49.《ネタバレ》 カッコよすぎ。石碑を立てて、何百年も語り継ぐべきですな。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2009-09-23 20:32:50) |
48.細かい人間描写を撮るあたりはさすがの一言。 だが、タオにそこまでして肩入れする理由が最後までわからなかった。 戦争云々は単なるバックボーンに過ぎない。 こんなにかっこいい老人はこの人しかいない・・・ それは確信できました。 【ナラタージュ】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-09-22 15:15:05) |
47.へ?と思われるかもしれなけど「アンパンマン」とだぶった。「真のヒーローは自分が傷つかないわけがない。自分の顔を食べさせて、人を救うのがヒーローだ」と原作者のやなせたかしさんは語っている。やなせさんもイーストウッドも同世代。若い時に戦火を体験し、その後の時代の急激な変化をじっと見てきた人だ。彼らの言葉は重い。 【グレース】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-09-17 00:50:15) |
46.まっすぐにテーマの伝わってくる良作でした。ここまできてなおイーストウッドはみずからを磨き、進化し続けていっていますね。 【K】さん [DVD(吹替)] 9点(2009-09-16 17:56:19) |
45.へんくつな老人って、どこにでもいて、普通まわりの人は、自分が嫌な思いをするだけなんで相手にしません。この映画も、そんな普通の老人と、勇気のない少年との交流を描いた物語なんですが、おじいさんの突き放し方が本当にうっとうしそうに思って言ってんだなと思えるので、言葉の裏を読み取るわざとらしさがなく、なんとなく情感に訴えるものがありました。登場人物がお互いわざと名前を言い換えるところが神父との距離、スーとの距離、タオとの距離の縮み方を捉えやすくて、とても印象的でした。ところで先日、うちの近所のおじいさんの木造の家が火事になりまして、全焼してしまいました。幸いケガ人なく消火しました。原因は、ガスを止められてて、しかたなく家の中で煮炊きしてた火が燃え移って火事になったのですが、本人は「よう燃えてますわ、はっはっは」とあっけらかんとしてました。あのおじいさんにもこういう一面があるのかなー…、とちょっと感慨。 |
44.《ネタバレ》 鑑賞時はただただ感動。そして鑑賞後、思い出しながらいろんな発見がある。そんな素晴らしい映画でした。 最初はただの偏屈ジジイに見えるコワルスキー爺さん。でも、とんでもない心の傷を抱えて生きていた。誰のせいにもできない、自ら進んで犯した過ち。神父が安易に口にした「救い」を拒む爺さんの迫力には、ただ圧倒されました。 そしてラスト。負の連鎖を断ち切るために爺さんがとった行動は、爺さん自身、そしてタオ少年と家族、さらにはギャング達をも救うとんでもない行動でした。 シリアスな中にもユーモアがあり、ストーリーはテンポよく進んでいく。感動の押し売りもなく、淡々としたエンディングロール。美しい映画でした。お金をかけなくてもいい映画って作れるんですね。 【MANSON】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-09-02 00:11:50) |
43.《ネタバレ》 2度目観賞。元米軍人の堅物男が気弱な異国の少年に心を開き成長させていくヒューマンドラマです。最期のシーンはイーストウッド自身の俳優としての最期を暗示させ、男の死に際はかくあるべきと静かに私たちに標す素晴らしい場面です。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-01 02:23:51) |
42.《ネタバレ》 死ぬことが禁じられ、死ぬことが不自然なことであるとまで考えられ、死に場所さえ取り上げられてしまった中で、現代日本人は老いていかなくてはなりません。でも、自分の死を最後の大舞台の演出に使うことだってできるんです。それこそ人生最後の晴れの舞台なんじゃないでしょうか。よーく考えてみるだけの価値はあると思いますね。 【きのう来た人】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-25 06:00:04) |
41.前半でラストのオチが見えてしまった。 あとはクリントイーストウッドの作品!って先入観が無ければ、もっと観れたかも。 どうも苦手。 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-08-19 11:51:34) |
40.まさにイーストウッドの集大成といった感じですね。 色んな場面でイーストウッドのこれまでの映画(ダーティハリー、センチメンタルアドベンチャー、パーフェクトワールドなど)を思い出しました。 「生」「死」「銃社会」「差別」「報復」色んな問題がセンス良く散りばめられた映画だと思います。見れば見るほど味が出る。モン族のパーティーに参加するシーンなんかついついニヤついてしまいます。 【関白宣言】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-08-13 16:20:49) |
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39.《ネタバレ》 イーストウッドが「男の生きざま」や「男の美学」を教えてくれる映画でしたね。本当に、こんな風に年をとっていきたいなと思わせるような名演技でした。 そして、どんどんおかしくなっているように思える現在のアメリカ社会の姿も映し出されていて非常に興味深かったです。 【TM】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-13 16:09:52) |
38.《ネタバレ》 マフィアでもない、ただの営業マンだった老人が、隣人のためにここまでするだろうか(兵隊だったとはいえ)・・・。普通に考えればこういった感想になるのかもしれない。だが日本人はこういった「任侠道」に憧れを持つ。ヤクザやマフィアが現実でしていることを考えると、こういった憧れを持つ一般人は被害者側であり、被害者側が加害者側の生き様に憧れるというのはバカバカしい話であり、矛盾している。話が逸れたが、この映画の主人公は「カタギ(一般人)」でありながら、任侠道を示した。だからこそ私はクリント・イーストウッドに感情移入できたし、憧れもしたのだろう。 【あるまーぬ】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-22 17:51:51) |
37.《ネタバレ》 クリントイーストウッドの映画をほとんど観たことがないのに、こんなにカッコ良く死なれたら、もう他のイーストウッド映画をまともに観れなくなりそうじゃないか!チクショー、カッコ良すぎる・・・ 【たいがー】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-07-04 15:53:28) |
36.《ネタバレ》 流石の出来でした。素晴らしい。青年の大人になる為の成長と、妻を失った老人の人生の終わらせ方と、人種の違いによるわだかまりを乗り越える様を同時並行して二時間で描ききるのは普通の監督ではまず無理でしょう。 クリント・イーストウッドはこの映画で引退するらしいですね。本当に惜しい人ですが……。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-07-03 10:28:59) |
35.くそったれ頑固じじいの映画です。西部劇なら、怒りに燃え復讐に走る主人公を無条件に応援する自分が、現代劇だとそうではないことに気づかされました。私にとって、何が何でも金を払って見なければならない物語、というほどではありませんでした。ドラマの中の汚い言葉や暴力は、自分の日常に求めるものではないので、拒否反応があったからでしょう。しかし、イーストウッドの旺盛な創作力には脱帽です。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-06-22 23:47:18) |
34.《ネタバレ》 いつもながらイーストウッドの作品の重厚感は凄い。 【osamurai】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-08 00:48:41) |
33. イーストウッドの映画はたくさん見てきましたが、これは秀作ですね。後半になってくるとある程度ストーリーが読めてきますが、ラストは私が予想していたものとは違っていて「そうくるかー」とうならされました。お薦めです。 【海牛大夫】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-07 00:04:32) |
32.一言でいうと巧い。うまい。万人受けする映画でした。そういう意味では置きにいってる感じがする。でもこれは批判のための批判(笑) 全面的に褒めたくないっていう自分のあまのじゃくな所です。 ただ、もともとイーストウッドはどこか人を信じられないような厭世観というか、無常観というか、皮肉で暗い感じがあって、「ミスティックリバー」や「ミリオンダラーベイビー」はそこが好きだったのに、これは意外とどストレートにきましたね。実際ちょっとうるっときちゃったしなぁ。自然に感動させられるのはすごい。 何より全編にちりばめられたユーモアとかっこよさ、「わかってんなぁ」と唸らされます。イタリア人の床屋とのやりとりとか、おばあちゃんとのやりとりとかね。あの辺も観客というものを知っているし、下手なコメディ映画より数段上。 タオとの交流もほんと今思えば「あるある」という感じで、特にラストの閉じこめるシーンなんて「うわっ」っていうくらい既視感がすごいんだけど、しかしそれを自然にやってのけるのがイーストウッドの手腕なんでしょうね。ラストもきれいだし。 でもイーストウッドが銃を持ってにらんだりするのはずるいよなぁ(笑) ダーティハリーらへんのイメージをそのまま持って来ちゃってて。これがかっこいいし迫力あるんだもん。 矛盾した表現かもしれないけど、これは普通の傑作です。また私見ではあるけれど、隣の家族が中国系移民である必然性は全くありませんね。ただこれが普通のアメリカ人だったらこの作品はここまで評価されなかったでしょう。その辺も「うまい」と唸ってしまう一つの要因ではあります。 この完成度、正にイーストウッド監督の集大成といっても過言ではない傑作だと思います。 【Balrog】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-06-03 14:12:44) |
31.《ネタバレ》 いやー素晴らしい映画でした。イーストウッド渋すぎます。切なくもあり、心温まるラストの余韻が良かったです。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-31 19:59:14) |
30.映画紹介のサイトでは「車を盗もうとした少年との交流」といったことが書いてあって、クリントイーストウッドの映画だからということで期待していた部分はあった。こんな人が身近にいたら少し迷惑だなと思ってしまうような偏屈な老人が心を開いていくというところは予想通りではあったが、最期はああなるとは思わなかった。不覚にも久しぶりに映画館で涙を浮かべてしまった。このラストを踏まえて思い返してみるとああこんな伏線があったんだなというところが数々あって、この作品を映画館で見られたことを本当によかったと思う。 【HK】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-05-24 20:12:44) |