宇宙戦争(2005)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。17ページ目

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ウ行
 > 宇宙戦争(2005)の口コミ・評価
 > 宇宙戦争(2005)の口コミ・評価 17ページ目
 > (レビュー・クチコミ)

宇宙戦争(2005)

[ウチュウセンソウ]
War of the Worlds
2005年上映時間:114分
平均点:5.89 / 10(Review 383人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-06-29)
公開終了日(2005-11-09)
ドラマサスペンスSFパニックもの小説の映画化
新規登録(2004-11-13)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2022-09-08)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督スティーヴン・スピルバーグ
助監督ヴィク・アームストロング(第二班監督)
演出ヴィク・アームストロング(スタント・コーディネーター)
ジョーイ・ボックス(スタント・コーディネーター助手)
キャストトム・クルーズ(男優)レイ・フェリエ
ダコタ・ファニング(女優)レイチェル・フェリエ
ジャスティン・チャットウィン(男優)ロビー・フェリエ
ミランダ・オットー(女優)メアリー・アン・フェリエ
ティム・ロビンス(男優)ハーラン・オギルビー
リック・ゴンザレス(男優)ヴィンセント
リサ・アン・ウォルター(女優)バーテンダー
アン・ロビンソン(女優)祖母
ジーン・バリー(男優)祖父
チャニング・テイタム(男優)教会の男
エイミー・ライアン(女優)幼児を連れた住人
タイ・シンプキンス(男優)3歳の少年
ダニエル・フランゼーゼ(男優)兵士
モーガン・フリーマンナレーション
森川智之レイ・フェリエ(日本語吹き替え版)
本田貴子メアリー・アン・フェリエ(日本語吹き替え版)
寺杣昌紀ハーラン・オギルビー(日本語吹き替え版)
野島健児ロビー・フェリエ(日本語吹き替え版)
津嘉山正種ナレーション(日本語吹き替え版)
伊藤健太郎【声優】(日本語吹き替え版)
志村知幸(日本語吹き替え版)
塩屋浩三(日本語吹き替え版)
石住昭彦(日本語吹き替え版)
西凜太朗(日本語吹き替え版)
大西健晴(日本語吹き替え版)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版)
朝倉栄介(日本語吹き替え版)
浦山迅(日本語吹き替え版)
原作H・G・ウェルズ『宇宙戦争』
脚本デヴィッド・コープ
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
編曲コンラッド・ポープ
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作ドリームワークス
パラマウント・ピクチャーズ
トム・クルーズ
キャスリーン・ケネディ
製作総指揮ポーラ・ワグナー
配給UIP
特殊メイクジョエル・ハーロウ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
デニス・ミューレン(視覚効果スーパーバイザー)
マシ・オカ(デジタル・アーティスト)(マサヨリ・オカ 名義で)
美術リック・カーター(プロダクション・デザイン)
トニー・ファニング(美術監督スーパーバイザー)
アンドリュー・メンジース(美術監督)
トム・ウォーレン[美術](ニューヨーク班美術監督)
衣装ジョアンナ・ジョンストン
編集マイケル・カーン
録音ランディ・トム(サウンド・デザイナー)
アンディ・ネルソン[録音]
ゲイリー・A・ヘッカー
エリオット・タイソン
リチャード・キング[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
スタントケイシー・オニール
エリザ・コールマン(ノンクレジット)
エリック・ノリス
その他ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](指揮)
あらすじ
その日、地球上には磁気嵐や落雷が続発し、交通網や通信網が遮断されていた。そして、落雷の跡の地面を突き破り出現した巨大な物体。その三本足の物体は、強靭な脚で構造物を破壊し、眼のような部分から発射する光線で逃げ惑う人々の肉体を分解した。それは、宇宙から飛来した知的生命体による地球侵略の始まりだったのだ。遠い過去から企てられた遠大な計画の始まりとして… H.G.ウェルズの古典的名作SFを約半世紀の時を経てスピルバーグがリメイク。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1234567891011121314151617181920
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
63.  何人かの方が既に指摘しているように、この映画の魅力はカメラが常に主人公視点を離れない事につきます。その徹底ぶりは見事なほどで、観客はマクロの状況を最後まで把握できなまま、襲来する謎のマシンの恐怖に耐えながら主人公といっしょに映画の中を逃げ惑う事になります。  
  その徹底した主人公視点を採用する事で、映像的にウリに出来そうな派手な戦闘シーン等は一切排除するというストイックさ。
   世界が今どうなってるか..という状況説明もまったくなく、あるのはただ主人公視点でミクロに描かれる状況だけ(地下室に入ったらほんとに周りでおきてる事がわからん)という素敵なパニック映画になっています。 だからこそ弱った敵をやっつける勝利シーンも実にミクロに小さいわけです。 あくまでも主人公枠でのカタルシスって事で。
  この一本筋の通った描き方によって、観客は、主人公目線だからこそ逆に描く事が可能になった宇宙人の圧倒的な恐怖に酔いしれる事ができるわけで、今回の監督の選択に僕は賞賛を惜しみません。
  もちろんシナリオ的に突っ込みどころは満載なわけですが、この映画は理屈度外視で主人公といっしょに状況を堪能してこそに価値のある映画だと思います。
   かつてのSF映画少年としては、あの「宇宙戦争」つか「火星人襲来」が、基本的に同一シナリオでありながら「新しい映像」と「新しい切り口」でしっかりリメイクされていて大満足の出来だったわけですが、不評の方の気持もわからないではないです^^


あばれて万歳さん [映画館(字幕)] 9点(2005-07-12 09:31:20)(良:5票)
62.1953年のオリジナルをほぼそのままリメイクしてるから全体的に目新しいものは無いものの、前半~中盤までの緊迫感は本当に凄まじいとしか言いようがない。とにかく宇宙人、マジで怖すぎる!ハラハラ土器土器しっぱなしでしたよ。さすが!スピルバーグ!!観客を惹きつけ感情移入せずにはいられない雰囲気を作らせたら右に出る者はいませんね。ただ多くの方言うように後半~ラストあたりが非常に弱いのが気になりますね。あれだけ期待させてアノ程度のオチとは・・・口ぽか~ん。それとティム・ロビンスの扱い、ありゃ酷ぇなオイ。白いTシャツに汚い髪・・・これじゃあ蛭子能収じゃん!!アカデミー賞俳優、穴掘るも撃沈なり。熱湯コマーシャル行き決定!!
ピルグリムさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-10 22:21:59)
61.《ネタバレ》 たぶん特典見たさにDVDも買いますが、やはり劇場で見てよかったです。あの爆発・破壊の迫力は大画面ならでは。もちろんスピルバーグらしさも全開。巨大マシーンを不快音とともに怪物化させるのは「激突!」のタンクローリーや「プライベートライアン」のタイガー戦車と同手法だし、吸血シーンや殺人と子守唄の対比も彼ならではの“見せない”恐怖演出。でもあのオチは納得いきません。何百万年も準備してそれかい!変なオープニングだな~と思ってたらそういうことだったのね。なんだかな~。「日本人でも倒せたんだぞ!」ハイハイ、アメリカは世界一ですよ~。
あおみじゅんさん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-10 18:36:43)
60.映画館で観ておいて本当に良かった。1世紀も昔に書かれた原作を忠実に映像化しているとのことで、現代の緻密な脚本との比較は無駄な気もするので。目の前に映し出される余りにも巨大なスケールと迫力の映像に押され、ストーリーの粗を上手くカバーされてしまったという印象だった。脚本重視で作品を評価したいのだが、今回は映像の素晴らしさ(と、ティム・ロビンスの余りにも可哀想な役どころへの同情)で7点で。
woodさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-10 12:31:07)
59.「ET」以降、実直な映画ファンからそっぽを向かれてしまっているスピルバーグだけども、でも本人は「暴力映像」「破壊映像」「残酷映像」では誰にも負けないぞと思ってるはず。そもそもこの人はそうした『衝撃映像』で世に出てきた人なのである。つまり「激突」と「ジョーズ」と「未知との遭遇」が彼の三部作であり、これらはもう30年近く前のものであり、これ以降はパッとした映画はなくて、言っちゃうとこの映画人は30年前に終わっちゃっているのである。でもしかし、その後のしょうもない映画でも残酷映像等はやはり他の追随を許していない。「ジュラシック・パーク」しかり「プライベート・ライアン」しかり・・・ 「太陽の帝国」でも唯一の戦闘場面であるアメリカ軍の戦闘機が日本軍基地を攻撃するシーンなんかたった1機か2機の簡素な攻撃であるにもかかわらずそのなんとも言えん迫力と非日常性の描写はスピルバーグにしかできない超天才的なものだった。でもこれはスピルバーグ自身のせいだけど、世間では「暴力映像のスピルバーグ」といったとらえ方はされていない。「ET」以降非常に浅薄なヒューマニズムを前面に出した映画ばかり作っちゃったからね。それでですね、近年エメリッヒという映画監督がやたら破壊映像満載の映画をつくってて、それは「インディペンデンス・デイ」であり「ゴジラ」であり「デイ・アフター・トゥモロー」なんだけど、これらのエメリッヒ映画を見てスピルバーグは「なんだコレは。まだまだエメリッヒは甘い。オレだったらもっとスンゲー破壊映像をつくってやるゼ!」って思ったに違いない、絶対そうだ、って僕は思った。それで今回の「宇宙戦争」って訳ですが、だからきっとスンゲー破壊映像の映画になってるはずだとすっごい楽しみにしていたんです・・・  結果スピルバーグはエメリッヒを「ギャフンと言わせてやろう」とは思わずに「避けよう」と思ったようだ。『宇宙戦争』は僕にとっては「特別なスピルバーグの映画」だったんだけどスピルバーグにとってはワン・ノブ・ゼムだったのか?『宇宙戦争』は列記とした「残酷映像の天才が撮った映画」ではあったけど、スピルバーグが「自分の現状の殻をを破ろうとして撮った映画」とは残念ながら言い難い。かなり失望した。スピルバーグさん、いちいち変なテーマを入れないで、もう一度初心に帰って、恥も外聞もなく、天真爛漫に、映画を撮ってみようよ。
メロメロさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-10 02:15:45)(良:1票)
58.《ネタバレ》 たまたま、最後に宇宙人は絶滅してしまったけれど、絶滅しなかったら、どうなるのだろうか・・・と。
別に、絶滅しないで、人間のほうが絶滅してしまってもよかったのではないか。
こんなにリアルな終末の風景を、見たことがなかったので。
moguさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-10 00:54:22)
57.《ネタバレ》 何百万年も前から準備していた計画なら、もう少し下調べしてくればよかったのに。詰めが甘い宇宙人だなぁ。
紅蓮天国さん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-09 17:43:53)(良:1票)
56.《ネタバレ》 この映画を観てかなり不愉快になりました。原作を2時間という時間に落とす術を見出せないまま作った映画。結局ストーリーも何もないままCGの画面とうるさい耳にまとわり付く音だけでエンディングまで突っ走り、最後の2分くらいでなぜかハッピーエンド。くだらない映画はたくさん観てきたが、それにプラスして不愉快さを観ている者に残すこの映画には残念。世界同時公開の理由はこの映画が初日3日ぐらいの命であり、なるべく悪い噂を広めさせないための戦略ではないだろうかと個人的に思う。
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 2点(2005-07-09 08:10:58)(良:4票)
55.《ネタバレ》 イギリスで観ました。めちゃめちゃ怖かったです。あの音といい風体といい。精神的にくると思いました。めちゃくちゃ残念なのが、渡英した6日目で観たので、ラストがどうしてあぁなったのか、まったく理解できませんでした!!!だから次はもう少し耳が慣れてきたときこっちで観るか、日本で字幕つきで観ます。なぜ息子家にいたんだ?なんであの宇宙船みたいの倒せたんだ??
ネフェルタリさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-09 06:56:41)(良:1票)
54.これは作りとしては「ジュラシック・パーク」と同じですね。ジュラパにおける恐竜がこの作品でいう宇宙人。激突のトラックをジョーズのサメにしたのと同じように。今まで宇宙人を友好的に描いてきたのにスピルバーグは作風が変わったと言う人がいるけれど、僕はむしろ逆で、昔のスピルバーグが帰ってきた!と思いましたね。最初のトライポッドが現れて人々を襲撃するシーンは本当に圧巻ですね。それに比べるとさすがに後半は失速気味ですけどね、、。終わり方には賛否両論あるみたいですけど、あれには僕も正直言って唐突な印象を持ちましたね。まぁあの駆除シーンのドキドキ感を理屈なく楽しむ、それに徹した作品てことでしょうか。だからこの作品は映画館で見ないとはっきりいってほとんど意味ない感じになるでしょうね。テレビのちっこい画面で見ててもたぶん全然ドキドキしなさそうな気がする。
あろえりーなさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-09 00:45:02)
53.《ネタバレ》 初代「宇宙戦争」、リメイク「インデペンデンス・デイ」に続く3度目の映画化となる本作。友好的な宇宙人というイメージを見事に表現してきたスピルバーグ監督が、今回は一転して人類の脅威となる侵略者として彼らを描いたことで注目を浴びた。    序盤の宇宙人の侵略シーンは凄まじいVFXと音響効果で見るものを圧倒する。ヤヌス・カミンスキーのリアルな撮影技術と、実写的なVFX技術の融合が素晴らしい。「スター・ウォーズ」の新シリーズではロブ・コールマンというアニメーターのためか(?)いまいち影の薄かったデニス・ミューレンが今作では最高のデザスター映像を披露する。   行き当たりばったりで逃げるトム・クルーズ親子の姿を活写していくストーリーなのだが、ロビー青年が戦いに向かうあたりから物語りはあらぬ展開へ…。なぜか「静かに笑う隣人」と地下室でもめる頃からグタグタ密室劇へ…。あれだけ騒いで気づかない宇宙人もどんなもんでしょうか。   有名なオチも含めて、人類対宇宙人の総力戦などスペクタクルシーンが無かったのは異例の短期間製作ということもあって仕方がないけれど、冴えない家族がキャーキャー叫んで逃げ回る脚本というのは見ていてなかなか辛い。久しぶりに「残忍映像作家」の表情を見せてくれたスピルバーグだけに、残念でなりません。火山が宇宙人に置き換わった「ダンテズ・ピーク」といった印象でした。   折りしも盟友ジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ」最終章とバッティングしていますが、今作のリアルな映像をぜひ「スター・ウォーズ」で見たかったなって思います。「SW」はなぜあそこまでCGアニメのテイストにしちゃったのだろうか…。   TVではなく映画館で観るべき映画だと思います。ビスタサイズであれだけの映像(時間は短いですが)を見られたことは満足です。インディー最新作に期待します!
トトさん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-09 00:41:33)(良:1票)
52.《ネタバレ》 襲来者のタコウォーカー、うわ~い好き好き♪
もう!B級映画好きにはたまらない、あの作り、あの動きに◎。
迫り来るものにフツウの人は逃げるのでしょうが、私は喜んで付いて行きそうです(笑)
おおっと、これは「未知との遭遇」ではありませんでした。

でもでも、ストーリーは家族愛。
これはやはりちぐはぐ?な印象を受けました。
家族を守るためなら・・みたいなお話しは、好きではないからです。

どうしてこんなに?お話しを単純にしちゃうんでしょう?
もっと脚本が良かったら、良い話なのになぁ。
惜しいと思いました。
タコ軍団に5点献上。

たんぽぽさん [映画館(字幕)] 5点(2005-07-08 23:21:53)(笑:1票)
51.《ネタバレ》 ニューヨーク近辺(?)からボストンにいる別れた妻の元に、預かっていた子供を送り届ける父親を描いたロード・ムービー…なのか? ヴィジュアル・イメージはどこかオリジナルの雰囲気を漂わせつつも、流石に恐怖感と迫力は満点(攻撃開始時の「ブォーン!」という警笛が良く解りませんが…)。ティム・ロビンス宅でのサスペンスも一級品。ダコタ・ファニングちゃんも面目躍如の絶叫クィーン振り。また、序盤の車中の会話の長回しなんか、どうやって撮ったんだか判らない凄いカメラ・ワーク。でも全体を通すと、何か「エネミー・ライン」と「サイン」を合わせた様な感じだし、古典に敬意を表したにしても、このラストはどうしても陳腐に見えてしまう(兄の生存が陳腐さに拍車をかける)。そういった訳で、惜しくも5点献上。
sayzinさん [映画館(字幕)] 5点(2005-07-08 00:13:25)
50.近年SFパニックムービーが流行っていますがその中でトップクラスの出来ではないかと思います。
特に最初の地中からロボット?が出てくる場面は圧巻でジュラシックパークのサムニール、
この映画のトムクルーズ同様一緒になってロボットを見上げている自分がいました。
親子関係のドラマも非常に可笑しく何度笑わせてもらったことか。
ロボットが街を焼き尽くすロングショットの場面はゴジラが東京の街を
焼き尽くす一作目の場面を思い出しましたね。この場面も怖かった。
その他たくさん良いところがあるのですがみなさんが書かれているので・・・

ただ一つ気になった点は最初と最後のナレーションはいらなかったかと思います。
最初のナレーションをカットすれば主人公の平和な生活がより浮き上がってパニック状態との
コントラストがはっきりしたんでしょうし、最後もナレーションで終わらせるのではなく
映画なので映像で表現してほしかったかなと。けして派手な映像ではなくあと5分か10分ぐらいの
映像の追加でナレーションではない終わりかたが可能ではなかったのではないでしょうか。
サトリアーニさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-07 15:43:29)
49.最初に一言。本当に怖い映画でした!
原作も、オリジナルの映画も見ましたので、そのままいけばラストはあっけないのは予感していました。
みなさんの「ラストが弱い」というのは同感ですが、逆を言えば、ラストぎりぎりまでハチャメチャを続けられるということです。
通常ですと、後半に入ると、「弱点探し」の場面にスペースをとられてしまい、そこをうまくやらないと、だれる原因にもなると思います。
その点この映画は、原作に守られて(?)最後の最後まで反撃の糸口もなく「え、この映画どうやって終わるつもりなの・・?!」と不安にさせてくれます。

また、私はダコタちゃんの演技に感心してしまいました。
悲鳴が多いとの批判もありますが、私はあのパニクった悲鳴を聞くたびに背筋がゾッとして、さらに映画の世界に入り込めました。ダコタ恐るべし!

それにしても前半部の緊迫感はすさまじかったと思います。
登場シーンなど見ると、出てくるのは間違いなく「ゴジラ」ですね!

ま、物語うんぬん等、みなさんがご指摘しているような「アラ」はいくつもあると思いますが、ETを作った方が、「9.11」を境に、こんな宇宙人を描きたくなった、ということで、私は平和に祈りを込めて、満点にしたいと思います。
モヨさん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-07 01:12:09)(良:1票)
48.《ネタバレ》 序盤の凄まじく圧倒的な迫力は鳥肌モノであり、傑作の予感さえ漂わせていたが、どんどんとあらぬ方向にストーリーが進む。しまいには、あまりのご都合主義に「理屈じゃない。頭で考えるな。感じろ。感じるんや。」と自分に言い聞かせていたが、最後のラストでやってはいけないこと(微生物のことではない)をやってしまい一気に興ざめをした。
ストーリーとしては①真の勇気とは何か②ティムロビンスの存在③地球人の宇宙人への攻撃の描き方についてやや疑問を感じる。
①については、宇宙人に対して無鉄砲に戦うことが勇気ではない。戦わずに家族を守るということも本当の勇気といえるのではないかというメッセージが込められていたと思う。その対立軸としてロビーという存在が必要だった。したがってトムには最後までロビーを説得させる必要があったのではないか。仮に説得できなかった場合にはロビーを死なせる必要があったと思う。ロビーを生かすということはロビーの行動を肯定してしまっていることになる。ロビーに限らず、自分が期待した「家族愛」という視点がかなり欠けてしまっている気がして残念だ。ラストは「済まない。ロビーを死なせてしまった」というトムのセリフを期待したのに…。それにしても人間ドラマに関しては感動させられる部分は微塵もなかった。
②については、彼が本当に死ぬべき存在だったのかが理解できない。殺されるほどのpanicとcrazyっぷりが足りないのではないか。彼の存在に価値をつけるとすれば宇宙人侵略という危機にかこつけて、火事場泥棒的に自己の欲望を満たそうとする者という扱いにすれば良かったのではないか。この関連としては、人々のパニックぶりと暴徒化という視点は描かれているもののオリジナルに比し扱いが薄くモノ足りない。この視点は非常に重要だと思うのでもっと厚めに扱って欲しかった。
③確かに本作はトムの目線で終始ストーリーが進むため、軍による宇宙人との戦いを描く必要はないと意見もあるが、そうだとすれば手榴弾や「鳥がいるぞ」等は蛇足のような気がする。「観客が何を期待するか」と「ラストのオチ」を重視すれば、オリジナルのように核兵器を使うというのは論争があろうかと思うが、地球側の攻撃力の強さを示した方がよかったのではないか。破壊力のある攻撃が全く効かない相手が微生物という微小なものによって滅ぶという落差こそが観客の驚きとなるのではないだろうか。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-07 01:04:44)
47.《ネタバレ》 私は怖かった。本当に恐ろしくなってしまった。「宇宙人に侵略される」という設定ではあるものの、基本的には恐怖に直面した一市民の心理と行動を映しとっている(実際宇宙人の攻撃シーンは思ったほど多くなかった)。ポイントは、主役トム・クルーズ御大がヒーローではないところだ。いつも光の中で仁王立ちし、あわよくばもとある映画の主人公をカッコ良く作り直して主演してしまうトム・クルーズ様が普通の男になっていた。軍隊に入隊したがる息子とのシーンでよく分かる。男性の意識のベクトルというのはだいたいが外に向かっており、若い息子も敵を相手に戦うと息巻くが、トムはそれを止める。経験により多くを知る彼は、自分の愛する者だけでキャパシティがいっぱいなのを判っている。そこがもう一市民なのだ。一昔前なら息子と一緒にファントムに出も乗り込んだだろうに。その一市民トムが直面する車の略奪、フェリー乗船の場面などの群集心理、そして娘に目隠しをしてティム・ロビンスを始末する場面など、本当に震えた。あんなイカロボットなど登場させずとも、今でも地球上のどこかで起こっている武力行使のなかでは容易に見つけられる場面なのではないだろうか。最後、呆気ない宇宙人の最後をナレーションで語ったあたりで確信した。なにより一番怖いのは人間だと。トムが持ち込んだSF企画に対し、「シンドラーのリスト」と「プライベート・ライアン」の二大オスカーお化けを背負い、なかなかトラウマから逃れられずにメガホンを取ったスピルバーグがそうつぶやいている。点数は本当に付けづらい。一市民として本当に怖かったので見る価値はあると言う意味でこの点数。
のはらさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-06 22:27:35)(良:1票)
46.《ネタバレ》 (間違えてオリジナル作品の方に投稿していました。笑投票で気付かせてくれた方、ありがとうございます。。。)スピルバーグ、良い意味でも悪い意味でも冒険してない。ラストなんかファミリーを大事にするスピルバーグらしさがモロに出たが、僕はどうしても納得できない。これで家族愛を感じろと言われても無理がある。無難といえば無難なのだが、多くの観客を裏切ったに違いない。更に、ティム・ロビンスをまるで出演していないかのように魅せる手法も圧巻。スピルバーグ作品は、もはや死んでしまったのかもしれない。
こばやんさん [映画館(字幕)] 3点(2005-07-06 21:58:33)
45.《ネタバレ》 まず何が驚いたかって言うと、映画ってたった50年の間でこんなにも進歩できるものなんだということ。とにかく視覚効果が相当凄い。一目で全部CGって丸分かりなんだけど、それでもとてつもない迫力と恐怖感がある。物語の緩急の付け方も非常に上手く、そこは流石スピルバーグ、巨匠と凡才の差を見せ付けました。誰かも言っていたようにまるで自分もフェリエ一家と一緒に逃げているような気分になるけど、本当に怖いのは容赦なく人類を駆逐していく宇宙人ではなくやはり理性を失った人間でしょう。中盤で暴徒と化した市民たちに主人公たちが車を奪われるシーンは本当にハラハラしました。ただ終盤の展開がやっぱりどうしても唐突に思えてしまうのと、それから息子ロビーが何故あそこまで必死に戦いたがったのかというのが解せないところが難点です。とは言え個人的には'53年版よりも断然好み!久しぶりに映画館で映画を観るということの意味を実感させてくれました。今後点数が変動する可能性もあるけど、とりあえず今は興奮の冷め遣らぬ内に8点で採点しておきます。【余談】個人的には何といっても公開直前まで予告編でもトライポッドの姿を映さなかったのが功を奏したと思うんだけど、本編前にやっていた「キング・コング」の予告編では惜しみなくコングを出しまくっていましたね。大丈夫か…?ピーター・ジャクソン。
かんたーたさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-06 16:35:01)(良:1票)
44.椅子と肘掛にピタッリ貼り付きながら、何故か口元がウヒョウヒョヘラヘラ・・・誰か止めて(プチ発作・笑)。ちょびっとエボリューション下ネタと被った(爆)。いやぁ~、楽しかった! ワクワクしますな(コラ)!
ジマイマさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-05 22:39:13)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1234567891011121314151617181920
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 383人
平均点数 5.89点
051.31%
1112.87%
2112.87%
3225.74%
44311.23%
55414.10%
67018.28%
78822.98%
84411.49%
9225.74%
10133.39%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.89点 Review55人
2 ストーリー評価 5.09点 Review66人
3 鑑賞後の後味 5.36点 Review60人
4 音楽評価 5.79点 Review53人
5 感泣評価 3.95点 Review42人
chart

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
視覚効果賞デニス・ミューレン候補(ノミネート) 
音響効果賞リチャード・キング[録音]候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート)(音響調整賞として)

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2005年 26回
最低主演男優賞トム・クルーズ候補(ノミネート) 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS