327.《ネタバレ》 誰もが、希望を連想する不可侵な存在である「天使」に、アメリカで差別の筆頭にある「黒人」の大男を当てはめ、幼女暴行事件に放り込んだこの映画。冒頭から送り手が観客を誘導したい方向がわかりやすく、それにのっかって最後まで観ていくと、驚くほどステロタイプな悲哀と感動を押し付けられてしまう。 サイコ野郎を完全悪としか捉えられないなら、コービーの心にもまた闇が存在するといえるだろう。 中盤の看守たちの生活は面白かった。いっそあのノリで牢獄を舞台にした群像劇にしてくれたらよかった。 【337】さん 4点(2003-11-29 07:33:00) |
326.《ネタバレ》 わざとらしさがたっぷりすぎた。 イイ話ではあるかもしれないが、これ見よがしの無用なエンタテイメント煽りエピソードが、どうも受け入れられなかった。 死刑囚モノということで「デッドマンウォーキング」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」などヘビーなテーマのものと比較するのは間違っているかもしれないが、でも、なんかこれこそ死刑にする意味ないじゃんっていう・・・。心がピュアすぎて生きてるのが辛い?無実なのに・・・?「死」をそんな扱いしていいのか?大事なテーマをうやむやにして話をすり替えて涙を誘ってる感じ。一体何がこの映画のテーマだったのか、ちっとも分からない。 【よしの】さん 4点(2003-11-28 18:27:15) |
325.たしか中学校の時友達と見に行った記憶があります。映画が終わってみんなの顔を見たら目がはれてました。その中でも一番はれてたのは私でした・・・。でもサムロックウェルがすごいかっこよくて、「あのいちばん変な人かっこよかったよね」と言ったら「はぁ?」と言われたのをおぼえてます。今でもサムロックウェル大好きです。 【ヨッシィ】さん 8点(2003-11-28 17:46:35) |
324.感動というよりは、悲しくて悲しくて泣きました。一緒に観た親も泣いてた。悲しい映画だけど、まったく救いがないわけじゃない。私にとっては心に残る作品でした。 【猿の腰掛け】さん 8点(2003-11-28 15:47:21) |
323.あまり期待しないで地上電波で観たんですが、予想以上に面白かった。刑務所モノと聞いてたんでまた薄暗くて暴力的な感じなんかと思ってたら、なんだかイイ人ばかりで驚いた。(現実はそうはいかないだろうけど・・。あんな心の綺麗な人、一般人にも滅多にいないし。)トム・ハンクスの演技が一層好きになった。ピッタリの配役だったと思う。 |
322.狭い世界の話なのに、最後まで飽きさせないで見させてくれた。 テレビだからだろうが、長さは感じなかった。しかし、最後の長生きした話は余計な気もする。コービーの正体はなんだったのか?別に明らかにする必要もないが・・・ 【♯34】さん 6点(2003-11-27 16:21:45) |
321.《ネタバレ》 泣きました。大男の死刑囚と看守の悲しく不思議な物語です。男の不思議な能力で自分を生き返らせることはできなかったのかなぁ。最後に無罪と分かったのに大男が死刑になるところは凄く悲しかったです。無罪なのに死刑なんて・・・。心の優しい大男に惹かれました。パーシーはどこにでもいるような嫌な奴でした。今は小説借りて読んでいます。 【スマイル】さん 10点(2003-11-27 14:05:16) (良:1票) |
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319.巨人が死ぬところが怖すぎる。オチはもっと怖すぎる |
318.バリーペッパーの泣き顔を思い出すだけで涙がでます。。見た後ハッキリ言って幸せな気持ちにはなりません。どうしようもなく涙が出てしまうのです。。それが感動なのか、哀しみなのかは分かりません、でも私の中で10点をつけたい映画なのです。 |
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317.かなりズレた感想になってしまうけれど「人間って,こういうやり方だとなかなか死に切れないんだな…」ということが最も印象的だった。毎日自分が普通に生きていることを「奇跡」に感じていた私だが,この作品の死刑シーンを観ることによって「生命の尊厳」をリアルに認識した。そして自分自身は… 戦闘シーンなどでの大量殺戮をはじめ,バーチャル・リアリティの世界を見慣れてしまっている世代の一員であることを実感した。 【ロウル】さん 6点(2003-11-26 13:09:56) |
316.《ネタバレ》 スポンジ濡らしながら泣いてるバリー・ペッパーに、デビッド・モースが「立ち上がる前に涙を拭け」と言うところでかなりウルッときた記憶があります。ただ、意地悪看取に所長の奥さんの病気をうつして病院送りにしちゃうのは、ちょっとやりすぎでは(王道の展開だけど)!? 不思議な余韻があると思う。 【カシス】さん 7点(2003-11-26 00:44:01) |
315.《ネタバレ》 ビデオで見ました。なんかカナリ有名ですが、いい作品とはおもえませんでした。私はいつも思うのですが、登場人物に個性がない映画はつまらないです。この作品では、いい人、悪い人、どっちかしかいないような気がしますし、ストーリーも、死によって強引に心を動かそうとしてるのがどうも好きになれません。そして長い。そっちで攻めるんだったら中途半端な微笑ましい場面は省いて徹底的に悲劇を極めて欲しい。とにもかくにも、いくらそれがテーマとはいえ、あの焼け死んだシーンはちょっと。 【ブチャラティ】さん 0点(2003-11-25 01:41:24) |
314.さすがはコメディアン出身と思わせるT・ハンクスのさりげなくもペーソス溢れる演技が陰鬱になりがちな作品を程良く軽くする。M・クラーク・ダンカンも役に見事にはまっている。しかし、この作品は何を訴えたかったのだろうか? 巧みな演出に飽きはしないが、あまりにも残酷なラストの真意が理解できず、評価は下げざるをえない。 【恭人】さん 6点(2003-11-24 19:37:52) |
313.丁寧な作りで俳優の演技も良く、落ち着いて見れました。老いた鼠を見た時に思わず泣けてきました。死刑囚に情をかけすぎてる点がちょっとと思うけども、スティーブンキングの独特の世界が好きです。 【VNTS】さん 8点(2003-11-24 17:06:25) |
312.難点はちょっと長いこと、内容的に枝葉のパーシーの下りが長すぎるから。コーフィの奇妙な力の表現を目で見せたのはたぶん良かったんだろう。全体通していろんなメッセージを含ませたいい内容だ。グリーンマイルってそうなんだ。 【スルフィスタ】さん 8点(2003-11-24 01:11:48) |
311.ラストのトム・ハンクスの台詞と歩んできた人生に強い衝撃を受けた。「私にはグリーンマイルが長すぎるのです(だったかな?)。」電気椅子に向かう生。絶望と後悔に支配されるグリーンマイルを歩く。なのにいつまでたってもそれの終りは見えなくって・・・。まさに地獄です。 作家の沢木耕太郎さんも映画レビューの本のなかで褒めてました。作品を、というより原作をうまくまとめたフランク・ダラボンの手腕を、だったけど。 |
310.現実離れしていますが、見終わったあと、生きていること等いろいろ考えさせられる作品です。 【カーター】さん 7点(2003-11-23 15:25:37) |
309.《ネタバレ》 もう何回も見たけど、やはり感動する事ができません。個人的ににムカつくのが★『人が死ぬ=感動?』ふざけんじゃねえ!そんな考えなんか大嫌いです。ショーシャンクの様に<生きるという素晴らしさを実感>して泣くのはいいけど、こういう形で泣かせるのはやはり大間違いだと思います。まあスティーヴン・キングの本業はあくまでもホラー作家だから別にいいのかな?★『超大作=3時間』これまた冗談キツイです。確かにキングの小説は6冊もあるんだから3時間ぐらいなるのは仕方ないと思うしかないのかもしれないけど、本編では無駄なシーンが結構多かったです。そういう所をカットして2時間ちょっとにして欲しかった!見る人の事も考慮した映画を今後よろしくお願いします。【映画全体】無実の人:ジョン・コーフィー(マイケル・クラーク・ダンカン)が罪を犯していないのに電気椅子に送られるのは絶対に許されないことだと思います。だからトム・ハンクスは死なずにずーーーっと罪を償って欲しいと思いました。あと、それにこの話に<一種の人種差別>があるように思うのは僕だけでしょうか?コフィーがもし白人だったら果たしてどうなったのだろうか? 【点数】感動?癒し?冗談じゃないです。いくらキング&フランク・ダラボンという最強コンビでも3点が妥当ですよ。 【ピルグリム】さん 3点(2003-11-23 11:55:13) |
308.長いとは思わなかったけど、話に一貫性がなくただ淡々と過ぎていった感じ。見る前とは180度違ってファンタジーっぽくて驚いた。でも明らかにジョン・コーフィーが話の中心じゃないですか(しかしいかつい)。トム・ハンクスも主人公とされてるが、なんかキャラがイマイチで、頼りになるのかならないのか分からんかった。最後あそこまでいったら何らかの形で冤罪を晴らしてほしかったよ。先ほどTVで吹き替えだったので、またあの演技をオリジナルの音声で見てみたい気もする。 |