29.泣けた。。。。クリント・イーストウッドかっこよすぎ。ツッコミ所はそこくらいかな。 |
28.堅物で偏屈なウォルトが隣家のスーやタオと出会い触れ合ううちに、生きる場所を再び取り戻し、死に場所を見つける。そんな一人の男の生き様・死に様を見た気がして、胸を揺さぶられたし、涙が出た。いや、佳かったです。話の流れや展開に無駄がなく、すぐに映画に入り込めたし、シリアスになりすぎず、時にユーモアを交え、とても佳い映画を観たという感じ。あと、様々な人種が反目し生活する描写に、ウォルトの玄関先の星条旗よろしく“アメリカ”な作品でもありました。しかし、ウォルト=クリント・イーストウッドはカッコ良すぎだなあ(苦笑)。監督も役者も音楽も素敵だなんて、多才すぎでしょ。 【泳ぐたい焼き】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-16 14:48:14) |
27.いやー、クリントイーストウッド、渋かった。そして、唸ってるときは、かわいかった。ラストにはがっかりだったので、一点減点。 【センブリーヌ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-14 23:24:38) |
26.テーマの割りには全く飽きないどころかグイグイ引っ張られます。 日常会話にもセンスを感じる上、テンポも良く、充実した時間を過ごせました。 8点と9点を迷ったあげく8点にした理由は、物凄い興奮や感動を受けた訳ではないという理由。 やっぱ9点に変更(2009/06/29) 【ぬーとん】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-05-11 02:45:16) |
25.《ネタバレ》 評判は聞いていたが、ここまで凄いとは思わなかった。ハリー・キャラハンを髣髴とさせるシーンには思わずにやり。因果応報というべきか、彼の映画らしい終わり方であり、俳優としての幕引きがこれなら最高にかっこいい。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-05-10 21:38:33) |
24.《ネタバレ》 イーストウッドがかっこよすぎる。死に様も俳優としての幕のひき方もすばらしかった。 |
23.《ネタバレ》 おっさん達の小気味良い毒舌にニタニタ。風景そのままのエンドロールも好き。 後半で話の展開がイーストウッド的浪花節に突入して少し残念。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-09 03:16:34) |
22.「自分と作中のクソ孫とのシンクロ率97%!!限りなく赤に近い黄色信号絶賛点滅中!!」 あぁ・・・祖父母含め家族、また他人をいたわる思考、行動力のなさ、改めて考えさせられます。『家族の崩壊や近隣関係の希薄化を憂うことなど無い、それより現代の新しい人間関係を模索することが先決だ。』そんな言葉が建築の世界などでも散々叫ばれてはいるものの、どーも僕にはしっくり来ない。モン族の子に自分の命を剛速球で投げつけたウォルト。そしてそれを傷付きつつもがっしり受け止めたタオとスー。古い人間だと言われても、彼らの生き方に心動かさずにはいられません。 【njld】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-05-09 00:27:53) |
21.《ネタバレ》 タオの家族や牧師との交流を経て、人を毛嫌いする男の心が溶けていく過程は見ていて癒されるし、楽しいが、何か腑に落ちない復讐の結末が少し残念。でもイーストウッドの眼光の鋭さ、迫力は何歳になってもいやはや圧倒的である。 【puta-pp】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-08 23:42:02) |
20.《ネタバレ》 物語が起こる範囲はとても狭い。ほとんどは隣り合う2軒の家のどちらかで、あとは教会とか近所の路上がちらほらあるくらい。それにも関わらず2時間近くをじっくりと見せ切ってしまう描写の奥深さに感服。ところで、ここで敵役として出てくる不良団は、まったくの中途半端なチンピラ崩れであり、過去のイーストウッドのヒーロー映画なら開始後10分で消される程度の存在である。しかし、本作の主人公はそれにすらあっさり返り討ちにあってしまい、最後には一世一代の決心をせざるをえないことになる。自らの俳優上の役柄をすら相対化し、それに決着をつけようとするイーストウッドの壮絶な視点を感じる。のみならず、そこにアメリカという国家に対する決着まで凝縮してしまった、この人ならではの不敵極まりない作品。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-07 03:07:00) |
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19.《ネタバレ》 アメリカン・ビール、ビーフ・ジャーキー、「グラン・トリノ」というアメ車。主人公はそんなアメリカを強く愛してる反面、現代のアメリカを象徴するようなドライな子供や孫たちを受け入れられない。そんな中で、暖かい移民の家族と徐々に心を通わせていくストーリーが一転、絶望の結末をむかえる。自分の命と引き換えにしても守りたかった移民家族。それに比べて血のつながった肉親との関係がなぜあんなに冷えきっていたのかが謎だ。エンドロールの音楽と映像が素晴らしく、しばらく席を立てなかった。ただ少女へのレイプ事件はあまりにも辛すぎた。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-05-05 21:28:14) |
18.《ネタバレ》 何とも云えない後味の作品。途中まではイーストウッドにしては珍しく穏やかな作品だなぁと思っていたのですが・・・。 よい映画であることは間違いありませんが、最後、わざわざ殺されに行かなくても、その前の銃乱射と暴行で充分警察は動かせるのではないだろうか。彼らを長期間拘留するためなのだろうが、ウォルトには最後まで生きていて欲しかった。もっとタオやスーを導いていて欲しかった。主人公にどっぷりと感情移入してしまった私にとっては、やはりこれは悲しいラストです。 【ふじも】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-05 16:29:42) |
17.《ネタバレ》 39人の平均が8.6点は高すぎにしても、評価の高い映画だとは思う。 けど、好みじゃないんだよね。 ミリオンダラーほどの辛さはないけど、やっぱイーストウッドは暴力的なことを描くのが好きなんだなぁ、って思う。 この映画の訴えどころ、感動のあたえどころ、にあれほどの暴力は必要ないと思う。 そういう思いでみてみると、つっこみどころはいろいろある。 ・タオが同民族のギャングに仲間入りのテストと、そそのかされグラントリノを盗もうとして失敗するのだが、それで、ギャング達からあれほどの仕打ちを受ける必然性がない。 ・ギャングによってスーが犯され、家を襲撃されるが、誰が犯人か、警察に言わない。のが「クチの固い民族」でかたづけられているが、いかにも変。 ・最後に、ウォルトが一人丸腰でギャングに向かっていくが、ライターを出しただけであれほどメッタ撃ちにあうことが不自然。確率的にはギャング側から撃ってこないことが十分に考えられたハズ、もしそうなった時、ウォルトはどうしたのだろう。丸腰だから、そのままスゴスゴと帰ってくるしかなかったのでは? この映画のテーマは理不尽な暴力が存在する、ことを訴える ものでないと思いたい。 【カシス103】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-05-04 19:13:44) |
16.《ネタバレ》 素晴らしい映画。ゴールデンウィークとあってシアターは人で溢れていた。しかし、エンドロールが終わるまで席を立つ人は一人もいなかったし、こんな経験は初めてだった。同族でありながら傷つけあってしまうのは悲しい。ウォルトは自己を犠牲にしてタオを守るというとても衝撃のラストでした。 あと、イーストウッド史上最高の映画と言われていますが、自分はパーフェクトワールドの方が好きかな… あまりに衝撃のラストだったので… あと、音楽も良かったです! 【エムシュー】さん [試写会(字幕)] 8点(2009-05-04 18:15:15) |
15.《ネタバレ》 悩んだ挙句に10点献上。ウォルトの人物像に激しく共感。少々政治的な寓話の匂いを感じ取ることもできるけれど、クリント・イーストウッドが真に言いたいことは「良識とはなにか」でしょう。映画のテーマとしてそんなど真ん中のものをケレン味もなくストレートに描ききった、その勇気と力量に感服しました。たぶんDVD買っちゃうな。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-05-04 00:53:16) |
14.《ネタバレ》 イーストウッドが内包する西部劇の魂を感じる作品だ。細部を観ればこなれた芸当が目立つ。特に会話シーンのテンポが良く、コミカルな場面では思わず笑ってしまった。地に足のついた人物描写も素晴らしく、特にイーストウッドの役所には深く共感できる。序盤の描写は、自分も将来あんな爺さんになるのではと思わせるものがあった。もちろん私には、あそこまでの度胸も貫禄もないだろうが。難をあげれば、ストーリーは平易でラストのオチもベタである。メインテーマも泣かせが過ぎる。が、全体で見れば些細な点であろう。 【uruoi'66】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-03 22:59:33) |
13.《ネタバレ》 公開初日に鑑賞。奥さんに先立たれた頑固保守ジジイが、近所に引っ越してきた東洋系移民との付き合いの中で、生きるとは何か、死ぬとは何かを悟っていく映画。グラントリノというのは、フォードという車会社の70年代の高級車のことで、このジジイが大切にしている車のこと。 ジジイは朝鮮戦争から生還した元兵隊で、戦争で沢山人を殺した記憶が焦げ付いて離れないでいる。それゆえのラスト、ジジイの丸腰の決断が勇敢。報復の連鎖を、自らの体をもって断ち切るジジイの姿を、夜の街頭によって照らし出す。エンディングの「グラントリノの歌」が泣ける。早い段階で警察を呼んでおけばああいう結末にはならなかっただろうな、残念。 |
12.それにしても戸田奈津子の字幕はなんとかならんのか。字幕を理解するのに頭を使わせないでほしい! この映画に難点をつけるとしたらそこだけでした。 【とと】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-05-03 07:32:06) |
11.《ネタバレ》 格好いい話だが、じいさんの血の気多すぎでどん引き。 【Keicy】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-03 03:17:59) |
10.《ネタバレ》 この映画は結果よりも過程を楽しみたい映画だと思う。ウォルトの最後の決断は確かに悲しいものであるが、それよりも映画の途中で何回もクスクス笑ってしまうシーンや、ウォルトとタオ(そしてその家族)の微笑ましい掛け合い、そして二人の友情が、この映画の醍醐味だと思う。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-02 23:33:25) |