72.常に緊張感が緩まず、最後まで突っ走るスリルの良さは認めます。主演2人の(特にジェイミー・フォックス)演技も非常に良かった。マイケル・マン監督が描くロサンゼルスの夜の描写も秀逸。随所に散りばめた伏線の使い方もとても巧かった。誉めるべきところはそれなりに多かったんですが、そうでないところも。まずトム・クルーズ演じるヴィンセントが「本当にプロの殺し屋なのか?」と小1時間問い詰めたいぐらい軽率な行動ばかり。路地でチンピラ撃ち殺すところも銃にサイレンサーも付けずに普通にバンバン撃ったり、殺し方がターミネーター並に目立ちすぎるやり方ばかり(特にクラブでの大銃撃戦)終盤で自分が投げたイスでズッコケる等、多少間抜け(?)な面も含めて「あんたはいっつもこんなやり方でやってきたのか?」とまた小1時間問い詰m(略)マックスも最後の標的が分かったとたん一気に正義の味方に早代わりで(そりゃ標的が標的だからだと思うが)ヴィンセントと徹底交戦には少し違和感が。おとり捜査までしてた警察も劇中では殆ど役立たず。マイナス要素も多少ありますが俺を最後まで楽しませてくれたことは紛れも無く事実であり8点にします。 |
71.主役が普通の俳優だったら絶対観ない設定と脚本の映画だと思う。それで何?って感じだし。あと、テーブル目の前からハンドガンで眉間に数発撃ち込んでも前に倒れるのでしょうか?後ろに吹っ飛ばないのかな?ま、どーでもいいけど・・しかし、こういうタイプのクライマックスってなぜか悪い方を応援しちゃうんだよな~。 【★ピカリン★】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-04-03 22:21:19) |
70.トムクルーズが渋かった。映画自体も全体的に渋いが結構大衆性も持っている。言葉遊びがなかなかおもしろい。悪くない映画です。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-03 03:43:24) |
69.悪くないです。悪役のトムもかなり決まっていたと思うのですが・・・。けっこう渋めに作られているので落ち着いて鑑賞できる点がよかったと思います。不思議とまた観たくなる様な作品でありました。 【はむじん】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-04-02 02:07:00) |
68.《ネタバレ》 「どう見ても殺し屋に見える別の俳優」が演じてたら...なんて思いつつ。 少年時代の不遇を話す場面があるが、顔立ちが良過ぎて不幸だった人に見えない。 第一殺人で車が損傷するが、見せ場にしたかったのか?。むしろ、あれが不要。 「何か起こりました」な車で仕事を続ける意味が無い。死体を積む事すら意味不明。 通常の車で殺しが進む、辛い運転手、周囲の人は何も気が付かない...の方が 「都会人の無関心・孤独」という側面にも合う。 運転手と母親の関係を早めに出し「車から逃げたり、通報したら、母を始末する。 運転するだけだ。お前に罪は発生しない。良いだろ?ひと晩、付き合え」な関係に した方が自然。仕事が順調に進むうち「饒舌になる殺し屋」も、多少は納得出来るし、 その会話に付き合わされる運転手も必然になる。 洒落た音楽、含蓄のある台詞、美しい夜景...にしたら、良かったのに。 残り2人。リスト無くても、覚えてろよ。プロだろ?。 最後、運転手と女がビルから出た時点で、普通は追跡不可能。なんじゃ、ありゃ。 余談だが、ファニング。「イン・ザ・カット」でも刑事役。あれがチラついて、 緊張感を削ぐ。トム様の「殺し屋役やってみたかったんだよ」の為にある映画。 【じょるる】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-04-02 00:05:33) |
67.トム・クルーズ演じる殺し屋が一見クールに仕事をこなすプロフェッショナルのように見えるが、ほとんど行き当たりばったりで組織から単独で仕事を請け負うような一流の殺し屋には見えない。逃げるマックスの行き先を知っているかのように追いかけたり、いつ警察にとめられても おかしくないタクシーに乗りつづけたりと「おかしいだろっ!」とツッコミを入れたくなる。つまらなくはないが、かなり物足りない作品だった。 【北狐】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-03-31 22:40:43) |
66.LAの夜の町並みとそのバックで流れる音楽がかっこいい。最初の殺人で、ヴィンセントがマックスに言った“ソマリア紛争では多くの人間が死んでいる。”それを考えりゃ“全世界人口60億分の1人に過ぎない”って、そりゃ屁理屈じゃん!あんたも60億分の1人でしょ!まぁーそんな会話も見ごたえありました。LAの人口は1200万、世界第5位の都市。勉強になりました。 【みんてん】さん 6点(2005-03-29 12:35:10) |
65.《ネタバレ》 始まって20分ぐらいはなんかとてもいい感じでした。夢を持つタクシードライバーとそのドライバーと楽しげに話す白髪のサラリーマン風の男との都会の一角での和やかな一時・・・。それはゆったりと安堵に浸れる時間で、忙しい毎日を忘れられる瞬間とさえ感じました。その心地よさが良かっただけに、最初の犠牲者が車から落ちてきてからの残りの展開はありきたりのサスペンス映画に成り下がってしまい、残念でなりません。脅されて車を飛ばすだけなら『スピード』の方がよっぽどワクワクするし、暗殺者の美学を語るなら『レオン』の方がよっぽど感動できます。なんかやっつけ仕事ですみたいな感は否めませんね。最後に狙われてた女の人もちゃっかり『マトリックス』のナイオビだったし(笑)。話の中盤で出てきたコヨーテがなんか不思議な印象を受けてちょっと一瞬別世界に行けた感じで気持ちよかったです。作品評価5点のところ、そのコヨーテで+1点。っつーことで計6点で。 【TANTO】さん 6点(2005-03-24 01:42:11) |
64.《ネタバレ》 期待が大きすぎたのか、ちょっとがっかり。繰り返し見たいほどいい出来ではないんだよねー。もう少しクールで冷酷な暗殺者であって欲しかった、「沈黙は金なり雄弁は銀なり」でトムしゃべり過ぎで全然怖くない感じ。壊れたタクシーに固執している意味もわかんないし、ラストの5人目は、まるでターミネーターのようなトム君でした。 【kenz】さん 5点(2005-03-23 18:38:14) |
63.《ネタバレ》 レンタルで鑑賞。最初の1時間くらいは、なかなか良く出来てるなー、と思ってたんですが、やっぱりトムくんの悪役に不気味さとか凄みが欠けてて、後半はダレましたね。手堅いんだけどインパクトに欠ける作品でした。本編とは関係ないんですが「親は自分の欠点を子供に見て、それを叱るんだ」という台詞に妙に受けてしまったのでプラス1点。 【HIDUKI】さん 6点(2005-03-23 16:25:09) |
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62.《ネタバレ》 けっこーおもしろかった!!トムクルーズあんまりすきじゃなかったけど、白髪まじりのほーがいいんじゃないかなぁ?(笑)ちょっとなっとくできないのは、あのタクシー運転手がよくあそこまであのおんなのひとに関して熱くなれたっていうか、がんばれたなあってとこ。あんだけ愛されたいくらいです。けど、とにかくけっこーよかったです☆ 【ギニュー隊長★】さん 6点(2005-03-22 20:27:00) |
61. ストーリーはあってないようなハリウッドアクション映画です。クルーズ初の悪役と いうことらしいんですね。トム・クルーズは嫌いじゃないんですが(むしろ好きな俳優ですが)・・・えっと、普通のアクション映画です。そして僕はアクション映画はそんなに好きじゃない。でもなんか観ちゃったんだよー。他の映画が時間が合わなかったというのもあります。 【ひろすけ】さん 2点(2005-03-22 14:56:54) |
60.最初、女検事と運転手の小気味いい会話で名作の予感。しかし、ヴィンセントが乗り込んできて、最初の殺しが始まってから以降がどうも良くない。会話が多い映画だが、殺し屋と殺人の善悪についてああだこうだと語るなどくだらないし、それ以上にその禅問答が中学生の屁理屈のごとく小賢しい。ジェイミー・フォックス扮する運転手が凡百の俳優だったら極めて面白くない映画。彼に救われてる。 【笹】さん 4点(2005-03-22 12:37:19) |
59.まず、映画の雰囲気が好き。突っ込みたくなる場面はいくつかあるが、それを差し引いても良かった。最初の女性検司とのやり取りは特に好きなシーン。ジェイミー・フォックスは今作とRAYで評価されたが、納得する演技だった。トム・クルーズも頑張っていたが、どうしてもイメージがあるので・・・。 【ポンクー】さん 8点(2005-03-21 01:59:19) |
58.《ネタバレ》 悪くはなかった・・マイケル・マン監督の手堅い演出で最後まで飽きずには見れました。 実は主役のジェイミー、それに完全に食われたトムの二人の演技も良かったです。 最初はなかなかいいなぁ~と見てたのですが殺しが始まった後のビンセントの要領の悪さにどうしても興醒めしてしまいます。商売道具のトランクをタクシーの運ちゃんに盗られて破壊されるなんて・・「えええっこいつバッカじゃねーのー!?」と突っ込んでしまいました。 他にもとても凄腕のプロとは思えないお粗末さな部分が目立って、この世界ではプロとして生き残れないような気がしてなりません。 ラストもヒートに何気に被ってるような・・。 【まりん】さん 5点(2005-03-20 21:07:15) |
57.《ネタバレ》 トム・クルーズが悪役に徹すると聞いて期待していたのだが完全に裏切られた。何しろ殺し屋映画に欠かせないはずの息苦しさや緊張感がまるで感じられないのである。 平凡なタクシー運転手がたまたま乗せた客が実は凄腕の殺し屋だった――こんなに美味しい題材は滅多にない。にもかかわらず緊張感が失せてしまった一番の原因は、設定を生かし切れなかった脚本にある。本作では第一の殺人で客の正体が判明するが、この時点では彼が殺し屋であることを、観客には教えても運転手にまで教える必要はない。運転手には「運良く儲け話にありつけた♪」と口笛のひとつでも吹かせてやればいいのだ。そうすれば、運転手のちょっとした言動にも僕らはハラハラさせられたはずである。ついでに言うなら第二の殺人では運転手に「おや?」という程度の違和感を少しだけ与えておけばよい。第三の殺人で初めて正体を明かし、第四の殺人には無理矢理付き合わせて、それからクライマックス=第五の殺人へと導いてやればちょっとはマシな話になったろう。 緊張感を欠いた原因その2。この運転手、いくらなんでも殺し屋をナメ過ぎである。これは全編に渡って言えることだが、とくにラストの地下鉄シーンには頭を傾げざるを得ない。殺し屋が死をほのめかす一言を残してガックリと肩を落とした…その後である。多くの観客は僕と同様に「ホントに死んでいるんだろうか?」「まだ生きていて、チャンスをうかがっているんじゃないか?」と疑ったはずだ。ところがこのノーテンキな運転手、女検事を電車から降ろすときにあろうことか自分よりも殺し屋の側を歩かせたのである! なんちゅう緊張感のなさ!! そしてトドメはあまりに無茶苦茶な映像表現。クローズアップによる切り返しの連続とまるで落ち着きのないブレまくりの映像は、それで臨場感を出したつもりなのかと問いたい。おまけにやたらと俯瞰ショットの多いこと! そういうワザはここぞというときに出すから意味があるのであって、出しまくりでは緊張感を削ぐだけである。 ノリのよさげな音楽にロスの夜景映像を乗せただけのこの代物、果たして映画と呼んでいいものか? 答えは否。僕に言わせりゃ大して出来のよくないミュージッククリップ、いやそれ以下だ。(本文中に適切でない表現がありましたので一部削除しました。【STING大好き】さま、大変ご迷惑をおかけしました…滝汗 2005.3.16) |
56.《ネタバレ》 偶然、殺し屋を乗せてしまった不運な男、マックス。と考えるのは在り来たりである。僕は反対に幸運だったと考える。その理由はとても単純。それは女性検事であるアニーを殺し屋から命を守れた事。この事によってマックスは大きく変われただろう。長年同じ仕事をし続けたせいで、一歩踏み出す勇気を失っていたマックスに新しい勇気を与えた殺し屋。この出会いは幸運としか言い様がない。もし殺し屋と出会わなければマックスは女性検事であるアニーが殺害された事すら知らなかっただろう。なぜならアニーに電話をし、デートに誘う勇気すら失っていたからだ。結局マックスがアニーの死を知ったのはテレビのニュースでだろう。僕はそう考える。だから、マックスにとってはとても幸運な出会いであり、幸運な“巻き添え(コラテラル)”を食らったのだと僕は考える。そう考えれば、死んでしまった殺し屋役のトム・クルーズもきっと救われるだろう。 【ボビー】さん 7点(2005-03-13 17:10:51) (良:1票) |
55.《ネタバレ》 DVDの日本語吹替版で観ました。昔は絶対字幕派だったのですが、最近は吹替が好きです。さて、コラテラルですが、すごいおもしろかったです。殺し屋とタクシー運転手の会話も、その殺し屋の哲学というか自分なりのルールがわかって興味深いし、映画の最後のほうでは両者に感情移入してしまって運転手を応援しつつも、殺し屋が死んだ時には寂しい気持ちになりました。トムクルーズの映画で一番おもしろかったですよ。完全に娯楽映画ですが、そういう方が僕は好きです。 【ぽじっこ】さん 8点(2005-03-12 10:03:51) |
【ケンジ】さん 7点(2005-03-11 18:37:22) |
53.トム様クールだね。殺し屋らしからぬかっこよさ。まあトム様が演じるんだから仕方ないか。でも、そこだけかな。盛り上がりに欠けるんだよね。 【tantan】さん 6点(2005-02-07 23:11:14) |