65.なんといっても最初のノルマンディー上陸はすさまじかったですね~ これ以上のすさまじさを描いた戦争物も草々ないと思います。 さりげなく私を映画ファンになるよう誘発したのが、この作品かもしれない。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-02-19 19:45:31) |
64.弾丸が雨あられと飛び交う戦場。息をするのもためらわれるような暴力シーンの数々。ハンディカメラで撮影された、兵士の目線で見た戦場には、国家も信念もなく、ただただ死に対する恐怖感が満ち溢れていました。あれで生き残ってる人って本当に運がいいというか・・・個人的には上陸シーンより、8人で行動を始めてから最後の戦いまでの過程が好きですね。どの役者さんもカッコいいんだけど、同じ軍服、ヘルメットでよくわからないとこが多くて残念。 【ぽっぽー】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-29 18:45:38) |
63.最初に見たときに途中から涙が止まらなかったんですよね・・・この映画(笑)泣くような映画ではないと思いますが戦争に参加した兵士の心情がなんとなく味わえた気がしました。エンターテイメントとしても良い映画だと思います。 【AIRS】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-28 02:03:55) |
62.映画というか、戦闘シーンに9点献上します。映画の途中であれだけ退席者を見たのは後にも先にもこれ1本だと思う。 【Junker】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-03 21:01:53) |
61.すべてが矛盾である。「話も何故ひとりのために?」と感じる人もいるだろう。でも、それは戦争に対しての感じ方と同じ。「すべての戦争は何のために?」、普通の人は「平和を守るために」と答えるであろう。平和のために何故平和と対象にある戦争を?戦争の矛盾をこの映画は描いているからこそ、ここまでリアルに戦争に対して感じる事ができるのかましれない。 【ランニングハイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-29 10:58:25) |
60.この映画以降、戦争映画には必ずスプラッター並みのグロい描写が伴うようになったという点では記念碑的な作品と言えます。ストーリーそのものやドイツ軍の描き方、アメリカ万歳的なところに批判も多いようですが、映画は小説と違って「画」で魅せるもの。この映画を観て「戦争は怖い」、「戦場には行きたくない」と思った人も多いことでしょう。そういう点では十分、反戦映画だと思います。最初と最後の星条旗がゆらめくシーンは(製作者側の意図とは違うかもしれませんが)、私には自虐的に感じられました。 【長毛】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-08 00:38:25) (良:1票) |
59.スピルバーグらしくイライラしない作りの、映画を観ながら考えたことも含めて作品であるといったタイプの一本だった。あのビーチだけで2500人が死んだとはいえ、連合軍は敵地に踏み込んだわけで、優位に立っている。だからこそ兄弟を失った兵隊を呼び戻すといったことが現実にも行われたわけだが、現場の人間にしてみれば恐ろしいプランだろう。冒頭の激しいシーンは、そのことを実感させる。ライアン一人を救うために危険を冒す、理不尽な感じ。誰でも自分の目先の命が大事だ。だけど、そもそも目先の人命が一番大事ならば、はじめから戦争をやっていない気がする。つまり一番大事なのは何かということが流動的になってしまった状態が、戦争というものなのかなと思った。たとえばナチが原爆を完成させてしまったら、アメリカにいる家族だって危ない。そういった身近な感情が集まって、たとえば戦争全体を動かしていたはずで、それは結局、ライアンを助ける行動にもつながりうる。兵士たちの心の動きは自然で、おかしいとは思わなかった。それに、見終わって納得がいったり純粋に感動に包まれたりしないことも、物足りないとは思わず、むしろフェアーだと思った。 |
58.大尉の死に際に、しっかり生きろよと言われ、ラストで連れ添った妻に、私はしっかり生きたかなと確認するところ、妻ならずともうなずいてしまうのではないでしょうか。殺す為でなく、人を救出するために戦場で活躍した男たちを描いたというとこでも、なかなか類を見ない傑作の戦争映画です。 |
57.ストーリーは「一人の兵士を助けに行く」というわかりやすいものなんだけど、あの冒頭のノルマンディー上陸の戦闘シーンでかなり入り込めた。私は戦争の悲惨さもわからんし生きるか死ぬかの体験もしたことはないが、あの映像は本当に凄まじくてぼろぼろ泣いた。たった一人の2等兵を救うために激戦地を通り抜けてって一人、また一人と死んでってラストはだいたい想像ついた。 【耳】さん 9点(2004-07-01 05:50:19) |
56.凄い映画でした。もしかすると本物の戦争よりも凄いのではと思わせるシーンが満載でした。ただ、どんな事情があるにせよ、ひとりの二等兵救出のために何人もの優秀な軍人が命を危険にさらし、さらに命を落とすという点には納得がいきません。 【クロ】さん 9点(2004-06-11 15:31:19) |
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【ゲソ】さん 9点(2004-06-10 03:31:36) |
54.《ネタバレ》 ウチの奥さんは最初の上陸シーンでアウトでした。僕はアドレナリンが出ましたが(笑)いい大人同士が国家の命令で殺し合いするのって、素朴にスゴイことですよね。 どんなホラー映画より怖いっす。 家の2階でナチス兵と取っ組み合いになり、仰向けで胸をちょっとづつ深く刺されて絶命したアメリカ兵に合掌。あと少し腕力があれば・・。しかし、スピルバーグ「シンドラーのリスト」とこれ。3部作とかであと1作品作ってくれないかな。「ET」「A.I.」とかよりこっちのほうが向いてる気がする。 【★ピカリン★】さん 9点(2004-06-06 13:23:18) |
53.《ネタバレ》 戦争系映画としてはすばらしい出来。前半のノルマンディー上陸作戦は必見です。そしてこの映画のメインはライアン救出作戦であり、そのために大きな犠牲を出すことになる。一人を救うのに大きな犠牲ってのはバーティカルリミットていう映画もそうだったなーってふと思い出したけど、全然違うのは救ってくれた犠牲者に対する気持ち。撮影が上手くリアル感が出ていて戦争の恐ろしさが伝わってくるし、それに加えてテンポの良さや飽きの来ない流れは流石にあの監督の作品だなと思った。 【くうふく】さん 9点(2004-06-04 06:23:44) |
52.《ネタバレ》 救出後、ライアンが送った平凡な人生。それがいかに、この世に生まれた人間一人一人に当たり前の権利であるか、ラストの墓地シーンから、それがよく伝わってくる。だからこそ、大勢の命と引き換えに救われたライアンの、「私は本当にそれだけの価値があったのか」と激しく自問いする眼差しから、星条旗へとゆっくり切り替わるシーンは、非常に印象に残った。こういった切り口で反戦を訴えるのは、とても斬新だと思う。 【九寨溝】さん 9点(2004-05-21 23:41:46) (良:1票) |
51.戦争という物はやはり悲惨きわまりない物だと思う。しかし、見ず知らずの仲間のためにあそこまで健闘し続けた「彼ら」にこころから拍手を送りたい。 【000】さん 9点(2004-04-28 20:47:44) |
50.《ネタバレ》 戦場にくる前は納屋で恋人と語らって友達と遊んでた人たちが、ハッチが開いたそばからドミノを倒すようにダカダカ撃ち殺されて、魚と一緒に波打ち際に打ち上げられたりします。そういうはっきりした事実の上に、感想だの言葉をおっかぶせるのは簡単なんですが、力を失ってしまうというか、何をどう思おうと現実は現実、という本当に当たり前のことを、ただただあのハッチの後ろには居たくないってことを、しみじみと感じました。もし居てしまったらがむしゃらに前に進むんでしょうが。 マットデイモンが憑かれたように兄の思い出を喋った後、はっと我に返るのをトムハンクスが痛ましげに見つめるシーンが心に残っています。 【たろさ】さん 9点(2004-04-03 21:31:51) |
49.ノルマンディ上陸作戦の映像は圧巻でした。ライアン救出のために犠牲を払う戦争の矛盾も感じ取れました。戦争を知っている人たちの中には戦争についてあまり話したがらない人がいますが気持ちがわかったような気がします。 【ゆきむら】さん 9点(2004-03-17 00:14:18) |
48.はじめの上陸の場面でもうやめてくれ~!ってなった。行った事無いから分かんないけど、これぞ戦場って感じ?トム・ハンクス軍服似合わないよ。 【仮面の男】さん 9点(2004-02-24 01:56:25) |
47.単純に面白い。アメリカ万歳色が否めないが、戦闘シーンの迫力も否めない。戦闘シーンを盛り上げる為に使われた緊張間も良い味を出している。「戦争の悲惨さが・・・」「どうせアメリカが正義・・・」といった細かいことは抜きに、頭を空にして見る事をお勧めする。 【Я】さん 9点(2004-02-17 13:41:33) |
46.冒頭のノルマンディー上陸作戦が凄すぎる!!凄すぎて、その後に中だるみしてしまう。ラストすら、やはり及んでいなくって……。でも、素晴らしい名作だと思います。実際の戦場がどのようなものか、今の私には想像することしかできませんが、そんな私がここまでリアルに感じるほど「戦場」をしっかり描いただけでも、賞賛に値する作品だと思います。あと、ジャクソン狙撃兵が無茶苦茶かっこいい。「神よ、我に力を」 【IKEKO】さん 9点(2004-01-29 00:20:06) |