222.お涙頂戴になっていない、抑制のきいた、よい作品だと思います。公開当時から何度も繰り返し見ていますが、色あせないです。こんなことが本当に起こりうるのか、脚色が過ぎるのではないか、という感想もあるようですが、確かにこれは人体実験の一つ。しかし近代医療は実はそういうことを繰り返して、より効果の高い医療を探し出してきたわけで、これは確かに起きた事実はレアケースではあるでしょうけれど、進歩の過程の中でのやむをえなかったエピソードではないかと思います。そこをどう捉えるかによって、本作の味わいは極端に変わってくるのかもしれませんね。心に残るシーンはたくさんありますが、最後のシーンが特に印象的。切なさの中のほっこりしたぬくもり。優しさをくれた彼女に、おずおずと返礼をしようとしたのだ、というふうに私は思います。 何が正しかったかは、誰かが安易に断定できるものではありません。通常なる生を享受している人はせめて、その生を精一杯生きることでしか、無念だった人たちに、顔を向けることは出来ないでしょう。研究一辺倒だった医師が、生きる中で大事なことは何なのだろうと模索すること、それもまた彼らへの恩に報いることなのだと、私は思います。決してあれは、ナンパなんぞのシーンではありません。ああいったニュアンスこそ、映画でなければあらわせない、心をうつし出す「表現」の一つなのだと思います。 【おばちゃん】さん 8点(2003-09-13 11:40:08) (良:2票) |
221.一番の良薬は「愛」なんだってことに気付かされた……人の持つ心と、その中で見出されるたくさんの夢や希望が、どんな最先端の医療にも劣らない素晴らしい良薬なんだってことに。その結末が束の間の夢でも、奇跡でも、信じることの大切さや時間の尊さを身に染みて感じ取ることができました。 【南の二等星】さん [地上波(吹替)] 9点(2008-01-13 16:15:43) (良:1票) |
220.うん素直に泣ける良作でした。確かに行った行為自体が是か非か?人間をモルモットにするのか?という意見はあると思います。でも映画はそこまでシビアに描く必要はないと思います。皆さん書いている通りデニーロの演技はあざとい感じはしますが本当にうまいです。アルジャーノンにストーリは似ています。派手さはありませんがいい作品でした。 【たかちゃん】さん [地上波(吹替)] 9点(2005-10-22 16:06:22) (良:1票) |
219.実話故の感動と実話故の物悲しさがある。 作品として評価するとラストには収まりの悪さを感じてしまうが、 それはやはり仕方のないことなのだろう。 素直に彼らの幸せの瞬間に感動するべきなのかも知れない。 僕はこの作品を名作として位置付けたい。 【もとや】さん 8点(2004-03-09 16:05:11) (良:1票) |
218.「生かす」というのは非常に難しい問題だと思う。なぜなら「生きる」とは元来、主体的な問題だからである。「生きる」という倫理には、結局のところ普遍的な結論というのは有り得ず、道徳という道筋や常識という枷でそれを推し量ることはできない。ただ、人間というのが常に<他者との>関係性によって成り立つ社会的な自我そのものであること、それ故、人間の抜け殻である身体が果たして人間としての価値を有するのか、という素朴な<ある意味哲学的な>疑問を誰もが拭い去れないのである。そういう潜在的な妥当がこの映画を感動的にしている要因であると思う。レナードが眠りから覚めるシーン。その輝きと喜び。生きることの素晴らしさへの訴え。一体これは誰の意思なのか、一瞬、疑念が湧く。確かに人嫌い医師とレナードの対比は作為的に感じるし、展開があまりにも予定調和すぎるような気がしないでもない。ただ、僕はこの映画を素直に捉えたい。この映画が見せる「生きる」という問いかけを僕は真摯に受け止めたい。彼が「生きたい」のかどうかは僕には分からない。ただ、僕は「生きる」のである。その主体的な有り様、実はロビン・ウィリアムス演じる医師に投影されているところの、生きていくことの素直な有り様を深く考えさせる、そういう映画として僕は評価したいと思う。 【onomichi】さん 9点(2003-12-06 22:37:44) (良:1票) |
217.子どもの前ではあまり泣かなかった私の嗚咽に、娘がカタマった作品。生きることの意味や哀しさを考えてしまい、甘ったれてる自分たちがつくづく嫌になります。 デニーロの壮絶な演技と対照的で、抑えた素敵さRウィリアムスがほんと良かった、最後の彼女とのシーンは、よくあるラブシーンより、ずっとずっと感じいいです、すぐ巻き戻します。 【かーすけ】さん 8点(2003-08-31 16:05:14) (良:1票) |
216.すごく感動した映画です。デニーロの演技がとにかくすごいと思いました。見終わった後、なんともいえない気持ちになったのを覚えてます。是非また見たいと思います。 【めろめろメロン】さん 9点(2003-03-20 03:13:33) (良:1票) |
215.いい映画でした。ロビン・ウィリアムズがいい演技でした。 【hirosui】さん 7点(2002-11-19 11:44:53) (良:1票) |
214.どうしてもこの作品にブラッド・ピットがでていたようなきがしてしょうがないのですが。しかもエキストラみたいな感じで。どうでしょうか。この作品はだいぶ前にみました。goodです。 【ぴっと】さん 9点(2002-03-23 23:47:00) (良:1票) |
213.ストーリーがいいですね。レナードの心の辛さがつたわってきますね。 【ジョン】さん 8点(2001-12-31 12:59:50) (良:1票) |
|
212.かなしかったけど、心に残るいい話でした。 自分が何事もなく健康に生きてることの尊さをちょっと学べた気がしました。 【もっち】さん 8点(2001-12-13 00:36:33) (良:1票) |
211.レナードが壊れた眼鏡を直そうとし、翌朝先生に「助けてくれ」と。その言葉には涙が止まらなかった。 【グランド】さん 10点(2001-10-20 12:21:36) (良:1票) |
210.レナードが目覚めたとき、すごく感動しました。でも目覚めただけではこの病気は解決しないんですね。 【雅】さん 9点(2001-09-07 23:34:05) (良:1票) |
209.好きな女性とダンスを踊るシーン。うれしいはずが振るえが止まらなくて・…。このシーンせつないです。 【マキ】さん 9点(2001-06-04 23:17:06) (良:1票) |
208.障害者達の辛さなどが伝わってくる。やはり、ハッピーエンドというわけにはいかないのが常だろう。心に強く残る映画だった。 【M】さん 10点(2001-02-09 02:15:19) (良:1票) |
207.これを超える感動作は今後出るのだろうか・・・ 【素浪人】さん 10点(2001-01-25 20:39:12) (良:1票) |
206.素直に感動できる。デニーロの演技には脱帽。原作本もぜひ読んでみてください。 【りか室】さん 10点(2001-01-13 00:49:27) (良:1票) |
【TAKA】さん 9点(2000-10-08 01:52:42) (良:1票) |
【ロビンとロバ】さん 10点(2000-07-29 10:22:15) (良:1票) |
【月と太陽と草原】さん 7点(2000-05-01 13:24:54) (良:1票) |