232.むぅぅぅ。何と言って良いのか非常に難しい映画。ジュリアン・ムーアは敢えて新しいクラリス像を創造しようなどという欲をかかずに素直にジョディ・フォスターを演じようとしているところに大物ぶりを感じさせてくれた。小物ほどオリジナリティを出そうなどと考えて喘ぐものだと思うが、彼女の女優魂は尊敬に値する。全体的に、決して出来の悪い作品ではないし、ドル箱作品を撮る時のリドリー・スコットらしくきっちりしっかり撮っていると思うのだが、残念ながら問題のシーンには人間として「面白かった」と言うことはできない。人として、これを面白がったらダメでしょう、と思ってしまう私は古い人間なんでしょうか。いくら途中が良く出来ていても、二度と観たいとは思わない。観てしまったことを心の底から後悔する映画だが、観なかったら観なかったでやっぱり後悔はしたと思うのできっぱり諦めることにする。が、重ねて言うけどもう二度と観ないよアタシは。 【anemone】さん 5点(2003-12-06 02:14:03) (良:1票) |
231.もし、アンソニー・ホプキンスが日本に来て「ウニ丼」をムシャムシャ食べているのを見たら、「脳みそぶっかけ丼」を食べているのかと勘違いしそう。 【STYX21】さん 5点(2003-12-06 01:21:29) (笑:2票) |
230.《ネタバレ》 子供、お菓子は欲しがってもあんなチーズみたいな肉欲しがらないと思う。この辺が不自然で最後に醒めてしまいました。ヨーロッパの古層に潜むアメリカンサイコという図式は良かったと思います。 【番茶】さん 7点(2003-12-04 22:33:23) |
【コダマ】さん 4点(2003-12-04 21:59:50) |
228.レクター自分の腕ぶった斬ってどうすんの?もっと非常になりなさい。それから子供に脳みそなんかあげるな! 【guijiu】さん 7点(2003-12-04 17:30:46) |
227.な、なんだあ、この終わり方はっっっ?!まあこれも悪くはないけど、ここまで違うとなあ・・・ 【さそりタイガー】さん 5点(2003-12-04 02:24:40) |
226.なんかグロ~って印象しかない。グロで怖がらせるのはもういいよ。それなら今度からスプラッター見るって。いや多分見ないけど 【アルカポネ】さん 3点(2003-12-03 22:59:41) |
225.レクター博士にはヨーロッパの雰囲気が合っていると思います。イタリアの街並みや監督独自の映像美に酔いしれました。個人的に彼にはアメリカに戻ってほしくなかったです。イタリアで優雅に暮らしつつ、再び猟奇的な牙を剥くレクター博士だけで十分芸術的な作品になったと思います。しかし今でもレクター博士の異様な存在感が健在なのはさすが。やはりアンソニー・ホプキンスは名優です。最後の「食事」はさすがにショッキングで、思わず目を逸らしそうになりました。 【ピンク】さん 6点(2003-12-03 21:13:04) |
224.うーーん。期待したほどではなかったです。美意識みたいなものは十分に楽しめますけど、次もあるぞ、みたいなつなぎ方が興ざめでした。あと、やっぱジュリアンじゃない方が良かったな。 【たかちゃん】さん 5点(2003-11-28 17:15:13) |
223.《ネタバレ》 天才・レクターにも、1作目の壁を超える事は出来ませんでした、といったところでしょうか。何だかせっかくのカリスマ性が少し剥がれたっぽい印象。でも博士ファンとしては再びお目にかかれただけでも至福であります。 |
|
222.正直言って、あの「羊たちの沈黙」の続編としてはパワー不足だと思う。グロさだけが強烈で、それなのに、ラストが甘っちょろいので不自然な感じだった。FBIのウサマ・ビンラディンの手配映像が、この映画の制作時点で入っちゃっているのも、ネタとしては面白いし。パッツィ家の話とか、ルネサンスの歴史のネタなんかも入っているが、ねらい所がずれているような気もする。ただ、フィレンツェの町並みの美しさと、ジュリアン・ムーアの気品が、何だか格調高い雰囲気になっていて、なんとなくレクター博士の「美意識」が表に出てきたような作品。 |
221.レクター博士がスーパーマンのように鮮やかに殺人をやってのけるが、それが非常に気持ち悪い。クラリスへの愛を際だたせるためとはいえ、脳みそシーンはやりすぎ。懲りまくりの演出はいいけれど、レクターとクラリスとの関係を思うより先に、首吊り、人食いブタなど残酷シーンに対する拒否感が強かった。 【キリコ】さん 5点(2003-11-16 21:28:56) |
220.ジュアリアンムーアは悪くないです。芸達者だし、彼女なりの解釈でよかったです。ただジョディの解釈のが好み。比べちゃいけないけど、どーしても羊達の沈黙と比べてしまいます。アンソニーホプキンスはストイックであって欲しいです。あのお腹が・・・。悲しかった。ゲイリーオールドマンはゲイリーであるべき必要性が感じられませんでした。GUCCIの靴は趣味が良かったです。 |
219.壮大なレビューの後で申し訳ない気がするが,【ウメキチ】さんの助言で思い出したので投稿… そうでした。確かにフィレンツェでした(^^♪ この作品はなかなか厳しい評価を受けているけど,私は芸術的だと思った。殺し方が。 【ロウル】さん 7点(2003-11-09 21:38:42) |
218.「ブレードランナー」のラストシーンは原作を超えていた。リドリー・スコットは、ラストシーンでルトガー・ハウアーの美しき死に様を見事なまでに演出してみせたが、本作での新たな解釈を持ち込んだラストシーンは、果たしてどうであったか? 僕は、はっきり言って納得できない。「ブレードランナー」が原作のモチーフを十分に理解した上で、レプリカントの悲哀と自尊心という「人間らしさ」を新たな軸に加えて作品を原作から悠々と昇華させてみせたのに対し、「ハンニバル」の原作ぶち壊しの甘ちゃんラストは、、、ま、まったくなんてことだ! ハンニバル・レクターこそ、意識を自由自在に操る「超人」であり、「人間らしさ」を超えてしまったが故に、ある意味で悲哀を備えたレプリカント以上にレプリカント的人物として捉えられるべきではなかったか。それこそリドリー・スコットお得意の分野のはずだ。なのに。。。「ハンニバル」は言うまでもなくレクター博士の物語である。原作では、レクター登場から3作目にして、レクター自身の独白や過去の物語がようやくと語られる。特に彼自身が経験したトンでもなく残酷な出来事を通じて、彼が既に人間という枠を見事に超えてしまったことが僕らに伝えられるのである。それは映画では語られない。そのことは別にいい。原作は長いし、映画に原作そのものをすべて詰め込むことはできない。ただ、レクター自身が、映画で見られるようなあんなラストシーンに掴まされるような人格では決してないということを分かっているのだろうか。(あの手錠のシーンです。。。) そして、クラリスもレクターと同種であるのなら、あんなラストを導くようなことはしないはずなのではないのか。原作のあの2人して人間界から飛翔する驚愕のラストシーンは何だったのか。凡百のサスペンスドラマのような結末は、途中までが良かっただけにかなり興ざめである。やっぱり、ここでもハリウッドスタイルの万人向けの座りの良い結末志向が顔を見せているのだろうか。小説「ハンニバル」が哲人ニーチェの思想をベースにした「超人」物語であることをリドリー・スコットが理解していないはずはないのだが。まったく不可解である。 【onomichi】さん 7点(2003-11-09 10:03:23) (良:1票) |
217.面白かった。でもなんでかわからないけど、やっぱり羊の方が面白かった気がする。クラリスは、同じ役なのに人が変わってしまった点は(仕方ないけど)確かにひっかかったけど、ジュリアン・ムーアはそんなにまずかったでしょうか?ついでに、個人的にはそんなにグロくなかった。 【かりぶ】さん 8点(2003-11-04 13:16:59) |
216.新芸術殺人主義とも言える新しいサスペンスの横顔 【ポジティブ】さん 7点(2003-11-04 00:14:45) |
215.レクター博士ほど犯罪者で魅力的な人物はいないのではないか。強烈な美意識を持ち、その美意識に反するものはどんなものであろうと破壊する。ディナーシーンにおける緊張感はジュリアンムーアの白い肌と黒いドレス、追うものと追われるもの、そして食うものと食われるものなど陰と陽、正義と悪、聖と邪、相対する二つのものが妖しくぶつかり合いながら惹かれあい、強烈な光を放っている。 【亜流派 十五郎】さん 10点(2003-11-01 23:28:53) (良:2票) |
214.テレビで放映された時見ました。何とR-15の作品を、ゴールデンタイムに放映するなんて言うんだから、絶対に見たかった私としてはいいチャンスでした。(前作好きですし)該当する問題のシーンはカットされているとは分かっていましたが、しかし・・・。いくらR-15だからと言って、あれはカットし過ぎだろ!特にラストなんか、ストーリーがまるでつながってない!!映画も退屈ですし一応は【駄作】の仲間に入るのではないでしょうか!点数は映画自体3点(責任はテレビ朝日)+R-15の見たかった作品を見れたから2点(テレビ朝日ありがとう)=5点です。 |
213.羊たちの沈黙と比較対象にもならねーよ!脳みそ子供に食わせんなよ! 【たけぞう】さん 0点(2003-10-28 22:10:26) |