宇宙戦争(2005)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。18ページ目

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宇宙戦争(2005)

[ウチュウセンソウ]
War of the Worlds
2005年上映時間:114分
平均点:5.89 / 10(Review 383人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-06-29)
公開終了日(2005-11-09)
ドラマサスペンスSFパニックもの小説の映画化
新規登録(2004-11-13)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2022-09-08)【イニシャルK】さん
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監督スティーヴン・スピルバーグ
助監督ヴィク・アームストロング(第二班監督)
演出ヴィク・アームストロング(スタント・コーディネーター)
ジョーイ・ボックス(スタント・コーディネーター助手)
キャストトム・クルーズ(男優)レイ・フェリエ
ダコタ・ファニング(女優)レイチェル・フェリエ
ジャスティン・チャットウィン(男優)ロビー・フェリエ
ミランダ・オットー(女優)メアリー・アン・フェリエ
ティム・ロビンス(男優)ハーラン・オギルビー
リック・ゴンザレス(男優)ヴィンセント
リサ・アン・ウォルター(女優)バーテンダー
アン・ロビンソン(女優)祖母
ジーン・バリー(男優)祖父
チャニング・テイタム(男優)教会の男
エイミー・ライアン(女優)幼児を連れた住人
タイ・シンプキンス(男優)3歳の少年
ダニエル・フランゼーゼ(男優)兵士
モーガン・フリーマンナレーション
森川智之レイ・フェリエ(日本語吹き替え版)
本田貴子メアリー・アン・フェリエ(日本語吹き替え版)
寺杣昌紀ハーラン・オギルビー(日本語吹き替え版)
野島健児ロビー・フェリエ(日本語吹き替え版)
津嘉山正種ナレーション(日本語吹き替え版)
伊藤健太郎【声優】(日本語吹き替え版)
志村知幸(日本語吹き替え版)
塩屋浩三(日本語吹き替え版)
石住昭彦(日本語吹き替え版)
西凜太朗(日本語吹き替え版)
大西健晴(日本語吹き替え版)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版)
朝倉栄介(日本語吹き替え版)
浦山迅(日本語吹き替え版)
原作H・G・ウェルズ『宇宙戦争』
脚本デヴィッド・コープ
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
編曲コンラッド・ポープ
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作ドリームワークス
パラマウント・ピクチャーズ
トム・クルーズ
キャスリーン・ケネディ
製作総指揮ポーラ・ワグナー
配給UIP
特殊メイクジョエル・ハーロウ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
デニス・ミューレン(視覚効果スーパーバイザー)
マシ・オカ(デジタル・アーティスト)(マサヨリ・オカ 名義で)
美術リック・カーター(プロダクション・デザイン)
トニー・ファニング(美術監督スーパーバイザー)
アンドリュー・メンジース(美術監督)
トム・ウォーレン[美術](ニューヨーク班美術監督)
衣装ジョアンナ・ジョンストン
編集マイケル・カーン
録音ランディ・トム(サウンド・デザイナー)
アンディ・ネルソン[録音]
ゲイリー・A・ヘッカー
エリオット・タイソン
リチャード・キング[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
スタントケイシー・オニール
エリザ・コールマン(ノンクレジット)
エリック・ノリス
その他ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](指揮)
あらすじ
その日、地球上には磁気嵐や落雷が続発し、交通網や通信網が遮断されていた。そして、落雷の跡の地面を突き破り出現した巨大な物体。その三本足の物体は、強靭な脚で構造物を破壊し、眼のような部分から発射する光線で逃げ惑う人々の肉体を分解した。それは、宇宙から飛来した知的生命体による地球侵略の始まりだったのだ。遠い過去から企てられた遠大な計画の始まりとして… H.G.ウェルズの古典的名作SFを約半世紀の時を経てスピルバーグがリメイク。
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43.宣伝では「未知との遭遇」「ET」を引き合いに出していましたが、これら2作への期待感から観にいくと外しますね。(内容よく知らなかったので・・・)どちらかと言うと作品的には「激突」「ジョーズ」かな?皆さんトムは逃げるだけと言いますが、最後は娘を守るためにちゃんと戦ってやっつけてますよね?ただし、迫り来る恐怖に立ち向かうという緊迫感では過去の作品に劣ります。個人的な戦いではなく、人類戦争みたいになってしまってトム個人の恐怖ではなくみんなの恐怖なってしまっているので、恐怖感が大味になっているからだと思います。緊迫感も弱く(単純にホラー的に怖いだけ)、かといって過去の宇宙モノのような高揚感や心揺さぶられる何かがあるわけでもなく、中途半端な作品になってしまった。まあ原作どおりなら仕方ないけど。わざわざ観にいくほどのものでも無いので作品的には5点ですが、映像・音響的にはそれなりに楽しめるので、ビデオよりは映画館がいいのでは?という事で6点です。<追記>11年ぶりに再見。2回目だと元々あまりない恐怖感は低下してるし、パニック映画にありがちな、人間のワガママ系のドラマもほとんどないので再発見はなし。テンポよくストーリーは展開していくので、飽きはしないですけどね。少女の叫びは大げさなのと、ティムロビンス殺害には疑問が残ったかな。あと兄ちゃんがご都合主義的に生き残っていたのはスッカリ忘れていた。
東京50km圏道路地図さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-04 00:29:04)
42.《ネタバレ》 皆さんが書いてる通り、怖い怖い。宇宙人めちゃ強い。オリジナルの方も遠い昔にテレビで見た記憶がありますけど、無機質な宇宙船(トライポッド?)が次々に街を破壊していくのが怖かったです。アメリカでは今後、投資額の回収が難しくて大金を投入した大作映画は作りづらい状況になるそうですが、大金かけてもつまらない映画は確かにあります。でも、大金かけないとできない映像ってのもあるんだなと感じました。家がバリバリ割れちゃったりフェリーがひっくり返るのとかどうやって撮ってるのかな。ラストは賛否両論あるでしょうけど、あのまま息子が死んでいたら、観客は何の救いもない重たい気持ちのまま家に帰ることになるので、良かったんじゃないでしょうか。
しまうまさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-04 00:00:17)
41.いやぁー、宇宙船地中から来襲してくる場面や船がひっくり返されて人間が捕まるシーン等は、おおーーと感動。期待してた通り感動できる映像はいくつかあって、そこは大満足! ただやはり予想通り、空振りというところも‥‥というかストーリーが予想以上にチンケ。原作を見た事がないからこんな事言うのは駄目な事かもしれないが。もし原作と同じストーリー構成をたどってんなら、アリキタリなんじゃないの?といいたい。異星人ものが数多く出回る昨今、宇宙戦争という壮大な題名に見合った2005年の宇宙戦争を観せて欲しかったかな。ツッコミどこは数多くあり過ぎてアレなんですが、ラストもなかなかの酷さですね。観た人ならどう酷いか理解されていると思うのでわざわざ説明しませんが。何故こんなに酷くしたのか首の骨が折れるほど首をかしげました。簡単な総評としては全体的に酷いです。オススメはできませんが、観たい人は劇場で。自宅観賞等では睡魔に勝つ事ができないでしょうからお早めに。
ホーラン℃さん [映画館(字幕)] 3点(2005-07-03 18:01:36)
40.《ネタバレ》 深夜なのに、かなりの入り。評判通りとにかく怖い。正当派パニック映画といえるのでは。特に音。雷などの大音響も、席の後方から聞こえるかさこそ動く小さな気配も。普通の下町が粉々になる絶望感で、始まる前は結構賑やかだったグループも息をのんでました。物語は、とにかく一個人が逃げまくるだけ、という点が好感もてた。大統領も学者も、祖国愛も人類愛も皆無。解説も主人公が聞く風評のたぐいだけ。ドラマとしては、何かもうちょっと伏線が欲しかったかもしれないけれど。
coco2さん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-03 13:19:36)
39.《ネタバレ》 テレビCM以外の予備知識は全く無しに観てきました。これ、全然「宇宙」戦争じゃないですよね?地球が一方的にエイリアンに侵略され地球人が駆除される話であって、地球軍対侵略者軍という構図にはなってない。(まあ、邦題についてはスピルバーグに文句を言うのは筋違いだし、映画そのものの評価とは何の関係も無いのですが…。)絵的には凄かったです。トライポッドの圧倒的なスケール感と言うか、こんなものが突如街に現れて攻撃してきたら私だったら逃げる気力さえも無くなってその場に呆然とうずくまるしかないでしょう。逃げるったって、一体何処に逃げりゃいいのさ?あと、駆除を開始するときの、あの「ボー」っていうサイレン音、滅茶苦茶怖いです。小さい子が観たら絶対トラウマになりますよ(笑)。地球の軍事力では全く歯が立たないし、どうやって攻略の糸口を見つけるんだろうと思っていたら、あんなオチだったとは。しばらく開いた口が塞がりませんでした(苦笑)。でもある意味、何かしら弱点を見つけて反攻に出るのだと思い込んでいた分、大どんでん返しな結末ではありました。彼らがこの後、ワクチン打って万全の体制で再来しないことを望みます。
(^o^)y-~~~さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-03 12:45:42)(笑:1票)
38.《ネタバレ》 自分もリアルに映画の中で逃げまどう感覚におちいる映画。素直に怖い。
すごい迫力。ですがやはり古いですよね。設定が。今風じゃないんです。
だってあれだけの技術力をもつ宇宙人が微生物が害であることに気づかなかった
ってあり得ない。100万年も前から用意周到にしてたわりにはねぇ・・・。
とまさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-03 02:03:44)
37.《ネタバレ》 前半は本当にすばらしかった。ビグザムを思わせるトライポッド登場のシーンはすごすぎて爪先がつりそうになりましたよ。「激突」より、スピ演出の真骨頂は目線をまったくぶらさないことにありますが、その集大成とも言える名場面。「マイノリティ・リポート」前半の追跡劇といい、流れをもったアクション演出においてスピに勝てる監督はいないでしょう。そのぶん、スポットでの破壊力に欠けるのがスピの弱点。思えばスピルバーグ、彼は娯楽映画の王者とされながらも、今まで大量破壊映画を撮ったことがないんですよね。正直、私はそんなスピにスペクタクル描写ができるのだろうかという不安があったのですが、その不安は的中してしまいました。この映画には、「宇宙戦争」に当然期待される荒唐無稽なまでにとんでもないシーンってのがないんですよ。「ロストワールド」でも、せっかくT-REXをサンディエゴに上陸させながら、都市で暴れ回らせず郊外を散歩させるだけだったスピ。意図的にやってるのかと思うほど、彼はここぞというスペクタクルシーンを見せてくれません。軍隊総攻撃など、全然描写が足りませんでしたよ。軍隊がめっためたにやられるシーンまできちんとあれば、もっと絶望感が出たと思うんですけどね。一方で地下室の場面とかはムダに長すぎ。ティム・ロビンスの役が必要だったとはどうしても思えないし。ノコノコと宇宙人が出てくる必要もありませんでしたね。「ブーン」ってお時間のチャイムが鳴ると、すごすごとトライポッドへ帰っていく宇宙人さん達。観光に来たんですか?問題のクライマックスもカタルシスなさすぎ。ウィルスで弱った宇宙人を10人程度の兵隊さんがバズーカで攻撃。「うちの町でもトライポッドを倒したんですよ」みたいな終わり方では、ねぇ。やっぱり、形勢逆転に乗じてこれでもかってくらいの地球側の大反撃が見られれば、お腹いっぱいにはなれたでしょうに。こうして考えると、「インデペンデンス・デイ」とかぶることを極端に避けてるような気がしてきますね。都市の破壊、宇宙人相手に歯が立たない軍隊&ラストの猛反撃。「宇宙戦争」と聞いて誰もが連想する見せ場が、この映画からはことごとく排除されています。意図的なまでに。まさか、これがスピにも目覚めた巨匠のエゴの結果だったら、それはちょっと残念ですね。彼には、最高の技術を持った映画少年であり続けて欲しかったんですけどね。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-03 01:27:05)(良:1票)
36.《ネタバレ》 序盤の凄まじく圧倒的な迫力は鳥肌モノであり、傑作の予感さえ漂わせていたが、どんどんとあらぬ方向にストーリーが進む。しまいには、あまりのご都合主義に「理屈じゃない。頭で考えるな。感じろ。感じるんや。」と自分に言い聞かせていたが、最後のラストでやってはいけないこと(微生物のことではない)をやってしまい一気に興ざめをした。
ストーリーとしては①真の勇気とは何か②ティムロビンスの存在③地球人の宇宙人への攻撃の描き方についてやや疑問を感じる。
①については、宇宙人に対して無鉄砲に戦うことが勇気ではない。戦わずに家族を守るということも本当の勇気といえるのではないかというメッセージが込められていたと思う。その対立軸としてロビーという存在が必要だった。したがってトムには最後までロビーを説得させる必要があったのではないか。仮に説得できなかった場合にはロビーを死なせる必要があったと思う。ロビーを生かすということはロビーの行動を肯定してしまっていることになる。ロビーに限らず、自分が期待した「家族愛」という視点がかなり欠けてしまっている気がして残念だ。ラストは「済まない。ロビーを死なせてしまった」というトムのセリフを期待したのに…。それにしても人間ドラマに関しては感動させられる部分は微塵もなかった。
②については、彼が本当に死ぬべき存在だったのかが理解できない。殺されるほどのpanicとcrazyっぷりが足りないのではないか。彼の存在に価値をつけるとすれば宇宙人侵略という危機にかこつけて、火事場泥棒的に自己の欲望を満たそうとする者という扱いにすれば良かったのではないか。この関連としては、人々のパニックぶりと暴徒化という視点は描かれているもののオリジナルに比し扱いが薄くモノ足りない。この視点は非常に重要だと思うのでもっと厚めに扱って欲しかった。
③確かに本作はトムの目線で終始ストーリーが進むため、軍による宇宙人との戦いを描く必要はないと意見もあるが、そうだとすれば手榴弾や「鳥がいるぞ」等は蛇足のような気がする。「観客が何を期待するか」と「ラストのオチ」を重視すれば、オリジナルのように核兵器を使うというのは論争があろうかと思うが、地球側の攻撃力の強さを示した方がよかったのではないか。破壊力のある攻撃が全く効かない相手が微生物という微小なものによって滅ぶという落差こそが観客の驚きとなるのではないだろうか。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-03 00:51:31)
35.《ネタバレ》 宇宙人って案外弱いんですね。
たまさん [映画館(字幕)] 5点(2005-07-02 20:15:57)
34.《ネタバレ》 大変私事なのですが、私、先日離婚をしてしまいました、ダメパパでございます。当然のごとくオープニング10分で完全に主人公に入りきっていました。「せんえつながら、今から私はトムでございます!」と心の中でさけび、そこから始まる、完全主人公目線の大スペクタクル!!私にはまだ小さな息子しかいなかったはずですが、いつの間にか兄妹の父となり、とてつもなく恐怖を感じながら、一緒に逃げまどいました。そして、我が息子ロビーが戦場へ。号泣しながら「ロビーぃぃぃぃぃ!!!」。完全にヒキまくってる連れを尻目に、そこからはもう涙が止まりません。「子守歌歌って。」「ああ!そんな歌わからないよ!すまん!ダメパパで!!」号泣。ようやく前妻の元にたどり着くと、そこには。。。ああ!!我が息子よ!!!生きていたか!!!息子が生きていた嬉しさで、終わったことすら気づきませんでした。帰ってからも涙が止まらず、ようやく落ち着いた今、この文章を書きながらまたもや涙しております。日本で一番この映画で涙したであろう私は、あまりの感情の高ぶりのために、なぜ宇宙人が滅びたのかを完全に見逃した馬鹿者なため、今晩また再見する予定でございます。今のところ、私には10点以外をつける余裕はございません。
take4さん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-02 15:13:25)(良:3票)(笑:15票)
33.《ネタバレ》 久しぶりに背筋の凍る思いのする映画を観ました。普段どおりの平和な生活が突如全く未知のものに蹂躙され、徹底的に破壊される恐怖。あまりの力の差に人々は逃げ惑うほか無い。人間の本能に巧みに訴えるスピルバーグの演出は見事というほか無く、他の方も書いていますが、視点があくまでも人間の目の高さから外れないので、その場に投げ込まれたような錯覚に陥ります。そしてこの恐怖を倍増させるのが音響。トライポッドの「ブォオオオオオオ」という雄たけび(?)が鳴り響くたびに縮み上がり、隣に座ってる知らないおじさんと一緒にビクッとなてました。
原作が原作ゆえ、ラストはあっけないオチではありましたが、徹底的に破壊された文明社会の復興は容易なことではないでしょう。きっとこの恐怖はDNAに刻み込まれるが如く人類の思考パターンを替えてしまうと思います。スクリーンの向こう側の世界の行く末がとても気になります。
ロイ・ニアリーさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-02 15:07:17)
32.《ネタバレ》 実はこれ、ウェルズ原作の宇宙戦争は小学校の時に挿絵入りの子ども向けの本で読んだことがあります。もしかしたら私のSF初体験だったかも。遠い記憶だけど、主役のおじさんは子ども連れではなかったはず。そこはそれ、スピルバーグですから。【ここから激しくネタバレ】 映画はすごかったです。緊張感満載です。音もすごいけどね。原作のかの有名なタコ型宇宙人はマシンになってまして、中身の宇宙人は、インディペンデンスデイからの借り物ってかんじでした。もう、じゃんじゃんお構いなく大量殺戮。人間灰燼化マシーンでまるで心臓に杭を打たれたバンパネラの如く人間が塵と化していきます。あとのほうでは、人間の血を栄養にして赤い植物をはびこらせていく・・・。あまりに悲惨な状態が続き、我らがヒーローのトム君も今回は幼い娘を抱えて反撃もままならず・・・。原作を読んで結末を知っているにもかかわらず、ああこのまま地球は滅びてしまいそうだ・・・とか思ってしまいましたよ。ま、あっけないといえばあっけない結末なのですが(この結末は有名なので誰もが知っているというお約束なのかな??)原作の通りだとあっけなさすぎるので、もう中の火星人が死にかけてよれよれのマシンに総攻撃仕掛けて、倒して、ちょっと溜飲をおろすなんてオマケもついてますけど。――父親像―さて、ぐうたらだけど、逞しくて宇宙からの侵略にもサバイバルできるお父さんと、金持ちで小奇麗なお父さんとどっちがいい?――

Maryさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-02 14:32:26)
31.《ネタバレ》 原作を知らずに観たので、え?こんな終わり方なの?と正直感じちゃいました。でも、ずーっと身体に力を入れて観ていたので、無事?に元妻一家に会えた時は、むしろ、終わりで良かったぁと、ホッとしました。ジェットコースター苦手な私が、最後の落下を終えてゴールが見えた時の心境かな。A.Iみたく長すぎなくて良かったかも(苦笑)ただ、ドキドキハラハラ感は十分だったし(ジュラシックパークを観た時と同じような感じ!)それ以上に人間の怖さを強く感じた作品でした。ダメパパのトムが、我が子への真実の愛を徐々に滲み出していく上手さは感動しました。
らふらんすさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-02 13:35:40)
30.《ネタバレ》 親子の愛情を描いた感動のヒューマンストーリー。と、銘打ってあったと思いましたが、プラーベートライアンの最初30分のようなリアルな戦闘(虐殺?)シーンに圧倒され、そんなもの吹き飛んでしまいました。ま、もともと親子うんぬんを描くには脚本も弱すぎましたけど。主人公の目線での描写の徹底、ハンディカメラを織り交ぜての演出などさすがと思わざるを得ない点は多々ありました。が、一方で小屋でのカメラとの追いかけっこなど無意味に長すぎるシーンなどマイナス要素も・・・。大体何万年も前から地球を監視し続けて、微生物がダメでしたってオチはどーなんだ?宇宙戦争というあまりにもありふれた題材でありながら、ちゃちなアクション映画に走らず、リアルな描写を徹底した点に敬意を表し、この点で。結構怖かったぞ。
ふじもさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-02 12:43:31)
29.《ネタバレ》 ヒーローモノでもアメリカ万歳、軍事力万歳ものでもない
スピルバーグの大傑作。
すさまじいリアリティと恐怖の大人の映画。
カメラの視点が人間の高さに統一されています。
視点の意味はふたつです。
一つはほとんどのシーンが人間の目の高さに統一されてること。
もうひとつは基本的に「トムが見たもの」しか映像として出てこないこと。
だから、全てのカットがものすごいリアリティを伴ったインパクトで
脳裏に焼き付きます。
これはこういうSF映画としては画期的じゃないかと思うのです。
普通は、迫力を出すために、あるときは主人公の視点から離れ、
「神の視点となり」カメラを縦横無尽に動かし、
例えば実際に宇宙人と軍隊の兵器がぶつかりあうところを
バンバン撮るわけですが、今回神はいません。
基本的に「トムが見なかったものは写さない」という
手法を貫いています。
これは個人的には想像力をかきたてられ、
逆にものすごいリアリティを感じるのですが、
ここだけじゃなく、いくつか出始めてきた感想を読むと、
もっとスターウォーズなどのように、
ドンパチやってるシーンを詳細にハッキリ、バンバン見せて欲しかったというのが多い。
ラストも原作通りじゃなく、
人間側の知恵と勇気と工夫で、猛烈な反撃シーンを見たかったというのも多い。
いや、それならいつもの、軍事力賛美、
アメリカ万歳映画になってしまうだろうと思ってしまう。
あるいは少年ジャンプで育った漫画的発想かもしれない。
少年ジャンプもいいんだけど、この映画の素晴らしいことは
市民は圧倒的テロの前には「全く無力で、呆然と見て逃げ回るしかない」というところです。9.11事件を強く思い起こします。
骨格もラストも原作通りでGOOD。蟻と人間ほど力が違う場合、蟻の知恵と勇気で
反撃できて勝利を収め、最後、ばんざ~いで終るのはなんともリアリティにかけるのです。
圧倒的強者の自滅に待たなければならないわけです。



うさぎさん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-02 08:11:07)(良:8票)
28.《ネタバレ》 宇宙人を敵にしてますが、車の奪い合いや戦争をしたがる息子や、宇宙人を殺す事に執着しているおじさんや、家族を守る為にそのおじさんを殺すなど、人の持つ負の部分にスポットを当てて描いているところは良かったと思います。
絶対的な強さへに恐怖、生き残ることへの執着、家族愛。とても人間らしく共感できる部分も多々ありました。
細菌というオチに、やや呆気にとられますが、
大味な作品らしく、最後はハッピーエンドで終るところは正直ホッとしました。
sirou92さん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-02 02:36:11)
27.《ネタバレ》 宇宙人がバカ過ぎて、話にならない。 かと言って、用意周到な異星人が侵略目的で攻めて来た場合、あっという間に制圧されてしまうと思うのでこちらでも話にならない。 現在を舞台にしたリアルベース(ヒーロー不在)のストーリーで、人類が高い知能を持つ異星人から侵略を受けて尚且つ生き残るというストーリーを、無理の無いプロットで作ることは至難の業でしょう。 今回の結末も50年前ならばいざ知らず、今の世で通用する結末だとは思えません。 でも音と映像の迫力はかなり凄かった。 終始悪夢のような強烈なイメージが、永く記憶に残っている作品です。
Berettaさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-02 02:09:04)
26.《ネタバレ》 駄目男だけど、そんなにすごく駄目でもないパパ、であるとか、離婚の顛末だとかなんとか、息子とパパの関係であるとかを何気に描写し、さらに戸口でのトム・クルーズと元妻との切り返しに感動し、スピルバーグが「離婚」をこんなにちゃんと描いたのは初めてだったんじゃないかなと思い、しかも続く物語は「続・激突カージャック」の裏返し。■ところがトム・クルーズとダコタ・ファニングは次から次へと酷い目にあわされ苛められ、結果、特に駄目親父が復権したわけでもなく、なんとなく宇宙人が死んだように、なんとなく映画は終わるのだ。そのくせティム・ロビンズの地下室のシーンはやけに長く、おいおい商品ならこのシーン切るでしょ。つまりスピルバーグの妙な資質。■一方で、スピルバーグの技は冴えにさえ、クルーズ親子に視点を固定した演出、ロングショットのこれぞ!ってな挿入(街の上に立つ三本足ポッドのロングショット!!)、絶対に美しい画面にはせぬ、という心意気、スピルバーグ印の横移動、さらに斜面での戦争はアルドリッチの「攻撃」やらヒューストンの「勇者の赤いバッジ」を思わせる、なんとも真っ当な戦争映画ぶり。つまり上手い、上手いと連発したくなるスピルバーグの確かな演出技量。■さらに、地下に100万年眠っていたとは思えぬリアルなポッドの造形、SONYとNASAが共同開発したみたいなライト付きカメラ触手、全然怖くない宇宙人。つまりスピルバーグの幼児的な欲望。■これらのスピルバーグ印が渾然一体となり、全然怖くないホラー、妙に怖い戦争映画、楽しい楽しいSF、全然感動しない人間ドラマができあがりました。やっぱスピルバーグは面白いわ、と実感した一作。がんばれスピルバーグ、あと10年もしたら、イーストウッドになれるかもしれん。それとも自主映画を撮ってくんないか。
まぶぜたろうさん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-02 00:57:30)(良:4票)
25.前半の家族の描写をもっと丁寧に描いていればなあ。あと、途中地下室のシーンが長いなあ、あの宇宙人も間抜けに見えるし、冷酷なエイリアンだとキッと締まったのに。おしい。傑作になりそこね的感じ。それでも、戦闘シーンの迫力はさすがだ。観客までパニックになりそうなぐらい、上手い撮りかただ。不気味な雰囲気も良くでているし、スピルバーグの宇宙人モノ3部作完結編としては合格でしょう。原作に8点。
パセリセージさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-01 23:43:09)
24.《ネタバレ》 やたら家族愛をアピールしてたからどんなもんかと思ったんですが、期待が大き過ぎました。息子があの状況で助かるとは思えない。なんだか「トムとジェリー」に出てくるカニみたいなトライポッドは、怖いってゆうか、ちょいかわいい、と思った。
ぶりさん [映画館(字幕)] 5点(2005-07-01 21:34:57)
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【点数情報】

Review人数 383人
平均点数 5.89点
051.31%
1112.87%
2112.87%
3225.74%
44311.23%
55414.10%
67018.28%
78822.98%
84411.49%
9225.74%
10133.39%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.89点 Review55人
2 ストーリー評価 5.09点 Review66人
3 鑑賞後の後味 5.36点 Review60人
4 音楽評価 5.79点 Review53人
5 感泣評価 3.95点 Review42人
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【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
視覚効果賞デニス・ミューレン候補(ノミネート) 
音響効果賞リチャード・キング[録音]候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート)(音響調整賞として)

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2005年 26回
最低主演男優賞トム・クルーズ候補(ノミネート) 

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