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ひとよ

[ヒトヨ]
2019年上映時間:122分
平均点:6.19 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-11-08)
ドラマ戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2019-09-08)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
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監督白石和彌
キャスト佐藤健(男優)稲村雄二
鈴木亮平(男優)稲村大樹
松岡茉優(女優)稲村園子
田中裕子(女優)稲村こはる
佐々木蔵之介(男優)堂下道生
音尾琢真(男優)丸井進
筒井真理子(女優)柴田弓
浅利陽介(男優)歌川要一
韓英恵(女優)牛久真貴
MEGUMI(女優)稲村二三子
斉藤洋介(男優)
井上肇(男優)稲村雄一
脚本高橋泉
製作日活(製作幹事/「ひとよ」製作委員会)
ROBOT(「ひとよ」製作委員会)
朝日新聞社(「ひとよ」製作委員会)
集英社(「ひとよ」製作委員会)
イオンエンターテイメント(「ひとよ」製作委員会)
企画ROBOT
制作ROBOT(制作プロダクション)
配給日活
美術今村力
編集加藤ひとみ
録音柴崎憲治(音響効果)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

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16.《ネタバレ》 殺人犯の子として生きていかねばならない悲哀。 雄二(佐藤健)は堂下(佐々木蔵之介)に実父を投影し、堂下は逆に雄二たちに我が子を投影し、互いの思いのたけをぶつける。 投影によって抑えられていた感情が露わになる展開がうまい。 ただ、雄二には好感が持てず、母(田中裕子)の気持ちの方に寄り添ってしまう。 いくらそれしか書く才能がないからといっても、母を売るような記事を書く息子は許せない。 でも、それを我が子のために喜んで許せるのが母性なのだろう。 家族の崩壊と再生はよくあるものだけれど普遍的テーマなので共感はしやすい。 俳優陣がみな達者でそれぞれ持ち味を発揮していて良い。 特に田中裕子には改めて感心させられる。 タイトルは「人よ」の意味かと思っていたが「一夜」と掛けてのひらがな表記だったのか。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 7点(2024-06-27 11:27:01)
15.《ネタバレ》 導入部からして強烈極まりない筋立てであり、その設定ありきになってしまったらどうしようと逆に思うくらいだったのですが、そうはなりませんでした。母親と3兄妹だけに頼ることなく、周辺人物の数々を周到に配置しているのがいいです。それによって家族4人が浮かび上がるという効果を、きちんと発生させています。●その中で、一般人代表格?の大樹の妻が戦闘状態で乗り込んで、母親が天然にそれに対峙して話が一段上に行き、その後今度は大樹が遂に逆切れして・・・といったあたりは、そのミックスから生み出されるドラマを感じさせましたが、そういった展開をもっと見たいところでした。●一方、佐々木蔵之介の関連は、途中から一気に足を引っ張っていて。大体、この人が出てきた時点で、ただの好感度高い新人中年運転手ではないことは想像できてしまうので、意外性がありません。しかも、薬物取引だのカーチェイスだのというエンターテインメント的なスリルを入れなくても、大樹の妻同様、家族関係だけでも十分な物語はできたでしょうに。その上で、最後に雄二が乗ったタクシーの運転手が蔵之介だった、とかだったら一番良かったのですが。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-01-27 23:54:41)(良:1票)
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14.《ネタバレ》 いい役者が揃ってたから最後まで鑑賞できた。 特に田中裕子がいいね。坂本裕二脚本のドラマ「mother」など問題をかかえた女性役を演じさせたら感情表現が素晴らしく上手い。 内容的には殺人犯の子供として残された三人の複雑な心理や行動、加害者となった母親の心の葛藤がよく描かれている。 只、次男(佐藤健)の行動には理解しがたい面がある。 あと、佐々木蔵之介の息子のエピソードは少々強引ではなかったか?
とれびやんさん [地上波(邦画)] 6点(2024-01-26 11:40:48)(良:1票)
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13.《ネタバレ》 雰囲気はいいんだけどそれまでの作品。 いまいち納得できない部分があった。 刑期については情状酌量が認められなかったのかなということ。 会社にチラシや車に落書きされているのも監視カメラをなんでつけないのか? 元ヤクザの息子の問題は放置されたままなのもモヤモヤする。 いろいろ非現実的な展開がある割にシナリオが粗い気がした。
Dry-manさん [インターネット(邦画)] 4点(2022-06-18 03:48:33)
12.《ネタバレ》 基本設定は重苦しいが、映画全体はそうでもない。周りの登場人物も潔癖ではないので、シリアス感はない。社長が「俺は漁師になりたかったのにー」なんてクスッときた。3兄妹、事件の捉え方が微妙に違うとこなんて、良く描かれている。ただ、そんなバランスは田中裕子ありきだと思う。感情的に見えないけど伝わってくるんだよなぁ。
ラグさん [インターネット(邦画)] 7点(2022-06-04 11:01:53)
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11.テーマは重いんですが、映画は重くなくて悲壮感もなくストレス無しに観られる。 ていうか、これブラックユーモアを感じるんですよね。特に母親なんですが本人は大真面目だけど発想というかやることが いちばんぶっ飛んでいてテーマは重いけどリアルかと言われたらそうは言えないんじゃないかと。 他の登場人物も何かちょっと違うんです、みんなもがくとか足掻くとかなくて現状を受け入れ飄々とした感じで掴みどころがないというか。 そういうところにもユーモアを感じるのかもしれません。私は鈴木亮平の長男のキャラが良かったなと、いちばん難しい役どころじゃないかと思えるんですが、見事に演じていたと思います。 「8月の家族たち」や「たかが世界の終わり」とか浮かんだんですが、この2作のようなイライラや見終わった後の疲労感がないのが良いです。 でも映画自体もどこか掴みどころがなくて何か心にしみるというものはないんですが、私にとってはブラックユーモアを感じるというテイストなのがすごいなと思います。
envyさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-04-02 18:42:18)(良:1票)
10.《ネタバレ》 3人の子供の母親がDV父親を殺すとゆう設定で、うわっ地獄ドラマが始まるのかと思ったけど、意外に肝っ玉母さんと子供たちの人情ドラマだったので、ちょっと拍子抜け。子供達もそんなに悲惨じゃないしね。だってそこそこのタクシー会社経営してるから、運転手の従業員の仲間がそれなりにいて、皆いい奴だし。殺人鬼のお母さんって迫害受けても、皆がいるから、カワイソ感はあんま感じず。お母さんがオヤジ殺したから、オレの人生メチャクチャだってゆう佐藤健も、ちゃんと雑誌の仕事あるし。もっと悲惨な家族の映画、沢山観たからなー、これくらいなら全然、平気に思えちゃって。たまに、ちょっとコミカルな要素もあって、千鳥の大吾のくだりは、ごめん笑ってもーた。絶対、変なキャラ作ってるやん。でもま、みんな演技はうまいので、普通に観れたかな。お決まりの、取っ組み合いからのワーワー泣いて、全てをチャラにするってゆうありがちな決着なので、感動はしなかったけど
なにわ君さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-02 11:01:52)
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9.《ネタバレ》 興味深い内容なんだけど、それぞれのキャラの行動がどうにも解せないものがあって、いまいち入り込めなかったな。 佐々木蔵之介さんのエピソードと力業でまとめたけど、さすがに無理があるのでは。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-12-22 16:30:08)
8.見ていて特に気になる点はなく スルスル鑑賞できました。 でも 重い内容の話なのですが、登場人物がほぼ全員、幼稚な感じでガッカリです。  それと 嫌がらせしてる人は結局だれなんでしょうか? 
紫電さん [DVD(邦画)] 3点(2021-11-18 20:49:28)
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7.《ネタバレ》 まず、DVで子どもの腕を折り、顔にアザが残るまで殴る。そんな父親が母親に故意に車で轢き殺されるところから始まる。暴力を振るう父から解放され、「これで自由よ。何にでもなりたいものになれる」と言う母。そこから殺人者の母を持つ子どもたちの人生が始まる、、、というストーリー。  それほど大きくない町で一つの場所で暮らす家族にとっては、母が殺人罪で捕まった、というのは実際すごいハンデになったんだろうと推測します。母の立場、子どもたちの立場、職場の人たちの立場、新たに家族になる人の立場、それぞれによってこのことをどう受け止めてどう反応するかは違うと思う。ただ私自身の個人的立場から言わせてもらうなら、殺す必要がある人はやはりいると思う。東野圭吾著の「さまよう刃」で娘をレイプした男たちや、今作のようなDV男、それもかなり悪質な。法の裁きでは不十分、任せられないと思った時点でそれも仕方ないと個人的には思う。特に前述のような目にあった娘の父親の立場なら、殺意しかないだろう。そういう意味で、この母親の行動は納得がいく。自分でもそうするという思いがある。その一方で、それをしてしまったら残った家族はどうなるかということも気になる。結局何もできないのかもしれない。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-07-13 18:15:14)
6.《ネタバレ》 父親の暴力から逃れられた代わりに、殺人犯の子になってしまった3きょうだい。刑期を終え、約束通り帰ってきた母。始まりの夜と、一区切りつけられた夜。家族を取り巻く状況はそう変わらなくとも、みんなの心はトンネルを抜けた。そういう結末だが、佐藤健に笑顔を作らせなかった監督の甘くない感じもそれはそれで良し。キャストも皆嵌まっていた。6.5点、四捨五入。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-11-23 20:00:24)
5.佐々木蔵之介を使っておいて、なんでもない役で終わるはずがない。と初めから思ってました。
ケンジさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-09-13 22:21:29)
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4.《ネタバレ》 田中裕子、圧巻の存在感! 子どもたちも重量級の役者をそろえて、バランスがイイ。  田中裕子とエロ本のくだりが好き。 次男が子どものころ、万引きして、引き取りに行った帰り。 そして、皆が無茶苦茶になったとき、スネて、田中裕子がエロ本を万引きして、 家族と一緒に帰るとき。  何かむしゃくしゃしていた時に、観たら、 観終わったら、スッキリした。 頭に浮かんだのは、田中裕子のコンチキショーメーといった演技。 スカッとするのだ、これが。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2020-08-28 23:05:04)
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3.《ネタバレ》 全く見たことの無い話だ、という訳では決して無いし、結末も予想の範囲から大きく外れるというものでもない。多少の物珍しさが在るとしたら、罪を犯した母親というのが(良くある優しい賢母とゆーよりは)いくぶんおバカでだいぶファンキーな性格だという点くらいか。内容は決して悪くないと思うが、終盤の立ち回りの派手さと、その後、佐々木蔵之介が結局どうなったのかを描かない点には、正直に言うと少しだけ不満がある。  ただ、まず本作、大勢集めた豪華俳優陣が揃いも揃って実に素晴らしい出来だったというのが非常に印象に残る。最初「このドモリは無いだろ」と思った鈴木亮平も肝心のブチ切れるシーンは凄く良かったし(そこで効かせるためのドモリだ)、一番迷ってる佐藤健も、どこか腹黒さを含ませる筒井真理子も、唐突に元極道な佐々木蔵之介も、この人たちの中では割とマトモでホッとできる韓英恵も、母親役の田中裕子もモチロン、MEGUMIもかなり本格的な演技が率直に見事だし、チョイ役の千鳥大吾と斉藤洋介でさえ、いずれも奥行きの有る非常に味わい深い演技だった。  中でも私が一番印象に残ったのは松岡茉優。本作、決してシリアスなだけではなく、確かに随所に笑えるシーンも挿し込んであまり暗くなり過ぎずに(とは言え本質的にはごくマジメに)仕上がっているが、この質感の醸成に、松岡茉優の優しさ・明るさ・コミカルさの部分が非常に効いていた様に思われる(無論、シリアス面も決して悪くなかったし)。  笑えるシーン、と言う意味では、万引きされるためだけにワザワザ「復刻」したデラべっぴんがかなりツボだった(私、ギリギリ「世代」と言えなくもない年回りなのですよね)。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 8点(2020-07-03 22:12:13)(良:1票)
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2.《ネタバレ》 下の方がコメディとして楽しめたと書かれていたので、ストーリーはほとんど知らず軽い気持ちで見に行ったのだが、 私にとっては重い内容だった。 母親の田中裕子がDV夫殺して、家族の絆がバラバラになってしまった4人の家族の心情変化を丹念に描くという作品 だが、各人の心のすれ違いがもどかしくて、見ていて胸が痛くなってきた。最終的には収束していくのだが、 本当かな?という感じがして、なんかモヤモヤしていく。 以下は自分が感じたことを箇条書で。 ・キャスティングが素晴らしかった。主役の4人はもちろんだが、隅々まで実力者を配置していた。 各人が日本映画やTVドラマ特有の大袈裟な演技をする訳でもなく、各人が持ち味を出していたのが、素晴らしかったし、 リアル感が高まった。ここまで各俳優の個性を生かしたのは、監督の力なのであろう。 ・各キャスト素晴らしかったのだが、MEGUMIが生活感漂う所帯じみた雰囲気を出していて、なんか可笑しかった。 そういうことも出来るようになったんだな。 ・生活感という意味でも、各セットが生活感漂い、なんか昔のATG映画ぽかった。  最終的に手放しで感動できないのは、個人的に何があっても人を殺めることはダメでそれに関しては肯定できない。 そこで、本当は8点なのだが、1点引いて7点ということで。  ただ、見る人によって考え方や感じ方が違うであろうという作品は貴重ではある。
rosebudさん [映画館(邦画)] 7点(2019-12-04 23:12:29)(良:1票)
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1.とても号泣されている観客も居たし、かなり真面目な映画だと思う。 しかし、シリアスなのに笑えるシーンが度々有って、私には感動作というよりもコメディとして楽しむ事が出来た。 ストーリー自体は決して珍しくない話だし、どこか「万引き家族」と被るような所があったようにも思う。 この作品のテーマはバラバラになった家族がまた元に戻る(再生)する事ができるのかという事だろうか。 母親の真面目過ぎるバカっぷりと、それに振り回される三人の兄弟妹のそれぞれの主張が面白く、なかなか引き込まれた。 ただ、クライマックスのシーンがちょっと荒唐無稽というか、無理矢理過ぎたのが残念かな。いや、凄く笑えるシーンではあったけど。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 7点(2019-11-12 20:46:07)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.19点
000.00%
100.00%
200.00%
316.25%
416.25%
5212.50%
6318.75%
7850.00%
816.25%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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