現象化したほどです。久々に見ると主人公がやたらと若く、ほとんど子供だったことに驚きます。自分もハタチ前後の時はあんなもんだったのかなと、妙にノスタルジーを感じます。 終盤の流れが端折り過ぎていて今見ても少し違和感ですが、”ここは察してくれ”という映像表現は嫌いじゃないです。よく考えたら1985年のバックトゥザフィーチャーあたりから妙に説明的な映画が増えたかもしれません。あと一つ気になったのが、カメラワークが下手だと感じた点です。当時の流行りだったのかもしれませんがアップが多くカットが落ち着きません。アップのおかげで官能的になったか?というと別にそうでもなくて、単にワチャワチャした印象ばかりが悪目立ちしたシーンが多くて疲れました。 いつか乗りたいと思って結局乗れなかった黒の81年式ポルシェ(911スーパーカレラ)が素晴らしいです。いろんな意味で思い出補正で少し点数オマケしています。 【アラジン2014】さん [地上波(字幕)] 6点(2023-10-26 11:35:00) |
89.大好きな映画です。ストーリー、演技、音楽は最高です。光や照明を細部にまで意識しかなり凝った撮影をしています。各シーンも丁寧に撮られて無駄なシーンは一つもありません。私はアレックスに影響されて、高校時代は自転車通学をして、赤いマルボロを吸ってました。しかし実は、主人公アレックスよりも、スケート大会で失敗してストリッパーになってしまうアレックスの友人ジニーの方が好きでした。そのジニーを演じたサニー・ジョンソンが公開の翌年に脳内出血で亡くなったのがとても残念で悲しかったです。。。オーディション(役をつかむためのオーディションではなくダンス学校に入学するためのオーディション)に全力でぶつかり、合否は見た人の想像に任せるようなエンディングも好きです。何度見ても良い映画です。 【みるちゃん】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2020-01-09 12:45:18) (良:1票) |
《改行表示》88. 数々のナンバーに合わせて俺の青春も蘇る。 時系列はすっ飛ばすが、フットルースやストリート・オブ・ファイヤー… これらと共に青春のミュージックが想起したのさ。 流れるのはミュージック。 夢を諦めないまま溶接工をしていた彼女。 ジェニファービールス演じるアレックスの笑顔に胸を貫かれた。 このフィーリング! 【映画の奴隷】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-05-18 20:58:18) |
《改行表示》87.テレビとかビデオでも何度か観た...音楽、特に最後のシーンを堪能するために。 全体的には普通の出来。でも時代を思い出すし、記憶には残る映画(ただし最終盤のみ)。 【simple】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-02-16 16:17:02) |
86.夢を捨てることは死ぬことと同じ。ダンスと音楽と爽快感。昼は溶接工、夜はバーのダンサーとして働くアレックス。彼女にはプロのバレエダンサーになるという夢があった。恋愛と友情。様々な困難を乗り越え、夢に向かって走る女性姿を描く。シンプルな物語に迫力あるダンスと爽快な音楽を盛り込み、80年代に大ヒットした映画だ。子供のころ友人と劇場で鑑賞した際には、同じ日に3回連続で観てしまった。物語は本当にシンプルな展開で、大した山場も捻りもない。合間合間に挟まれるダンスと音楽のため、長尺のミュージックビデオ的な構成になっている。だが、何も考えずに物語に入り込める内容は好み。連続して再生される音楽と映像に包まれるような気分になり良い。悩んでいたり、落ち込んでいる時に観ると、気分をアゲてくれること間違いなし。たまにはこんな映画も観てみてはいかが? 【しぇんみん】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-01-22 21:59:55) (良:1票) |
《改行表示》85.公開当時は話題になったしそれなりに感動したような気もするが、今見直すとそれほどでもないような…。 シンプルでわかりやすくまとまってはいるが、よくあるストーリーといった感は拭えない。 同じダンスを素材にした青春映画の『フットルース』と比べても、話に深みがない印象。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-27 19:59:12) |
84.懐かしい。当時観た人にとっては、それしか残っていないだろうと思います。主題歌も含め、ヒットしました。当時は感動した私。今の私にとって、90分間が苦痛でしか感じないのは、やはり私自身のせいでしょうか? 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-22 18:22:07) |
《改行表示》83.ミュージカル映画じゃなくて、れっきとした青春ドラマ。 ひと言でいえば、「サタデー・ナイト・フィーバー」の女性版。 でもストーリーは結局二番煎じだし、こちらは雰囲気が妙に暗くてあまり面白くない。 内容が薄いぶん、時おりPVのような映像で音楽に合わせたダンスシーンを見せてくれる。 これらの音楽は、日本でも随分とヒットしたっけ。懐かしい。見所はそれぐらいかな。 【MAHITO】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2011-07-19 07:53:52) |
82.はっきり言って内容が無い映画。ダンスで成功をと言う点でも、恋愛と言う点でもかなりあっさりとした作り。まぁ、映画と言うよりは80年代のPVって感じだ。80年代の映画が好きな自分としてもこれでは低評価にしか出来ない。劇中で流れる音楽とダンスシーンを見てこの時代の雰囲気を感じるのにはいいかもしれない。それに、主人公がキュートなところも良いところだ。楽しめるとすればこれぐらい。それにしても、最後の終わり方がサラッとし過ぎていて、「おい、ここで終わりかよ!」と思ってしまった。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-05-08 22:43:57) |
|
81.ダンスと挿入曲以外の中身が見事にないんだよなあ。80's青春ものには甘い私でも、これでは点数を絞らざるをえない。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-07 00:01:17) |
80.「ザ・80年代前半」代表選手みたいな映画ですね。小さな田舎町で、一番最初に出来た「レンタルレコード」店で最初にレンタルしたのが、この映画のサントラ盤。「サントラ」って覚えたての略語を口にするだけで少し大人になった気がして、やたらと友人との会話中の端々でこの単語を出し、誇らしげにいい気になって使ってました・・・(汗)サザンやユーミンよりも、なぜか杉山清貴の音楽が「都会の象徴」だと、勝手に自分の中で断定し毎日のように聴いていた、ニキビ面坊主頭の自分の姿を思い出します。当時のこっ恥ずかしくも、懐かしい思い出と空気感と共にこの点数で。でもこの映画、出来もそんなに悪くなかったと思います。今見てどうかという議論はとりあえず置いといて。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-10-31 09:57:28) (良:1票) |
79.主題歌は凄くいいし、主人公は光ってるんだけど・・、あの終わり方は消化不良です。 【ネフェルタリ】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-09-27 12:28:27) |
《改行表示》78.何も考えずに、軽い感じで観るには良い映画です。 ちょっと少ないけどブレイクダンスやジャズダンスのシーン、アイリーン・キャラが歌う『フラッシュダンス:ホワット・ア・フィーリング』等の軽快なサウンドが心地よい。 ただし、ストーリー的な深みは全くない。ジェニーやハンナのエピソードがあるにはあるが、それらを十分に生かし切れていない。懺悔するだけでオーディションに向かわせてしまうのはもったいないと思うぞ。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-31 02:18:23) |
77.懐かしいですねえ・・・。 大ヒットしたアイリーン・キャラの“what a feeling”にマイケル・センベロの“maniac”とか、ベストヒットUSAなんかでかなりヘビーローテーションで流れていたし、この頃からかな。この手のジャンルの映画の主題歌や挿入曲のPVに映画のワンシーンを挿入するという手法も多く見られましたね。自分の住む街に映画館が無い田舎住まいでまだ映画館に行くにはちょっと早かった頃なのでその後レンタルビデオか何かで見たのだと思いますが、80‘sテイストたっぷりの音楽やダンスは今観直すと感動的なまでに懐かしさを感じる映画です。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-04-17 21:33:24) (良:1票) |
76.エイドリアン・ラインも英国のCM出身ですが、それほど好きな作品がない。この映画も映像は洗練されていてもあまり心にこないし、奔放なキャラがおっとりとしたジェニファー・ビールスにあってないような。マイケル・ヌーリーは混血の彼女にあわせたキャスティングなんでしょうけど、恋人より兄妹みたいに見えます。(彼がリッチなのもイ~ジ~)複数のダブルを使ったオーディション・シーンは、アクション映画以外でスタントが活かされた好例ですね。「フェーム」のアイリーン・キャラが歌う主題歌はとてもエイティーズ。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-03-09 06:48:20) (良:1票) |
75.感受性の高い十代、大流行していたリアルタイムで観たわりに、イマイチだったなあ。今だったら当然してしまう「ありがちなサクセスストーリー」という意地悪な目もなかったにかかわらず。オーディション・シーンは良かったし、名曲What a feelingも素晴らしかったんだけど、なんかこの「現代のシンデレラストーリー」ってのについていけなかったんだわ。 【あっかっか】さん [映画館(字幕)] 3点(2009-01-12 13:51:19) |
74.当時は大ヒット!でしたね~ どれだけ多くの人が勇気づけられたことか.. しかしながら、今となっては、有りがちなストーリー.. 全体的に、軽くはないけど、少し淡泊に感じます.. 同じダンスものなら、「リトル・ダンサー」の方が説得力が有るし感動的ですね..特に家族愛に心打たれます... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-19 16:53:30) |
《改行表示》73.ラストはもう終わり?って感じのあっさりしたものだけど、 もう少し彼女のダンスを見ていたかったと感じたのは、 この物語が良質なものだったからなのかも知れない。 挫折しそうにもなるけど、夢に向かっていく姿は美しいものですね。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-06-19 01:50:02) |
72.なっつかしいなぁ、背中でクルクル回られた時にはびっくりしました(笑)内容はまあたいしたことはないのだけど、さすがエイドリアン・ライン、映像がいいですね。ダンスシーンの他になに?と聞かれればジェニファー・ビールスがカニ食べてるとこと、彼氏を目の前にして、部屋着に着替えてゴソゴソと何してるのかと思ったら起用にスルスルっとブラジャーを外したとこです。「フル・モンティ」でダンスのお手本としてコレをみんなで観るシーンが出てきた時はなぜかウレシクなりました。 【envy】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-09-10 01:18:32) |