49.レクター博士の犯罪すらも芸術に昇華させてしまう姿勢は前にもまして衝撃的でした。ラストは原作の方が美しい事も確かですが、やはりこのラストも十分な余韻を残してくれます。レクター博士の後継者?の伏線は興味深かったです。リドリー・スコットの功績も大きいでしょう。彼の持ち前の演出力でフィレンツェの町並みやヴェッキオ宮殿を単なる背景に終わらせず、美しくかつ荘厳に描ききっています。原作に比べてクラリスが冷たい人間に思えてしまうなど、二人のキャラの掘り下げが浅い感じは否めませんが、それでも結構見ごたえのある映画でした。 【マイカルシネマ】さん [地上波(吹替)] 7点(2004-07-11 22:55:07) |
48.オープニングのフィレンツェのシーンが印象深い。原作とは違うけど映画のほうのストーリーも完成度が高い。それとジョディ・フォスターよりジュリアンムーアのほうが上。なんせセクシー。 最後のグロいシーンに美しいドレス姿がよく映えていた。純粋にすばらしいと思った。羊と比べて劣ってるとは思わない。 【ぷりんぐるしゅ】さん 7点(2004-03-28 19:30:28) |
47.《ネタバレ》 確かに断然一作目の方が傑作である事は否めません。雰囲気も変わってしまったし、クラリス役も変わってしまいました。思いっきりレクターの恋愛話ですねコレ。でも、これはこれで最後まで観入ってしまいました。そしてラストの衝撃の会食シーン。想像して寒気がしてきましたよ~ 【ゆうしゃ】さん 7点(2004-03-15 13:34:46) |
46.怖さよりも気持ち悪さのほうが前に出すぎな感じがあります。あと、クラリスはジョディのほうがいいですね。 |
45.こりゃまあ、原作読んだ時点で「なんじゃこりゃ?」と思ってたもんで、何ともかんとも。主人公~レクター~犯人の多層構造が生み出すサスペンスはもはや見られず、構成力を犠牲にしてまでも好き勝手書きまくる暴走ぶりにはちょいとついていけませんでした。で、これを映画化ということで、う~ん、例のシーン、どうやって映像で表現するのか、と思いきや。「ホンマに映像化するなっ!」。ちょっと唖然としてしまいました。さすがにラストばかりは、原作通りっちゅう訳に行かず、映画らしいオチに変更されてて、ホッといたしました。まあ、そういう訳でですね、原作が好きになれなかった以上、あまり大きな期待は持たずに観た訳ですが、さすがにリドリー・スコット、悪趣味な描写とは別に、ちゃんと「光と陰」へのこだわりの映像を展開してくれて、これはこれで楽しめたわけです。でもやっぱり趣味悪いぞ。 【鱗歌】さん 7点(2004-01-24 01:31:44) (良:1票) |
44.前作に比べてドキドキ感が薄いような気がします。きしょさは上かな・・ 【ピニョン】さん 7点(2004-01-06 23:18:02) |
43.周囲の低評価に反して意外と面白かったです。グロいけど。 |
42.《ネタバレ》 テレビ放送では例のシーンはカットでしたね。あの人がゲイリー・オールドマンだったのには驚きました。 【長尾 景虎】さん 7点(2003-12-26 19:23:46) |
41.《ネタバレ》 三作品の中で一番微妙・・レクターが捕まってるってのが そう感じさせたのかも・・彼は独房に入っていてもスーパーマン であはずなのに、ヘンテコなギャングに襲われて・・・ 猟奇的な感じは前作を上回っている。 【ZVo】さん 7点(2003-12-11 14:39:19) |
40.《ネタバレ》 平気で飛行機に乗ってるけど、レクター博士は世界でトップ10に入るほどの指名手配犯だぞ。警察は何をやっとるんだ! |
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39.エグいなぁ~~ヴァージャーはゲイリー・オールドマンだったのか!み、見えない…レクター博士、脳みそ食べるの辞めようよ!! 【アンナ】さん 7点(2003-12-07 13:02:09) |
38.《ネタバレ》 子供、お菓子は欲しがってもあんなチーズみたいな肉欲しがらないと思う。この辺が不自然で最後に醒めてしまいました。ヨーロッパの古層に潜むアメリカンサイコという図式は良かったと思います。 【番茶】さん 7点(2003-12-04 22:33:23) |
37.レクター自分の腕ぶった斬ってどうすんの?もっと非常になりなさい。それから子供に脳みそなんかあげるな! 【guijiu】さん 7点(2003-11-27 02:56:19) |
36.原作の処理の仕方に少し不満が有る。 まず、公園でのマラソンのシーンは全て省いて良い。更に、レクターの牢屋を訪れるシーンは絶対に必要。一番まずいのはマスクにこだわっていること。13日の金曜日じゃないんだから・・・。 あと、ラストシーンを変え過ぎ(トマス・ハリスが自ら脚色したらしいが・・・)。 以上、不満を先に述べたが、全体的な仕上がりは悪いとは思えない。積極的に原作に対してオリジナリティーを加えているし(失敗と思える箇所も有るが)、実力派の俳優陣を揃えているので、リドリー・スコットの深みの有る映像に負けない存在感が有る。確かにジョディー・フォスターの降板は痛かったが、ジュリアン・ムーアが素晴らしい演技を見せてくれた。人気の有る作品ということで相当なプレッシャーが有ったと思うし、自分の色を出すにあたってのさじ加減は本当に難しかった思います。 |
35.壮大なレビューの後で申し訳ない気がするが,【ウメキチ】さんの助言で思い出したので投稿… そうでした。確かにフィレンツェでした(^^♪ この作品はなかなか厳しい評価を受けているけど,私は芸術的だと思った。殺し方が。 【ロウル】さん 7点(2003-11-09 21:38:42) |
34.「ブレードランナー」のラストシーンは原作を超えていた。リドリー・スコットは、ラストシーンでルトガー・ハウアーの美しき死に様を見事なまでに演出してみせたが、本作での新たな解釈を持ち込んだラストシーンは、果たしてどうであったか? 僕は、はっきり言って納得できない。「ブレードランナー」が原作のモチーフを十分に理解した上で、レプリカントの悲哀と自尊心という「人間らしさ」を新たな軸に加えて作品を原作から悠々と昇華させてみせたのに対し、「ハンニバル」の原作ぶち壊しの甘ちゃんラストは、、、ま、まったくなんてことだ! ハンニバル・レクターこそ、意識を自由自在に操る「超人」であり、「人間らしさ」を超えてしまったが故に、ある意味で悲哀を備えたレプリカント以上にレプリカント的人物として捉えられるべきではなかったか。それこそリドリー・スコットお得意の分野のはずだ。なのに。。。「ハンニバル」は言うまでもなくレクター博士の物語である。原作では、レクター登場から3作目にして、レクター自身の独白や過去の物語がようやくと語られる。特に彼自身が経験したトンでもなく残酷な出来事を通じて、彼が既に人間という枠を見事に超えてしまったことが僕らに伝えられるのである。それは映画では語られない。そのことは別にいい。原作は長いし、映画に原作そのものをすべて詰め込むことはできない。ただ、レクター自身が、映画で見られるようなあんなラストシーンに掴まされるような人格では決してないということを分かっているのだろうか。(あの手錠のシーンです。。。) そして、クラリスもレクターと同種であるのなら、あんなラストを導くようなことはしないはずなのではないのか。原作のあの2人して人間界から飛翔する驚愕のラストシーンは何だったのか。凡百のサスペンスドラマのような結末は、途中までが良かっただけにかなり興ざめである。やっぱり、ここでもハリウッドスタイルの万人向けの座りの良い結末志向が顔を見せているのだろうか。小説「ハンニバル」が哲人ニーチェの思想をベースにした「超人」物語であることをリドリー・スコットが理解していないはずはないのだが。まったく不可解である。 【onomichi】さん 7点(2003-11-08 18:52:32) (良:1票) |
33.新芸術殺人主義とも言える新しいサスペンスの横顔 【ポジティブ】さん 7点(2003-11-04 00:14:45) |
32.ジョディ・フォスターがこれへの出演を断ったと言うのも納得かも。たしかにクラリスのイメージが・・・ねぇ。悪くないんだけど、もうちょっと知的さがあった方がいいかな。まあ演じてる人に拠るイメージもあるんかも知れないけど。そもそも全体的に羊よりも野蛮さが増した。雰囲気は悪くないんだけど。教会と晩餐会はなかなか印象深かった。晩餐会ちょっとキモイけど。 【智】さん 7点(2003-10-17 01:00:34) |
31.前作と比べるとかなり趣がちがうので、前作っぽさを期待した人には受けなかったのだろうと思う。でも今作は今作でクオリティーはとても高かった。映像美は素晴らしく、暗く狂気的な空気感が良く出ていた。ジョディ・フォスターが出ていれば当然それが一番良かったのだろうけど、ジュリアン・ムーアも決して悪くなかったと思う。「羊たちの沈黙」の続編ではあるけど、それと少し距離を離して観れば充分に満足できる映画に仕上がっている。 【スマイル・ペコ】さん 7点(2003-06-06 00:48:40) |
30.レイ・リオッタのあの顔。オスカーあげたいよ。 【Figure4】さん 7点(2003-04-28 22:02:16) (笑:1票) |