40.『1』が4点の私としては、正直「雲泥の差」と感じるほど満足の7点を付けたいと思います。前作の「斬られまくり、血吹き出しまくり」はどうしてもダメだったのですが、今回はビルとの復習劇にはまり込めました。もちろん、どうしたら地中から地上までああやって……など、「そんなアホな」のくすぐりは前作同様多々ありますが、はまり込めたからか今回は十分にくすぐられました。秀逸は埋められちゃうシーン。あんなにシュールなのは初めて観ましたよ。 【まつもとしんや】さん 7点(2004-05-14 00:33:01) |
39.《ネタバレ》 復讐劇のそもそもの発端が実はビルの復讐劇だったという、復讐という行為の真理をついたような展開。両方の言い分がそれぞれ分かるだけにやりきれなさが増幅し、心に響いた。そして行き着く先は男にとって最大最強の存在である母の愛。タランティーノ監督個人の内面世界を1、2通じてたっぷり堪能させてもらいました。 【ラーション】さん 10点(2004-05-13 02:05:38) |
38.《ネタバレ》 おなか一杯です。ごちそうさま。 次回、エルが女座頭市として復活してくれることに期待をしつつ・・・。 【城太郎】さん 8点(2004-05-11 21:16:56) |
37.至って普通に面白い感じになっちゃいましたね。前作のめちゃくちゃ感が良いって方多いんですが、私も同感です。本作で改めて思ったんですけど、ユマ・サーマンは武器を使うと良いんですけど、素手でのカンフーはまだまだっすね。ちょっともたついてしまってます。あと華奢なのも辛いところですね。まー、それでも楽しめたのは楽しめたのでこの点数です。あと、ウェディング姿のユマ・サーマンはお美しいです。ちなみに個人的にはリュー・チャーフィとの絡みを増やして欲しかったです。 |
36.1でも思ったけどタランティーノはオタク&変態の極ですね。レザボア・ドッグス、パルプフィクションではその変態性がいい感じで出てたけど、キル・ビルはオタク色の強いオナニー映画です。2でも変わりませんでした。今後も3,4と続くでしょうが、奴のオナニーに立ち会うのは今回で最後にします。 【モチキチ】さん 1点(2004-05-09 16:46:51) (良:1票) |
35.面白かったよ!パイメイが神無月(物まね芸人)に似てたよ!ユマサーマンがバカなことを一生懸命演技していてワハハ本舗みたい。 【バチケン】さん 6点(2004-05-09 02:44:26) |
34.正直「がっかり」です。1より抑えられた演出になっているが、その分タランティーノ節が薄れ、普通の映画になってしまっている。普通に観れば面白いんだろうけど、Q.Tの作品であり、Vol.2なので低めの点数にします。 【Andy17】さん 5点(2004-05-08 17:20:16) |
33.私は1よりも2の方が好きです~vvv(もちろん1も好きですが)はちゃめちゃアクションな1とは対比的に、2は結構シリアスな内容で、これはこれで凄くタランティーノらしいなと思いました★私は好きです、こういう重たいのvvvでもユマの家族愛(っていうか親子愛)がラストは満載で良かったです!あとやっぱりパイ・メイのシーンは友人と大爆笑してしまいました…。でも個人的にはもっと修行のシーンを掘り下げてほしかったです。何か不十分だった気が…。でもエンディングが超カッコ良かったです!!あとサミュエル・L・ジャクソンも見つけたし、なかなかオイシイ作品でした! 【Ronny】さん 9点(2004-05-07 16:39:21) |
32.いや、1を見た後タランティーノ作品を何本か見たのがよかったです~ プッププって一緒にいった友達と笑うとこが違うのに笑ってしまいました。新説ライク・ア・ヴァージンとかやってくれたらなおウケタかも 【ヴァッハ】さん 7点(2004-05-06 21:39:08) |
31.中途半端にストーリー語るくらいなら、Vol1くらいハチャメチャの方が好き。だけど、クンフーの修行シーンは笑った。パイメイのズームに受けたよ。とてもわかりやすい。あと、子役がかわいかった。 【こじ老】さん 6点(2004-05-06 00:16:05) |
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30.前作とはがらっと雰囲気が変わっていて最初はかなり抵抗があったんだけど、見終わった後に「本来のタランティーノの作風に戻ったのかも」と思えた。今回は「1」のテイストを引き継いでいるのが、「鬼刑事アイアンサイドのテーマ(抜粋)」だけだったと感じるほど。前作が深作監督にささげたのなら、今回はたぶんセルジオレオーネにささげられたのだろう。完結編として納得のいく内容だったが、個人的には「1」のハチャメチャ加減のほうがツボだったので、1点下がってこの点です。 【goose】さん 8点(2004-05-05 23:46:43) |
29.面白かった。もともと一本の映画だったんだよな。1でアクションが壮絶な分、それをはぐらかすような殺し方が面白かった。音楽含め、マニアックなサンプリング映画だな、と思ってたけど、ここではさらに演出までサンプリング。中国の修行シーンのざらついた画面、さらにわざとらしい急速なズームアップの多用なんて、まさに昔の香港少林寺ムービーそのもの。ズームアップの度に吹き出してしまった。批評のしようがない程デタラメな映画なんで、これは好みだけの問題だろうね。1も2もこれから見る人は点数なんか参考にする必要ないと思います。 あと最後のクレジットのダリル・ハンナに?マークが付くところが笑える。 【GO】さん 8点(2004-05-05 22:51:43) |
28.何でもアリアリ、「ナイものはナイ」でお馴染みタランティーノ商店の大売り出し企画第2弾。ま、確かにロクなものは売ってませんけどね。子供の頃、100円玉握り締めて行った駄菓子屋、アレは確かに僕らにとっての小宇宙でしたね、キル・ビルにはそれと同じ匂いがあります。Q太郎とU子によって創造されたキャラクター「ザ・ブライド」とそれを取り巻くキャラの数々、それは押し入れの奥から久しぶりに見つけた懐かしいオモチャ(ということにしておこう。実は今でも時々出して遊んでたなんて恥ずかしくて人に言えない。笑)。製作者や出演陣がすでに楽しそうに遊んでるもんだから、観てる側としては矢も楯もたまらない。静かに進む最終章ですら、「やっと演技ができるワ」と言わんばかりに、ある意味やりたい放題。ストーリーとCGばかりが注目される最近の娯楽映画の風潮に対する、タランティーノならではの下世話で歪んだ挑戦と言えるかもしれません。もっとも、一方ではこういう「サブカルチャー」が徐々に「サブ」でなくなってきつつあるのも事実で、それが好ましい事なのかどうかわかりませんが・・・。 【鱗歌】さん 8点(2004-05-05 17:13:49) (良:2票) |
27.随所にタランティーノ節がひしめき、なかなか魅力的な展開。エル・ドライバーとの死闘などまさに映画史上に残りうるオトシ方である。しかし……どうにも乗り切れない。ここからは、少々個人的すぎる日本びいきの感想になってしまうが、やはりタランティーノに暴走させるほど影響を与える映画は日本映画以外にはないということではないのだろうか? 昨今、日本では韓国映画を軸とするアジア映画が大ブームを起こしている。しかし、タランティーノにとっては、理屈を忘れるほどの心地よさは香港映画にもマカロニ・ウェスタンにも感じられなかったのではないか? 故深作欣二をはじめとする石井輝男・三池崇史といった監督を擁する日本映画界ほど無国籍なアクションものの魅力を伝えられはしないのだろう。これを機に日本人が今一度自国の映画に目を向けることを望みたい。 【恭人】さん 6点(2004-05-05 16:30:56) |
26.《ネタバレ》 1を観た人の中には2を受け入れられないという人がそこそこいるようだ。「滅茶苦茶さが足りない」…1を観てしまったら観客が「もっと」を求めるのは当然わかること。しかし僕が1を観て感じたのは「滅茶苦茶さはここで限界」ということだった(1でも「もうダメ」と感じた人はたくさんいるでしょう?)。しかし2が1以上の血糊たっぷりバイオレンスで仕掛けてくるとしたら…観客は醒めるでしょう。だからバイオレンスは「目潰し」などの最低限度で留めつつ(それでも「痛さ」を失っていないのが凄い)、映画評論家に言われるところの「動」から「静」への転換を図った。前作の売りだった「動」と同じでもダメ、それ以上でもダメ、そうなると別の路線で仕掛けるしかない。そしてタランティーノが考えたのは「ラブストーリー」だった。 僕は不思議だった。自分の映画で「マドンナの"ライク・ア・バージン"は巨根男を歌ったものだ」と言ってのけ、ざくろのような死体を持ってきた殺し屋に「女房が帰ってきたら離婚される!」とブチ切れる俳優タランティーノが出演しない理由はどこへ?・・・と。だけどタランティーノはもう既に出演している。タランティーノよりもタランティーノらしい"ビル"に姿を変えて。ビルはタランティーノそのものだ。前作の血糊に騙されてはいけない。彼はサディストではない。マゾヒストだ。究極のマゾヒストだ。2で突如挿入される1のいちシーン。オープニングタイトル前のあのシーンだ。ビル(= タランティーノ)は血まみれのユマに言う。「俺のことをサディストと思うか?…違う。俺以上のマゾヒストはいない」…そういうことだったのか。押さえきれない狂った愛情は他者を巻き込み最愛の人をも失い暴走し続ける。そして彼はユマの五点掌爆心拳の前に散る。彼は最初からわかっていた、そこに彼女が来ることも自分がそうなることも。わかりつつそれを止めることができず、そしてそんな自分を黙って受け入れる…マゾヒスト・タランティーノの真骨頂だ。この映画が「B級」と呼ばれ、全米(全世界)のPTAから叩かれても全米No1を獲ってしまう凄さ。ちゃちな仕掛けと『子連れ狼』がこの映画の醍醐味ではない。この映画は100%のタランティーノのラブストーリーであった。 【ひろすけ】さん 9点(2004-05-05 13:45:49) |
25.《ネタバレ》 埋まるところは本当に怖かったです。だから土埃あげて歩くユマ、とても笑えました。ダリル・ハンナは「?」だから、次に期待しましょう。 【coco2】さん 6点(2004-05-05 01:15:14) |
24.《ネタバレ》 どうしても早く見たくて手当たり次第に試写会に応募して見た結果見事期待以上の作品になり自分の中では昨年の見てよかった映画ナンバーワンになった「キル・ビル Vol.1」でしたが、今回も同じように試写会で見たのですが、今回のデキは私の期待に応えることなく、見た後の感想さえも書く気にさせないほどでした。見終わった後思ったのは「タランティーノは変人ではなく、凡人だった」ということですかね。個人的には前作のような「タランティーノの完全なる変人ぶり」を映画から感じ取れなかったことが一番残念でした。前回描かれなかったいろんな謎や疑問に応えることに終始専念していたように思え、肝心のビルとの決着をつけるシーンも物足りなく感じました。エルとのアクションシーンが良かっただけに、ビルとも泥臭い戦いをして欲しかったです。「北斗の拳」のように「お前はもう死んでいる」という台詞をザ・ブライドが言ったならもう少し点数が上がっていたのかもしれませんが・・・(汗) 【はがっち】さん 5点(2004-05-04 01:30:03) |
23.パイ・メイとのアクションシーンのカメラワークにやられました。途中ややだれるところがあるものの満腹感は味わえました。エル・ドライバーとのアクションも監督らしい決着のつきかたですよね。しかし子供と寝る前のビデオに「子連れ狼」はないだろ。。。 【高級つぶあん】さん 6点(2004-05-02 19:21:54) |
22.2時間18分という長時間映画なのに全く飽きる要素がなかったし、カンフー、マカロニウエスタンといった色々なジャンルを混ぜた『ミクスチャー感』がとても新鮮でした。だから「完結作」としては上出来な方なんで高得点の8点献上とします。しかし、期待していたクエンティン・タランティーノ節の方は残念ながら、あまり出ていないように思います。彼、間違いなく普通の映画監督になってるよ!それに本作のテーマである『LOVE/愛』は本当にちゃんと描かれているのか?俺には中途半端に思えて仕方がない。嗚呼、、、タラさんをクレイジーでマニアの心をくすぐる監督だと思っていたのに、、、俺はバカなのか?本当に無念で涙が止まりません~~~!15年後の公開らしいVol.3の方も本当に大丈夫なんでしょうか?ぶっちゃけ心配ですわ。 m(T。T)m 【ピルグリム】さん 8点(2004-05-02 18:30:51) |
21.《ネタバレ》 なんちゅーか・・・・ハイテンションなVol.2を期待してたらめちゃくちゃ拍子抜けいたしました。Vol.1・Vol.2ともにタラのレスペクトするものをぶち込んだのは変わりないと思うんですが、その情念の注ぎ込まれぶりが伝わらなかったのが残念。エル・ドライバーの最低ぶりはサイコーでした。 【しゃらら】さん 5点(2004-05-02 13:34:16) |