15.《ネタバレ》 「感動大作」というようなイメージがあったので、期待してたんですが、そんな大作でもないですね。 クーデターによって自分の国がなくなって、行き場を失って、とかそこから色々とドラマはあるんですけど、彼に感情移入がしにくいからなのか、予想していたような物語ではなかったです。 ただ、父との約束を果たすために、それまでの紆余曲折を経て空港の外に出た瞬間、ビクターが無事にアメリカの空気を吸えた瞬間、少しホロッときました。 でも、父との約束うんぬんより、「空港を出る」ことが最大の目的のように思えたので、その点がダメだと思います。 父との約束を果たすことを最終目的として描くなら、空港を出るのはあくまでもその通過点に過ぎないのに、空港を出ることに重点が置かれた為にバランスがちょっとおかしく感じました。 だからなのか、ジャズプレイヤーのサインをもらえた時なんてサラっと描かれすぎで、その辺もう少し掘り下げていけば感動大作になったんじゃないかなーと、少し残念に思います。 【みさえ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-06-10 12:45:13) |
14.これと言って面白い映画ではない。ただトムハンクスがでてるだけの映画 2回はみないでしょう。今気付いたけど監督がスピルバーグですね、子供に受ける映画はうまいけど こういうのは・・・・・。下手です 【arsha】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-06-06 16:32:57) |
13.主人公を純粋な心と捉えるかパラノイアもどきと見るか。 あの理由でそこまでがんばれるか? 物語は淡々とすすんで盛り上がりもなく あれれと終わってしまいました。 【ミッド】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-06-01 00:37:31) |
12.《ネタバレ》 前半はかなり良かった。主人公のビクターは、自分とは全く関係ないことから入国が出来なくなるのだが、その時点で空港の職員や通りかかる人々、誰一人として彼を助けることをしない。それどころか、英語をうまく喋れない彼を、まるで見世物のような扱い。そこがアメリカという国と重なって見えて、なかなか風刺が効いていて面白いと思った。しかし、全体的にコメディ作品としてビクターを描いてしまったため、結局は彼を笑うことしかできないというのは非常に残念だ。そして、物語もアメリアが出てきたあたりからグダグダ。結局恋愛物語に発展し、更には泣かせたいのがミエミエのオチ。とにもかくにもジャンルを一つに絞ってほしかった。前半7点、後半1点で平均4点。 【こばやん】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-05-30 07:11:31) |
11.過去にも度々コメントしてますが、今回もやっぱり、スピルバーグってやつは・・・と感じてしまいました。私とスピルバーグはどうやら根本的に相性が合わないようです(笑)。こればっかりはしょうがないのかも知れないが、この監督の「いかにもな演出」がどうしても受け入れられない性質のようです。でもトム・ハンクスは大好きな俳優で、今回もさすがな演技を堪能させて頂きました。これがなかったらもっと低評価でした。 【はむじん】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-05-21 22:19:54) |
10.TVの予告やメンバーからして、期待というより確信してたんですがね・・・最初の方だけクスッとなったけど。飽きたな。空港なのになんで通訳用意できないんだろ映画とはいえ無理があるような。主役はいい人なんだろうけどイスとか壁平気で壊すし |
9.セダジョーンズがこんなにいい女だとは… 実話で感動ものという概念が強過ぎたのか、泣くという反応については皆無で…期待以上のものではありませんでした。 約束の部分もう少し、描けばと思いますが、アソコを描かないのがミソなんでしょう。やっぱ弱いかな?トムハンクスじゃ、上手いけど。味が感じられない! |
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8.やられた。こんなに素晴らしい編集はないね。予告編に10点。 【つむじ風】さん 4点(2005-01-16 19:02:17) (笑:1票) |
7.《ネタバレ》 結局主題は何?恋愛でもないし、親父の意思を継ぐことでもなく、友情とするのも…。見た後の不快感はなかったけど、スピルバーグの映画ってだから何?って言う感じの物が多いような気がする。 |
6.映画は観客側の状態で感じ方が変わってしまうものだけど、ちょっと疲れていたせいもあるのかなぁ、面白くなかったなぁ。おとぎ話だからリアリティは関係ない筈なんだけど、舞台が空港だし内戦云々もあったりでリアリティの無さが気になっちゃった。この手の出来過ぎたありきたりな話しの流れも飽きたし笑えなかった。ディナーでのおっちゃんの余興には笑った。 【じふぶき】さん 4点(2005-01-12 09:28:21) |
5.予算をつぎ込んだ空港のセットが良い感じ。あとはもうスピルバーグらしく無難中の無難。もう少しベタな感動ドラマにすれば良かった気がするが、そこをあえて踏みとどまるのがまたスピルバーグっぽい。 |
4.スピルバーグの新作ということでそれなりに期待して行ったのだが、非常に承服しかねる内容。あまりにもご都合主義な脚本には言葉を失うほどだ。いくらハリウッド映画、楽しけりゃいいっていったって、いろんな箇所で矛盾を感じるし、詰めの甘さを感じる。それでもあのセットは素敵。小生、セット映画大好きなため、なんだかジャック・タチ「プレイタイム」まで想起する始末。トム・ハンクスが初めて外に出る瞬間、空港ビルのガラスにマンハッタンの光景が映るシーンは息を呑むほど美しい。 |
3.《ネタバレ》 普通に戦争が終わって国が復活して帰国かよ!と。平坦な映画でした。缶とかジャズとかもとってつけたようなエピソードであまり感動しないし、キャサリン・ゼタ・ジョーンズも恋愛っぽいものを入れておかないと華がなくない?といったノリの役みたいでした。 国が崩壊して空港で暮らすという一発アイデアだけで作っちゃった映画。トム・ハンクスの演技もマンネリ。この微妙な感じは上手いんでしょうけど、言葉がわからなくてかなり平和主義(?)のおっとりさんなだけなのに、ちょっと知的障害者か、なにか特別な人ちっくに見えてしまうのは私だけでしょうか?この映画で一番おっ、と思ったのは、クォーターの稼ぎ方を覚えたところでした。 【るいるい】さん 4点(2004-12-23 21:24:27) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 期待はずれでした。ゼタジョーンズがいらない気がしましたね。そもそもなれ初めにしたって、なぜその時だけナボルスキーさんが英語しゃべれたのか分からない。ゼタジョーンズのフライト便を教えていたけど、ああいう状況でナボルスキーさん、そこまで見る余裕あったんでしょうかね?疑問です。清掃係のインド人が「あいつはCIAだ」なんてこと言っていたけれど、結局なぜそのときだけ英語がしゃべれたのかは分からないまま。英語の勉強をはじめたのはその後だし。その一件で興ざめしました。ゼタジョーンズ演じるアメリアも結局どっちつかずの女で、途中共感したところもあったんだけどラストあの男と一緒に去っていくのを見て「共感して損した!」と思いました。いくらナボルスキーさんが国に帰れるからってあんまりです。別れの決断をしたのなら他の男に依存するな!って言いたい気分。どうしたスピルバーグ!って叫びたい気分です。ゼタジョーンズ以外の空港の人たち(スタンリー・トゥッチも含めて)がいい演技でいい雰囲気出してたのに、ゼタジョーンズの分からなさで一気に私のテンションは下がりました。いや、ゼタジョーンズが嫌いと言うんじゃなくて、彼女の役はいらなかったな、個人的には。 追記:いろいろと納得できない部分は多かったんだけど、よくよく考えてみると、スピルバーグ自身マイノリティと言えばマイノリティなんだよね。ナボルスキー=スピルバーグ、と考えるとけっこう面白いかもしれない。クラコウジア人なのにアメリカ人受けするキャラクターのナボルスキーは、アメリカで、ハリウッドで大成功したスピルバーグと重なる。でもマイノリティとしてのアイデンティティを捨てきれないスピルバーグは、結局アメリア・・・アメリカとは結ばれることはなかった、完全にアメリカの中に溶け込んでいる訳ではないということを暗示しているのか?さまざまな国籍・人種が交差する空港は、そのまま人種のるつぼアメリカの縮図でもあるのだから。 |
1.《ネタバレ》 物語の冒頭から、主人公が空港の中で自分の生活空間を創りあげて行く様子は大変面白い。カートの回収で金を稼ぎ、生活の糧を得て行くところがユーモラスに描かれており、観ていて楽しかった。しかし、後半に行くにつれて次第に感動も尻窄みとなり、ハートフルな映画ではあったが今一歩期待していたほどの感動は無かった。ヒロインとの結末も入国ビザが取れてそれっきり、心のよりどころが無い彼女には共感出来なくもないが、彼女の主人公に対しての思いも中途半端で煮え切れない。お爺さんが強制送還を覚悟で我が身を呈して飛行機を止めた部分は良かったが、もっと劇的な結末と感動にしてほしかった。 |