143.ここで描かれている。中国のチベット侵略は今尚続いている事に怒りを覚えます。この映画では、ハインリヒという登山家の目で見た内容が主となって描かれている為か、中国のチベットに対する侵略がそれ程激しく描かれていませんが、実際はもっと残酷なことをしているらしく、虐殺、森林伐採、核兵器の廃棄、等やりたい放題だとのことです。ダライラマが世界に呼びかけているチベットの返還が一日でも早く叶う事を願わずにはいられません。この問題を少しでも知る事が出来たのは、この映画のおかげだし、とても印象に残る映画でした。 【みんてん】さん 9点(2005-01-19 00:23:47) (良:1票) |
142.頑張って撮影をしただろうことに敬意を表してこの点数です。それに、世界中の人(特に多くのアメリカ人)に中国共産党のチベット侵略を伝えてくれたんだから、その点での評価です。しかし、なんだか人も自然もショボくれたチベットになってしまってます。チベット自治区での撮影はご法度だったんだろうから、仕方がないとは思いますが・・・ちょっとショボくないですか?特にジョカンとか。この映画を観てチベットに行った人は、本当に感動するそうです。チベットに行ってからこの映画を観た人は、「なにこれ?」と思うそうです。納得。この映画を観た人は、是非是非本物のラサに行ってみてください!たまげますよ!けど、先入観はなるべくないほうがいいかな。チベット人について、その基本であるチベット仏教をもとにもう少し詳しく描いていたらと思います。ダライラマの存在についても、もう少し僧侶としての前面を強調して欲しいと思いました。この映画を観てラストエンペラーの少年時代を思い起こした人もいると思いますが、本当は皇帝とダライラマではちょっとじゃなく違います。これじゃ、ただの王さまになってしまう! ここまで書いて、この映画の本筋であるブラッドピットについて何も言及していなかったことに気付きました。うーん、いいと思う。別に無し。 【fero】さん 6点(2003-12-10 19:11:56) (良:1票) |
141.観た直後は、すげーいいものを観たなーと感じたが、今思うとやや内容が薄い。中国のチベット侵攻は許せない。それはそうだがあまりにも一方的に描きすぎている。政治的な背景に触れずにそのことを強調するのは肩手落ちではないか。もう少し突き放した平静な視線がほしかった。それから、ブラピ演じる主人公が何をするでもなく日々を過ごしているのが、ちょっとマイナス。彼はチベットから貰った以上のものをチベットに残さなかった。これじゃただの長期滞在、悪くすりゃ物見遊山に近い。 【山岳蘭人】さん 6点(2003-11-13 22:45:59) (良:1票) |
【TERU】さん [映画館(字幕)] 5点(2023-06-24 21:10:03) |
139.こういう映画を観ると、映画を観たなあと思います。(なんのこっちゃ) ブラピが初めて、涙を見せるシーン。惜しい。 あそこが、山場だったと思います。 【プラネット】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-07-08 21:39:59) |
138.ちょっと勘違いして登山映画と思ったらコテコテの自伝だった。 前半はまあまあだけど後半に行くにつれつまらない…。チベットか~あまり魅力は感じなかったなあ。 |
137.予備知識なしで観たので、想像していた物語とは、全く違っていました..オーストリア登山家 ハインリッヒ・ハラー の自伝映画だったとは..壮絶な経路、経過を辿り、チベットまで流れ着く主人公..そして、好奇心旺盛な少年 ダライ・ラマ14世 との微笑ましいエピソード..そこが強く印象に残ります..伝記もの映画としては、ごく普通の出来かな..本人は大変な思いをした事でしょうが... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-09 13:13:09) |
136.まあ、チベットの実情が少しわかったような気がするがそれだけかな。ブラピじゃなかったら最後までもたなかった。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 4点(2015-04-13 00:16:22) |
135.文化の違い 思想の違い 人種の違い 信仰の違いを超えて・・・と言う悪くない映画でした。美しい自然と美しい人々をみました。 【東京ロッキー】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2012-12-25 18:03:06) |
134.チベットの歴史や文がも勉強になるし映像も美しい。ストーリー的には特に大きな山場やどんでん返しがあるわけではないが、飽きることなく見ることができた。チベットの歴史を勉強してみたら、もちょっと楽しめたかも。 【はちまろ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-10-14 18:22:01) |
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133.まだ少年のダライ・ラマの純粋にして高潔な人柄。そんなダライ・ラマとの心の通った交流や、平和を愛し牧歌的に暮らすチベットの人々の精神世界や文化との触れ合いを通じ、協調性に欠け一匹狼のような著名な登山家の心に変化が生じていく過程を描いた聖地ラサ滞在記としても十分に楽しめる作品。 ラサに辿り着くまでに描かれるチベットの厳しい自然とそこに暮らす人々の息遣いが伝わってくるかのような前半も、後半の当時のラサの人々の暮らしが垣間見える衣装や美術も素晴らしく一つ一つのシーンが実に見応えがありました。 現在も続くチベットの独立運動と中国政府との関係。チベットが独立を求める背景やダライ・ラマが亡命を余儀なくされている背景などに関しては何となく分かっているようで実際にはほとんど歴史的な知識はありませんでした。本作で描かれている事が全てでは無いだろうし、この部分をもう少し見せて欲しかった気もしますが、映画によってその一端に触れ、今までとは違った視点でニュースなどを見ることができたり、より深く知りたいと思うきっかけとなったりする。これも映画が持つ大きなチカラであると思います。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-06-29 22:11:38) |
132.故国に残した息子を幼いダライ・ラマと重ねるブラピのお話です。チベットや仏教に関する注釈もなく、西欧人になじみの薄いエキゾチックなアジアをブラピが紹介する観光映画のようでありました。 【さめがい】さん [地上波(字幕)] 5点(2011-03-14 21:20:31) |
131.流行の山ファッション、しかもアース系のやつ。そういう見方でもいいじゃない。 |
130.壮大な映画で、ストーリーのスケールがとにかく大きい。ただ、チベットの自然が綺麗だと思っていたら、南米での撮影とのことで、ちょっとびっくりしました。 【lalala】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-12-25 13:46:44) |
129.高校生の時、当時付き合ってた彼女と見ましたが・・・ちんぷんかんぷんでした。今見たら違うのかなぁ!? 【zack】さん [映画館(字幕)] 3点(2009-12-11 23:46:50) |
128.今時”大叙述詩”的な長尺な映画は流行らない、と思っていたが、この映画はいやはや素晴らしい。公開当時は”ブラッド・ピットの新作”ってことばかりに先入観を持たされた映画だったけど、10年経ってみると見事な「名作」であることが分かる。 【メロメロ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-03-31 16:47:56) |
127.西洋を中心とした文明社会が混乱を極めていたとき、登頂を拒む聖なる山の麓に桃源郷があり、そこで精神的な時を過ごした、って話で、これはもう欧米人にとっての理想化した東洋の見本みたいなもので(もちろんドイツ人もチベット人も英語をしゃべる)、いい加減にしてくれよ、とも思うが、ただ一点、そうだ山岳映画というジャンルがあったなあ、と懐かしく思い出させてくれたのは嬉しい。映画ならではの広がり。まだ外国の風俗や風景が珍しかったころ、スクリーンはそこへの窓だった。まして秘境ならなおさら。絵葉書と違って大きいし動くのだ。その中に立っているような気分になれる。映画はもっと深くいろんなことを描けるはずだ、と思うとともに、映画の基本はこの記録精神だなあ、とも思う。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-02-12 12:11:07) |
126.凄いですね。テレビ東京。この時期に放送してくれるのだから。某局なんかは絶対に放送できないでしょう。この映画はブラッド・ピットをみるためではなくチベットの実情を知るために観て欲しい。この映画は影響力がとても強かったのだろう。監督もブラッド・ピットも中国への入国を永久に禁止されているようです。 【あるまーぬ】さん [地上波(字幕)] 8点(2008-07-18 03:21:36) |
125.まさに時局モノということで、未見だったので観てみました。映像も綺麗で堪能できる作品。きちんと仏教を勉強されている方には失笑ものでしょうが、ダライラマのセリフ・人々のセリフに心を癒された(ダライラマの本は数冊、持っているんですけどね・・)。いい作品でした。 【グレース】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-05-21 07:55:47) |
124.2008年春現在、非常にホットな作品で地元の図書館連合でほとんどが借りられていて、リクエストをかけてやっと鑑賞することができました。私たちはチベットについてもっと知るべきなので、その観点から是非お勧めする作品です。主人公ハラーがチベットに旅立った時、彼の祖国オーストリアは世界大恐慌やヒトラーの台頭のどさくさに紛れてドイツの一部になっていましたが、1951年に彼が帰還した時にはドイツとは別の国でした。言葉も習慣もほとんど同じながら、歴史が異なるドイツとオーストリアは決して一緒にはなりません。だったら、 言葉・習慣・宗教など全ての面で異なる中国とは異なるチベットがなぜ中国の一部にならなければならないのでしょうか?少年ダライ・ラマの人柄にも感銘を受けました。インドに亡命して相当な月日を経たダライ・ラマも聡明で気さくなおじいちゃんのようですが、作品中でも聡明ながら暖かい性格の少年でした。ダライ・ラマが英語を話すのに違和感を覚えたというコメントがありますが、そもそもダライ・ラマというのは先代ダライ・ラマが指定した方角から幼稚園に入るより少し前くらいの年齢で並外れた知能を備えた男の子を「先代の生まれ変わり」と認定して連れてきて英才教育をほどこして一人前の宗教指導者に育てるので、素質も環境も十分なのです。多国語に通じていてすでに聖職者としての実績がある人間を選挙で選んで最高指導者の地位に据えた後でヒトラー・ユーゲントにいたことがあるとかないとかが問題になったりするカトリックのローマ法王よりもっと完璧な宗教指導者になるわけです。選ばれる本人に選択の余地がないからかわいそうかもしれませんが、私たちの中で完璧に人生を選択できる人間がどれだけいるのか・・・?幼いダライ・ラマが唯一与えられたおもちゃのオルゴールの音楽がドビッシーの「月の光」だったのがなぜか非常に印象に残っています。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-06 14:29:18) |