200.期待以上に良かったです、もう一回観ようっと。 【ゆきいち】さん 7点(2004-03-11 12:46:36) |
199.トム・ハルス演じる世渡りは下手だけれども子供っぽくて純真そのもののモーツアルト、そしてエイブラハムが演じる俗物根性丸出しでモーツアルトの才能に嫉妬する憎らしいおっさんのサリエリ、この二人の対比をネビル・マリナー指揮のモーツアルトの音楽をバックにたっぷりエンジョイしました。他のみなさんのコメントを拝見するとモーツアルトの肩を持つ人、サリエリを支持する人、中立派などに分けられるようです。この作品に限って、見た人それぞれがどの派閥に属するかを人気投票形式で調査してみると面白いでしょうね。私は完全にモーツアルト派で、作中で私に一番近い登場人物はサリエリの音楽のレッスンを受けながら「モーツアルトさんの自作で監督と指揮も自分でやるオペラのオーディションを受けたいんですけれど、どうしたらいいのでしょう?」なんて意味のことを口走り、サリエリの心中が煮えたぎっているのを知っていても知らなくても「だってモーツアルトさんは音楽は素敵だしハンサムだし・・・。(これは私が作ったセリフ)」なんて言ってきゃあきゃあ騒ぐミーハー歌手のカテリーナです。この映画を見てモーツアルトを本当に(そしてミーハー的に)好きになりました。 アカデミー賞主演男優賞に一作品で二人(モーツアルト役とサリエリ役)が揃ってノミネートされるなんて異例だと思うし、サリエリ役の受賞がちょっと皮肉(といおうかあの世にいるサリエリに対するほんの少しばかりの慰め)ですね。 【かわまり】さん 10点(2004-03-10 02:22:00) (良:1票) |
198.モーツァルトの音楽と、この映画内のモーツァルトのキャラクターがぴったりだと思いました。納得!!の1作です。 【ぴっぷ】さん 9点(2004-03-08 18:29:09) |
197.何回見ても面白いです。サリエリの嫉妬は分かる!あんなすごい曲を作ったモーツァルトがあんなだったらムカつきたくもなります。自分の信じていた才能があんな奴に脅かされるのですから、たまったもんじゃありませんよね。だから私はサリエリさんを悪人とは認めません!少なくとも、認めたくはありません(笑)。 【ウィマ】さん 9点(2004-03-08 16:18:03) |
196.《ネタバレ》 サリエリの人間の小ささとは逆に、モーツァルトがサリエリをいい奴だと思いながら死んでいったのがなんとも腹立たしかった。傑作ですがモーツァルトの嫁が中学生に見えたんで-1点。 【モチキチ】さん 9点(2004-03-08 08:05:57) |
195.十数年前、大学生の頃に観た。それまでの伝記で読んだ、自分の持っていたイメージと全く違うモーツァルト像に、ある種カルチャーショックを受けた。がさつで天真爛漫なキャラは脳裏に焼き付けられ今も忘れられない。楽曲はもちろん、衣装や主役2人の演技も素晴らしく、目と耳を奪われ続けた160分だった。 【やすたろ】さん 7点(2004-02-28 22:53:39) |
194.天才の有り余る才能と凡人の嫉妬心が渦巻いている様子が見事に描かれている。凡人の私にはサリエリの気持ちがよくわかる。というかサリエリ側の立場で鑑賞してしまった。モーツァルトが結構ふざけたキャラに描かれていたので感情移入しずらかったのかもしれない。 【hrkzhr】さん 8点(2004-02-28 00:21:11) |
193.《ネタバレ》 この話がまったくのフィクションということを考慮しても、文句なく素晴らしい作品。モーツァルト、サリエリ、神父の三人の対照がいっそう話を引き立てている。音楽を選ぶセンスも見事。レクイエム作曲のシーンはものすごい迫力。モーツァルト殺しの話を終えたときのサリエリの鼻笑い、そして「凡庸なるもののチャンピオン」という台詞が、哀しい。 【アイカワ】さん 10点(2004-02-22 10:45:56) |
192.これを観てからというもの天才と凡人の差を考えてしまう。 たまに奇行して天才気分を味わうことがある凡人です。(テレビ) 【zero828】さん 10点(2004-02-22 00:00:49) (笑:1票) |
191.公開当時見た私は、まだ子供だったので、主役を演じているのが柳沢慎吾だとばっかり思っていました。先日DVDで久しぶりに見たら… 全然違うじゃん! 【TINTIN】さん 7点(2004-02-21 18:39:59) (笑:2票) |
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189.サリエリとモーツアルトは表裏一体です。神の音楽を理解する者と、作り上げる者として、そのどちらかが欠けても珠玉の音楽はこの世に誕生し、生き続けることはできなかったのではないでしょうか。そんな天才たちのおかげで、一般人の私も芸術に触れることができるんだなぁ〜と、シミジミしてしまいました。モーツアルトはすばらしい。人間の精神に何かの影響を与えてくれる旋律。マイナスイオンじゃないけれど、癒し効果抜群だと思います。ある意味、神が人間にプレゼントしてくれた良薬なのかも。って言いながら、神の存在なんて私にはよくわかりませんが……。とにもかくにも、モーツアルトは天才でしょう。あんな少年期から作曲を行えるというのは、先天性の才能としかいいようがないですよね。対するサリエリは努力の人って感じがします。いえ、モーツアルトが努力してないわけではないのですよ。彼だって、相当の努力をしているだろうし、道化(っぽく描かれている)顔のウラには、自分自身がバランスをとるためにいろんな葛藤があると想うのです。でもきっと、サリエリの方が既存の音楽を研究し、発展させていくという地道な仕事をしていたと思うんです。そういったコツコツと積み上げていく力と、音楽を理解する耳を持っていたという点で、サリエリもまた凡人ではなかったと思います。無学な私はサリエリという人物が実際に存在したのかどうかはわかりません。実存したとしてもサリエリ作曲の音楽として、そのメロディを耳にすることはありません。でも、サリエリのような人がどの世界にも、どの世にもいたんだってことを認識することができる。こういうのってすばらしいじゃありませんか。ただ私はサリエリのような力はいりません。モーツアルトのような天才になりたいとも思いません。しんどそうだし(笑)。素晴らしい作品に嫉妬することなく、凡人として映画なり音楽なり本なり美術品なりを楽しんでいきたいと思います。う〜ん、ついつい、熱くなってしまいましたね(恥)。えっと、この映画で一番印象に残ったのは……なんといっても、モーツアルトの笑い声でした(笑)。 【元みかん】さん 7点(2004-02-12 13:45:32) (良:2票) |
188.モーツアルトという圧倒的な天才を前に苦しむ音楽家サリエリ、そしてその絶対的な才能をコントロールできないモーツアルト。「才能」に苦しむ二人の音楽家の運命を濃密に描いた傑作だった。完成度の高い映像世界と高揚感みなぎる音楽、そして二人の男の生き様に圧倒される。 【鉄腕麗人】さん 9点(2004-02-11 14:15:56) |
187.《ネタバレ》 この映画には不思議な魅力を感じてしまってしかたがない。故・淀川氏が「こわいねぇ~。こわいこわい映画ねぇ~。」と紹介していたのが印象的。音と映像が凄まじい。初めて見たころはサリエリのみっともなさを小バカにしたような気分でみていたが、何度も見ている内にいとおしい人に思えてきてしまった。彼はとてつもなく惨めな余生を送っているようで、自分だけが理解できる何かを見極めた事でささやかな満足感を感じているのかもしれない…と、いいな。と、少し思った。 【HAR】さん 10点(2004-02-09 18:24:00) |
186.素晴らしい。脚本、撮影、美術、音楽、俳優、すべてが下品にならず、上品すぎず一級のエンターテインメントになっている。唯一ケチをつけるとしたらモーツァルトのキャラクター描写が少し表面的なところか。しかしこの映画の輝ける主人公はエイブラハム(『スカーフェイス』でヘリから吊された人とは思えない)演じるサリエリなのだから、これでもいいのだろう。だったら題名を『サリエリ』にしろ?ごもっとも。しかしこれも天才と凡才の悲しき違い。それじゃあヒットしなかったでしょう。後世の映画の観客動員にも影響を与えるのも天才のなせる技なのだろう。サリエリがこの状況を見たら嘆くだろうか、それとも苦笑するだろうか? 【トマシーノ】さん 9点(2004-02-04 01:09:35) |
185.長いので二回に分けて見た。モーツァルトってホントにあんな人だったんですかね?サリエリとモーツァルトの奇妙な人間関係をうまく描き出せててとても面白かったです。ってモーツァルトの作風はは大して好みではないけど |
184.圧倒的なオペラシーン。これだけでも見る価値あり!!!そしてストーリーも全然堅苦しくはない!!!色あせない映画。 【ヒロヒロ】さん 8点(2004-02-01 22:32:42) |
183.公開時はテーマ的に興味が沸かなかったので映画館には行きませんでした。後にレンタルで観たのかな?ストーリーに引き込まれ、あっという間に観終わりました。やはり名画というものはジャンルに関係なく人を引き込む力を持っているんですよね。圧倒されました。 【じふぶき】さん 8点(2004-01-26 09:55:11) |
182.サリエリに共感した人は数知れず。俺もその1人。 【虎尾】さん 8点(2004-01-24 21:12:19) |
181.サリエリに感情移入しモーツァルトの無邪気な行動がしゃくにさわる、というところからどんどん映画にのめり込んでいきました。モーツァルトの音楽がふんだんに使われているのがうれしい。サントラ買いました。 【nzn】さん 10点(2004-01-23 11:39:22) |