365.なぜか評価が低い、けどもういいや、好きなものは仕方がない。最高!原作とはかなり内容が違うけど、映画は映画でよく出来ていたと思う。画面を綺麗に撮っているので、何度見ても飽きない。音楽も綺麗で、美しさのレベルは「羊たちの沈黙」より圧倒的に高い。クラリスはジョディ・フォスターよりもジュリアン・ムーアのほうがよかった。原作と違うあのラストは、続編を計画しているため?もっとレクターの感情にせまるストーリーに力をいれて欲しかったけれど…。確かに原作がよく出来ていたからなぁ。まぁでもこれはこれ、それはそれ、で考えた結果。いい映画か、とか、完成度高いか、とか、あまり気にせずに、本人の独断と偏見で10点。 【揺香】さん 10点(2004-05-14 11:46:14) (良:2票) |
364.もし、アンソニー・ホプキンスが日本に来て「ウニ丼」をムシャムシャ食べているのを見たら、「脳みそぶっかけ丼」を食べているのかと勘違いしそう。 【STYX21】さん 5点(2003-12-06 01:19:04) (笑:2票) |
363.レクター博士ほど犯罪者で魅力的な人物はいないのではないか。強烈な美意識を持ち、その美意識に反するものはどんなものであろうと破壊する。ディナーシーンにおける緊張感はジュリアンムーアの白い肌と黒いドレス、追うものと追われるもの、そして食うものと食われるものなど陰と陽、正義と悪、聖と邪、相対する二つのものが妖しくぶつかり合いながら惹かれあい、強烈な光を放っている。 【亜流派 十五郎】さん 10点(2003-11-01 22:31:36) (良:2票) |
362.久々に内容の重い映画でした。羊たちの沈黙を見てからすぐハンニバルを見たので、流れがよくつかめ、とても面白かった。人を殺すのをとても冷静にやってのける冷酷さ。恐怖映画ととらえるには簡単だが、ハンニバルレクターの奇怪な行動も意味があってのこと。天才を超えた超人のいや、狂人の域でものを考えると、ハンニバルレクターの考えの深さが身にしみる。最後に手錠をかけられるが、当然FBI女性刑事の手を切って逃走すると思わせていて自分の手首を切っているところが、ハンニバルレクターのうつわの大きさを感じた。最後は逃走で終わっているので第三弾にさらなる期待をいだきます。 【ノエミ】さん 10点(2002-08-07 05:19:21) (良:2票) |
361.(ちょっと長いよ!) 「2001年」と「2010年」が全くの別物のように、これも「羊たちの沈黙」とは全くの別物。確かにリドリー・スコットらしく雰囲気の完成度は前作よりも遙かに高いと思います(予算も高いし、地下牢とフィレンツェじゃだいぶハンデがあるけど…)。しかしこの映画には雰囲気だけで点数あげられないな、ちっとも「面白く」ないもん。「特殊メイクのしすぎで逆に存在感無くしてる人の復讐劇の返り討ち」という、どこかで聞いたことのあるようなストーリーではどこを面白がればいいのか? しかも今回の主役はレクターであってクラリスじゃないので(しかもクラリスはメロドラマの主役のような立場になってる)、「異常犯罪」「捜査」「推理」「プロファイリング」「深層心理」「逃走」といった「面白さ」のファクターがどこかに行ってしまっている(ハラハラもワクワクもなし。因みに原作未読です)。既に超人と化してしまっているレクターが主役ではとても感情移入など不可能(【十口水尺】さんに同じく「手錠」のシーンも大いに問題あり)。クラリスを主役に脚本を書き直せば、その心の葛藤を描くだけでもずっと「面白い」映画になる筈なのに…、残念。「羊」に10点献上した身なればこそ並の評価(少なくとも「2010年」より面白くないので)、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2001-10-18 20:54:56) (良:2票) |
360.前作は、連続殺人犯の追跡と若き捜査官の成長物語を軸とした王道の刑事ものでしたが、そこにレクター博士という特殊なスパイスを加えたことで、歴史的な傑作へと変貌を遂げた作品でした。対して本作はレクター博士を見るためだけに作られた続編であり、多くの要素が有機的に絡み合っていた前作と比べると、根本的に分の悪い企画だったと思います。いわば「美人すぎる○○」みたいなもので、政治家やスポーツ選手にしては美人なので世の注目を集めるが、その美貌のみを抽出してグラビアなんかをやらせると、一気に色褪せてしまうというあのパターンと同じ。レクター博士は脇役でこそ映えるキャラクターなのです。バッファロービルを捜査するクラリスに重要なヒントを与えるが、決して多くは説明しない。「もうあと一言欲しい」というところでクラリスと観客を放り出してしまうことが、彼の知性や存在感をより大きく感じさせていました。一方本作では主人公となった博士が何から何まで丁寧に説明してくれるのですが、このことが彼の存在を小さくする原因となっています。リドリー・スコットは企画が根本的に抱えるこの欠点を理解していたようで、開き直って残酷な見せ場をこれでもかと盛り込むことで観客の恐怖心を煽ろうとしますが、完成した映画は見せれば見せるほど恐怖の底が知れてしまうという悪循環に陥っています。メイソン・ヴァージャーというもう一人の狂人を加えるというテコ入れもなされていますが、このキャラクターも完全な出オチで、インパクトがあるのは初めて顔を晒す場面のみ。ビジュアルの巨匠リドリー・スコットの限界がここにあったと思います(かと言って、仮にジョナサン・デミが続投しても優れた作品を作れたとは思えませんが)。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-10-03 23:58:52) (良:1票) |
359.気持ち悪くなりました、トラウマになりそう(><) 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 1点(2010-07-16 09:45:03) (笑:1票) |
358.オペラのシーンが印象的でした。美しい音楽とパッツィ刑事とその奥さんとの会話。 芸術への嗜好とカニバリズムが同居しているレクターの不気味さが最も良く表現されている。 ジュリアン・ムーアのクラリス役もちょっと違和感が。『羊』のジョディーの印象が強すぎたんでしょうか、最後までコレがジョディだったらなあという思いが拭えませんでした。 脳みそのソテーは正直言って美味しそうでした。銅のソテーパンでバターとハーブで軽くソテー・・・・涎が。まあ実際に目の前で知人のアタマがパカーーッと開いて、『これが脳膜で』とか解説されて自分のヤツを食わせてるのを見たら卒倒するでしょうけど。 ラストは原作とは全く異なる。原作のままで作ったら続編作りにくくなるでしょうから、そういう配慮が働いたんでしょうか? 【kazu-chin】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-22 01:35:06) (笑:1票) |
357.アンソニー・ホプキンスにグルメ番組のオファーとかってきっと来ないんだろうな。 【Minato】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-14 00:34:40) (笑:1票) |
356.ジュリアン・ムーアそのものを否定するわけでもないけど、ジョディ・フォスターと比べたら知性的な感じがしないのが残念。今作はサスペンスというよりあくまでレクターを全面に出したキャラクター物ドラマな感じなので、レクターに拮抗するくらいの魅力がクラリスに感じられないのは致命的。グロは苦手だけど、例の最後のシーンがグロではなく格調の高さを感じたのはリドスコの技量のなせるわざだろう。 |
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355.リドリー・スコットらしい映像、刈り込みはあるものの、原作にかなり忠実な展開。うーん、悪くない。これならジョディ・フォスターじゃなくても許せる、と思っていたらラストが……。原作者のトマス・ハリスは「原作を超えた」と言っているそうですが、どうなんでしょうね。ま、このラストの方がクラリスらしいと言えば言えるかも。ただ個人的には、レクターと優雅にオペラを楽しむ狂ったクラリスを見たかったかなぁ。 【一児の母】さん 9点(2004-06-08 13:53:58) (良:1票) |
354.こりゃまあ、原作読んだ時点で「なんじゃこりゃ?」と思ってたもんで、何ともかんとも。主人公~レクター~犯人の多層構造が生み出すサスペンスはもはや見られず、構成力を犠牲にしてまでも好き勝手書きまくる暴走ぶりにはちょいとついていけませんでした。で、これを映画化ということで、う~ん、例のシーン、どうやって映像で表現するのか、と思いきや。「ホンマに映像化するなっ!」。ちょっと唖然としてしまいました。さすがにラストばかりは、原作通りっちゅう訳に行かず、映画らしいオチに変更されてて、ホッといたしました。まあ、そういう訳でですね、原作が好きになれなかった以上、あまり大きな期待は持たずに観た訳ですが、さすがにリドリー・スコット、悪趣味な描写とは別に、ちゃんと「光と陰」へのこだわりの映像を展開してくれて、これはこれで楽しめたわけです。でもやっぱり趣味悪いぞ。 【鱗歌】さん 7点(2004-01-24 01:31:44) (良:1票) |
353.アレはアレ。コレはコレ。わたしゃジュリアンがピンチヒッターでよかったと思っている1人ダス。 【3737】さん 8点(2003-12-21 13:24:51) (良:1票) |
352.「羊たちの沈黙」の続編である以上、観客が前作と比較して今作を観るのは仕方ないし、そういう見方をすればやはりマイナス点は多いと言える。だが、もし前作から距離をおいて観ることができれば、今作は非常にクオリティの高いサイコサスペンスと位置づけられるはずである。何と言っても、リドリー・スコットのよる崇高なまでの映像美は流石である。ヨーロッパの街並みを悪魔が暗躍していそうな怪しい美しさで包み上げている。そしてそこをまさに悪魔であるハンニバル・レクターが闊歩するシーンは怖ろしいまでの完成度の高さである。 【鉄腕麗人】さん 8点(2003-12-16 19:52:15) (良:1票) |
351.むぅぅぅ。何と言って良いのか非常に難しい映画。ジュリアン・ムーアは敢えて新しいクラリス像を創造しようなどという欲をかかずに素直にジョディ・フォスターを演じようとしているところに大物ぶりを感じさせてくれた。小物ほどオリジナリティを出そうなどと考えて喘ぐものだと思うが、彼女の女優魂は尊敬に値する。全体的に、決して出来の悪い作品ではないし、ドル箱作品を撮る時のリドリー・スコットらしくきっちりしっかり撮っていると思うのだが、残念ながら問題のシーンには人間として「面白かった」と言うことはできない。人として、これを面白がったらダメでしょう、と思ってしまう私は古い人間なんでしょうか。いくら途中が良く出来ていても、二度と観たいとは思わない。観てしまったことを心の底から後悔する映画だが、観なかったら観なかったでやっぱり後悔はしたと思うのできっぱり諦めることにする。が、重ねて言うけどもう二度と観ないよアタシは。 【anemone】さん 5点(2003-12-06 02:14:03) (良:1票) |
350.「ブレードランナー」のラストシーンは原作を超えていた。リドリー・スコットは、ラストシーンでルトガー・ハウアーの美しき死に様を見事なまでに演出してみせたが、本作での新たな解釈を持ち込んだラストシーンは、果たしてどうであったか? 僕は、はっきり言って納得できない。「ブレードランナー」が原作のモチーフを十分に理解した上で、レプリカントの悲哀と自尊心という「人間らしさ」を新たな軸に加えて作品を原作から悠々と昇華させてみせたのに対し、「ハンニバル」の原作ぶち壊しの甘ちゃんラストは、、、ま、まったくなんてことだ! ハンニバル・レクターこそ、意識を自由自在に操る「超人」であり、「人間らしさ」を超えてしまったが故に、ある意味で悲哀を備えたレプリカント以上にレプリカント的人物として捉えられるべきではなかったか。それこそリドリー・スコットお得意の分野のはずだ。なのに。。。「ハンニバル」は言うまでもなくレクター博士の物語である。原作では、レクター登場から3作目にして、レクター自身の独白や過去の物語がようやくと語られる。特に彼自身が経験したトンでもなく残酷な出来事を通じて、彼が既に人間という枠を見事に超えてしまったことが僕らに伝えられるのである。それは映画では語られない。そのことは別にいい。原作は長いし、映画に原作そのものをすべて詰め込むことはできない。ただ、レクター自身が、映画で見られるようなあんなラストシーンに掴まされるような人格では決してないということを分かっているのだろうか。(あの手錠のシーンです。。。) そして、クラリスもレクターと同種であるのなら、あんなラストを導くようなことはしないはずなのではないのか。原作のあの2人して人間界から飛翔する驚愕のラストシーンは何だったのか。凡百のサスペンスドラマのような結末は、途中までが良かっただけにかなり興ざめである。やっぱり、ここでもハリウッドスタイルの万人向けの座りの良い結末志向が顔を見せているのだろうか。小説「ハンニバル」が哲人ニーチェの思想をベースにした「超人」物語であることをリドリー・スコットが理解していないはずはないのだが。まったく不可解である。 【onomichi】さん 7点(2003-11-08 18:52:32) (良:1票) |
349.この映画に期待したのはラストシーンのグロとレクターの絶対悪的な怖さだったんですが、後者が味わえなかったんで点数辛め。でも原作もレクターの過去をものすごくちゃちい人情モノにしてたのでしょうがないか。 【ぽぽ.net】さん 5点(2003-08-04 01:17:59) (良:1票) |
348.アンソニー・ホプキンスの恐い顔似合うよ!!少しやさしいよ。 【正岡賢二】さん 10点(2003-07-19 18:12:25) (笑:1票) |
347.レイ・リオッタのあの顔。オスカーあげたいよ。 【Figure4】さん 7点(2003-04-28 22:02:16) (笑:1票) |
346.<ネタバレアリ>原作とは全く違う作品になっていますが、“原作を越えれない”と言うより、“原作を映画版にアレンジした”って雰囲気のあたりでこの作品への不満が残ってしまいました。今回は“愛”がテーマって言ってませんでしたっけ?そう聞いて原作を読んで観た者にとって、そんな期待は簡単に裏切られてしまいました。☆☆原作と比較して物足りないところは、ラストの展開、メイスンの妹が登場しないところ、ジョディ・フォスターじゃないってとこでしょうか? ジュリアン・ムーアが代役?原作ではラスト、くんずほぐれつってのもあるんで、そのためにジュリアン・ムーアかと。だってブギー・ナイツですよ。☆☆あと何と言っても最大の不満は“豚の演出”でしょうか。コールがあっさり裏切るのも。上・下巻ある長い作品ってこともあるのでしょうが、かなり端折り過ぎ。☆☆ついでに脳を食べるってのも。一緒にクラリスも“おいちぃ!”って言わなくちゃ、あのラストの展開に何の意味があるのやら。これってR指定だよね。その割りには過激さがまだまだ半端だぞ!☆☆ラストに納得が行かなかった訳ですが、この作品には別ヴァージョンがあるそうな。やっぱ原作を読まずに映画を観た方が良かったかな。しかしリドリー・スコットと言う監督には好感が持てたし、前半の惹き込まれる撮り方には納得。何でも次回作(原作の1作目に当る「レッド・ドラゴン」)は、「ラッシュ・アワー」のレッド・ラトナーがやるとか。これを考えるとかなり不安です。≪以上、単に原作と比較しただけです。映画としては、前半の雰囲気が好きなんでその辺を点数にしてみました≫ 【☆】さん 9点(2002-05-14 02:11:01) (良:1票) |