97.セダジョーンズがこんなにいい女だとは… 実話で感動ものという概念が強過ぎたのか、泣くという反応については皆無で…期待以上のものではありませんでした。 約束の部分もう少し、描けばと思いますが、アソコを描かないのがミソなんでしょう。やっぱ弱いかな?トムハンクスじゃ、上手いけど。味が感じられない! |
96.予想以上にコメディタッチで面白かったです。特に前半部のビクターが空港内で徐々に生活の場を確保してくところが素晴らしく、空港の舞台を活かした脚本と監督の力量を実感しました(同じハンクスの出演作の「キャスト・アウェイ」でも工夫して欲しかった)。トム・ハンクスも好演で、最初に話しているときは外国人エキストラのような印象を受けながらもだんだんと一般人と変わらなくなっていく様子が見事です。後半部にかけてドラマが希薄になっていくのは問題ですが、空港内の人々に認められあのラストに持っていく展開には感動させられます。自己犠牲を選んだグプタとアメリアの二人が切なく、いい味を出していました。その点を考えると旅の目的は蛇足な気がします。しかし、やはり「未知との遭遇」や「E.T」を監督しただけあってスピルバーグ監督はファンタジックな光の使い方がうまいです。わざとらしいと言ってしまえばそれまでですが、とにかくいいのです。ラストのニューヨークの夜景も綺麗で幕切れとして最高でした。 【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-03-31 17:39:32) |
95.やれば出来るじゃんスピルバーグ!終わった瞬間の率直な感想です。故郷で起きた悲劇によって法の隙間に落ちてしまった主人公が大空港で巻き起こす、ごく普通のコメディですが、これが最近の俺が求めていた映画ですね。拳銃をぶっ放す事も無く人が死ぬ事もない、そこがいいですよ。まぁはっきりいっちゃえばご都合主義だし、?な部分も多々ありますが、そんなの丸め込んじゃうのがトム・ハンクスの演技力とキャサリン・ゼタ・ジョーンズの美しさですよ!とくにキャサリン・ゼタ・ジョーンズの美しさは特筆物であんなきれいなスッチーと出会えるのなら俺も成田空港に泊まり込んでやろうかななどというよからぬ思いに駆られてしまいました。ほかにも友情や人の優しさなどが、随所に見えてとても嬉しくなりました。帰り道は北風が強く体は冷えましたが心は温かく気持ちよく帰ることができたなぁ~(しみじみ)。手堅く佳作を作り上げたスピルバーグの手腕は衰えてはいなかったのか?個人的に判断は夏の宇宙戦争までとっておきたいです。 【一番星☆桃太郎】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-03-30 01:49:54) (良:1票) |
94. しっかしトム・ハンクスはいろんな役をこなすのう。それとゼタ=ジョーンズがかわいい!! ああいうふうに世の中の女性は歳をとって欲しいですね(ハイ、余計な一言。 監督はスピルバーグでハリウッド万歳映画なんですけど、素直に映画の面白さを再認識させてくれる作品です。でも「(自称)映画好き」に言わせると「スピルバーグぅ?」というリアクションが返ってくることが多々ありますね。あれは何なんでしょう。商業的な映画産業へのアンチテーゼとして、いちファンのレジスタンス活動に酔っているんちゃうんかと。型に当てはめる必要はないですよね。ラベルを消して観れば映画の持つ魅力なんて違いはない筈だから。高級フレンチが食いたいときもあるし(食ったことないけど)、ファストフードが食いたいときもある。スピルバーグのような安定した「手軽な感動」を作れる才能を評価すべきですよ。「(自称)映画好き」の人たちもね。それを好みといえばそれまでなんだろうけどさ。外的要素によって雰囲気(スタイル)で嫌いになるのは勿体ないです。僕はどんなものでも美味しいと感じる人のほうが幸せだとは思います。うはは・・・って全然『ターミナル』とは関係ない話になってしまいましたね。。 【ひろすけ】さん 7点(2005-03-22 15:13:30) |
93.こんな依頼は「探イ貞!ナイト又クープ」にでも頼むべきですよ、ナボルスキさん。西Elヨ局長大泣きですよ。本国のマスコミにでも早速打診して下さい。さすがのトム・ハンクスは文句の付けようもない演技・存在感でしたが、ゼタジョーンズが余計だとかそれ以前に、ディズニーみたいな仕上がりになってるとは思わなかった。ディズニー的悪役vs主人公を前面に出しすぎてもったいない。もっと非現実と皮肉が入り混じったような設定が絡み合ってる作品だと思った。スピルバーグだから安心していたものの。もちろん悪役が悪いと言っているんではなく、もっと邪魔役に魅力があるとか理由が(それなりに)あるとか、そういったものが全然なくて、ただ不遜で傲慢でわけもなくナボルスキなんかむかつくーそれだけで、とうとう部下たちが逆にいじめるほうに回る、という嫌なパターンを見てしまいました。ジャイアンみたいで残念に思いました。 |
92.トムハンクスの演技力に舌を巻いた。そしてスピルバーグの演出。映像も悪くない。しかし如何せん脚本がいまいちである。そこそこ笑えるしそこそこ切なくもなるのだが、あまりに出来すぎた展開(特にラスト)、都合よく配置された脇役設定には首を傾げざるを得ない。予想通りに展開していく今作品はまとまってはいるものの、良くも悪くもさすがハリウッドと思わせられる。予定調和でありながら、ついついひきこまれてしまうのは役者と監督の力量に他ならない。下手すれば陳腐になってしまいそうな設定や内容だが、完成度が高いせいか陳腐を陳腐と思わせないパワーがある。観て損はしない映画。 【HARVEST】さん 9点(2005-03-09 15:51:19) (良:2票) |
91.《ネタバレ》 冒頭で、これ『キャスト・アウェイ』みたいだなって感じてました。その理由〈わけ〉は 、冒頭でのナボルスキーの孤独と空腹との戦いが、無人島の上と大した違いが無いように感じられたからです。それに、それがまたみょうに可笑しくて、僕は一人で声を堪えて笑ってました。本当ならば天と地の差ほどありそうな環境の中で、戸惑いながら、そしていくつもの壁にぶつかりながら、ナボルスキーが少しづつ身の回りの環境を不器用なやり方だけど、快適に変えてゆくその努力に満ちた愛くるしい姿は、とても微笑ましく、自然と心が温もりに満ちていきました。その頃には『キャスト・アウェイ』は大的ハズレだなって感じれました。そしてラストではたくさんの人々に囲まれ、その人達の温もりに囲まれ、そして人々の優しさと愛情で満ちたラストはとても、とても感動的でした・・・ひさしぶりに人の温もりを肌で感じられる映画に出会っちゃいました。それに人ってやっぱり素晴らしいなって素直に思えました。本当に心から綺麗にしてもらえる、そんな繊細で幸せな物語でした。 【ボビー】さん 8点(2005-02-26 10:20:21) (良:1票) |
90.《ネタバレ》 「クラコーズィア!」が頭にこびりついてしまった・・・。 |
89.飛行機の中で観た映画です。 祖国のクーデターで空港から出れなくなってしまった男の話。 結構宣伝しててあらすじも結構聞いてたから観れることを知った時はめっちゃ期待しました。そして、見終わった後も、見てよかったなぁと思える映画でした。 まさか、主人公がまったく英語を話せないのにはビックリしましたが・・・。 英語も話せず、お金もないまま空港で生活するはめになってしまった男は、一生懸命営語を勉強し、食事を食べるためにお金を得る方法を考え、気付けば沢山の友達が出来ていて、空港の外に出ることができる日になった時には沢山の友達に祝福されながら。 確かにハッピーエンドなんだけど、何か物足りないんだよなぁ・・・。 と、いうわけで-2。 【法子】さん 8点(2005-02-15 23:11:44) |
88.《ネタバレ》 見終わった後はなんとなく切ない気持ちになりました。確かにハッピーエンドと言えばそうなのですが、主人公の目的であったお父さんが好きだったアーティスト達のサイン集めが終わった後のトム・ハンクス演じる主人公の表情を見ているとそういう気持ちになりました。周りの人たちを巻き込んでいつのまにか彼と友達になってしまった人たちが映画終盤で主人公が出口に向かうときに応援をこめた視線を送るシーンや飛行機に飛び込んでいくお爺さんのシーンでは泣きそうでしたが、もう一押し何か欲しい感じがして若干物足りなさを感じてしまいました。家族やまだ知り合って間もない男女・そんなに親しくない友達なんかと見ても気まずくならないのでオススメですかね。昔、あまり親しくない人と見た映画が任侠ものっぽい韓国映画でその後の会話に困りましたから・・・(苦) 【はがっち】さん 7点(2005-02-14 11:32:49) |
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87.心温まるヒューマンドラマ。トムハンクスの表情豊かな演技に思わずホロリ。ところどころにちりばめられたギャグも生きてます。 【tantan】さん 9点(2005-02-07 22:59:59) |
86.《ネタバレ》 うーん。観ている間はよどみなく楽しめたコメディの小品でした。これを小品、なんて言ってしまえるのはスピルバーグだからでしょうけど。ハンクスは若かりし頃のように楽しげにコメディを演じてるし、ゼタ・ジョーンズはちょっと驚くほどなんともキュート。脇役のみなさんもお約束かもしれないけれどそれぞれうまい位置で生き生き描かれるし。でもね。04年のアメリカ映画なんです、これ。その映画がです、ニューヨークの大空港を舞台にこんな能天気でファンタジックなハートウォーミングコメディの形をとることに感じる違和感。もちろん、映画はその映画そのままの大きさで楽しまれ、語られるべきでしょう。映画が語るものをいたずらに大きくしていくことは僕もいいことだとは思いません。そうやって語られる映画はものすごくつまらないですもんね。それに社会性、みたいなものと映画をあまりに強く関わらせていくのは危険だと思うんです、僕。いや。きっとスピルバーグは、今だからこそあえて、ニューヨークの大空港を舞台にこんな映画を創りたかったのかもしれません。そうすることで、アメリカが失おうとしている何かをもう一度取り戻したいのかもしれません。でもね。やっぱり僕には、あまりにものんきで、あまりにも内向きにすぎるように思えるんです。主人公の”約束”が慎ましいものであること、彼の求めた愛が結局は報われないこと。その選択はすごく素晴らしかったと思います。小さな物語にしようとして、実際小さな物語になってます。でもそこに込められたであろう思いまでもが小さく、内側に向かって閉じたものになってしまってる気がします。スピルバーグが描くアメリカは、今もまだ、世界中が淡いあこがれと苦々しさを同時に抱いてる若い20世紀のアメリカです。素晴らしかった頃のアメリカの良心。のんきすぎるんです、それでは。父と子の小さな物語が、世界とひとりひとりの人間との対話につながるようなもっともっと開いた物語を、スピルバーグには描いて欲しい。この手腕と予算があるんだから。そう思っちゃいました。ディテールが素晴らしいだけに余計に。 あ、吉野家ってほんとにJFKにあるのかな?あのセットどれくらいそっくりなんでしょうかね?行ったことある人に聞いてみたくなりました。丸ごとセットだってんだからすごいよね。その力を有効に使って欲しいとアジアの片隅で切に思う訳です。 【am】さん 6点(2005-02-07 03:37:14) |
85.まさか、コメディだとは思っていませんでした! CMの予告の仕方が、あまりにもヒューマンドラマを装っているじゃないですか! 酷評でいきますが、最後のシーンにあまりにまとまりがないと思います。もっといいエンディングがあるでしょう。 でもトムハンクスの演技っぷりには圧倒です(>_<) 笑いもいっぱいあったし、ひどいっ!とは思いませんでした。 【武しゃん】さん 5点(2005-02-06 17:33:24) |
84.この映画についての予備知識が一切無い状態で、なんならこれはアクションもの?ぐらいな予想で観賞し始めた。 途中から「空港の外に出られないまま1時間以上たってる!空港を出ないと話の展開が無いのにどうするの?」と、1人だけ違う意味でドキドキしていた。 アホに生まれてよかった~♪楽しめたし。 つっこみ出したら冷めてしまうので、ピュアな気持ちで観れば十分楽しめる映画だと思う。 【ひめ】さん 8点(2005-02-06 01:33:06) |
83.《ネタバレ》 おもしろいのか?!私的にはあまりにもあっけなかった・・・。期待していたキャサリンゼタジョーンズとの絡みもあまりないしあっさりしてるし、ずっと空港にいた理由があれだなんて・・・。一緒にいった人はおもしろかったって言ってたけど、私はだめだったな。特にCMをみて期待していただけに。 わざわざ強行突破しなくても一回国に帰ってパスポート持ってもう一回くればいいのに・・・って思ってからはまったく感動できなかった。 でも、ところどころ笑えるシーンはあったけど。 【あよず】さん 5点(2005-02-05 00:41:10) |
82.《ネタバレ》 おもしろかった~。ビクターの逞しさに感服です。“約束”を果たすために待つ姿勢、見習おうっと。ただ、気になっているのが特別ビザに署名はしてもらえたんだろうか?ってこと。。。ん~。 【海賊】さん 7点(2005-02-03 00:02:14) |
81.《ネタバレ》 空港のあの雰囲気はだいすきなんだー。旅行したくなります。けど!はなしのないようは・…。なんでずっとターミナル内にいなきゃいけなかったの?それが理解できなかった。そしてちょっとながったらしかった。あたしはキャッチミーイフユーキャンのがすき。 【ギニュー隊長★】さん 5点(2005-02-01 20:24:35) |
80.こんな不幸な境遇、ほんとなら笑い話にはならないが、そこはスピルバーグとトムハンクスと言ったところだろうか。嫌がらせを受けながらも空港内でたくましく生きるナボルスキーは実にかわいそうだが、実に面白い。空港内の労働者たちとのふれあいも絶妙で良い感じではないでしょうか。ただ、終わり方がイマイチ締りが無いというか「あっ、終わった?」っていう感じが、ちょっと減点要因だろうか。 それとアメリアとの恋物語?が中途半端というか結果が納得いかないが、それはキャサリン・ゼタ=ジョーンズが猛烈に綺麗だったので良しとしよう・・・いや~キャサゼタがメチャメチャ好きなものでねェ(汗汗)。 【カズゥー柔術】さん 8点(2005-01-31 00:16:31) |
79.良くも悪くもスピルバーグらしい作品。おいおいそりゃねーだろ!な展開もスピルバーグ流のおとぎ話だと納得すればOK。泣ける映画として宣伝してたのは疑問だが、見終わった時の後味の良さは秀逸。連続テレビドラマにすれば結構面白いかもしれない。 【終末婚】さん 7点(2005-01-30 19:01:26) |
78.《ネタバレ》 「プライベート・ライアン」らへんからどうにもスピルバーグは好きになれなくなり、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」あたりでまた良いのではないかと思い始め、そしてこの映画を見るに至ったわけです。いや、実際は友達と見に行ったんですけどね。んで、正直なところはやっぱり初期のB級映画などを撮ってた時のほうが好きですけど、これもなかなか良い出来だと思いました。初めはどうにも退屈だったんですけど中盤あたりの“薬を届ける”エピソードのあたりから(個人的に)物語が光り始めてきましたし、最後の方では空港の職員達みんな味方という、なんか出来過ぎてんじゃねぇか的な展開になるにしろそこはそれほど不自然でもなかったと思うので良いと思います。それにやはりラストでアメリアとくっつかなかった事、ビクターが空港を出たときのディクソンの「俺し~らね~、もうどうでもいいよ」という態度、そして“約束”を果たしたビクターが最後に言った言葉が印象的で評価できます。いまではこんな人情味のある話なんて絵空事でしかないのかもしれませんが、だからこそしっとりと染み渡るような暖かさがあると思います。…しかしながらやっぱり映画の中のものってすごく美味しそうに見えますね。思わずハンバーガー食いたくなりました(笑)。 |