25.まるで70年代の少女マンガのような物語世界で、映画は80年代のプログラムピクチャーのような世界。どんだけ古臭いセンスで成立してるのよ?って感じ。物語・脚本のツッコミどころは満載。翔太が学校の場所が判らずに迷うのは彼が転校生だから?と思ったのですが、そうではなくて高校一年初登校の日だから、と、でもそれが判るのはずっと後。桜が咲いてるので一学期だというのは判るにしても。でも、ヤツは自分が通う事になる学校を始業式の日に初めて訪れたんか? 爽子がああいう存在になってしまう経緯は安直過ぎるし、モノローグから始まる事で宣言される爽子視点の映画、なハズが唐突に翔太のモノローグが入り込んで視点ブレるし。担任とタメ口で話している経緯・理由は判らないし、爽子の二人の親友は絶対に高校生には見えないし、ライバルのコの感情のドロドロっぷりは今時コメディレベルだし。時代性とか今日性とかにまるで無頓着で、なんかもうめちゃくちゃ。マンガを起点とする映画の難点が網羅されているような作品、今の日本映画の問題点を露わにしてしまっている映画。で、だけどその問題は根が深く、簡単に改善される事はないだろうと思わせてしまうのは、これがそれでも楽しめてしまうからなのですよね。あり得なさ炸裂の甘酸っぱい恋愛友情ファンタジー世界に酔えてしまうワケです。セリフで安易に感情が語られる世界だからこそ判りやすくドラマが成立し、リアリティが欠如しているがゆえにクサさすらも許容できてしまう、と。日本人の脳と心にはマンガフィルターが存在していて、マンガ的なるものを安易に許容できてしまう、それは映画にとっては明らかに問題であると思うのですが、それが国民性であるとも、中身がどうであれ、その許容こそが時代性なのだとも言えてしまうのかもしれず。うーん。今回は未華子嬢のあり得なさっぷりを、つい思いっきり楽しんでしまった私の負け。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-10-04 21:50:10) (良:2票) |
24.いやー得した気分です。たまたまTVをつけていたらこの映画をやっていて、30代後半のオヤジがみる映画ではないかな…と思いながらボーっとみていたら、気が付いたらもうラストでした。最近映画を観ていて、集中する事があまりなかったんです。中だるみというか…でもこの映画は違いました。終わらないでくれ、ずっと見ていたいと思いました。多分、純粋というものにリアルであまり触れていないんですね。嫌なしがらみ、人間関係ばっかり。だから主人公の純粋さ、まっすぐさに感動する。ただの恋愛ものではなく、女子同士の友情にも感動できる。わきを固める役者も良かったです。以前ドラマ同窓生で初めて知った三人。ARATAさん、白雪姫殺人事件の蓮佛美沙子さん、そして朝ドラの夏菜さん。本当皆さんいい味出しています。本当、久々いい映画をみせてもらいました。ちょっと心が洗われました。 【N.Y.L.L】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2015-03-28 00:03:20) (良:1票) |
【ケンジ】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-10-30 17:29:15) (笑:1票) |
22. ここ数年で見た、青春系邦画の中では最高に面白かったです。漫画が原作ということなので、リアリティがない部分も気になりません。登場人物たちがみんな友人思いでとても良いですね。昭和くさいところもGOOD。高校生なのに、中学生っぽい恋愛をしているところもGOOD。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-07-05 00:16:14) (良:1票) |
21.原作漫画は未読。多部未華子がなんとも絶妙な表情を見せ、それによって結構笑えるのが良かった。暗いけど純粋で真っ直ぐ、さらに天然で面白い黒沼爽子というキャラクターは愛すべき存在で、友達のあらぬ噂話をしていた三人組に「取り消してください」と食い下がるエピソードは特に感動的。彼女と爽やか君(三浦春馬)の恋のゆくえも良かったが、やはり女子同士の友情が素晴らしい。いい映画を観たと言える。 【リーム555】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-03-19 00:01:54) (良:1票) |
20.全く期待せず前情報も無く、そこそこ評価が高いので鑑賞。 あまり嫌な気持ちにならないで観られる映画かもしれない。友情物語でもあるが、何故か泣ける感じだ。彼らの将来は分からないが、この青春とも言える時期を謳歌して過ごしているのが爽やかな作品。 【simple】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-03 17:18:01) |
19.楽しく鑑賞できました。疲れてるときにも良いかも。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 9点(2021-03-12 07:50:18) |
18.純粋に面白かった。ちょっと長いが。 三浦くんは本当に爽やかで出来ている感じで、ほんと好感が持てる。 ヤンキー蓮佛ハマってたなあ。 そして無敵の富田靖子。 若者よ、頑張れ。 背中を押してやりたくなる映画。 |
17.アニメは視聴済。原作は少しだけ読み。の状態で鑑賞したため、アニメとの比較というレビューになりがちな点ご容赦下さい。 まずマイナス点としては『爽子のスカート短すぎ』『黒髪でない(映像効果もあってか、茶髪にも見える)』の2点。貞子には見えません。 このため、クラスメイトから「異質で不気味な怖い子に見られている」という設定に説得力が無くなっています。 パッツン髪もアニメほど極端ではなく、多部さんも特殊メイクをしているわけでは無く、2頭身コケシ顔も出現しませんから、極端に大人しいだけの「中の上くらいにカワイイ子」に見えてしまう。 各々の役者さんは頑張っていると思うのですが衣装設定で相当損してますね。 話を2時間程度に収めるのにもやや無理があったようで原作の各エピソードが消化不足のまま進んでいってしまっている感じです。 【pattio】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-03-28 19:13:54) |
16.可もなく不可もなくとはこのことか。と。多部未華子、やっぱ可愛くないよね。原作には準じてるのなら良いが…(ファンの方はごめんなさい) 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-02-14 00:51:14) |
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15.健気に頑張るサワコは応援したくなったが、ネガティブすぎてちょっとイライラ。もうね、じれったいんだよ。言いたいことあるならはっきり言えばいいのに!と思ってしまった。三浦春馬も存在感があまりない。また、学校を舞台にしながら、登場人物が限られた人ばかりでなんか画面に人が少ないなぁという印象。先生もスカジャン着たチンピラみたいなのしか出てこないし…教師が生徒に3秒以上目を合わせたら云々を本気でやっちゃ駄目だろう。そこに凄く違和感を感じた。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 2点(2013-10-15 23:39:41) |
14.個人的にはハマった。けど薦められるかと言えば人を選ぶ作品。少女漫画原作であるため、心が女子で胸キュン純愛が好きな人にはたまらんでしょう。あのジレったさがもう!これだね! 【movie海馬】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-04-15 02:58:06) |
13.主演の男女がイマイチかな。爽子のスカートが短すぎて普通というか頭の悪そうな女子高生になってるし、一方で風早のズボンの裾が長くてだらしなく、こちらも頭の悪そうな男子高生になってるし。この制服の着こなしはナントカならなかったのだろうか?作品を台無しにしているよ。さらには脇役が総じてよかったので主演の男女が埋没した感はある。特に胡桃ちゃんは完璧だわ。 |
12.マンガの実写化となると、大抵僕の嫌いなタイプの映画になることは間違いないらしい。マンガは性質上いろんなものが象徴化され、極端に描かれる。それはいいんだけど、その極端なマンガのキャラ設定や演出なんかをそのまま実写映画でやられても不自然だし、リアリティに欠ける。原作に忠実でなくちゃとか、そんなもんだと言われればそれまでだが、それでは一本の映画作品としてあまりに芸がないと思うんだよね。マンガの中でさえ臭く感じるセリフを実写で延々と聞かされたら堪ったもんじゃないですよ。とまあ色々思うことはあるけれど、主人公・ヒロインのまっすぐな純情っぷりを見せつけられ、普段しょうもないことしか考えてない自分が馬鹿に思えたのは確か。久しく汚れていた心を浄化してくれるような、そんな映画でしょう。 【プライドだらけ】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-01-14 23:55:41) |
11.これは「キャリー」の恋愛版だな。嫌な奴があまり出てこない純粋な映画です。 【noji】さん [地上波(邦画)] 5点(2011-12-11 16:39:15) |
10.全体的に端折り気味になってしまっているのがマイナス点。これは2時間の映画にしようとすると仕方がないことなのかもしれないが・・・。ただ、要所要所では思わず涙が出てしまった。こう言う青春ものには弱いので、余計にポロリとくる部分が多かったのかも。多部ちゃんの演技は悪くはなかったが、個人的にはビジュアル面にやや微妙感があった。登場人物の中では千鶴と先生が良かったと思う。 【スワローマン】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-12-08 14:26:34) |
【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 3点(2011-11-11 13:29:26) |
8.しかし熊澤監督はこういう青春恋愛もの作らせたらいい仕事するなぁ~ 【アフロ】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-11-06 02:51:42) |
【アキラ】さん [地上波(邦画)] 4点(2011-11-03 02:00:22) |
6.どこまでも真っ直ぐで応援したくなってしまう主人公爽子(多部未華子)、爽やかでいいやつの風早(三浦春馬)、義理・人情に篤い千鶴(蓮佛美沙子)、気配りが人一倍出来るあやね(夏菜)など魅力的なキャラ設定が本作を面白くしている所だろう。 高校時代にみんなと初詣に行ったのが懐かしい。 原作は未読(少女漫画を読んでいるのがばれたらドン引きされるだろうけど・・・)。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-16 00:29:55) |