45.若干20歳の子供から見れば、素直に感動出来ました。母親の強さ、暖かさははっきりと描かれていたと思います。優しい子になって欲しい、頭が良い子になって欲しい‥贅沢なことに願いはドンドン増えていきますが、"元気でいて欲しい"のこの一言が親が子に込める一番の切なる願いなのだと思います。ハナが雪との別れ際に放った言葉、そして満面の笑顔は素敵でした。 今年から一人暮らしを始めて、トイレットペーパーを自分で買い足すことに新鮮味を感じる身にとっては広島にいる両親のことを思い出すばかりです。母さんの作る料理を「まずくはないけど美味しくない」と言い、太っている母さんに「デブだね。」と言い、浪人した時に「80万あったら車が買えたわ」とボヤく母親に「なら働いたら全額返してやるわ」と喧嘩腰に突っかかったこともありました。情けない。本当に申し訳ない。「体に悪いから炭酸のジュースはもう買わん」というくせにいつも冷蔵庫には炭酸のジュースがそこにありました。そんな僕に甘すぎる母親に本当に感謝してます。昨日はクリスマス。母さんと父さんだけ。結構心配だ。親が子供の幸せを願ってくれるように子供も親の幸せを願っています。遅いですが、メリークリスマス。早いですが、来年も良いお年を。いつか大きくなった姿を見せれたらと思います。 【うー】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-26 23:53:02) (良:3票) |
44.こんな映画がヒットするなんて世も末です。 見事なクソ映画でした。 この映画は過去にヒット作を作った監督のマスターベーションです。 この母親を見て、昔話題になった「ビッグダディ」と美奈子を思い出しました。 無計画出産で能天気に子供を育てるストーリーに終始ムカつきました。 こんな薄っぺらい話を子供に聞かせて、親子愛や自然の素晴らしさなんて決して教えられないと思いました。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2015-08-02 20:11:38) (良:2票) |
43.点数下げてごめんなさい。。点数さげちゃる!って反抗心なく、今までの人生で観た映画の中で断トツつまらなかったです。ツッコミどころが多すぎて、多すぎて多すぎて多すぎて、もう何回スクリーンに向かって突っ込みたかったか・・。途中で怒りすら湧いてきました。 【ネフェルタリ】さん [映画館(邦画)] 0点(2012-12-10 22:46:47) (良:2票) |
42.見所は少々ありましたが、ラストに向け「すっきりしない感」がふつふつと沸いてきます。大人になった雪が語るというのって要ります??まま、突っ込みどころもあり、また見ようとは思いませんでした。冷たいようですが、残念。 【HRM36】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-08-06 15:00:19) (良:2票) |
41.映画という魔法にかけられたままの2時間を経験しました。日本最高の脚本家のひとり:奥寺佐渡子が書いた母親の成長物語と、オオカミ子どもの成長物語、そのドラマの数々を、細田守は登場人物の喜怒哀楽、そしてありとあらゆる映像表現を使って観客にぶつけてくる。心温められ、また締め付けられるような人間ドラマのシーンと、圧倒的な大自然のシーンとの対比。人間愛と野生、その関係を大胆に、かつ的確に描きだした圧倒的な結末。人間味溢れる登場人物、そこから紡ぎだされることばの数々。おそらく邦画アニメ史上にその名を刻むであろうこの作品。公開初日に観られた幸運に感謝です。 【j-hitch】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-07-21 15:00:08) (良:2票) |
40.お伽噺のようでした。厳しい環境で体を動かして尚且つ笑顔で子育てしている花に、自分の子育てを顧みて後悔の念が募るところです。「しっかり生きて」子供と孫に最後にかける言葉。秀作に釘付けでした。 |
39.不思議な余韻を残す、良い映画でした。子への無償の愛という、手垢の付いたテーマを違った角度から暖かく描いた作品で、もっと評価されても良いと思う。 【Junker】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-06-21 18:23:47) (良:1票) |
38.すごくよかったです! 花、雪、雨。この3人の人物の描き方がほんとうに細やかで、生き生きと暮らしている彼らの姿を見ているだけでも、思わず涙腺が緩んできます。設定は変わってるんだけど、実はこれは、どこにでもある普通の親子の物語。あえて特殊な設定にすることで、「親子」「子育て」というものの本質が浮き彫りになるという仕掛けです。自分の母親への感謝の気持ちを思い出しました。細田守監督の作品を見るのは「時を~」「サマー~」に続いて3作目。3つともよかったけど、この「おおかみこども~」が、一番好きです。 【コウモリ】さん [地上波(邦画)] 8点(2013-12-28 23:27:56) (良:1票) |
37.人は生きてゆく上で、多くの選択をする。本作も、花が、雪が、そして雨がそれぞれの思いを抱えて選択をする。ただし、その選択肢に納得できなければ、共感を得ることはできない。ので、本作はイマイチ。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-11-04 19:43:06) (良:1票) |
36.“前置き”がどこまで続くんだろうと思って観ていると、そのままのノリで最後まで行ってしまう。様々な物語が織り込まれてはいるけれど、印象としては、イメージビデオみたい。アニメ技術の進歩に対する驚きは感じるけれど、それはあくまで技術の話。この過剰な技術「なのに」と言うべきか「ゆえに」というべきか、このエピソードの羅列に近い構成、いわば行間が開き過ぎたような語り口には、不満も感じざるを得ないのです。と同時に、技術と物語が見事に噛み合った瞬間、というものも確かにあって、感動を呼んだりもするのですが。 さて、本作でとりあげられる、人狼というやつ。『ハウリング』なんていうアホ映画ですら、日蔭者の哀しみが描かれていて、人狼ってのはマイノリティの象徴みたいなもんですな。本作もその路線を引き継いでいるとは言え、ちょっと捉え方が違っている。主人公たちは、社会に圧殺されるだけの存在ではなく、主体的に生きる道を選んでいる。無論、自宅出産のくだりなどは、「未受診妊婦」という社会問題と結び付けて批判する向きもあるだろうけれど、しかしもう少し視野を広げれば、世界のどこでも・歴史上のいつでも、妊婦は産院で出産している訳じゃない。無論、社会常識には相応の根拠理由のあるものが多い(あくまで「多い」だが)けれども、社会とはまた、多分に相対的なものなのですね(そしてまた、本作に登場する児童相談所員に見るように、社会自身は自らの絶対性を信奉する。自らの相対性を認めては社会は成立しない)。だから、主人公一家は、社会の中で、あるいは社会そのものに対し“選択”を行う。いわば“選択すること”についての物語。選択に伴う、希望と別離の物語…。この作品に対する不満とはすなわち、その“選択”を本当に肉付けするエピソード、選択のための“決断”と選択結果への“過程”のエピソードに欠けている点、なのでしょう。何となく田舎に移り住み、何となく掃除と修理に励めば、気が付いたらボロ家が立派な屋敷と化す。何となく畑仕事に励めば、何となく助っ人が現れ、うまく行ってしまう。描写が象徴的過ぎて、物語を支える具体描写が少なく、その結果「実際にはそんなうまくいくかよ」と感じさせてしまう面があるのではないでしょうか。 しかし、時に象徴的描写は素晴らしい効果をもたらします。最後の別離が、滝が流れ落ちてくる山の頂に向って描かれるのは、素直に感動しました。 【鱗歌】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-09-15 08:57:44) (良:1票) |
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35.最近の邦画は、「美しくないもの」は描きません。血はもちろん汗も流さないし、息が切れることも稀です。子供だってゲロ吐きません。人間だけでなく自然を描くときだって、イモムシやらヤモリやら死んだ小動物の骨なんてのは描かない。 この映画はそういう実写ですら撮らないような生々しさや生活感を徹底的に描いています。それだけでも好感が持てる作品でした。これでもまだ「キレイ」に描いてるほうだとは思いますけど、十分力作ですね。 どうして実写映画でこういうアプローチをする作品が少ないのだろう。ただ畑を映しても美しいとは思いにくいからかなあ? 劇的な事件といえば、父親が死んでしまう、ということくらい。「おおかみこども」という特殊な設定ですが、描かれているのは基本、人間誰でも経験するような生活の一場面。それでもこんなに豊かな映画になるんですね。逆に、自分の実生活が本当に豊かと言えるだろうか・・・とちょっと考えちゃいました。ただ大雨が降るというだけで、なんだか感動してしまいます。一昔前の角川映画の雰囲気が見事に漂っていて、懐かしい感じもする映画でした。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-07-14 02:46:52) (良:1票) |
34.「全国381スクリーンで夏休み初日公開、在京キーTV局の全面バックアップ付き」ときたら、どんな超大作かと思ってしまうが、かなり地味な内容だった。 題材も地味だが、展開も地味だし、クライマックスさえも地味。 自分が一番気に入ったのは、メインキャラじゃなくて、娘の同級生の男の子だったし。 じゃあ、つまんない映画だったかというと、そんなことはなくて、見終わった後からジワジワくる。 見終わった直後は「パンフも買わなくていいかな~」なんて思ったけど、5時間たった今、パンフ買って良かったと思うし、もう1回映画館で見たいなと思ってるし。 ただ、今回の公開規模から、この映画の細田監督をポストジプリのように言う向きもあるけど、それはさすがに違うなと思った。 ジプリは「大人も見られる子供向け」を作り続けてきたけど、細田監督は「大人向け」ばかり作っている。 だから、今作なんか特にそうだけど、映画作品としては優秀でも、TV放送にはジプリ作品ほど向いていないから。 でも、「時をかける少女」「サマーウォーズ」そして今作と、毎回「前向きに生きる勇気」をもらうたび、毎回「細田監督、次はいつなの?」と思わざるをえない。 【まかだ】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-07-22 23:31:19) (良:1票) |
33.メタファーとしても、またそうでなく単純にでも、どちらでも見られるように作られた、バランスの良い映画。とくに後者の見方であれば、母親の愛、子供の成長・自立という普遍的なテーマがストレートに描かれていて、満足度が高い。一方で、メタファーとしてこの映画を見るのであれば、物足りない。それは一言でいえば、葛藤が描かれていないから。まだ雪の場合は友人との付き合いや草平との出会いにより、短く葛藤は描かれてはいる。ただ雨の場合は、大きな葛藤もなく、あたかも宿命であるかのように自分の道を選んでしまうのだった。すでに狼として生きはじめているのだから、そこに葛藤は必要ないということなのかもしれないが、それではそもそもこのメタファーを描く意味がないように思った。 【ぽん太】さん [地上波(邦画)] 5点(2021-08-13 14:00:27) |
32.アニメ史上屈指の傑作というから「どれどれ・・・」と観てみたらもうびっくり! 【バーグマンの瞳】さん [地上波(邦画)] 3点(2017-04-08 15:35:45) |
31.雨と雪の成長、お母さんの頑張り、家族愛に満ちた一家の物語。子供と一緒に見ましたが、子供は「まあまあ楽しかった」との事。子供向けには、もう少し、笑えるシーンがあっても良かったかな〜。 |
30.作画は良い出来だし、上手い演出も見受けられ、ストーリーも合格点だったと思います。それでも、何か心に響くものがありませんでした。過去の日本アニメの名作の域から、抜け出せていないのだと思います。 【川本知佳】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-12-15 23:21:12) |
29.ただの個人的な偏見が引き起こしているのなら申し訳ない限りですが、…どうもオタク感が気になり楽しめません。ストーリー展開?セリフの言い回し?頑張れば実写でできそうなことを、アニメにしているから??分かりません。「サマーウォーズ」で学習したはずが…ジブリ以外のアニメは卒業です。 【なこちん】さん [地上波(邦画)] 4点(2014-02-09 23:52:28) |
28.最近のジブリアニメから、小難しい説教臭さを取り除いたようなアニメ。昔、トトロや魔女の宅急便を初めて見た時のような、素直に心の温かさを訴えかけてくる何かがありました。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-01-22 14:36:33) |
27.なんだろう、モヤモヤが残る話だった。 田舎に住み始めて悪戦苦闘している流れのお話は好みだったけど、それ以降はどうも自分には受け付けなかった。 【miso】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-12-30 03:17:27) |
26.どっちもどっちなんでしょうけど,狼さんに体を許して子供までこさえてしまう,というのは貞操観念以前の問題のような...そういえば,ハエさんのケースもどっかで観たような... 【マー君】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-12-30 01:43:45) |