95.《ネタバレ》 30年前のドク登場場面が一番好き。マーフィに対面するも、押し売りと錯覚してドアを閉める、しかしタイミマシン発明のきっかけを告げられ、ドアを再び開き、唖然としている。 私の知人に、クリストファー・ロイドに似た方が居る。本人は肯定も否定もしないが、共通友人のスペイン人にそうだよな?と聞いたら、大笑いして肯いた。 似ているのは、この唖然とした表情なのだ。或る種、ドクが純粋な性格の持ち主で、それに、若い割に擦れた性格役のマイケルが絡む。その純粋さが、冒頭のシーンで決定されている。 だからだから好き、この映画。 【Postef】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-04-30 10:14:15) |
94. これ以降、より良い映画は無数にあるが、この時代の娯楽映画は人を昔に閉じこめてしまう。あの頃はよかったと。願望だけを満たしてくれるようなその世界から出たくなくなるのだろう。作り込まれていない世界観や意匠は明らかに異質なのだが、精神的な異質であるのかというとそうでは無く、むしろその親和性は現代の映画よりも高い。 人間の弱さや、望みとそれの土台にある理想郷のようなものへのあこがれや実態は非常にリアルに描かれている。リアルという言葉の定義が曖昧だが、より願望に忠実という意味で、より一面ではあるが精神的な写実主義というような成り立ちだろうか。 暗い部分が無いので、生活を忘れられるからだろうか。この時代の映画は、人生を忘れる2時間を活力にする物が多く、今の娯楽映画は人生の暗い部分を受け入れてそれを教訓にする物が多くそれが痛い。今の映画と決定的に違うのはその部分ではないだろうか。 当時その意図は無かったのかもしれない。楽しいこと、受け手が感じる楽しさや力を最大限に絞り出した努力は間違いなく八十年代には注ぎ込まれていた。 しかし、楽しい記憶に迷い込んで出られなくなるようなそんなちょっとした怖さがあったりする。本当の楽しさはここにあるのか、本当の世界につながる物語はどんなことが起こるのか。考えがそこに至らないほどに、八十年代の映画は享楽に満ちている。 そして、バック・トゥ・ザ・フューチャーはまさにその作品群の頂点の一つにある映画で、これを見ている時間、私はこの世界にいなくなってしまう程に耽溺を楽しむのだが、それが恐ろしい。 完全に形をなしてしまったストーリーは、未だ現代作品への昇華も、それに対して止揚も果たしていない。 私は「これで良いのか?」と思いながら、 今日もまた二時間過去に没入する。 【黒猫クック】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-08-23 14:25:21) |
93.昔ロードショーで観た以来、記憶が曖昧なかんじで久々に鑑賞。やはりおもしろい。実にユニークで退屈をまったく感じなかった。マーティとドクもいいキャラクターしてる。傑作です。 |
92.単純に面白い テンポもいい ワクワクする けど10点の映画では無いかな 【悲喜こもごも】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2008-07-26 00:06:34) |
91.娯楽映画製作の技術力がすごい 序盤の伏線詰め込みっぷりとそれを自然に受け入れさせる構成力はさすがエンターテインメントの国だっておもう。元の時間に戻るときのいざこざはいらないよ。それで一点減点 【准将】さん [地上波(字幕)] 8点(2008-03-24 16:34:42) |
【Yoshi】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-03-20 23:41:19) |
89.《ネタバレ》 ラストシーンの絶体絶命のシーンの連続はこれぞコメディという切り口で大いに沸かせてくれる。あれこそコメディの真髄というものではないだろうか。アイデアも素晴らしいが伏線を活かした脚本の見事な出来は舌を巻く。ツッコミどころが無いわけではないがよく出来たもので後のタイムトラベル作品に絶大な影響を及ぼしたという点でも非常に評価に値する作品だ。 タイムトラベルという大きい表面的なテーマだけでなく本質的には家族という普遍のテーマを扱っており、両親の若い頃という斬新なテーマを中心に描かれる本作は温かみのある作品でありSFという超俗的な作風でもどこか身近に感じることができるとこが広く愛されている要因なのかもしれない。 また、細部にまでこだわりがあり、見る度に様々な発見が出来るという作り手の愛溢れるいたずら心も見逃せない。それにしても冗談とはいえあの終わり方はお洒落だったなぁ。 【きいろのくじら】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-04 02:20:10) |
88.《ネタバレ》 公開2年後ぐらいにビデオで観ましたが、そのころはまだ、そのスピード感の新鮮さは失われていませんでした。今改めて観ると、その後いかに多くの「類似品」が作られてきたのかが良く分かります。個々のエピソードは、いかにもタイムパラドックスものらしい、ありきたりのものなのに、余計な伏線で時間稼ぎすることもなく、見事なシナリオで一息で走り抜ける感じが、爽快そのものです。個人的には、1955年のドクが、タイムトラベルに成功して、しばらく呆然とした後、人気のない道路で一人、腕を振り上げてうれしそうに雄たけびをあげるシーンが大好きで、何度観てもなぜかウルウルしてしまいます。 【かねたたき】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-09-04 10:13:22) |
87.老若男女、誰もが楽しめる作品。 これぞ娯楽大作! 【kapoera】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-07 22:57:52) |
86.言わずとしれたバックトゥザフューチャーですが、初めて観ました。 ミスターエンターテイメントといった作品ですね。 テンポも非常に良くだれるシーンが全くありません。 過去の変化が現代に変化を与えるといったところ、本当は映画ほど単純なものではない等、 突っ込み所はありますが、そんなこと気にもならず純粋に大人なも子供も楽しめる作品。 定番の挿入歌もあの曲以外ないですね。 映画公開された時代であれば満点の作品ですが、少し時代を感じてしまうとことがあったのでこの評価です。 3つも観たくないのであれば、パート1だけ観るといいですよ。 【コショリン】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-25 18:43:15) |
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85.《ネタバレ》 奇抜なストーリー設定、30年前の両親らと繰り広げられる人間ドラマ、ラストの稲妻シーンの緊迫感どれも一級品!映画館で観てたらおそらく9点獲得となったでしょう。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-11 01:17:40) |
84.映画館で観たかった。娯楽大作の横綱級3部作。 【Keicy】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-21 13:56:01) |
83.《ネタバレ》 主人公のマーティがダンスパーティでギターを弾くシーンが最高です。マーティがギターにのめりこんで現代風の弾き方なっていく最後の方なんて大爆笑です。 【腰痛パッチン】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-12-26 10:43:55) |
82.おもしろいけど、贅沢を言うとコメディ色が強すぎて緊迫感がない気がします。こういうノリが好きな人もいると思いますが、自分にはもっとシリアスな方がいいかな。 【ぽじっこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-27 10:31:02) |
81.《ネタバレ》 エルビス・プレスリー(だっけ?)も喜んでるんじゃないでしょうか? この映画はドクとマーフィー以外にいじめっこも魅力的だから成功を収めてますよね☆ 母親と恋に落ちかけてるとこもナイス(笑) 博士の説明がちょっと難しくて子供の頃は「??」って感じでした。 今となっては普通に楽しめます☆ 【ハリ。】さん [地上波(字幕)] 8点(2006-04-23 13:30:18) |
80.《ネタバレ》 小学生のときに初めて見ました。 過去が変わることで主人公が透明化するシーンは子供心に 強烈な印象を与えましたが、 これが平均点ベストランキング1位というのは疑問です。 E.T.など、他の万人受けする映画と比べてこの映画の 評価が突出しているのはなぜでしょう? 【Ruby】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-17 02:07:06) |
79.『ターミネーター』と並んで子供の頃に何度も観た思い出深い作品。僕にとっては映画の原風景ともいえる名作である。そりゃあ探せばアラもたくさん出てくるだろうけど、もはやそんなこと気にしないで楽しめてしまう。今でもたまに三部作を続けて一気に観たくなります。 【とかげ12号】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-11-03 12:26:21) |
78.話のからくりがうまくできてる。現代の事柄が過去といろんな形で繋がってておもしろい。お笑いの天丼の技法みたい(謎。ツッコミどころはあるにせよコメディだからご愛嬌。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-21 18:26:16) |
77.再放送で何度も観すぎて台詞から行動から全て目に焼きついてしまっているのに、テレビで再放送やると必ず最後まで観てしまう。そしてまたハラハラしてしまう。オチはわかってるのに。 【snow】さん 8点(2005-03-28 22:40:33) |
76.この映画のすばらしいところは、SFとしてのアイデアがぜんぜん凝縮されていないことにあります。タイムトラベルを題材にする場合、どうしても過去や未来にまたがった壮大な話を思いつくもんです。その際には誰もが知ってる大事件に巻き込まれたり、歴史上の人物に遭遇することでタイムトラベルの興を高めるものですが、本作においてタイムトラベルはあくまで手段にすぎず、「うちの親は若い頃何やってたんだ?」という人類普遍のテーマこそが本質なのです。これはコロンブスの卵というか、「その手があったか!」って感じですね。自分と同じ年頃の親だなんて、誰だって気になるでしょ。「うちの父親はケンカが強くて勉強もできたって言うけど、そんなの信じられる?」「母親は若い頃は美人だったって言うけど、それは本当なのか?」。親の方が自分より優れててもイヤだし、かと言って若い頃の親が惨めでもイヤだし。それにそれに、若い頃の親が自分を見るとどう思うのか?気になりますよ。やっぱり俺のこと気に入ってくれるのか?って。もう想像が止まりません。私なんて、これを見終わると必ず昔の親と自分が出会ったらどうなるんだって考えてしまいますね。人類はこれまで多くの物語を生み出してきましたけど、そんな楽しみを与えてくれるお話は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」以外にはありません。「2」「3」ではよりSF的な方向へと話が広がっていくので、私はダンゼン「1」を支持します。これほどの大ヒット作であるにも関わらず現在に至るまで類似作すら存在しないことからも、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がオンリーワンな傑作であることがわかります。 【ザ・チャンバラ】さん 8点(2004-09-24 01:51:01) (良:3票) |