67.「途方もなく酷い映画だった」と家族、親戚、友人、上司、部下に触れ回ってほしい。■そしてこの映画を大コケさせてほしい。■その上で「製作委員会」に名を連ね、多数決で映画を作ろうとした人々の左遷、降格、減給を望んでほしい。■次に、監督として、脚本家として才能や力がないばかりか、「製作委員会」の決定に唯々諾々と従い、作品よりも自己保身、売名に汲々とする樋口真嗣、加藤正人、尾上克郎には仕事を今後与えないという、業界内の暗黙の了解をとりつけさせてほしい。■こんな映画つくってちゃ、ほんとーに駄目になるよ。■さらにもう一つ問題なのは、この映画の酷さ、「デビルマン」クラスの酷さが、大マスコミからはまるで漏れ聞こえてこないこと。 【まぶぜたろう】さん [映画館(字幕)] 0点(2006-07-23 19:12:57) (良:4票) |
66.炎に囲まれ絶対絶命の少女、草彅剛は間に合わない!ああ、もうダメなのか。その瞬間、炎の中からレスキューヘリが飛来、ロープにぶら下がった柴崎コウが危機一髪で少女を救助!…この冒頭で「この映画はダメだ」と覚悟を決めました。これは恐ろしくセンスのない人たちが作った映画だなと。本作のようなシュミレーション映画には、何でもできるスーパーマンは絶対に出てきてはいけないはず。そんな人物が出てきた途端に日本沈没の危機感が大きく失われてしまうのに、ド頭でこれをやってくるのは相当なもの。最後まで見ましたが、冒頭で感じた予感は残念ながら的中しました。それなりに見せ場があるにも関わらず、2時間をここまで退屈にさせるのは凄いことです。この映画は企画意図そのものに問題があったのではないでしょうか。CGでそれなりの映像を作れるようになったし、若い客が喜ぶデカイ企画をやろう。女性ウケは大事だから、アイドルの恋愛要素は必須で。往年の作品のリメイクなら中高年の動員も見込める。そんな足し算の論理で考えられた企画のように思います。しかし出来上がった映画は、結果的に引き算の積み重ねになっているのが面白いところ。シミュレーション映画としての完成度を追えばある程度のグロテスクな展開や描写は避けられないし(惨い場面をひとつも入れずに危機感を煽ることのできる監督は日本にはいません)、恋愛要素を描ききろうとすればアクションのテンポを奪ってしまうし、年齢層の高い客層は知的好奇心を満足させる内容でなければ退屈します。しかし方向性を決めずにすべてのターゲットを狙いにいった結果、作品の質を決定する要素をすべて切ってしまっているのです。何味にするのか考えず、とりあえず喜ばれそうな食材だけ放り込んだ料理。砂糖も塩も入れてないので物凄くマズくなってます。こういう映画はよろしくないですね。あらゆる層にアピールしてとりあえず映画館に来てもらうけど、関心があるのは入場料払うまで。映画館に来たお客さんを入場料分きっちり楽しませることの努力は特にしていないという。最近では大コケする邦画も出てきていますが、それは本作などが適当な商売した結果、観客が学習した結果だと思います。1点は本作で唯一プロの仕事をしていた特撮パートに。さすがは大量破壊描写について世界随一の伝統を持つ日本特撮界だけあって、対費用効果ではハリウッドより良い仕事してます。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(邦画)] 1点(2008-06-29 06:27:43) (良:2票) |
65.まいったー。。スペクタクルなのか,ラブロマンスなのか,はたまたブラックユーモアのコメディなのか・・・。なんのしこりもなく,小星の中で完全にちんぼつ。二度と,日の目を見ることはないでせう。 【小星】さん [地上波(邦画)] 3点(2008-04-16 21:49:47) (笑:2票) |
64.バスや飛行機などのパニックものの場合、そこに居合わせていない自分がいます。どこか他人事。地球全体に及ぶ災害の場合は、スケールが大きすぎて恐怖心が麻痺。それに、人類が滅亡するなら、あがいてもしょうがないとも思ってしまう。その点、本作の“日本列島が沈む”という災害は、要するに大きな地震。極めて現実的です。特撮の迫力は十分満足できるレベルで、とてつもなく恐ろしいものに感じました。国土を失うこと=国を失うこと。国に属していることの恩恵を、日本人であることの有難さを痛感しました。国に属し、国土があることはそれだけで本当に幸せなんだなと思いました。(別に“右”っぽいことを言う気はないです。もっと純粋に国というコミュニティーを尊重しようということ。)そんなことを考えるきっかけとなっただけでも、本作は自分にとって意義ある作品でした。ドラマ部分の薄さや物語のトンデモぶりを差し引いても。 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-10-24 19:16:21) (良:2票) |
63.点数の基準では、かなり面白くない、ですが、時と場所を選べばそれなりかも知れません。なにせ、テーマが「日本列島全部沈没」ですから。「日本以外全部沈没」と合わせて見るという手もありあす。例えば、熱い夏の夜に友人や恋人とあれこれ、チャチャを入れながら見るとか…完全にカウチポテト映画ですね(私が見たのは公開時なので、震災後の今見たら怒るだけでしょう…リアリズムでないのは当然、お伽噺にしてもいい加減すぎる)。 しかし、よくぞここまで突っ込み処満載にできるものかと。 作り手さんは話題先行でお客が入ればそれで良しなのでしょうか。 少しは現実をリスペクトしてほしいものです 【ろんべえ】さん [映画館(邦画)] 3点(2011-07-28 22:36:50) (良:1票) |
62.よし、これで『日本以外全部沈没』を見る心構えができた。 【TINTIN】さん [地上波(邦画)] 3点(2010-10-11 00:48:41) (笑:1票) |
61.いや~、なかなか酷かったです。どこがパニック映画なのかこちらがパニックしそうでした。恋愛シーンなんていらないとしそこで流れる挿入歌にもイラっとした。しかも、とにかく長い。避難してる人達と同じくらい疲れました。 【茶畑】さん [DVD(邦画)] 1点(2008-10-22 23:21:20) (笑:1票) |
60.ひとつひとつの要素はそれ程悪くはないですが、全体としては見る者に訴える何かが欠けているように感じます。叙情的で恋愛色強めなこともマイナスに作用している印象です。 「日本沈没」という設定自体は非現実的でも、それへの人々の対応は現実的なものを期待していたのですが、そうなっていないのが最大のマイナス要因なのかもしれません。いくら危機的状況だからといって、みんながそんなにロマンチストになるとは思えず、淡々と現実的な対応をしていく様を見たかったのですが。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 4点(2008-04-14 15:22:23) (良:1票) |
59.期待してなかったのでこんなもんかという感じ。ただ石坂浩二扮する首相の「沈没の対策をせず何もしないで国と共に滅びる」的な会話のところは印象深く、なんとなく自分もその意見に共感を持てた。微かに聞こえた「Romanticが止まらない」に失笑。 【すたーちゃいるど】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-04-14 01:16:54) (笑:1票) |
58.元々災害パニック映画が好きなので甘めの採点かもしれないが日本の大作映画もここまで出来るようになったか~と素直に感動。CGシーンの出来栄えも見事。多少緊張感をそぐような演出があった点がマイナスですが全体的には大満足の1本でした。 【北狐】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-12-19 10:53:08) (良:1票) |
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57.まぁ・・つよぽんや柴咲コウ辺りが出ている時点で 期待する方が無理なのであろうが、これは何とも酷い作品だ。 時系列的にも理解出来ないしディザスター的な観点から見ても 到底ありえないような描写の連続に怪獣映画並みのリアリティしか感じられない。。 【日本沈没】というタイトル自体にも既にオチがあるのだが 実写映画としてのリアリティを全面に打ち出すのであれば ある程度の科学考証的な描写も面白いのだが 後半のN2爆薬の辺りから些か荒唐無稽過ぎた。。 要は大人の鑑賞には到底堪えられない作品である事に 激しい憤りを感じつつSF小説の金字塔的原作を嬲り者にする この映画スタッフには正直嫌気がさした・・・。 ・・という訳で最大に頑張って3点献上。 【sting★IGGY】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-04-28 22:39:02) (良:1票) |
56. 大災害が日本を襲い、多くの人が巻き込まれていく。大雪山、阿蘇山の噴火、大地震の襲来、日本は引き裂かれ、沈没していく。その天変地異の様-崩壊する建物や人間に牙をむく自然の恐怖が映像の中に見事に描かれている。それなのに、ああそれなのに、この緊張感の無さは一体何だ~!!というやるせなさが、鑑賞中津波のように何度も襲ってきた。そこで憤ってもしょうがないので、原因を考えてみたい。まず、監督が描きたいと思うモチーフに対しての踏み込みの甘さである。災害で多くの命が失われているというのに、函館の観光客、避難地で酒盛りをする人たちの描写、お約束とはいえ取って付けたような主人公とヒロインのシーン、そして掘削船や自衛隊のメカ登場や活躍など。一体、樋口監督は何をメインテーマに据え、観客に訴えたいのか?エンターテイメント作品とはいえそこがはっきりしないので、見ていてスッキリしない。恐らくこれは、主軸となるべきキャラクターを乱立させすぎてしまったためだろう。これに比べ前回鑑賞した73年版は、CG映像ではなく特撮主体のため、映像は稚拙であったかも知れないが、人間関係や緊張感、逃げようのない運命に対して人はどう対峙するか、国土が無くなっても日本人としていられるのか、といった哲学観のようなものが良く現れており(今回の作品にも同様の思想-多分小松左京氏の-がわずかに登場するが、インパクトは弱い)、筋が通っていたと感じた。 1973年から2006年の33年間に沈没したのは日本列島ではなく、壮大なテーマを前にして監督や製作者が抱いた思考と、表現力ではないかと感じた135分である。石坂浩二や大地真央など、ベテラン俳優の良い演技がせめてもの救いであった。 【ジンギスカンマン】さん [DVD(邦画)] 2点(2007-02-19 23:10:09) (良:1票) |
55.オリジナルが公開された当時と大きく世界が変貌を遂げた現在、刻々と加速する社会情勢に我々は否応なく向き合わなければならない今だからこそ、この再映画化の意義はあると思う。物語の骨格は基本的に同じだが、主人公の男女のラブロマンスを中心に据え物語を肉付けしていく事で、ドラマに一段と厚みと膨らみをもたらせている。その事は作品世界の描出力に実感が乏しく、所詮ホラ話の域から脱していなかった前作と大きく違う点で、テーマが自然な形でより鮮明に浮かび上がる密度の濃い脚本はリメイク最大の成果だと言える。前作では到底表現できなかった視覚効果もCG技術の進歩で大部分が可能となり、その出来映えはハリウッド大作と遜色ないほどだ。特徴的なのは、絵葉書等で見慣れている日本の代表的な景観が次々とその姿を変貌させていくショットだろう。その効果はミニチュアの建造物が崩壊していく事以上にインパクトがあり、実感を齎せている。未曾有の大災害という意味でハリウッドが9.11ならば、我国では1.17を作品に色濃く投影させているのは至極当然であるが、破壊スペクタクルとしての映像表現が抑え気味なのは、一説によると震災被害者に配慮したものらしいが、むしろそれが映画全体のバランスを保つ事となり、結果的には功を奏したのだと言える。自己犠牲という地球規模の解決方法を採用する事で、パターン化されたハリウッド大作の名残のような味わいのする作品だが、そこに至るまでの伏線の張り方や主人公たちの様々な想いが納得する形で描かれている為、決して唐突で場当たり的な印象はしない。パターンを踏襲する以上は、そのあたりをきっちりとわきまえると言う事が基本姿勢にあるからなのだろう。ラブロマンスがベタベタとしたものにならないのも主人公二人のキャラがそうさせているのだろう。中でも柴咲コウはこういった活動的で男勝りの役柄が似合う女優で、男たちの世界で一段と光彩を放つという、まさに適役であり、どこまでも冷静なイメージの草彅クンとのコンビネーションは快調そのものだ。夕暮れ時、二階の物干し場で語合う二人の姿に、私などは名作「世界大戦争」での市井の人々の終末観を思わずダブらせてしまったが、平穏な日々が戻ってきた事を、ツバメの巣で象徴的に表現するなど、本作はハリウッドのスタイルに拘りを見せながらも、どこまでも純粋な日本映画なのである。 【ドラえもん】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-10-15 18:00:29) (良:1票) |
54.「日本の超大作映画」というだけで、「駄作」とほとんど決めつけても決して行き過ぎではない「確率」というものは確かにある。が、しかし!この映画は、多くのそういう映画とは一線を画す見事なスペクタクル映画だったと思う。 オリジナル作品も数年前に観ていたが、明らかにそれを超える出来栄えだった。リメイク作品としては非常に珍しい。 この映画は迫力のVFXが最大の売りである少し古風な言い方をすれば「特撮映画」である。実際ストーリーなど二の次でも構わない(いや別にストーリーも悪くはなかったが)。 崩壊していく日本列島を描き出した「特撮」に確固たる感情の揺れを覚え、涙が溢れた。それだけで、この映画の価値は高い。 日本映画の「特撮」はようやく「感動」を紡ぎ出せるレベルに達した。いや“戻った”と言うべきか。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-08-01 22:29:47) (良:1票) |
53.原作未読,オリジナル未見. 予定調和ではあるが,それなりには楽しめました. 総理大臣臨時代行が真っ先に逃げるなんて考えられん! 鷹森大臣(大地真央)の演説は感動的でした. ただし,科学的な説明はわけわからん・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2021-05-15 19:20:06) |
52.ショボいとは思わなかったが、ミスキャスト&原作から逸脱した脚本には頷けなかった。 40年前の映画化に負ける現代邦画のスケールとはこれいかに。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-05-04 19:26:44) |
51.オリジナル版(1973)は未見。 地殻変動により日本が沈没するお話。 災害モノとしてだけなら見応えあったかなと。 地震大国・日本ならではの現実味。 突拍子の無いSFではないあたりも良い。 評価の割には悪くなかった印象。 主人公の恋愛要素はやや蛇足感あるかな。 それもあってか、時間の割には内容が薄い感じ。 あとBGMがやりすぎで少しうるさいのも難。 弱さを見せる感じの柴咲コウが珍しくて良かった。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-05-02 15:12:55) |
50.映画の進歩によって生まれたCG以外は、1973年版の日本沈没に勝るものは何一つないように思う。ドラマが持つメッセージは大きく損なわれ、人間ドラマはどこへ行ったのやら。何よりもストーリーを変えてしまったことには大いに疑問を持つ。 そもそも日本列島全体が沈むというのは、常識を遙かに超えた想定なのだが、それが意図も簡単に?救う方法があるとは到底信じられない。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-03-16 07:33:57) |
49.邦画の悪いところを凝縮して見せられた感じ。 なんともコメントしにくい。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-09-25 21:38:01) |
48.ストーリは素晴らしいのだが、草なぎの学者と柴咲コウのレスキュー隊はしっくりこなかった。 【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-12-14 00:44:49) |