《改行表示》27.難しい映画を作ったもんですね。内容が難しいのじゃなくて、評価が難しい。 「1」とは全然違うテイスト。普通の復讐劇なら、「序盤は静かに、徐々に盛り上がり、そしてクライマックス、最後にしみじみとエンディング。」というのが定番でしょうけれど、この2作は逆。「1」であれだけ派手にヤッテおいて、「2」で情感を盛り込んでる。「1」が「好き」で、しかも「監督と同じ方向性で」という条件付で「好き」で、「1」では語られなかった本当のドラマを知りたいという人にだけ受け入れられる作品なのでしょうね。 まぁ、落ち着いた作りとは言え、そこはこの監督のこと、小ネタには事欠きません。ちょっと複雑な心境を抱きつつ楽しむ作品って感じかな? |
26.オープニングのモノクロんとことか、香港映画風のとことか、フィルムの質感が最高ですね。それとオープニングの俯瞰撮影なんてびっくりするくらいカッコいい。タランティーノがマジでフィルムメーカーしてる。個人的には1は人が言うほどノレなくて、それはそもそもぼくがバカ映画を心の底から楽しめないタイプだからだと思うが、今回は、よい、と思った。そんなぼくでもパイ・メイは是非タランティーノにやらせたかった。クライマックスは、ひどいね。 |
25.1に比べてパワーダウンしたかな。でも1よりもまとまりがあって、ちゃんと最後には話が完結したから良かった。でもそのおかげで、このバカ映画の全体的な出来は中途半端に感じた。ヒゲのじいさんのヒゲがサラサラで気持ちよさそうだった。 【アンソニー】さん 7点(2004-11-30 20:13:49) (良:1票) |
24.《ネタバレ》 タランティーノはユマサーマンをいたぶりたいだけなんじゃないだろうか。ユマサーマンが好きでかつSの方はかなり楽しめる仕上がりになっている。くだらない笑いが数多くあり、ラストでのビルの倒れる姿はもっともつぼにはまった。関係ないけど2作通してのベストキャラクター賞はゴーゴー夕張に確定。 【ぷりんぐるしゅ】さん 7点(2004-11-26 13:46:25) |
23.噂さ通りの見せ場の少なさのためDVDでコレクションしようとまでは思わない作品。それでも1本筋が通っているので、終始緊張感のある引き締まった内容になっている。監督も2作も好き勝手に創れたのだから満足だろう。ただ、漫画に慣れた日本人ならいいが、例えばアメリカの殺し屋が日本刀に憧れ、更に中国拳法を極めようとするストーリーに普通はついていけないと思う。最後も「子連れ狼」とかけて終わらせる懲りようだし。 【まさサイトー】さん 7点(2004-11-24 00:27:24) |
22.Vol.1に比べると視覚効果的にはオーソドックスな感覚に戻った作品。噴水のように吹き上げる血飛沫もないし、単身でザコキャラをぶった斬りまくるシーンもありません。その辺はちょっと物足りないんだけど、相変わらず馬鹿路線であることには違いありません。それにしてもパイ・メイ爺さん存在感ありすぎ。なんか、このジジイが美味しいところを全部持っていっちゃったような気がするのは私だけでしょうか。 |
21.《ネタバレ》 "キル・ビル Vol.1"でもレビュー投稿しましたが、今作は意外に楽しめました。ただし"一般娯楽対象者"は門前払いなのは同じだと思います。ユマ・サーマンが車に乗ってる合成シーンだとか、香港映画特有のあのどぎついクローズアップなんかは、映画ファンならばニヤリとできるけど、それ以外の人は置き去りですよね。こういう作品は評価が不能です。ストーリーテリングやそれによって得られるカタルシス、又はそれ以外のなにか心を揺さぶられる感覚というものを大事に思い、評価の基準にしている人には、間違いなく低い評価でしょうし、映像的には、目玉を足でつぶすとか、とことんテイストレスですよね。僕が今作で好きなシークエンスは、ユマが棺桶に入れられるシーンです。若干閉所恐怖症の気があるので、観ていて冷や汗が出ましたよ。で、回想に入って"ショウテイ"のレッスン(苦笑)。この作品おそらく成績で言えばオール1ですよ。でもごく一部の人にとってはオール5だったりする、どうしようもなく捉え辛い作品だと思います。真面目にレビューするのはもうやめたほうがいいかも。 |
20.パイ・メイってなんかの映画のキャラクターなんですよね?それが分からないとちょっと楽しさ半減かも。Vo1のように派手にやっつけるシーンはないけど、ブライドの非情さは前作よりパワーアップしてる気がする。特にエルの目ン玉をぷちゅってつぶすとこなんて…おーこわッ。 【およこ】さん 7点(2004-11-06 21:23:36) |
《改行表示》19.評判どおり地味な続編でした。レンタルで正解。でも嫌いではありません。 ビルとブライドの娘が可愛い☆いつか彼女もまた逆襲されるのかもしれませんが、 「今は精一杯この子の母親でいたい」という思いが伝わりました。 しかしバドってば死に方まで落ちぶれてるのね・・ていうか男性は皆、 情けない死に方をしているように見えますが。 個人的にはエル戦が楽しみでした。時間の関係で一度しか見られなかったので、 またじっくり見たいです。もし3があるなら今度こそユキ夕張を出して!(笑) 【ひろほりとも】さん 7点(2004-10-26 16:35:16) |
18.前作同様、やってることはムチャクチャ。オイオイこんなんでいいのか?ってツッコミたくなるけど、こいつはタランティーノ映画だからいいんですよね。個人的にはバカバカしさが効いている分、前作より楽しめました。 【tantan】さん 7点(2004-10-25 22:49:53) |
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17.1作目と雰囲気ががらっと変わっているが、むしろこっちの方が安心して見れました。ブライドの秘密が・・といってもなんだか予想通りというか意外性が無かったのでちょっと肩透かしを食らいましたが。バイオレンスシーンの鋭いテンポと演出は相変わらず冴え渡っていて、彼よりもクールなバイオレンスシーンを演出できる監督って現役世代ではそう居ないんじゃないだろうか。もちろん彼自身も香港アクションや深作、ブラックB級シネマから影響をうけているのではあるが。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2004-10-25 09:17:44) |
16.VOL.1は正直グロ度が激しくてちょっと引いてしまいましたが、何か惹かれるものを感じてVOL.2も観ました。1に比べてグロ度は低めですが、目玉踏んづけシーンで僕の臨界点を超えました。この作品は観る人たちによって賛否両論なのは当然でケチをつけようと思えば何とでも言えるし、賛辞を送ろうと思えば素晴らしいところもたくさんある。悪趣味でかたずければ簡単なんだけど駄作ではない不思議な映画です。多分タランティーノ自身が楽しいこと面白いことを組み合わせてカタチにしたらこうなったんだろうけど周波数のあう人は無茶苦茶面白いだろうしあわない人にはよく解らないんだと思いますが、ただならぬモノを発しているから観てしまうんでしょうね。僕はどちらかというと後者の方ですがこの人が映画を撮り続ける以上必ず観ていこうと思っております。 【SWORD】さん 7点(2004-10-21 11:18:35) |
15.前に比べるとだいぶ落ちついてまとまりがあった。とはいえ奇をてらった感じは相変わらず。こんな映画も必要だよね。 【ばかぽん】さん 7点(2004-10-16 23:12:04) |
14.斬って斬って斬りまくったVol.1と比べると大分穏やか。戦いも修行も台詞も。でも熱く燃え、目を輝かせているタランティーノはきっと穏やかではないはず。僕には伝わった。しっかりと。ドッシリと。ズッシリと。何処までも突き進め、タランティーノ! 【ボビー】さん 7点(2004-10-10 10:10:41) |
13.《ネタバレ》 点数はこんなもんですけど、もう二度と見たくないっ。私閉所恐怖症の気があったのですが「生きながら葬られ」のシーンで呼吸が浅く、荒くなって苦しくなり、今は完全な閉所恐怖症です。MRIに入らなきゃならなくなったら、全力で逃げるでしょう。あと、パイメイのエピソードってデビッド・キャラダインが「燃えよカンフー」の主演だったってことがおおもとだと思うんですが… 【shintax】さん 7点(2004-09-07 09:21:11) |
12.簡単に言えば「変な映画」、もうこれに尽きる。正直、このコメントに時間を費やすことさえ、バカらしくなってきた。 【ダージン】さん 7点(2004-08-31 01:23:51) |
11.タランティーノらしい作品でした。映像がノスタルジックで良かった。 【カイザー・ソゼ】さん 7点(2004-08-15 21:54:15) |
10.1とは全然違ってて、「こういうのを見たかったんだよ」っていう内容でした。小話が出てきたり、突然起こる暴力シーンがあるので気が抜けなかったり。一部マイケル・マドゼンのシーンは長いなって思うけど、基本的に満足です。 |
《改行表示》9.殺し屋としての哀しい宿命を描いた作品に仕上がった。 殺し屋が「母親」として生きるとはどういうことか、殺し屋としての「愛」を貫くとはどういうことか。 ブライドとビル、両方のけじめの付け方には納得がいく。 ビルのスーパーマンを引用したセリフには重みを感じた。自分が感じたのは、ビルは最後に本気を出したかどうかだ。裏切られたと感じた当時は愛する人を殺すことは出来ても、真相が分かった今となっては本気を出して愛しているブライドを殺すことはビルには出来なかったと思う。 ラストのブライドの「ありがとう」というセリフは、BBが無事に育ってくれたことや、自分を助けてくれた半蔵やパイメイだけでなく、ビルにもある意味で感謝をしているのではという想いを感じた。 ラストクレジットを見ると、やはりこの映画には多くのユニークなキャラクターが多数登場していたことを改めて気づかされる。今回は個人的に何故かエステバンが気に入った。自分が顔を切った女性を呼ぶ不気味な仕草が面白い。彼と幼い頃のビルだけでまた一本映画が撮れそうなもんだ。 |
《改行表示》8.ようやく見て来ました。面白かったです。怪しいカンフーの修行やら、サミュエル・L・ジャクソンのオルガン奏者(演奏してないし)やら、BBと見る子連れ狼のナレーションやら、ビルのスーパーマン論やら、もう、ニヤニヤしっぱなしでした。 でも、やっぱり長かったですね。もっと、ばしばし短く編集して、劇場版は1本で見て、DVDでノーカット版販売!の方が、二度おいしかったのに。ペイメイ修行のあたりで、中だるみによる眠気を感じたので、そう思いました。 【なつこ】さん 7点(2004-05-30 21:04:50) |