322.《ネタバレ》 皆さんは、冒頭のオマハビーチの虐殺のシーンによく触れられてるみたいでしたが、私は、最期の方の肉弾突撃にこの戦争映画のリアルさに驚きました。兵士が爆発する時にあがる”血煙”画面から生臭さが伝わってきました。 【Waffe】さん 8点(2003-12-29 03:59:48) |
321.感動するかどうかは別として、戦争が嫌だという気持ちにはなった。 【ディーゼル】さん 6点(2003-12-28 23:43:55) |
320.皆が言っているようにストーリーの設定に問題有り。冒頭の戦闘シーンの描写が史実に適合しているか否かはさておき、戦争の悲惨さは訴えていると思う。平和ボケの頭にショックを与えるには十分でしょう。 |
319.戦闘のシーンが自分にとって過激すぎて目を覆ってしまった・・・。でも逆にとるとそれだけすごく迫力のあるシーンってことでちゃんともう一回見るとやっぱりすごかったです 【スミス】さん 7点(2003-12-27 04:59:51) |
318.戦争経験者でない私でもそこにいた感覚に。。 【ケイタ】さん 8点(2003-12-25 22:03:40) |
317.この映画は沢山の人間にノルマンディー上陸作戦についての誤解をさせるという大罪を犯した。実際の戦闘があんなものだったら米国の人口は数万人、実際より少ないだろう。オマハビーチの戦いは確かに他より多くの損害を出したが、実際は舟艇の交通が混乱し、そこをやられるがそれもすぐに混乱がおさまり数および質でも劣り事前の砲爆撃で弱っていたドイツ兵を難なく撃破した。こんなもの見るより、是非「史上最大の作戦」を見てほしい。 【モンティ】さん 6点(2003-12-25 16:45:11) |
316.戦争映画で唯一涙してしまった。術中にはまった。最初の上陸シーンでは頭をすくめるくらい臨場感があった。WW2ではもっと悲惨な戦闘は多いのだけど、あのシーンだけでいかにもオマハがWW2最大の激戦地のような印象を感じる。スピルバーグという人に戦争へのアンビバレンスを感じるのは私だけかな? 【クルイベル】さん 7点(2003-12-25 14:11:46) |
315.ノルマンディ上陸作戦の描写には感服。その後のライアン救出作戦では、兵士一人を助ける為に小隊一つが命を賭けなければいけない事への矛盾がどうしようもない程伝わってきた。ライアンが嫌な奴でなくて良かったと思う。ラストシーンでは涙が流れていた。 【流月】さん 9点(2003-12-18 20:36:20) |
314.派手なんだけど真剣さが伝わってこない。軍人だって人間なんだぞって言いたいのか?だとしたら戦争映画じゃないのでは?視点を軍人にして戦争は酷いって言わせるのは無茶だと思うよ。 【taron】さん 6点(2003-12-17 23:26:57) |
313.《ネタバレ》 最初の映像には度肝を抜かれてしまった。小さなお子様や女性にはみせられませんね(笑)私は戦争を全く知りませんがきっとあれが戦争なのでしょう。戦争経験者には昔を思い出させてしまうような映画だと聞いています。あそこまでリアリティを追求出来たスティーブンスピルバーグには感服。途中平和なシーンが続くのだが、しっかりと戦争が描写されている。ストーリーもよく、キャストの演技もとても良い。ただ、一つ気になるのは兵士が多少ヒーローのような描き方をされていることだ。兵士が兵士を救う。アメリカのヒーロー劇である。 |
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312.《ネタバレ》 冒頭の上陸シーンの今までの戦争映画にない、実際に銃弾が自分に向かってくるような迫力ある映像など、既存の戦争映画にないスケールでそれはそれで素晴らしいのだが、あまりにも人間が死んでゆくシーンを演出しすぎ、不必要に残酷に描きすぎている。人間はあんな風には死なない。即死はあっけなく何も言わずに死んでゆく。そうでない者は結構な重症でもすぐには死なない。人間の生命力は驚く程強い。敵の機関砲を破壊しに行って衛生兵が撃たれて死んでゆく場面。家に帰りたいと悲痛な叫びを残しながら死んでゆく。あんなに早く死に行く者は間際であんな事は言わない。いや、言えない。不必要に悲壮感を演出しているため、直視できないほどの不快感を残す。ユダヤ人がドイツ兵と白兵戦になって心臓にナイフをゆっくりと突き刺されて殺される場面。戦闘中に、待った、なんて言わない。そのままゆっくりとナイフが心臓に到達して静かに死んでゆく。はっきり言って気分が悪くなりました。そんな状態で悲鳴の一つも出さないのか?もっと抵抗しないのか?これらの場面がいちいち過剰な演出と思えるので感情移入できないし、あまりに惨たらしいので、決して自分の子供には見せられないし見て欲しくないと思った。娯楽作品として楽しめはするが、まあその程度。スピルバーグの戦争物は彼の民族としての忌まわしい記憶から来るのだろうが、どれも戦争の悲惨さを訴えるだけの駄作となっている。ちょっと辛口過ぎるが、結構売れた映画なので敢えて苦言を呈する。 【Tak】さん 4点(2003-12-12 04:10:27) (良:2票) |
311.駄作。見るべきものはただひたすら「リアリティ」。リアリティを追求し損ねて面白くなかった「シンドラー」と違い、リアリティを追求しすぎて面白くなかった典型。やっぱあんたは娯楽モノを撮るべきだよ、スピルさん。 【DeVante】さん 3点(2003-12-11 01:04:18) |
310.冒頭のノルマンディー上陸シーンしか見所はない! 【こうりゃん】さん 5点(2003-12-10 13:25:59) |
309.試写会で興奮と感動に包まれ(冒頭の上陸シーンで席を立つ女性多数...)、LDもDVDも買い、何度見直したことか...。でも全編通して観たのは数回で、あとは上陸シーンと最後の市街戦だけをつまみ食いしてるんですよね。映画が長いせいもあるんでしょうが、結局は「リアルな戦闘シーンを撮りたい!どうせなら本物そっくりの独戦車を登場させたい!」というスピルバーグの本音の部分しかやっぱり残らなかった...というのが公開から5年経った現在の評価です。いっそのこと実話やヒューマニズムや反戦メッセージ抜きで、僕らが少年時代に血湧き肉踊った戦争アクション巨編に徹してくれていれば今でも10点だったかも。でもそんな戦争映画はもう流行らないか(嘆)。 【あおみじゅん】さん 8点(2003-12-10 13:24:48) |
308.戦争の愚かさ虚しさを現実に考えて絶対にありえない「ライアン救出」に例えて表現するなんて・・・・・・私は真面目に作られた戦争映画は「娯楽」として見れない人間で(もし「娯楽」ならば戦争の体験者や犠牲者に申し訳ない)、戦争中に実際にあったこと、もしくはありそうなことを現実的に作って初めて反戦映画として成り立つと思う。これはドキュメンタリーではなく映画なのだから、多少は観客を楽しませる「仕掛け」や「娯楽」は仕方ないが、こんな無茶苦茶な「ライアン救出作戦」を表現して、そこから戦争の無意味さを学べと言われても・・・私には無理です。冒頭のビーチシーンだけなら、まだ「戦争の悲惨さ」もわかるのですが・・・。だから私にとってコレと『地獄の黙示録』はただの娯楽映画です。あと、別に私はスピルバーグは嫌いじゃないですよ。 |
307.《ネタバレ》 (シンドラーのリスト)のカラー版ということで。作品内容は違いますが、ラストの一部、メッセージは同じ。アメリカという国の、大義名分がよく書かれており、日本人からは理解できない(理由)で、話が進み、それを取り上げたスピルバーグもすごいなと思いました。(シンドラーのリスト)でも、臭いものに蓋をせず、書いてしまった監督ですが、中途半端な偽善に取られかねないです。映画にしてしまうとそうなるんでしょうね。だけど、中途半端な偽善があるからこそ、多少なりの娯楽やドラマが味わえる。伝記を映像で見ても面白くないからね。個人的には、最後のほうの橋のシーン。あそこらで、キューブリックの(フルメタル・ジャケット)を、思い出した。あっちがよいけど。でも、シンドラーをカラーで撮りたかったと監督は言ってましたが、カラーはこんなに気持ち悪いものなんですね。娯楽も入ってて、見る分には救われました。 【アルメイダ】さん 8点(2003-12-07 12:59:08) |
306.最初のノルマンディー上陸作戦が終わった辺りからどうにも退屈で…。1回目に見たときこの辺りから爆睡してしまって、起きたときには殆ど終わってました。今日こそは最後まで見るぞと気合を入れて臨んだ2回目も、やはりここで寝てしまった。そして今日、やっと通して見ることが出来ました。正直言って、大して感情に訴えかけてくるほどのドラマ性は無いし、戦闘シーンのビジュアルくらいしか印象に残りませんでした。しかし、あれほど弾が乱れ飛んでくる中、皆よく前へ突っ込んでいくものだ。自分だったら、降りた船の後ろでずっと隠れてるだろうなぁ。 |
305.「アパーム弾もってこい!」あとノルマンディーと狙撃シーンのかっこよさ。戦争は大嫌いで、なくなってしまえと思いますが、それに付随するものにかっこよさも感じてしまう心、そこを衝かれた感じです。 【コダマ】さん 7点(2003-12-04 21:55:41) |
304.意味のある戦争映画を描くためには、ヒューマニズムは絶対であり、さらに、映像のリアリティも追求されてきた昨今・・・。ここまで「戦場を感じさせる」映画は今まで無かった。もはや、誰もが「戦争はいけない」と理解出来ているはずだし、繰り返したくないと願っている(しかし、第二次大戦後、戦争もしくは紛争は一度も無くなる事がなかった)。だが、どれだけ「戦争の恐怖」を語ったとしても、実際に感じる事は出来ない(勿論、感じたくない)。その恐怖を「映画」という媒体で疑似的に感じ取れた今作の意味は量りしれない・・・。劇場で見た、最初のオマハビーチの映像は「想像を超えるモノ」で、「恐怖」のあまり体が強張ったのを覚えている。そして、圧倒的な映像に留まらず、「8人の命を賭けて、1人の命を救出する意味」という「矛盾」も丁寧に描いている。ただ、真に素晴らしいのは、大尉が元「先生」だという点で、「教え育てる人」が「銃を持ち、人を殺さなくてはならない」という、「戦争の矛盾」についても語っている部分だろう。そして、与えられた「命」と「人生」の重さを諭してくれる、年老いた「ライアン」のセリフに胸打たれる・・・。つくづく、銃で人を撃たずにすむ「現代」と「(平和になった)国」に生まれた事を最高に幸せだと感じずにはいられない・・・。 【sirou92】さん 10点(2003-11-24 19:30:38) |
303.《ネタバレ》 この映画に対する大方の評価は、「序盤の戦闘シーンはスゴイが、それ以降は見る必要なし」、「リアルな戦闘シーンが撮りたかっただけの映画」といったところだろう。しかし本当にそうなのだろうか?私は、この作品のテーマは、スピルバーグによる、戦争で命を落とした全ての兵士への「レクイエム」だと思っている。「1人の二等兵を帰還させるために8人の兵士が命を懸けて探しに行く」という、誰がどう考えても「理不尽」としか言いようのない任務。しかし、戦争は、それ自体理不尽なものであり、戦場では程度の差こそあれ、全ての兵士は理不尽と思える任務を坦々と遂行していたはず。スピルバーグは「ライアン二等兵を救う」という行為を戦場における数多くの理不尽さの「象徴」的な出来事として描いたのではないだろうか。序盤のリアルな戦闘シーンは単に「これを撮りたいがため」ではなく、戦場が生きるか死ぬかの「修羅場」であることを見せつける手段にすぎない。その「修羅場」の中で文句も言わず忠実に任務を遂行し、「元の世界」へ戻ることを切望しながらも命を落としていった兵士の姿を描くことで、これらの人々へ敬意を示すとともに、その犠牲のもとに現在の世界が成り立っているのだ、ということを語っている作品と捉えられる。トム・ハンクス演じるミラー大尉が死に際に言った「無駄にするな、しっかり生きろ(earn it,earn this)」の言葉は、まるで戦場で死んでいった兵士が平和な世界で生きる我々へ語っているようで心に響くし、又心苦しい思いさえする。スピルバーグの真意は不明だが、この映画を「戦争で亡くなった父へ捧げる」とスピルバーグ自身が語っていることからすると、決して的はずれではないと思うのだが・・。 【STYX21】さん 10点(2003-11-24 19:18:01) (良:9票)(笑:1票) |