《改行表示》232.原作の処理の仕方に少し不満が有る。 まず、公園でのマラソンのシーンは全て省いて良い。更に、レクターの牢屋を訪れるシーンは絶対に必要。一番まずいのはマスクにこだわっていること。13日の金曜日じゃないんだから・・・。 あと、ラストシーンを変え過ぎ(トマス・ハリスが自ら脚色したらしいが・・・)。 以上、不満を先に述べたが、全体的な仕上がりは悪いとは思えない。積極的に原作に対してオリジナリティーを加えているし(失敗と思える箇所も有るが)、実力派の俳優陣を揃えているので、リドリー・スコットの深みの有る映像に負けない存在感が有る。確かにジョディー・フォスターの降板は痛かったが、ジュリアン・ムーアが素晴らしい演技を見せてくれた。人気の有る作品ということで相当なプレッシャーが有ったと思うし、自分の色を出すにあたってのさじ加減は本当に難しかった思います。 |
231.ジュアリアンムーアは悪くないです。芸達者だし、彼女なりの解釈でよかったです。ただジョディの解釈のが好み。比べちゃいけないけど、どーしても羊達の沈黙と比べてしまいます。アンソニーホプキンスはストイックであって欲しいです。あのお腹が・・・。悲しかった。ゲイリーオールドマンはゲイリーであるべき必要性が感じられませんでした。GUCCIの靴は趣味が良かったです。 |
230.壮大なレビューの後で申し訳ない気がするが,【ウメキチ】さんの助言で思い出したので投稿… そうでした。確かにフィレンツェでした(^^♪ この作品はなかなか厳しい評価を受けているけど,私は芸術的だと思った。殺し方が。 【ロウル】さん 7点(2003-11-09 21:38:42) |
229.「ブレードランナー」のラストシーンは原作を超えていた。リドリー・スコットは、ラストシーンでルトガー・ハウアーの美しき死に様を見事なまでに演出してみせたが、本作での新たな解釈を持ち込んだラストシーンは、果たしてどうであったか? 僕は、はっきり言って納得できない。「ブレードランナー」が原作のモチーフを十分に理解した上で、レプリカントの悲哀と自尊心という「人間らしさ」を新たな軸に加えて作品を原作から悠々と昇華させてみせたのに対し、「ハンニバル」の原作ぶち壊しの甘ちゃんラストは、、、ま、まったくなんてことだ! ハンニバル・レクターこそ、意識を自由自在に操る「超人」であり、「人間らしさ」を超えてしまったが故に、ある意味で悲哀を備えたレプリカント以上にレプリカント的人物として捉えられるべきではなかったか。それこそリドリー・スコットお得意の分野のはずだ。なのに。。。「ハンニバル」は言うまでもなくレクター博士の物語である。原作では、レクター登場から3作目にして、レクター自身の独白や過去の物語がようやくと語られる。特に彼自身が経験したトンでもなく残酷な出来事を通じて、彼が既に人間という枠を見事に超えてしまったことが僕らに伝えられるのである。それは映画では語られない。そのことは別にいい。原作は長いし、映画に原作そのものをすべて詰め込むことはできない。ただ、レクター自身が、映画で見られるようなあんなラストシーンに掴まされるような人格では決してないということを分かっているのだろうか。(あの手錠のシーンです。。。) そして、クラリスもレクターと同種であるのなら、あんなラストを導くようなことはしないはずなのではないのか。原作のあの2人して人間界から飛翔する驚愕のラストシーンは何だったのか。凡百のサスペンスドラマのような結末は、途中までが良かっただけにかなり興ざめである。やっぱり、ここでもハリウッドスタイルの万人向けの座りの良い結末志向が顔を見せているのだろうか。小説「ハンニバル」が哲人ニーチェの思想をベースにした「超人」物語であることをリドリー・スコットが理解していないはずはないのだが。まったく不可解である。 【onomichi】さん 7点(2003-11-08 18:52:32) (良:1票) |
228.面白かった。でもなんでかわからないけど、やっぱり羊の方が面白かった気がする。クラリスは、同じ役なのに人が変わってしまった点は(仕方ないけど)確かにひっかかったけど、ジュリアン・ムーアはそんなにまずかったでしょうか?ついでに、個人的にはそんなにグロくなかった。 【かりぶ】さん 8点(2003-11-04 13:16:59) |
227.新芸術殺人主義とも言える新しいサスペンスの横顔 【ポジティブ】さん 7点(2003-11-04 00:14:45) |
226.レクター博士ほど犯罪者で魅力的な人物はいないのではないか。強烈な美意識を持ち、その美意識に反するものはどんなものであろうと破壊する。ディナーシーンにおける緊張感はジュリアンムーアの白い肌と黒いドレス、追うものと追われるもの、そして食うものと食われるものなど陰と陽、正義と悪、聖と邪、相対する二つのものが妖しくぶつかり合いながら惹かれあい、強烈な光を放っている。 【亜流派 十五郎】さん 10点(2003-11-01 22:31:36) (良:2票) |
225.すごく緊張感が張り詰めていたと思う。やっぱりハンニバル役はホプキンスだよな。「羊~」で最後続きがあるような終わり方だったので、調べてみると続編がこの作品だと知ってすぐに見ました。「羊~」よりさらに相関関係もふくらんで、世界もいろんなところに飛び火。そして一番思ったのはレクターの芸術性というか神秘性というかね、それを凄惨な殺人につなげるところが前作より冷酷な点だと思う。バッツィ刑事をダンテの詩になぞらえて殺すところとか「死」という重い場面なのに荘厳にさえ思えた。 |
224.ある意味、個人的に『羊達--』より好きかも☆残酷な場面も多かったけどレクター博士の描写がよく出来てたとおもう。ラストも好きなので8点! 【civi】さん 8点(2003-10-28 05:07:07) |
223.丁寧に作ってあると思う。でも、「ヒツジたち~」の衝撃は正直なかった。慣れというのは恐ろしいものである。予想以上に「普通」の映画でした。 【かもすけ】さん 5点(2003-10-28 00:38:55) |
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221.牛角のフォアグラが脳味噌ステーキにソックリでびっくりしました 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 6点(2003-10-19 00:52:43) |
220.ジョディ・フォスターがこれへの出演を断ったと言うのも納得かも。たしかにクラリスのイメージが・・・ねぇ。悪くないんだけど、もうちょっと知的さがあった方がいいかな。まあ演じてる人に拠るイメージもあるんかも知れないけど。そもそも全体的に羊よりも野蛮さが増した。雰囲気は悪くないんだけど。教会と晩餐会はなかなか印象深かった。晩餐会ちょっとキモイけど。 【智】さん 7点(2003-10-17 01:00:34) |
《改行表示》219.ただの悪趣味なオジサンだね。ホラー大好きですがダルい展開に 途中で寝てしまいました。 【真尋】さん 2点(2003-10-16 15:27:45) |
218.ジュリアン・ムーアは、その色の薄さに拠り結果オーライ。ジョディ・フォスターならば、この「品」は具現出来なかったであろうと想像する。全編を支配する美しい空気と直接的な表現が、何故かコントラストと化さずに溶け合っている。浸っているだけでも気持ち良かった。 【ぽろぽろ】さん 8点(2003-10-16 09:24:45) |
217.すっかりレクター博士がダークヒーローになってしまった。あんな人間味を出してしまったため、作品としてのノリが安っぽいものになっている。車椅子の男の復讐話も浮いていて、あってもなくてもどっちでもいいような必然性のないエピソード。犯罪心理サスペンスからは随分遠くなってしまった。 【FSS】さん 4点(2003-10-16 07:18:49) |
216.「羊~」以上な部分もあれば、落ちた部分もありました。でも色的には断然いいと思います。 【亜空間】さん 8点(2003-10-14 00:05:08) |
215.《ネタバレ》 なんで恋愛しちゃってるんでしょう?自分の手を切っちゃったりして。 【患部】さん 3点(2003-10-13 02:00:24) |
214.グロ過ぎる。猟奇殺人の世界ってこうなんだろうけど、映画館の大画面で見て吐きそうになった。気持ち悪さを見せたかったのであれば成功。でも、それ以外印象に残っていないので、がっかりした。 【如月CUBE】さん 4点(2003-10-06 18:28:58) |
213.レイリオッタったら、なんということにー。目玉が飛び出そうなくらいびっくりした。 【fujico】さん 5点(2003-09-29 13:15:24) |