崖の上のポニョのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。11ページ目

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崖の上のポニョ

[ガケノウエノポニョ]
Ponyo on the Cliff by the Sea
2008年上映時間:101分
平均点:6.08 / 10(Review 252人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-07-19)
ファンタジーアニメ動物もの
新規登録(2008-01-24)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-05-27)【イニシャルK】さん
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監督宮崎駿
ジョン・ラセター(英語吹き替え版)
山口智子リサ
長嶋一茂耕一
所ジョージフジモト
天海祐希グランマンマーレ
吉行和子トキ
奈良岡朋子ヨシエ
矢野顕子ポニョのいもうとたち
柊瑠美赤ちゃんを抱いた婦人
つるの剛士男性
左時枝カヨ
片岡富枝
竹口安芸子
塚本景子
羽鳥慎一アナウンサー
大橋のぞみカレン
佐々木睦
斎藤志郎
ティナ・フェイリサ(英語吹き替え版)
マット・デイモン耕一(英語吹き替え版)
リーアム・ニーソンフジモト(英語吹き替え版)
ケイト・ブランシェットグランマンマーレ(英語吹き替え版)
原作宮崎駿
脚本宮崎駿
音楽久石譲
新日本フィルハーモニー交響楽団(演奏)
麻衣(ヴォイス)
作詞近藤勝也「崖の上のポニョ」
宮崎駿「崖の上のポニョ」(補作詞)/「海のおかあさん」(覚和歌子作「さかな」より翻案)
作曲久石譲「崖の上のポニョ」/「海のおかあさん」
編曲久石譲「崖の上のポニョ」/「海のおかあさん」
主題歌大橋のぞみ「崖の上のポニョ」(「藤岡藤巻と大橋のぞみ」名義)
撮影奥井敦(映像演出)
製作奥田誠治(製作担当)
東宝(「崖の上のポニョ」製作委員会)
電通(「崖の上のポニョ」製作委員会)
日本テレビ(「崖の上のポニョ」製作委員会)
高井英幸(「崖の上のポニョ」製作委員会)
島谷能成(「崖の上のポニョ」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「崖の上のポニョ」製作委員会)
三菱商事(「崖の上のポニョ」製作委員会)
市川南〔製作〕(「崖の上のポニョ」製作委員会)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(「崖の上のポニョ」製作委員会)
製作総指揮ジョン・ラセター(英語吹き替え版)
プロデューサー鈴木敏夫
制作星野康二
スタジオジブリ
配給東宝
作画近藤勝也(作画監督)
高坂希太郎(作画監督補佐)
GONZO(作画協力)
スタジオカラー(作画協力)
末吉裕一郎(原画)
米林宏昌(原画)
田中敦子〔作画〕(原画)
タツノコプロ(作画協力)
本田雄(原画)
山下明彦(作画監督補)
古屋勝悟(原画)
小西賢一(原画)
橋本敬史(原画)
美術男鹿和雄(背景)
保田道世(色彩設計)
編集瀬山武司
録音井上秀司(整音)
上田太士(光学録音)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
東京テレビセンター(音響制作協力)
東北新社(音響制作協力)
木村絵理子(録音演出)
字幕翻訳ジョン・ラセター(英語字幕製作)
その他スタジオジブリ(提携)
日本テレビ(提携)
電通(提携)
東宝(提携)
三菱商事(提携)
東京テレビセンター(DBスタジオ)
IMAGICA(現像)
博報堂DYメディアパートナーズ(提携)
鈴木敏夫(キャッチコピー)
久石譲(指揮・ピアノ)
読売新聞社(特別協力)
あらすじ
ある日、5歳の子供宗介は動けなくなっていたさかなの子ポニョを助けた。ポニョは宗助に恋し、人間になりたいといいはじめる。裁判でも注目され社会現象化した「鞆の浦」を舞台にした魔法と自然があふれる物語
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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52.同じ作り手の身分として、「最高傑作は何ですか?」と問われ「次回作です」と胸を張って言えないのであれば、それを作る意義は作家には無いと思う。その意味で現在の宮崎監督は、全ての面において興行師でなければならないんだなーと思うと寂しくて仕方が無い。少なくともスカイ・クロレラだかなんだか、30万円分のCGソフトと中学英語力と多少の人生経験さえあれば学生でも作れる映像を前面に押し出すような阿呆な作品ではないところに、格の違いが見えるけども、実に残念。もう宮崎作品を観ることもないと思う。作品は良かったですよ。
DeVanteさん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-18 19:23:29)
51.今までの宮崎作品とは違って、機械の描き方が良い意味で「適当」な感じで、動いている絵本といった趣でした。手描き感がとても強く、僕はおとぎ話の世界にぐんぐん引き込まれてしまいました。
leoさん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-17 17:43:17)
50.《ネタバレ》 ★シンプルではあるがめくるめくような映像の迫力が圧倒的。特に中盤、ポニョがリサと宗介の車を追って、津波に乗って駆け回るシーンは、大迫力。おまけにワーグナーの「ワルキューレの騎行」ばりのBGMまでかかって、もうにやにや。 ★そういやポニョの本名、「ブリュンヒルデ(ワルキューレの女神達の長女)」でしたっけ。戦死した兵士達の魂をヴァルハラへ送る戦の女神。父神ヴォータンの命に背いたために力を奪われ、眠らされてしまう。しかし恐れを知らぬ英雄、ジークフリードによって目覚め、彼と結婚する・・・意味深ですね。 ★しかし本質的にはメッセージだのテーマだのしち面倒くさいことはなし。ただ一つ教訓があるとすれば、何かを得るためには何かを失わないといけない、ってことか。もちろんこれも対して重要なテーマじゃない。ちゃんと伝わってないなんて野暮な突っ込みはしない。 ★ポニョがかわいくて、宗介が5歳の子とは思えないほどしっかししてて、ひまわりの家のおばあちゃん達も飄々としてて、大人たちの事情もそこはかとなく感じられて、サンドイッチとラーメンはおいしそうで、絵はシンプルだけどデッサンと動きはいつも通りまったく手抜かりなくて、相変わらず宮崎駿の描く異形の者と異形の世界はイマジネーションたっぷりだし(ちょと過去の作品の拝借もうかがえるが)、魔法の金魚姫ポニョと、宗介のお互いの純粋な想いが映画全般にわたってイメージとしてすばらしく表現されていて、それで充分じゃないかなと思うんだけど。 ★物語的に、あるいは演出脚本的に完璧じゃなきゃいや、ってのはそれこそ大人の都合。車の運転しながらアイスなめたり、親を呼び捨てにさせるのに眉をひそめるのも大人の都合(余談だけど、ファンタジーの世界でも悪いことをするのは悪役ばかりじゃないというシーンは、ぼくは逆説的に見せる必要があると思う。しかしながら、宗介はおばあちゃん達のことをちゃんと名前で、さん付けで呼んでるが)。 ★ま、確かにカネ払うのは大人なんだから、大人が(子供向けであるにしろ)納得するつくりじゃないとイヤってのはあると思いますけどね。で、これもちまたの評論家とかの悪評を見て迷ったんだけど、結果的には観てよかったあ、と。ぼくは精神年齢が幼いのですね(笑)。
wagasiさん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-17 13:11:22)
49.純真無垢さを失ってしまったおじさんにとってはこの一言に尽きる。「ポニョがかわいいだけじゃないか・・・。」このような宮崎アニメをみても、宮崎駿の意図を感じることが全くできなくなってしまった。子供がみたら違うのだろうか・・・。
あるまーぬさん [映画館(邦画)] 5点(2008-08-17 01:11:17)
48.《ネタバレ》 素敵な映画でした。「アニメーション」とは、生命のない動かないものに命を与えて
動かすことを意味する言葉だそうだけれど、まさにその真髄を見た気がしました。
動いている!とにかく髪の毛の先まで動いている。
特に再会のシーンでポニョがぎゅーっと抱きつくところが、
あまりにもぎゅぎゅーーーっとしていて胸が熱くなりました。
一見世界が普通の日本のどこかのようなので、非現実的なことが起こると
ややとまどってしまいますが、「ここは日本のようだけど、違う世界、
パラレルワールドのどこかの世界なんだ」と一度納得してしまうと、
昔、御伽噺を自然に受入れていたのと同じ感覚で素直に観れました。
雨が降って海になってしまうのは「千と千尋」と同じですね。
「雨が降れば海くらいできるよー」って言っていたあの感覚と同じ。
水がひけば、海の中で揺れていた干したままの洗濯物はそのままの姿でぱりっと乾いて、
何事も無かったかのようにすべてはもとどおりになるに違いない世界。
水の上をおもちゃの船で航海するところは本当に気持ちが良かった。
昔読んだ、「エルマーのぼうけん」とか思い出しました。
そしてやっぱり食べ物が抜群においしそう!あなたは見ましたか?
2枚のハムの間からじんわわ・・・としみだしてくるラーメンの汁を・・・♪
好きです。何回も観たい。
ミツバチさん [映画館(邦画)] 8点(2008-08-17 00:12:54)(良:1票)
47.《ネタバレ》 実は映画館でジブリの作品を鑑賞したのは初めて。観に行ってよかった、素晴らしい映画だと思う。絵本みたいなかわいい絵の中で絵本みたいな分かりやすいストーリー。暗喩やメタファーがあるみたいな感じかもしれないけど、なんにも疑わずに、素直に楽しめればそれでいいんじゃないかな。生まれてくる、生きているって、やっぱりいいことだなって思った。ぼくもスキ、ポニョ。
サムサッカー・サムさん [映画館(邦画)] 8点(2008-08-16 21:57:54)(良:1票)
46.《ネタバレ》 主題歌が全ての作品。しかも、作品内ではフルで歌わないのが致命傷。ラストの静止画のような終わり方はしっくり来なかった。序盤ではつっこみ所が多くて面白いのかなと思ったが、だらだらと流れていくテンポに飽きてくる。父と母の関係もさっぱりだし、父がなぜ人間から変化したのかも謎。あまりに説明不足とつっこみ所の多さで受け付けなかったです。それ以前に子供向けの映画なんで自分には無理でした。ジブリと主題歌のコンボがなければそれほど流行らなかったのでは??余談ですがなぜか予告のたまごっちの映画が無性に見たくなりました(笑)
マーク・ハントさん [映画館(邦画)] 4点(2008-08-16 21:36:23)
45.この映画、どこがダメって指摘するのはすごい簡単だと思うんですよ(別にこの映画に限った話ではないですけど)。いいところがあっても「それが全然表現できてないじゃないか」で済ませられるし。けどこの映画、自分自身はすごく楽しんで観ることができました。もう感動しちゃったもんはしゃーない。そして、いままで殆ど興味のなかった宮崎駿に、初めて興味をもちました。ジブリで一番すきな作品かもしれません(笑)。
ゆうろうさん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-16 11:06:26)(良:1票)
44.話としては面白くない、映像としては見る価値がある。
こんな印象の映画でした。

これは宮崎駿に求める物が、ラピュタの冒険心であり
もののけ姫のスペクタルである為だと思います。
現在の日本の長編アニメーションにおいて、エンターティメント性の高い映画を
うまくまとめれる人が少ない為、宮崎駿監督にはより一層ソレを期待してしまいます。

ただ、過去の作品の焼きまわしを作られても、面白くない。
ですが、千と千尋あたりから今までのわかり易い起承転結の流れから
どうも宮崎駿監督の独特の、キャラクターの心情に特化した物語展開みたいな物を
感じていたので、それがどういう方向に進むか期待していました。

ところが、今回はそういった話の展開の整合性とかよりも
映像表現として新しい試みに挑戦したかったという印象で
誰からも支持される脚本を書く宮崎駿監督というよりは、アニメーターとして
今までとは違った表現がしてぇんだ!っという職人宮崎駿の方を強く感じました。

つまり、僕の期待していた方向とは別方向で進んだ宮崎駿監督の作品を
今までの映画の脚本や、一般的な起承転結の尺度でしか測れない僕には
話的な面白さを、どうしようと思ったのか?が理解できず
面白くない、という結論に至ってしまいました。

が、どうもそんなにすんなり終わらせてしまっていい映画でない気がする
ハリウッドにはないオリジナルな映画である事は確かだと思います。
六爺さん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-16 01:04:38)
43.《ネタバレ》 宮崎駿のファンとして非常に悲しいですが素直な感想。
面白く無かったです。
宮崎駿がこれを胸を張って完成作品だ、というのなら、氏にはもう映画をまとめ上げることが出来ないとしか思えない。少なくとも、こんな未完成の作品を以前の宮崎駿は絶対に作らなかった。
まず声優さん。登場人物の誰も彼もが棒読みでどっちらけ。
声優さんは声の演技でご飯食べている人で発声も表現力もバリエーションも全然違うのに、何故プロに仕事させないの!?
次に脚本がめちゃくちゃでした。
「千と千尋の神隠し」より前の宮崎作品では、難しい言葉や専門用語もたくさんあったけれども、最後まで見たらナゾや疑問はパズルがはまる様に気持ちよく解けていました。
起きる展開は全てストーリーに必要なことであり、観客は単純にドキドキわくわくしていればよかった。
ポニョでは説明が無いというより説明する姿勢すら感じられなかった。
これはファンタジーなのだから何でもアリでいいのです、と言うのはあまりにお粗末。
ハウルのときと同じく
これは未完成のアイデアメモの脚本としか思えない。
どこが見せ場?
だらだらと続く場面場面は宮崎駿の『動き』の面白さを捉える上手さでごまかされているものの、沢山のアイデアから絞って絞って残されたものとは思えない。
これはテレビではなく映画作品。
中途半端にまとめる位なら公開を遅らせてでも練って欲しい。
フジモトは何をしようとしていたのか?
台詞だけで手抜きをするにはあまりにも重大なこと過ぎる。
ポニョの母親は何なのか?
ハウルの星の子の様に世界観をぶち壊す女神像、不可解な行動。
船が集まったり月が近づいたり、伏線もなく全て唐突。
ソウスケが母の元へ向かい、ポニョを認めればいいという試練は
説明不足で釈然としないしカタルシスを感じない。
ハウルが老いたみたいなフジモト、
トトロのサツキみたいなリサ捜索、
千尋の両親判定みたいなポニョの試練、
美味しそうにハムを食べるポニョの様な『らしさ』ではなく、なんか過去作品の似た場面にも妙に冷めてしまう。
宮崎駿が大好きだから本当に残念……あぁ、絶賛したかった。
でももう二回と見ようとも思えない。
kiryuさん [映画館(邦画)] 5点(2008-08-16 00:05:06)(良:1票)
42.《ネタバレ》 正直期待はずれでした。ソウスケとリサの乗っている車をポニョが追いかけるシーンが一番印象的です。ファンタジーですねぇ...ハウルの動く城よりはましな作品です。
映画さん [映画館(邦画)] 3点(2008-08-11 20:57:25)
41.宮崎駿作品に多くあるような、登場するキャラクターや、ストーリー展開で起こる超自然的事象に多分の箴言を含ませた映画を期待する方には、ポニョはイマイチのようですね。宣伝予告のキャッチコピーだった『生まれてきてよかった』や、映画の中でたびたび宗介くんが口にする『僕がまもってあげる』にグッと来てしまった私にはとても心地のよい映画でした。人間が当たり前に持っている、人間の根源にあるような感情を喚起させてくれる映画です。最終的には、私にはポニョと宗介くん2人しか映らなかったような気さえします。いつしか大切なひと達のことを思い出しながら鑑賞していました。子供のころの人間関係だけで観たら、きっと今ほど感動はしないはず。おとなに成りきれない子供向けというところでしょうか。
SAEKOさん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-11 17:47:36)
40.《ネタバレ》 文句なしにポニョがかわいい。それだけで十分じゃないかな。大災害が起こっているのにみんなのんきです。それを見ている観客ももちろんのんきです。ほのぼのですね。まさしくヒーリングムービー。お勧めします。子供にとってはどうなのかな??
いっちぃさん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-10 23:21:42)
39.《ネタバレ》 多分にメタファーに満ちた作品。「神経症と不安の現代人」に対して、神話を提示してみせる宮崎の新たな試みをポジティブに評価したい。あまりに無垢に世界を破滅へと導くポニョの神々しさと、あまりに容易に「愛」で世界を破滅から救ってしまう宗助ら人間の対比、ストーリーの破綻と言ってしまえばそれまでだが、この破綻具合が「神話」そのものな気がしてならない。グランマンマーレが自らの出自を語る部分「私たちは泡から生まれた」などは、ヴィーナスの神話を明らかにモチーフとしている。ならば彼女は神として、フジモトは魔法使いとあるが、俗世を捨てて人であることをやめながらも、なお世界の均衡を保とうとするその姿は「森の人」などと重なる、しかしどこかカリカチュアルだ。この世界でもっとも「人間的」なのは、皮肉屋で懐疑的で、周囲から浮いている老婆トキである。トキ以外の、宗助ら全ての登場人物は、あまりに記号的すぎて感情移入ができない。大人はこれを子どもに見せたい、しかし子どもはこれを見たがるだろうか。
JUKEさん [映画館(邦画)] 8点(2008-08-08 10:14:22)
38.本当にすばらしい作品だ。前半部分はなぜか涙が止まらなかった。映画である以上、今まで観た事の無い映像が目の前に展開され、その中に自分が引き込まれどっぷりつかる体験が出来たことを幸福に思う。くだらないエピソードを極限まで省き、骨格となるストーリー以外は絵を見せる、シンプルでしかしすごく難しいことを宮崎監督はやってのけた。嫌いではないけどメッセージ色が強くなりすぎていた彼にとって本来の自分に帰った作品だと思う。世間的にはあまり評判がよろしくないが私の宮崎No.1は「紅の豚」だ、でもポニョに変わったかも、DVDが出たら何度も見たい作品です。
カーヴさん [映画館(邦画)] 8点(2008-08-07 22:54:29)(良:1票)
37.《ネタバレ》 普通に面白くなかったです。
最近の宮崎アニメはストーリーを作りこむことを放棄しているとしか思えない。思いついた、あるいは描きたいシーンを集めただけって感じ。
あと、すごく気になったのは大人の身勝手さでやたらと子供を危険にさらすシーンが多いってこと。宮崎監督にすれば母親が子供を横に乗せてあんなにも車を飛ばすのも、嵐の中制止を振り切って家に帰ろうとするのも、そうやって走る車を描きたかっただけなんだろうけど……。
万年青さん [映画館(邦画)] 4点(2008-08-07 09:40:31)
36.まず、文句なしにポニョが可愛い。大人としてストーリーにつっこみどころはあるけれどそうゆう目で観る作品ではないのかな。というのが正直な感想。アラだらけではあるけど心がきゅんとする映画でした。声優をつとめた所ジョージさんが「この映画を素直に楽しめる人は(心が)綺麗な人だと思います」といっていたけれど、ある意味では納得してしまった。絵本を見る感覚に近いような気がしました。こうゆうのもたまには良いです。
civiさん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-07 00:31:13)(良:1票)
35.《ネタバレ》 素直に、面白かったと思います。アニメーションの出来もいいと思います。少し気になったのは、作中の大人たちがフジモトやグランマンマーレなどと接触して受け入れている点。「千と千尋・・・」では両親は豚になっていた時の記憶が残ってないが、それが大人の現実的な世界と、神秘的な世界とを分けていて見終わった後にほっとするとともに神秘的な世界を懐かしいように感じさせていたと思います。しかし、「崖の上のポニョ」では町が水浸しになったときから、神秘的な世界と現実的な世界が交わりそのまま物語が終わっていったように感じました。ポニョが人間になって魔法を失っても、まだ交わりは解けておらず、なんとなく不安感が残るような気がしてしまうのは考えすぎでしょうか。
tetsu@さん [映画館(邦画)] 8点(2008-08-06 23:23:32)
34.筋金入りの宮崎駿ファンです! 一言で言えば、児童向け作品!..監督自身が言ってるように、堅苦しい壮大なテーマを掲げるのではなく、ナチュラルで、作為のない物語!になっています.. しかし、大人が観るには、少し(内容が)物足りない..作画の方は、いかにもアニメっていうタッチですが、“技術的”には、恐ろしくレベルが高く!映像表現も、すばらしい出来!これでCGを使っていないのなら、ほんと凄い!(目を凝らしてよ~く観たけど分からなかった..) 同じ児童向けの「トトロ」は、誰でも受け入れ易いストーリー展開、それに比べ「ポニョ」は、ファンタジー!って感じですね~ いずれにせよ、「アニメは子供達のもの!」 に徹した作品です.. (中身や、展開の唐突さは、小さな子供達には関係ありませんから~ 大人が、云々ご託を並べても無意味だと思います~)
コナンが一番さん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-06 10:38:29)(良:1票)
33.《ネタバレ》 本作には、子供を乗せた車でのスピード違反など、無意識な児童虐待を行うシーンが肯定的に挿入されている。こうしたことは、親としてとても腹立たしい。現実に、車に残した子供が死亡するなどの無意識な児童虐待による事件が、何度も起きているのだ。また、子供に自分を名前で呼ばせる親、街破壊をしからない大人たち、金魚鉢に水道水を当たり前のように使わせるなど、「しつけ」を放棄しているとも思える本作への制作者たちの姿勢が気になる。米国では子供を家に置き去りにする行為は、違法となる。欧米市場はこうした児童虐待に敏感で、編集、改編なしに本作を輸出するのは無理なのではないだろうか。
本作の設定は、かねてより他社が企画している「金魚姫」に共通する部分が多い。「砂の惑星」の設定から多くをいただいた「風の谷のナウシカ」もそうだったのだが、ジブリは知的所有権に関してずさんなところがある。「ゲド戦記」の歌詞の引用問題も記憶に新しい。一企業として、もっと配慮すべきなのではないか。
大人の事情を棚上げすると、本作の価値は子供が楽しめるかどうかに委ねられる。試写会での子供の反応は、微妙なものだった。しかし私は、ポニョの主題歌を歌う子供たちの声を何度も聞いているので、子供が楽しめないアニメと真っ向否定する気はない。変化に乏しい本作がどう受け入れられるかは、子供たちのその日の体調とご機嫌にかかっている。
DONGさん [映画館(邦画)] 5点(2008-08-05 00:33:27)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 252人
平均点数 6.08点
020.79%
131.19%
220.79%
3249.52%
4207.94%
55120.24%
63815.08%
74618.25%
83614.29%
9197.54%
10114.37%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.48点 Review35人
2 ストーリー評価 4.83点 Review49人
3 鑑賞後の後味 6.04点 Review47人
4 音楽評価 6.76点 Review50人
5 感泣評価 4.57点 Review40人
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