犬神家の一族(1976)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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犬神家の一族(1976)

[イヌガミケノイチゾク]
1976年上映時間:146分
平均点:7.50 / 10(Review 188人) (点数分布表示)
サスペンスシリーズもの犯罪ものミステリー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-05-22)【イニシャルK】さん
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監督市川崑
助監督浅田英一
キャスト石坂浩二(男優)金田一耕助
島田陽子(女優)野々宮珠世
あおい輝彦(男優)犬神佐清/青沼静馬
高峰三枝子(女優)犬神松子
三條美紀(女優)犬神竹子
草笛光子(女優)犬神梅子
三国連太郎(男優)犬神佐兵衛
川口恒(男優)犬神佐智
地井武男(男優)犬神佐武
川口晶(女優)犬神小夜子
金田龍之介(男優)犬神寅之介
小林昭二(男優)犬神幸吉
岸田今日子(女優)琴の師匠
坂口良子(女優)那須ホテルの女中
小沢栄太郎(男優)古館弁護士
大滝秀治(男優)大山神官
加藤武(男優)橘署長
三木のり平(男優)柏屋の亭主
横溝正史(男優)那須ホテルの主人(特別出演)
三谷昇(男優)藤崎鑑識課員
辻萬長(男優)井上刑事
原泉(女優)老婆お園
佳那晃子(女優)青沼菊乃(クレジット「大関優子」)
角川春樹(男優)渡辺刑事(ノンクレジット)
岡本健一[照明](男優)東京の仮面師(ノンクレジット)
出演三ツ矢雄二犬神佐兵衛(少年時代)(写真)(ノンクレジット)
市川崑佐兵衛の隣でグラスを掲げる男(写真)(ノンクレジット)
原作横溝正史「犬神家の一族」
脚本長田紀生
日高真也
市川崑
音楽大野雄二
鈴木清司(選曲)(ノンクレジット)
作曲小杉太一郎箏曲「双輪」(ノンクレジット)
撮影長谷川清
江口憲一(撮影助手)
製作角川春樹
市川喜一
角川春樹事務所
配給東宝
KADOKAWA(2021年リバイバル)
美術阿久根巌
編集長田千鶴子
南とめ(ネガ)
録音大橋鉄矢
照明岡本健一[照明]
その他IMAGICA(現像)
土屋テル子(記録)
あらすじ
信州財界一の巨頭、犬神財閥の創始者犬神佐兵衛は、まるで血で血を洗う葛藤を予測したかのような条件を課した遺言状を残して他界した。血の系譜をめぐるスリルとサスペンスに満ちた角川映画第一弾。
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145.この作品の公開時は小学校4年生でした。当時はテレビCMやポスターだけでも、かなりの恐怖を感じていました。クラスでも話題になっていました。ただし、あまりにも怖い内容ということで、自分を含めて実際に映画を観た生徒は少なかったように思います。よって、すでに映画を観ていた担任の先生が放課後に生徒たちを集めて映画の内容を話してくれました。まだ大学を出たばかりの若い女性の先生でした。良い先生でしたね。チョークで顔を白く塗ったりプールの中で逆立ちする「スケキヨごっこ」がクラスで流行りましたね。今となっては良い思い出です。そんなこの映画を、公開から47年後に初めて観ました。いろいろな意味で感無量です。。。
みるちゃんさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-16 17:14:15)
144.封切り当時、小学校入りたてだった私にはなんか不気味な映画だというイメージ。その後の八つ墓村はバッチリトラウマになりました。改めてちゃんと見ると実にゴージャス。八つ墓村の泥臭さと違い、何か洗練された感じ。しかし、事件の全貌において、何か無理なところがあり、残念。真犯人は、何かおかしいぞとは思わなかったのかな?
代書屋さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-01-05 18:54:59)
143.正直これが高い評価を得ているのが全く分からない。

興味をそそる謎、意外な真実、巧妙なトリック…と言った、ミステリーの基本的な要素は全くない。
じゃあ、ミステリー要素以外に何か見るべき点があるかというと、それもさっぱりありゃしない。

ミステリー部分は本当にひどい。
マスクをした男の中身が入れ替わってるなんて、もうあの男が出た時点でそういうトリックが来ることはすぐわかる。公開当時ですらもうだいぶ古臭いトリックだったと思うが、もうこの現代ではますます鑑賞に耐えないシロモノだろう。
犯人に意外性はない。また、犯行の動機もあまりにそのままである。だって、あの遺言を聞いた時点で、当事者の誰かがそういう行動に出るのは自然なことで、ひねりも何もあったもんじゃない。
犯人は、すでに亡くなった犬神頭首に未だなお踊らされているのかもしれない…とまるで犯人が悲劇のヒロインのように言ってたけど、結局犯人は金に目がくらんだだけじゃない。
全体を通して最後の種明かしに通じる伏線が皆無なのもひどい。

「犬神家」といえば、金田一シリーズでは最も有名で、観ていない(読んでいない)人でも名前くらいは知ってるレベルのものなのに、それがここまで駄作とは。
先程、この映画は「意外な事実」が抜けている、と書いたがそれは嘘かもしれない。
そう、あの有名な「犬神家」が、こんなにも救いようがない駄作だったこと、それは本当に「意外な事実」であった。
椎名みかんさん [インターネット(邦画)] 3点(2021-07-15 18:27:57)
142.あの名シーンを見たさに鑑賞。

一大財産を築いた犬神家の当主が亡くなり、
遺言状と遺産相続によって引き起こされる事件。
サスペンス、ミステリー物として面白かった。
それぞれの思惑などが複雑に絡み合っており、
それが伏線にもミスリードにもつながって面白い。

なるほど、これがかの有名な金田一耕助かぁ(知らんかった)
世代的には孫の金田一少年のほうなので…。

女中さんが個人的になんかツボ。
愛野弾丸さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-07-07 14:46:26)
141.子供の頃は、だいぶビビりながらみてたね。今見ても、犬神佐兵衛の写真は怖いね。
センブリーヌさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-02-08 16:13:00)
140. 戦争が影を落とす中、因習にとらわれた村社会を舞台に複雑な血縁関係をめぐる愛憎劇が繰り広げられる。血の呪いと言おうか、おどろおどろしい事件の数々が、犬神佐兵衛の映像を巧みに挿入することで衝撃を増幅させる。 
 湖から突き出た2本の足は視覚に訴える力が強く、ヴィジュアル面での貢献度は大きい。メディアミックスの成功と相まって、この映画を象徴する名場面となった。哀愁を帯びた音楽も秀逸。
 金田一耕助のキャラクターにあまり魅力を感じないが、物語のおぞましさを中和する役回りとしては妥当だ。多彩な登場人物を手堅く捌いており、ほのかな旅情を感じさせるラストもなかなか良い。
風小僧さん [映画館(邦画)] 6点(2019-03-03 14:20:50)
139.推理小説も読まないし生まれる前の作品なので石坂以外役者もほとんどわかりませんが
40年たった今も語り継がれる日本の古き良き映画なのは間違いなし。
言うまでなく佐清の不気味なマスクのインパクト、それを取り巻く松子、竹子、梅子。圧倒的な美貌の珠世、ボディガードの猿蔵。
そして金田一の鋭い推理力と不潔さ。どれも個性に溢れる。
池から飛び出る二本足なんて素晴らしい美術そのもの。
犯人は中盤で予測できてしまったものの完成度は高すぎる。
ロケは違うかもしれないけど夏の那須に行きたくなってきたよ。
mighty guardさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-07-31 22:03:01)(良:1票)
138.いやーうまくできた映画です。
私のような凡人には、途中から登場人物が多すぎ&事件が多すぎて訳が分からないことがありましたが、
それをさしおいても雰囲気や心理描写は秀でたものがありました。
人間心理の闇の描写をうまくつかんで、それを上手に表している。監督の才能でしょうか。
金田一やスケキヨなどの登場人物たちもキャラが立っていながら嫌味になっていない。
昔の映画なのに妙にセリフが聞き取りやすかったのも嬉しい誤算でした。
ホラーやサスペンスが苦手な私にも良さが伝わってくる名作でした。
mhiroさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-10-16 18:42:41)
137.後味を残しまくるラストシーンに感動した。
カニばさみさん [インターネット(字幕)] 9点(2016-03-15 03:29:39)
136.カネと怨念は人間の普遍的テーマであるが、ここまでアカラサマでクドイと古臭さも感じる。戦後のゴタゴタという時代背景はあるのだろうけど、誰にも感情移入も共感もできない。役者の演技も総じて仰々しい。金田一の活躍もイマイチ。信州の風景・街並みはよかったかな。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-03-10 11:56:59)
135.何を言ってもスケキヨのインパクト!! そして水から出る逆さ両脚!!昔は怖くて怖くてちゃんと観られなかった。それでもスケキヨごっこはしてた記憶。大人になってからは何度か拝見してますが、やっぱりスケキヨ。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 7点(2015-03-05 01:41:22)
134.TVで放映されるたびに何度も観ています。何度観ても、犯人が分かっていても繰り返し面白く観れます。やっぱりストーリーの組み立てが極めて優れているからだと思います。推理ものって最初から順番に観ていくのが常識ですが、これは終わりから観ても面白いです。ここが他の映画とは違うところでしょう。金田一は石坂さんですが、知的な雰囲気と数々のナレーター経験を生かした柔らかい口調が相まって非常に安心して観れます。リメイクやドラマなども全部観ましたが、やはりこれを超えることは無理でしょう。それだけ完成度が高いです。
金田一耕助さん [DVD(邦画)] 10点(2014-12-23 15:05:06)
133.ミステリーとしては今一説得力に欠けますが、そこそこのサスペンス映画だと思います。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-17 19:54:26)
132.雰囲気押しの一本ですね。
横溝正史大ファンなんですけど冷静に考えると筋に結構無理がある。
そこを音楽、俳優、演出で綺麗にまとめてる。
それはないやろ~と思ってもなんだか何度も見てしまう不思議な作品。
小さいころから、多くの人が湖に突き刺さってるマネをしている中「俺が青沼静馬だ!」のマネを持ちネタにしてきたなんとなく自分の方向性を決定した一本でもあります。
CBパークビューさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-12-22 05:59:56)
131.推理小説の映画化は、どうしても言葉に頼る部分が多くなり成功しづらいのだが、崑さんはそれを逆手にとって会話の場面で面白がらせる。前作『吾輩は猫である』がそうだった。いわばサロンの仲間うちの会話で成り立っているような原作から、会話のリズムと画面を顔で埋める映像で楽しめる映画にしてしまった。その延長にこの金田一シリーズが出来たのだろう。解決篇の部分が推理ものにとっては鬼門で、どうしても説明になってしまう。そこが本シリーズでは面白い。事件のフラッシュバックを挿入する勘どころ、言い募りあう人物を時間を少しずつずらして短いカットでつないでいく緊迫、顔の部分アップを折り込んだり、コラージュを楽しんで作っている。そして崑の終生のモチーフである女のドラマにもなっていた。本シリーズは『男はつらいよ』とは別のスタイルで、当時の大女優名鑑になった。シリーズを通しての脇役チームとなる俳優たちの顔を見るのも楽しく(本シリーズの坂口良子は忘れがたい)、それにしてもつい最近の映画と思っていたのにずいぶん多くの役者が故人になってしまっているものだ。
なんのかんのさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-11-17 09:34:15)
130.この怪しい、不気味な雰囲気は現代ではもう出せないのかな。観る者を惹きつけるパワーが凄い。
nojiさん [地上波(邦画)] 8点(2013-05-04 09:19:11)
129. 10年に一度見直す。背筋がビシッとなるから。全部入りなんだよこの映画は。
黒猫クックさん [DVD(邦画)] 9点(2013-01-14 02:20:25)
128.いやー、たまらん。スケキヨの存在でもう勝負ありという感じ。
Balrogさん [DVD(邦画)] 8点(2012-11-27 11:30:03)
127.シリーズ最初の作品だが、「獄門島」や「悪魔の手毬歌」より後になって見た。もちろん映画の評判は知っていたが、ためらったのは例の佐清のマスクを初めとして、生首が出たり、湖に足が逆さに浮かんだり、気味悪さが目立っていたからだ。そういう気味悪ささえ克服できれば、この「犬神家の一族」はよくできた映画だと思う。私はあまり好きではないが・・・。

ESPERANZAさん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-09-19 16:36:37)
126.なんとなく観だしたらどんどん引き込まれていった。余計な脚色もなく、ストレートに展開が進むから時間を忘れて観賞できる。この時代を代表するといってよい大野の音楽も十分に盛り上げる。トリックネタも満足納得できるものであった。演者陣もベテラン組は各々の個性を発揮して大変好ましい。島田陽子坂口良子の美しさ愛らしさが作品に一層の華を添える。
タッチッチさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-17 17:51:14)
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【点数情報】

Review人数 188人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
221.06%
321.06%
410.53%
5115.85%
62613.83%
74725.00%
85428.72%
92613.83%
101910.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.25点 Review8人
2 ストーリー評価 7.12点 Review16人
3 鑑賞後の後味 7.26点 Review15人
4 音楽評価 8.46点 Review15人
5 感泣評価 7.10点 Review10人
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