14.原作は読んでませんが、テレビ番組の特集とかを見てたので、私にはストーリーの新鮮さもワクワク感もスピード感もなく、ただただ長~く感じられるだけでした・・・。原作はもっとひねってあるのかしらん?だったら、読んでから見たほうが良いのかも?実際のルーブル美術館より数倍素敵に映ってました。 【さら】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-05-22 10:28:59) |
13.《ネタバレ》 「キリスト様には妻がいた!しかも娘までいた!!」と言われてしまっては、そりゃ敬虔な信者やヴァチカンは講義をするでしょうよ。 キリスト様は神様であって、カトリックは禁欲その他を強いて今まで厖大な利益(そして犠牲)をあげてきたんですから、今更キリスト様は人間で結婚もしていて天国への鍵は女性との云々と教義とまるで違う事言われれば、そりゃ枢機卿も「嘘っぱちです!買ってはいけません!!」と言うでしょうよ。教会は今までウソを教えていたという事で威厳(というか社会)が失墜しますからね。 …と、向うの方ではどえらい事になっているようですが、無神論者の多いこの日本の感覚で考えれば「だからどーした!?」の一言で片付けられてしまうんですよねぇ。 …とまあ、前置きは長くなりましたが、作品としては可もなく不可もなくといったところでしょう。長い原作といっても半分近くが回想と薀蓄の蓄積ですから、実際の時間軸に当てはめるとこんな仕上がりになるのは仕方ないでしょう(映画のほうでは幾つかの説について肯定派否定派両方の視点から描かれていましたが)。 まあ、それでも幾つかのなぞなぞは「ちょっとあっさり解き過ぎじゃない!?」というものもありましたけど。 しかしいくつかの場面の臨場感はなかなかいいと思いますし、特にラストの場面は音楽といいカメラといいよく出来ていたと思います。 元々原作の展開もイマイチだったので、ストーリー(題材ではなく)はイマイチなんですが、ラングドン教授役のトム・ハンクスをはじめ主人公以上の気合いが入ってるシラスを演じたポール・ベタニーやサー・リー・ティービングを演じたイアン・マッケラン、ファーシュ役のジャン・レノなどの演技は流石にすばらしいので、見て損はしないと思います。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-21 23:01:35) |
12.《ネタバレ》 う~ん……。原作読んでないんですけど…。結構こぢんまりした話なんですね。予告編でモナ・リザのアップが何度も出るから「あの名画にどんな暗号が!」と思っていたけど、あまり関係ないんですね。で、不謹慎かもしれませんけど……「イエスの末裔が生きていた」「イエスキリストが人だと証明されると信者が解放される」?? 日本では約60年前に神様が「人」になったし、その神様は2600年ぐらい前から男系でずっと末裔が生きてるんですけど…。たまにテレビ出てるし…。別に日本人は崩壊も解放もされなかったような…解放したのはマッカーサーで…。もとい、映画に戻ると? キリスト? たかだか2000年ちょっとだろ? あかん、宗教観のない典型的日本人の私には難しい映画でした。 【しまうま】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-21 22:40:17) |
11.《ネタバレ》 公開初日の有楽町日劇PLEXのすっげえ行列に萎えてしまい、翌日観ました。凄い人気です。で、内容ですが・・原作読んでから観ればよかったと後悔しました。話の流れが早すぎて、ついていくのが精一杯。でもぐいぐい引き込まれる内容ではありました。中学高校がミッションスクールで聖書の内容は勉強してましたので、謎解きは面白かったです。イエス様が手をかざして病人を癒した・・という記載が聖書の中にはあるんですが、ソフィーはまさに同じことをしてたわけで・・アノ段階で既に”こいつが子孫か?”って分かってしまいました。文字が浮かび上がるところなんてビューティフルマインドのテイストがあるなぁ~って思ったら、監督が一緒だし、シラス役の人がチャールズ役なんですね(笑)ほいでもってアポロつながりでトム・ハンクスなんかな。最後に一言。トム・ハンクスの髪形、妙です。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-21 20:28:34) |
10.《ネタバレ》 ダ・ヴィンチが描いた絵画から何やら謎解きが始まるのかと思いきや、殆ど絵画に謎が描かれている訳でも無く(「ダ・ヴィンチはその微笑に何を仕組んだのか?」ってキャッチに騙されました。)、最後は意外な結末なのだが、実はこれを観るまでキリストに妻がいたかどうかも気にしたことが無く、映画の説から逆に“いなかった”事を知ったくらいで(お恥ずかしい・・・) さて本作、堅実派のロン・ハワードとトム・ハンクスを配した割には面白くない・・・世間では原作が売れたことで大いに盛り上がってるが、内容はつまらない・・・と思う!原作を読めばストーリーについていけるらしいが、ミステリー映画の原作を読んだ後に映画を観たって面白いわけないですよ!(だって、オチ知ってんだもん) その分、映像的にカバーしてくれればいいのにとにかくストーリーを追うことで精一杯。その上台詞が多くて映像を堪能するまでには至らなかった・・・。 【みんてん】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-21 17:05:04) |
9.未だに本編ではなく、長い長い(長すぎる)予告を見た感じ。端折ることの出来ない過程を律儀に全て表現したために、とってもダイジェストな印象。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-21 11:20:16) |
8.《ネタバレ》 テレビですでにキリストの妻だとか子孫だとかはネタバレされているので皆知っているだろうし、キリスト教そのものの謎に驚く人は、キリスト教に疎い日本人でも少ないであろう。つまりこの作品は、サスペンスとして小説を楽しむ、謎解きの過程を楽しむ、という形で読んだ方がいいわけであって、そこがこの映画では全く活かしきれていませんでしたね。小説で一番重要な謎解きの場面がかなり省略されていて笑えました。映画のラングトンはすごすぎです。小説1冊分位の謎解きを、30秒位で終わらせてしまうんだもの。「ええ・・・?!小説でのあの部分はこんなに省略されてていいの?!」と思う場面が幾つもありました。 【あしたかこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-21 05:12:48) |
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7.《ネタバレ》 ソフィーは暗号解読官ではないのか?確かにあれじゃ何もできないお姉ちゃんで、カンヌで失笑を買うのも仕方ないだろう。小説を読まないで映画を観た人は、タイトルから大きく逸脱していく物語の結末にがっかりしたんじゃないだろうか。まぁしかしそもそも小説自体がハリウッド映画っぽいので、単に文字が映像化されたと考えればこんなもんかなと思う。アメリカ人といえば、フランス人といえば、イギリス人といえばと判で押したような配役もいかにもハリウッド的。いずれにしても、信仰と科学の対立について世界中の人々が考え直すきっかけとなったという意味では成功作だということは認める。 【denny-jo】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-20 22:06:26) |
6.興味はあったものの、原作を読まずに観てしまったのは失敗だったかもしれません。壮大とも言えるテーマを2時間半に収めるのは、確かに至難の業だったでしょうね。あまりに都合のいい展開は、ついつい突っ込みたくなること請け合い。結果的に、お約束どおりの意外性のないドラマに仕上がっています。出演者の熱演・好演は作品全体の質を高めていると思えますが、物語としての面白み、歴史ロマンとしての魅力はどうでしょうか?スピーディで飽きさせない演出の数々は流石と言う出来ですが、何か物足りなさを残した作品です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-20 21:36:02) |
5.《ネタバレ》 原作は読むほどのものではないと思っていたけれど,話題が多い(笑)映画なので初日に観てきました。シネコンでタイムシフトで上映しているおかげで意外と簡単に観ることができるのは結構なことです。しかし上映禁止騒ぎとかはイスラム社会じゃあるまいし,映画会社のやらせなのかも。結局はルーブルに始まりルーブルに終わるのですが,教祖に子孫がいたかいないかは世襲制を排することを決定した宗教にとっては本質ではないはずのことで,これだけ話題を作れるのはいい着眼ですな。原作がどうなっているかは知らないけれど,暗号にキーがエニグマみたいに26文字で,しかも5文字の英単語と言うのはやはり観客のレベル(当時の教養人ならラテン語,24文字のはず)に合わせたものでしょうか。気合の入った修行僧の演技とジャン・レノの刑事役も光っています。 【たいほう】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-20 17:14:53) |
4.この映画は原作読んだ方限定『ダイジェスト映像化ダ・ヴィンチ・コード豪華キャスト版』 色々な部分が上手く削除されストーリーを進め2時間半でまとめています。 ロン・ハワードならでは製作できたと思うが、はっきり言って失敗作であることは間違いない。予備知識無しでは理解できないスピード、展開、原作を読んでいる私もついていくのがやっとでした。要するに予備知識無しで楽しめる方は極稀で、映画のみで楽しめない作品はダメである。 いまさら原作を読む時間がないと思いますので、事前にパンフレットを購入して読んでから映画を観たら、より楽しめるのでは? そして評価は1ポイント以上は上がるのではないでしょうか? 私的意見ですが一見の価値は充分ある映画とは思います、映像はそこそこ良かったし、キャストも好みでしたから。 私もシラス役のポール・ベタニーの熱演にオマケの1点で7点です。 かなり甘い評価です。 【職人ジョニー】さん [試写会(字幕)] 7点(2006-05-20 15:23:12) |
3.全国のカトリック教会から猛抗議を受け、ソニー製品の不買運動まで起こさせたという話だが、実際に見てみれば抗議するほどのものではない出来だった。そもそも、原作も題材勝ちなだけでサスペンスとしては決して評価が高くなかったのだが、監督とキャストに惹かれて見てしまった。実際、俳優の演技は悪くない。トム・ハンクス、イアン・マッケランのオーラは毎度ながら流石だし、ポール・べタニーも圧倒的な存在感。しかし、ロン・ハワード監督としては失敗作だろう。キャラ描写が浅いとか、突っ込みどころ満載とか、オチがありきたりとか、そういうのは原作が原作だから仕方ないのだが・・・とにかく、全体的に駆け足的すぎるというのが素直な感想。与えられた膨大な情報を主人公たちが苦も無く解決する様子が映し出され、観客は考える暇も与えられないまま次の場面へ移ってしまう。ここに謎解きの爽快感が決定的に欠けているのだ。ラストの驚愕の事実も衝撃を衝撃として扱えていないのが勿体無い。さすがにこの映画に3時間以上はかけられなかったのはわかるが、そこを上手く削るのが脚本家と監督の仕事だろう。これは監督には向かない題材だったのだろうか。それとも、本作に対するカトリックのヒステリックな反応に笑いながら見るべき映画なのかもしれない。 【マイカルシネマ】さん [試写会(字幕)] 4点(2006-05-20 14:46:25) |
2.私は幸いにも原作を読んでないので、比較してアラを探すという映画の見方をしないで済み、また宗教論争にまで発展した題材にも冷静な視点でみる事ができた。そんな、いち映画ファンの私見としては、豪華な出演者がルーブル美術館をはじめとした超豪華な場所や絵画等を前に展開する、一級の上質なサスペンスとして、150分間全く中だるみもなく楽しめたというのが印象です。サスペンス自体は伏線が張り巡らせているというよりも、次々とあらゆる角度から関係者が絡んでくるという表現が正しいかもしれません。 但しその絡み方は最低限の複雑さであり、物語の核心がぶれる事もない。なので観客の大多数はラングドン教授の犯人探しと、それに付随する歴史を紐解くさまに見入ってしまう。すべてを映像化したらきっと数十時間にまで膨れ上がりそうな原作を、2時間半のエンタテイメントとして起承転結かっちり仕上げたロン・ハワードの実力を再認識した。トム・ハンクスの存在感や演技は今までどおり見事としか言いようがない。またオドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、ポール・ベタニーといった周辺の人物の好演も光った。個人的にはもう少しスクリーン上で、トム・ハンクスとジャン・レノが一緒に映る場面が多く観たかったけど、キリストの歴史に疎い私のような人間でもさほどの難解さを感じずに楽しめる作品である事に間違いはないと思う。きっと原作の愛読者やキリストを信仰する方の中には、映画を観て「どの部分がどう違う」という非難も起こすと思うし、この作品は全体的な評価はそう高くないと予想するが、観客に興味を惹かせる数々の魅力的な展開に、問題作と呼ばれながらも大ヒットはまず間違いないのではないかと感じた。 |
1.《ネタバレ》 なんだ~、こーゆーお話だったんだ「ダ・ヴィンチ・コード」って・・・。原作未読例によって予備知識ゼロの自分は、いつもの早合点で「モナリザ」や「最後の晩餐」とか、ダ・ヴィンチ作と言われている名画が実は贋作で、その事実を陰蔽しようとする国際的暗躍軍団VSトム・ハンクスご一行様との頭脳の駆け引きプラス、仁義なき戦いが繰り広げられるアクションミステリー映画かと勘違いしてました。でもこれ、宗教が生活に密着していない殆どの日本人にとっては難解過ぎやしませんか?真相が明かさせる終局でも、自分は宗教用語満載の字幕を追いつつフムフムとただうなずいてただけ、特に膝を打つ程のハラハラドキドキ的スリルも殆ど感じなかったです。日本人だって今更お釈迦様の子孫がどうのこうのといわれたって困っちゃいますよね。それでも悪役ポール・ベタニーのハンクスを喰う程の好演と、ロン・ハワードの相変わらずのガッチリした職人的演出手腕に1点オマケ! 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-20 13:55:55) |