266.文句なし。主演の二人の役作りはほんとすごい。ホアキン・フェニックスは評判どおり迫真の演技だったし、ラッセル・クロウ・・・。四十代であの肉体をつくり上げるのは、すごい大変なことだったろうと思う。デニーロにしろ、トム・ハンクスにしろハリウッド俳優はこの辺の気合は並じゃない。他にも復元されたコロッセウムは、すごくよくできてる。巨大さ、優雅さ、内在する狂気がよく伝わってきた。見所はたくさんあると思う。 |
【ノマド】さん 7点(2003-10-31 02:39:39) |
264.スケールがデカく戦闘シーンもパワフルだし物語も王道。「ザ・映画」って感じの大作です。ただ、上映時間が長い割にストーリーは駆け足で進んでしまい、ちょっと物足りないところはありました。じっくり描く所とスッ飛ばす所のバランスが悪いような気がします。最近のリドリー・スコット映画は全部そんなのが多い気がするなあ。王道でありながらも歪んだバランスを持つ作風で好みが分かれそうです。 好きだった場面は、剣闘士となってから兵士の入れ墨を無理矢理に剥がすところ。仲間から「神が怒るぞ」と言われてもニヤリ。絶望的な状況のなかで、ほんの小さな自由を手に入れた瞬間、って感じがして好きでした。対するコモドゥス。もしかしてマキシマスよりもコモドゥスの方を描きたかったんじゃないの?と思えるような場面が多数(笑)。ホアキン・フェニックスのねっちょり芝居が独特でした。子供に歴代皇帝のルーツを教え込みながら、同時に姫を脅しているシーンなんかは、2重3重に感情が渦巻いてますね。 全体のバランスは悪いと思いますが、場面ごとで見て面白いのは、そういう「歪んだ」シーンでした。戦闘シーンより見応えあったかも。うーむ、複雑な気分になる映画だなあ。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-10-30 21:57:51) |
263.もう、隅々まで好き。冒頭の戦闘シーンからローマ軍の強さや、マキシマスの指揮官ぶりが良く描かれてるし、剣闘士になってからの戦いもそれぞれ趣向が違う物を見せてくれてうれしい。CGによる当時のコロセウムの姿の再現も歴史好きにはたまらない映像。そしてなによりもラッセル・クロウが素晴らしい。惚れました。正体を明かすシーンのセリフも下手するとクサくなりそうだけど、決めた!肉体的な逞しさだけでなく、哀しさや優しさまで完璧なまでに表現した彼の演技があったから、より説得力がある物語になったと思う。ホアキン・フェニックスの皇帝も単なる悪役ではなく、父に愛されなかったために歪んでしまった人間の悲しさを感じさせる好演。ジュード・ローと競って役を獲っただけあります。リチャード・ハリス、オリバー・リード、久々に見たデビット・ヘミングスらもいい味出してます。ラストは涙が止まらなかったけど、家族の元へやっと帰れたんですよね。リドリー・スコットに監督賞、ハンス・ジマーに作曲賞あげたかったですね。 【やむちゃ】さん 10点(2003-10-30 17:21:55) |
262.ハリウッドの時代劇というのは、スケールではやはり他を凌ぐ圧倒感がありますね。一方で、ストーリー的にはありきたりな勧善懲悪ものだと言えます。主に戦闘アクションシーンにおける爽快感はありましたが、それ程の感動は味わえませんでした。個人的には、ラッセル・クロウがもう少し感情を押し出した演技だったら良かったかな。感情を押し殺すことによってマキシマスの内なる情熱を表現しているのだという見方もあるかもしれませんが。 |
261.怖いぐらいの迫力でした・・・。コモドゥスが本気で頭にきちゃいました。おもしろかったです。 ただあのキスはいらないとおもうけどー。 【ギニュー隊長★】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-10-25 22:11:51) |
260.闘うシーン、おもしろいしかっこいいしですごく白熱した! ホアキン・フェニックスには本気でむかついてしまったし、のめり込みすぎた。 【ヒョー$】さん 8点(2003-10-23 11:55:19) |
【malvinas】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-10-18 00:48:51) |
258.今まで食わず嫌い的な気持ちで観ませんでしたが、観て良かった~!分かり易いストーリー(世界史が苦手で敬遠気味だった)、迫力満点のシーン満載、映画館の大画面で観たかった一本です。今まであまり注目していませんでしたが、この映画でホアキン・フェニックスの虜になってしまいました。すごいインパクト&存在感のある俳優サンだ! 【きすけ】さん 9点(2003-10-16 01:01:57) |
257.映画館で見た彼女は、すごい迫力があったと言っていたがそれが見れなくて残念。しかしストーリーは、私好み。どん底に落ちた人間が這い上がるものだ。いいよ~。 【花守湖】さん 8点(2003-10-14 23:01:20) |
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256.CGが映画の技法として当たり前になりつつあった時期の作品。多額の費用と期間を必要とする大群衆のモブ・シーンでその力はいかんなく発揮されており、見所のひとつになっている。歴史的にはいささか荒唐無稽なストーリーだが、まあ何にしろ、ローマの帝位がもともと世襲制ではなかったとか、コンモドゥス帝が自ら剣闘士になって見せるほどの剣闘好きだったとか、コンモドゥス帝の死は一説によると近衛兵の裏切りによるものであったとか、これらは全て事実なのだから、歴史の「異聞」として楽しめる範囲に収まっているだろう。冒頭のマキシマス率いるローマ軍とガリア人の軍勢の激突は迫力たっぷりの戦闘シーンである。大型の弩から放たれる火矢はまるでロケット弾のようだ。ただ、剣を交えての乱闘シーンはカメラが左右に振られすぎて、一体なにが起こっているのか把握しづらかった。ハンディカメラで戦闘を撮った「プライベート・ライアン」の悪い影響だろうか? 【ウーフー】さん 6点(2003-10-14 12:33:07) |
255.ラストの一騎打ちはどうかと思う。でも戦闘ばかりの映画なので面白い。 【亜空間】さん 8点(2003-10-14 00:45:29) |
254.TV放映を見て見直したら最初のごたごたがだるい。チャリオットとの戦いとか面白いところも多々あるので、7点。 【じゃじゃまる】さん 7点(2003-10-13 22:10:20) |
253.《ネタバレ》 映画館で観たかった。ビデオでさえ感動したの、もし映画館でみてたら、もっともっと感動してただろうに。 ラッセル・クロウ男でも惚れてしまいます。 ローマ皇帝の憎らしいこと、この上なし。 やはり政治を司る人は世襲じゃだめなんだ。 【kaz】さん 9点(2003-10-12 22:06:23) |
252.最初映画館で観た時は結構楽しめた。その印象があって最近DVDを買ったんだけど、アレ?なんかいまいちだな~。映像や美術は水準以上だし、多少ショボイCGも昔のハリウッド製ローマ物に比べれば感動モノ。で、なにが悪いかと言うとホアキン演じる皇帝を悪者として描くのはいいんだけど、帝政自体をかたくなに否定して、元老院に象徴される共和政を盲目的に肯定するストーリーになんか政治のニオイを感じてしまう。もっと現代の価値観から離れて、素直に古代世界を描く映画はないものだろうか。 【トマシーノ】さん [映画館(字幕)] 5点(2003-10-10 15:16:51) |
251.《ネタバレ》 歴史モノで戦闘モノなんで苦手そうだけど、面白いらしいので見てみたら、ほんとに楽しめました。途中まで面白くてすごい!すごい!と思ってみてたんだけど、最後の単純すぎる展開には唖然・・・。そして、いくら憎まれていたとはいえ、皇帝が殺されても満員の観客席から一声もあがらないことに違和感を感じてしまいました。見にくい画面なのにまったく退屈せずにみれたけど、映像が暗くてリアルでヘヴィーなので、もう一度見たいとは思いません。 【るいるい】さん 8点(2003-10-06 14:36:11) |
250.僕は悲しいことにこのコロシアムくらいのCGじゃ軽く引いてしまうんです。なんか重さを感じないというか。モノによっては一気に冷めるときもあるくらいで。なんか剣にもスピード感ないしね。相手を殺す気ないんかい!みたいな。いわゆる「タテ」って嫌いですね。あれは魅せるためにあるんでしょうけど、僕には剣に剣を当てにいってるみたいに見えてしまうんですよ。「お前今相手の剣が動く前に防御の姿勢してたやん!」みたいな。こういうのは小さい頃に怪獣映画でピアノ線を探してしまう、っていうのからきているんでしょうか。悲しいサガです。 【ようすけ】さん 6点(2003-10-01 03:33:10) |
249.ホアキンは嫌われ役としてすごくはまってました。アカデミー作品賞って二時間以上が多いですよね… 【のりまき】さん 6点(2003-09-29 00:35:01) |
248.すっかりラッセル・クロウに惚れてしまいました。マッチョだけどかっこいい!!コモドゥスが姉に迫るのがキモかった・・。迫力ある映画でしたがグロイので、苦手な私は観るのが大変でした。でも良い映画だったし、感動しました。 【まるばな】さん 9点(2003-09-28 12:38:03) |
247.冒頭の戦闘が凄かった。ラッセル・クロウがカッコ良かったんですが、終盤がイマイチだった。娯楽作品っぽいのによくアカデミー賞取れたなぁ。 【ロカホリ】さん 7点(2003-09-12 21:32:01) |