1.日活が創立80周年を記念して、
50億円の巨費を投入して製作した超大作映画になるはずだった作品。
満州事変以降の中国大陸を舞台にした歴史ものであるが、
その後の日活が辿ることとなる未来をそのタイトルによって予言してみせたという意味で、
時空を超越した壮絶さを感じずにはいられない問題作。
というわけで、そんな予備知識は無しに見始めたのですが、普通に駄作でした。
もしかしたら、この作品は近未来型双方向インタラクティブ映画なのかも知れない。
どう考えてもありえないとんでも演出に対してツッコミを入れつつ、
どれだけ粗を探せるかというゲーム感覚を観客に提供しているとも言えなくはない。
そういったタイプの作品に興味のある方は是非ご賞味ください。