8.私が今までに伊丹映画を何本か見た中では最高。ただし、製作者が少し悪乗りしてるように見える部分もあるので、これを悪趣味と感じる人がいてもおかしくはない。いちばん笑えたのはフランス料理のメニュー選びのシーン。 |
7.伊丹作品のベスト1。ドラマ仕立てが西部劇風なのだが、そこが面白い。「シェーン」を思い起こさせる風情あり。見るべし。 【くるみぱぱ】さん 7点(2003-09-19 23:50:15) |
6.観ていて、「食べる」ことを大切にすることは、「生きる」こと「命」を大切にすること、という気がした。役所広司の演じるチンピラや、お上品にパスタを食べる講習をする先生など、面白いキャラが多かった。渡辺謙もいいねぇ。 |
5.店をはやらせるためにとおいしいラーメンの作り方がメインとなっているが、他に食に関するいろんなエピソードがかなりデフォルメされて盛り込まれる。死ぬ間際の母親が家族のためにチャーハンを作ってから死ぬと「かあちゃん、うまいよ」って家族が泣きながら食べたり、セックスに絡めた生卵シーンなど。人間の基本的本能がセックスや食べることであり、食べること=生きてるって事なんだと伊丹監督らしい凝った作りで表現している。かなりインパクトの強いシーンが多くて面白いです。 【キリコ】さん 7点(2003-07-13 16:34:02) |
4.山崎努は本来こういう俳優なのかとわかった。イイ味でてる。 【ジュモSP】さん 7点(2003-04-06 09:30:51) |
3.ラーメンの試食で5人の男が並んで食べているシーンを見て、ものすごくラーメンが食べたくなりました(笑)山崎努が男臭くてかっこよかった!ところどころにあるラーメン以外の食のシーンは、どれも面白かった。特に気に入ったのは、死にそうなおかんが焼き飯をつくるシーン。泣きながらガツガツ食べる父親がなんとも(笑)なんか笑ってはいけないけど、笑ってしまった。 【もみじプリン】さん 7点(2002-05-24 10:23:56) |
2.「ラーメン・ウェスタン」ということですが、ラーメンだけじゃなく、「食」についての伊丹さんの映画。こういうパターンの作品は好きじゃないですが、役所広司らしくない役所広司がとても良かったので 7点。 【Tomo】さん 7点(2002-04-29 17:58:02) |
1.ウエスタン(というより昔の日活映画)のパロディを縦軸に、様々なエピソードで、思いっきりシニカルにグルメブーム批判を繰り広げる伊丹十三の食映画。思えば最もイキイキと撮られていたのではないでしょうか? これ以降は批判というより職業映画かマニュアル映画という感じになっていきました(それはそれで傑作だとは思いますが…)。日本では数少ない本物の娯楽映画を撮れる人だったのに残念です。7点献上。 【sayzin】さん 7点(2001-10-19 18:38:10) |